降格圏に沈むマインツ、新指揮官にチューリッヒのヘンリクセン監督を招へい
2024.02.13 22:30 Tue
マインツは13日、チューリッヒを率いていたデンマーク人のボー・ヘンリクセン監督(49)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなっている。
マインツでは前日、成績不振を受けてヤン・ジーヴェルト監督(41)を解任。今季2度目の解任劇となった。
ヘンリクセン氏はマインツの指揮官就任要請を受け、双方合意の下、チューリッヒを退団した。チューリッヒでは就任当初の2022年10月、10試合を終えた段階で最下位に位置していた中、8位で残留に導くと、今季はここまで3位と好位置に付けていた。
マインツは現在、降格圏の17位に位置。残留プレーオフに回れる16位のケルンとは4ポイント差となっている。
マインツでは前日、成績不振を受けてヤン・ジーヴェルト監督(41)を解任。今季2度目の解任劇となった。
ヘンリクセン氏はマインツの指揮官就任要請を受け、双方合意の下、チューリッヒを退団した。チューリッヒでは就任当初の2022年10月、10試合を終えた段階で最下位に位置していた中、8位で残留に導くと、今季はここまで3位と好位置に付けていた。
ボー・ヘンリクセンの関連記事
マインツの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ボー・ヘンリクセンの人気記事ランキング
1
佐野海舟のプレーにマインツ指揮官「プレーを見ることができて良かった」、ボランチの一角に置く構想も新たな問題
マインツのボー・ヘンリクセン監督が、今夏加入した日本代表MF佐野海舟(23)について言及。シーズン開幕に向けてのプランをドイツ『ビルト』が報じた。 FC町田ゼルビアでプロキャリアをスタートさせた佐野は、その活躍が評価され2023年に鹿島アントラーズへ完全移籍。鹿島でのプレーも評価されると日本代表に招集され、今年1月のアジアカップにも参加。そして今夏マインツへの移籍が決定した。 4年契約を結び、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせると思われた中、チーム合流前にスキャンダルが発生。日本での不同意性交問題が浮上し警察に逮捕。16日間拘留された結果、釈放されるという結末となった。 当初は7月21日にマインツに合流するはずだったものの、実際の合流は8月に入ってから。拘留期間中は当然サッカーなどできず、初の海外挑戦のスタート前につまづく形となった。 それでも、マインツに合流してからはトレーニングを行い、テストマッチにも出場。ヘンリクセン監督は佐野のプレーについてコメントしている。 「彼はたくさん走り、上手く仕事をし、シンプルな解決策を模索した。ただ、時にはそれがシンプルすぎることもあった」 「それでも、彼がプレーするのを見ることができ、我々にとって良かった」 即戦力という考えもあったはずのマインツだが、当然プランが大きく崩れることに。『ビルト』によれば佐野は英語、ドイツ語が話せないためにコミュニケーションも全て通訳を介する状態となっており、この点もチームに組み込みにくい状況だという。 ダブルボランチを組むマインツは、その一角に佐野を置くプランがあり、MFナディーム・アミリ(27)とコンビを組ませたい考え。一方で、同じポジションにはMFトム・クラウス(23)、MFドミニク・コール(30)がいるが、いずれも守備面に強みがあるため、佐野のようにボックス・トゥ・ボックスでプレーできるタイプを求めるヘンリクセン監督にとっては悩ましいところだ。 とはいえ、佐野がコミュニケーションを取れるようになり、チームにフィットし、コンディションを取り戻すには時間が掛かる状況。また、釈放はされたものの事件は解決したわけではないため、その辺りも見守られることとなる。 マインツのプランとしては、より攻撃的なポジションを務める韓国代表MFイ・ジェソン(31)をボランチの一角に置くというものがあり、当面はその形で行くことになるという。 佐野にとっては自身が起こした問題が原因ではあるものの、難しい位置からのスタートとなっただけに、信頼と共にいかにコンディションを回復させるか、そしてコミュニケーションを自ら取れるようになることがポイントとなりそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】マインツのジャージを着てトレーニングする佐野海舟</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Kaishu San<a href="https://twitter.com/hashtag/mainz05?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#mainz05</a> <a href="https://t.co/YZZxDUzUgI">pic.twitter.com/YZZxDUzUgI</a></p>— 1. FSV Mainz 05 (@1FSVMainz05) <a href="https://twitter.com/1FSVMainz05/status/1819070185547895293?ref_src=twsrc%5Etfw">August 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.08 12:07 Thuマインツの人気記事ランキング
1
三笘薫のブライトンがドイツの逸材FWグルダをマインツから完全移籍で獲得! 4年契約を締結、移籍金は47.2億円か
ブライトン&ホーヴ・アルビオンは14日、マインツのU-21ドイツ代表FWブラヤン・グルダ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの4年間となる。 なお、イギリス『BBC』によれば、移籍金は2500万ポンド(約47億2000万円)とのことだ。 カールスルーエの下部組織からマインツの下部組織に加入したグルダは、そのまま順当に昇格。2022年11月にファーストチームに昇格を果たした。 これまでファーストチームでは公式戦通算31試合で4ゴール3アシストを記録。ブンデスリーガでは30試合で4ゴール3アシストを記録し、DFBポカールで1試合に出場していた。 右ウイングやトップ下を主戦場に、トップや左ウイングなど、複数の攻撃的なポジションでプレーできるグルダ。世代別のドイツ代表でもU-15からプレーし、U-21ドイツ代表としては7試合に出場。ユーロ2024に向けたドイツ代表にはトレーニングメンバーとして招集を受けていた。 ファビアン・ヒュルツェラー監督は、グルダの獲得についてコメントしている。 「ブラヤンと一緒に仕事ができる機会を得られて本当に嬉しい。彼が昨シーズンのブンデスリーガで大きなインパクトを残してきたのを見てきたし、彼は私がとてもリスペクトする選手だ」 「プレミアリーグは違った挑戦になるだろうが、ブラヤンと共に仕事をし、彼の大きな可能性を引き出すことを手伝えるのを楽しみにしている」 2024.08.15 09:35 Thu2
【2024-25ブンデス前半戦ベストイレブン】バイエルンから最多6選手、佐野海舟を選出
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了しました。本稿では今季のブンデスリーガ前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKニコラ・ヴァシリ(29歳/ザンクト・パウリ) 出場試合数:17(先発回数:21)/失点数:21/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昇格組のザンクト・パウリがバイエルンに次ぐ失点の少なさで前半戦を終えた。12ゴールはリーグ最低で現在14位と残留争いに巻き込まれること必須だろうが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の守護神が奮闘。仮にチームが降格したとしてもこの活躍であれば、来季もヴァシリはブンデスに残留できそうだ。 DFダヨ・ウパメカノ(26歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:2/出場時間:1313分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季後半はパフォーマンスを大きく落としてしまったが、今季は再び復活。同タイプのキム・ミンジェとの相性は良くないかに思われたが、ハイラインを敷くコンパニ監督のサッカーにおいて欠かせない存在となった。 DFキム・ミンジェ(28歳/バイエルン) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:1/出場時間:1380分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季落とした評価を取り戻す今季ここまでのパフォーマンス。1試合を除いてスタメン出場を続け、ナポリ時代の輝きを放った。 DFアレハンドロ・グリマルド(29歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1507分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レバークーゼン不動の左ウイングバックとして今季も健在。戦術理解度、左足のキック精度は世界屈指でマインツ戦では直接FKを叩き込んだ。 MFジョシュア・キミッヒ(29歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:1/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トゥヘル監督の下では右サイドバックに回ることが多かったが、コンパニ監督の下では本職のボランチで固定され、高水準のパフォーマンスを続けた。大半の試合で主導権を握れるのはキミッヒのゲームコントロールのおかげ。 MFフロリアン・ヴィルツ(21歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:7/出場時間:1318分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアル・マドリーやバイエルンといったメガクラブからの関心がありながらも残留した今季、7ゴール7アシストと流石のスタッツを記録。シャビ・アロンソ監督の下、レバークーゼンで確実に成長を続けている。 MF佐野海舟(24歳/マインツ) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:0/出場時間:1515分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マインツの躍進を語る上で欠かせない戦力。語学が成功の鍵とされる中、言葉の壁を背中で語る献身的なパフォーマンスで難なく乗り越えてしまった。 MFジャマル・ムシアラ(21歳/バイエルン) 出場試合数:14(先発回数:12)/得点数:9/出場時間:1020分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 足元の卓越した技術が注目されがちだが、ヘディングでのゴールも多く多彩な得点パターンを擁していることを披露。ここまで早くも9ゴールを挙げ、一昨季のキャリアハイである12ゴールを目前としている。 MFマイケル・オリーズ(23歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:13)/得点数:5/出場時間:1065分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユース時代、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティと、エリート街道を歩んだオリーズ。クリスタル・パレスから加入し、プロキャリアでは初のメガクラブ挑戦となった中、物怖じせず躍動した。FWレロイ・サネから完全にレギュラーを奪取し、5ゴール8アシストを記録。前半戦のバイエルンを牽引した。 FWハリー・ケイン(31歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:16/出場時間:1204分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> PKでの得点が7と多いものの、それでも前半戦を終えて16ゴールと今季もエースとして十分な働きを見せた。今季こそブンデスリーガ優勝で無冠の帝王の名を返上したい。 FWオマル・マーモウシュ(25歳/フランクフルト) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:15/出場時間:1455分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 15ゴール10アシストと圧巻のスタッツを記録。今季のブンデスリーガ前半戦で最も躍動していた。 2025.01.16 18:01 Thu3
昨季で千葉レディース退団のMF今井裕里奈がマインツに加入、U-20女子W杯で優勝を経験
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは1日、2022-23シーズン限りで退団していたMF今井裕里奈(25)がドイツのマインツへと加入することを発表した。 今井は東京都出身で、浦和レッズレディースの下部組織育ち。ジュニアユース、ユースで育つと、日体大FIELDS横浜でプレー。 2020年1月に千葉レディースへと加入し、WEリーグでは2シーズンを戦い、32試合1得点を記録。WEリーグカップでは4試合に出場していた。 世代別の日本代表も経験しており、U-16日本女子代表として2013年のAFC U-16女子選手権で優勝。U-20日本女子代表としては、池田太監督の下、2018年のU-20女子ワールドカップで長野風花や南萌華らと優勝を経験している。 また、2019年にはユニバーシアード競技大会で準優勝を収め、キャプテンを務めていた。 マインツは、かつて元日本代表FW岡崎慎司(シント=トロイデン)やFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)が男子チームに所属。2022年4月にTSVショット・マインツと協力関係を結び、2022-23シーズンはバックアップすることに。2023-24シーズンからはマインツの女子チームとしてプレーすることになる。 2023.11.01 20:20 Wed4
ブライトンが逸材FWブラヤン・グルダ獲得へ、マインツと約48億円で合意か
ブライトン&ホーヴ・アルビオンがマインツのU-21ドイツ代表FWブラヤン・グルダ(20)獲得で合意に至ったようだ。 グルダは2018年にマインツの下部組織へ加入。ユース時代からドイツの世代別チームに名を連ね、昨年1月に行われたドルトムント戦でファーストチームデビューを果たした。 ファーストチームの主力として初めて臨んだ昨シーズンは、ブンデスリーガ28試合4ゴール3アシストを記録。逸材として大きな注目を集めており、今夏にはバイエルンやレバークーゼンなどのブンデスリーガの強豪が関心を寄せていた。 そんな中で、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、グルダのブライトン行きが近づいているとのこと。ブライトンとマインツは移籍金3000万ユーロ(約48億3000万円)で合意に至ったと報じられている。 すでに交渉は最終段階であり、正式発表も近い模様。獲得が実現すれば、新シーズンから指揮を執るファビアン・ヒュルツェラー監督にとって、楽しみな選手が到来することになる。 2024.08.13 11:10 Tue5