「悪夢じゃないけどストレスだった」ウェストハム移籍のフィリップス、グアルディオラ監督の発言での落胆を告白「一番辛かったかも」

2024.02.11 19:35 Sun
シティからウェストハムへレンタル中のフィリップス
Getty Images
シティからウェストハムへレンタル中のフィリップス
ウェストハムのイングランド代表MFカルヴァン・フィリップスが、マンチェスター・シティ時代の苦悩を明かした。

1月の移籍市場でシティからレンタル移籍でウェストハムに加入したフィリップス。すでにリーグ戦2試合に出場しており、チームの戦力となっている。

2022年夏にリーズ・ユナイテッドからシティに加入したフィリップスだったが、ケガなどで出遅れるとシティでは先発がわずか6試合となかなか出番を得られず。レギュラーとして認められていない中で、ユーロ2024出場のために出番を増やしたいと考え、ウェストハム入りを果たした。
そのフィリップスは、イギリス『ガーディアン』のインタビューでシティ時代を回想。今は良い状況だと振り返った。

「試合に失望することはなかったけど、何も楽しみにしていなかったという事実が僕を遠ざけてしまったんだ」
「今、僕はウェストハムに来てプレーしている。とても生き生きしていると感じるよ。ゼロからのスタートではなく、新たなスタートを切ったんだ」

その中で1つ気に留めていたことが。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にイングランド代表として出場した後、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督から体重超過を指摘。これがメンタルに大きなダメージを与えたと明かした。

「ワールドカップの後、ペップがカミングアウトして、僕が太り過ぎていると言った時が一番辛かったかもしれない。彼がそうすることは正しかったと思うけど、別の方法もあった」

「僕は彼の意見には反対はしなかった。でも、明らかに僕の自信とシティでの気持ちに大きな打撃を与えた。そして、家族もこのことには満足していなかった。特に母はね」

「それはただの誤解で、僕が目標体重を1.5kgも上回って戻ってきたことに、彼はとても苛立っていたと思う」

「シティでのことは悪夢ではなかった。ただ、ストレスではあった」

実際に体重がオーバーしていたことは認めながらも、それを公に指摘されたことに落胆したというフィリップス。ウェストハムで復活し、再びイングランド代表として活躍できるのか注目だ。

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”渡り鳥“のFWマウロ・サラテが37歳で現役引退…「人生で学んだことはすべて、常にボールとともに…」

世界各国のクラブを渡り歩いたアルゼンチン人FWマウロ・サラテ(37)が現役引退を決断した。 昨年1月にウルグアイのダヌービオを退団して以降、フリーの状況が続いていた37歳FWは自身のインスタグラムを通じてスパイクを脱ぐ決断を明かした。 「僕の人生で最も美しい道が終わりを迎える!! 心の中で、そして鮮明な思い出の中で、この文章を書くのは難しいことだ」 「一つのステージが終わりを迎えようとしている。僕の場合、人生で最も美しいステージが終わりを迎えようとしている。なぜなら、生まれたときからフットボールとともに生きてきたからだ」 「規律、献身、犠牲を教えてくれたスポーツ、物心ついたときからずっと愛と情熱を持って生きてきたスポーツ。人生で学んだことはすべて、常にボールとともにあった」 「キャリアの各段階を思い出すと、感極まらずにはいられない。ともに時間を過ごしたすべてのクラブとすべての街を常に心に留めているからね」 「両親をはじめ、すべてのテクニカルスタッフ、チームメイト、多くの友人、経営陣、そして世界で最も美しいこのスポーツを一緒にプレーし、共有してくれたすべての人々のおかげだ」 「今日、僕はこの美しい職業に別れを告げ、新しい職業を始める。プレーヤーとしては別れを告げるけど、フットボールに別れを告げるつもりはないよ」 「友よ、君がいなくなると本当に寂しくなるよ。みんなありがとう…」 2004年のキャリアスタートから、ラツィオやインテル、ウェストハムなど16クラブも渡り歩いてきたサラテ。キャリア初期にプレーしたカタールのアル・サッドや、2017年に加入したUAEのアル・ナスルなど中東にも進出する、渡り鳥のようなキャリアを積んできた。 近年はプロデビューしたクラブでもあるベレス・サルスフィエルドやボカ・ジュニアーズ、ブラジルのアメリカ・ミネイロやジュベントゥージ、ダヌービオなど南米でプレー。キャリア通算では公式戦500以上に出場し、130ゴール以上を挙げた。 2025.01.12 16:41 Sun
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リーグ・アン屈指の若手FWエキティケが今夏ステップアップ確実に!

スタッド・ランスのU-21フランス代表FWウーゴ・エキティケ(19)が今夏にステップアップを遂げる可能性が高まっている。同クラブのジャン=ピエール・カイヨ会長がフランス『Europe 1』で、若き主砲の今夏退団の可能性を認めた。 カメルーンにルーツを持つフランス生まれのエキティケは190cmの大型ストライカー。昨シーズンにトップチームデビューを飾ると、今シーズンここまではケガやサスペンションによる離脱がありながらも、リーグ・アン21試合の出場で9ゴール3アシストを記録している。 190cmのサイズを感じさせないスピード、スプリント能力を武器に、センターフォワードだけでなく左右のウイングでもプレー可能で、柔らかな足元を生かしたポストワーク、決定力が売りの同国期待の若手だ。 その若き主砲に関してスタッド・ランスのカイヨ会長は、今夏のタイミングでの売却の可能性を認めている。 「ユーゴの場合、これ以上ウチにいては時間を無駄にすることになる」 「この冬、3500万ユーロのオファーを拒否した」 「このお金(今夏の売却益)は、今後クラブの成長と向上のために使われる。ウーゴの退団は許可されるだろうし、彼はおそらく出て行くことになる」 「彼に問い合わせをしないビッグクラブはなかったからね」 なお、現時点では今冬に正式オファーを掲示されたとされるニューカッスルに加え、ウェストハム、ウォルバーハンプトン、ドルトムントといったクラブが関心を寄せている。 2022.04.27 00:28 Wed

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