ソシエダがアトレティコからハビ・ガラン獲得! ムニョス長期離脱の左SBに緊急補強

2024.01.24 22:20 Wed
ラ・レアル加入のハビ・ガラン
Getty Images
ラ・レアル加入のハビ・ガラン
レアル・ソシエダは24日、アトレティコ・マドリーからスペイン人DFハビ・ガラン(29)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、今回の移籍は買い取りオプションが含まれないドライローンとなる。

ソシエダは、直近のセルタ戦でスペイン人DFアイエン・ムニョスが左ヒザ前十字じん帯(ACL)断裂の重傷を負った。
これにより、左サイドバックの本職は負傷がちなスコットランド代表DFキーラン・ティアニーのみとなり、緊急補強の可能性が取り沙汰されていた。補強予算の問題もあり、カンテラーノの昇格やローンバックでの穴埋めが濃厚と見られていたが、最終的にラ・リーガで経験豊富なDFの確保に成功した。

ガランはバダホス、コルドバを経て2019年1月に加入したウエスカでブレイク。2021年夏に加入したセルタでは左サイドバック、ウイングバックを主戦場に、突破力と高精度のクロスが魅力のリーグ屈指の攻撃的サイドバックとしての評価を確立した。
そして、昨夏満を持してアトレティコへステップアップを果たしたが、その新天地ではディエゴ・シメオネ監督の志向するスタイルへの適応の苦戦によって公式戦出場は9試合。とりわけ、先発出場はわずかに2試合にとどまっていた。

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バレンシアに忠誠誓うガヤ、今夏ソシエダ行きを拒否「ここで1つのタイトルを獲りたい」

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シュツットガルトSBボルナ・ソサにロンドンの3クラブが関心か?

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「反応エグすぎるやろ」久保建英の超近距離パーフェクトボレーを神セーブ 横浜FC新助っ人GKの衝撃反射神経にファン騒然

【親善試合】横浜FC 1-2 ソシエダ(7月25日/ニッパツ三ツ沢球技場) <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">タケvsスウォビィク<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#久保建英</a> の至近距離シュートを<br>新加入GK <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%93%E3%82%A3%E3%82%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヤクブスウォビィク</a> が<br>驚異の反応でスーパーセーブ‼<br><br>⚽レアル・ソシエダ ジャパンツアー2025<br>ソシエダ×横浜FC<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 無料ライブ配信<br>視聴はこちら<a href="https://t.co/z90iiNB3kz">https://t.co/z90iiNB3kz</a> <a href="https://t.co/kXZCwFkqaZ">pic.twitter.com/kXZCwFkqaZ</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1948695878258295141?ref_src=twsrc%5Etfw">July 25, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> ソシエダの日本代表MF久保建英の決定機を阻んだ、横浜FCの新加入GKヤクブ・スウォビィクの神セーブが話題になっている。 ソシエダは25日、ジャパンツアーの第2戦でJ1の横浜FCと対戦。右ウイングで先発出場した久保は、序盤から攻撃を牽引。7分には右サイドからスルーパスを通し、21分には右足のシュートを放つ積極性を見せた。 1ー0とリードして迎えた31分、日本の至宝が再びゴールに迫る。左サイドのMFアンデル・バレネチェアが右足で入れたインスイングのクロスがボックス内に溢れると、久保がこれを回収して左足でボレーシュートを放った。しかしその前に立ちはだかったのが、横浜FCに新加入したヤクブ・スウォビィクだった。 完璧にゴールを捉えていた久保のシュートに対して、前に出てシュートコースを消しにいった助っ人GKは、至近距離からのシュートに反応。素早く伸ばした左手でボールをかき出したのだ。 DAZNで解説を務めた林陵平氏は「久保は決めたかったですが、スウォビィクはナイスGKですね。決定的でした」とスウォビィクの神セーブを称賛。SNSのファンたちも「久保のゴール決まったと思ったんに」「久保のシュートを止めた?」「久保のゴールがー涙」「タケのシュートが止められた??」と騒然。さらに「安定のクバ神」「相変わらずのシュートストップ能力の高さ」「反応エグすぎるやろ」「クバが守護神になれば単純に失点が減るんだろうな」「相変わらずありえない反応」と横浜FCの新守護神候補へ称賛の声が寄せられている。 なお試合は、42分にFWオーリ・オスカルソンがPKを決めてソシエダが2点目を奪う。一方、横浜FCも86分にDF山崎浩介がセットプレーからゴールネットを揺らすなど意地を見せるも2ー1でソシエダが勝利している。久保は前半45分間だけのプレーに終わった。 2025.07.25 22:03 Fri
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大改革必至のソシエダ、久保建英含めた主軸3選手の売却で資金集めと地元メディアが報道…今夏来日で2試合開催

今夏は大きな改革が行われると見られているレアル・ソシエダ。スペイン『El Desmarque』によれば、主力3選手の退団がすでに決まっているとし、日本代表MF久保建英(23)もその1人だという。 今シーズンは苦しい戦いを強いられ続けてきたソシエダ。ラ・リーガでは2節を残して勝ち点43の12位。来シーズンのヨーロッパの切符を手にすることは非常に厳しい状況となっている。 加えて、指導者としてソシエダ一筋で過ごし、2018年12月から6年半指揮したイマノル・アルグアシル監督の退任がすでに決定。また、フットボール・ディレクター(FD)のロベルト・オラべ氏も退任が決まっており、フロントで大きな変化が確定している。 一方で、クラブはこの夏に全ての選手の給与の調整を目指しており、多額の移籍金を手にできる3名の退団はすでに決定しているとのこと。資金集めができる夏だとされている。 1人目はアーセナルへの移籍が秒読み段階に入っているとされるスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(26)。アーセナルは契約解除金に当たる6000万ユーロ(約97億6500万円)を支払うつもりがあり、大きな収入となる。なお、レアル・マドリーも最後まで粘りを見せると見られており、その場合でも多額の資金が手に入ることになる。 2人目は、元スペイン代表MFブライス・メンデス(28)。ソシエダの攻撃を司っているが、今シーズンはパフォーマンスが低下。2028年夏まで契約を結んでいるが、クラブは良いオファーには耳を傾ける準備があるとされており、現在の市場価値は2800万ユーロ(約45億6000万円)となっている。 そして3人目が久保。今シーズン不調だったソシエダにおいて、輝く瞬間も多くあった久保には常に関心がつきまとっている状況。久保自身は 「ここで続けるつもりだけど、どうなるかは分かりません」と去就について語っていた。 また、代理人を通じてクラブに対してスポーツ面のプロジェクトに関して懸念を示したとされており、プレミアリーグクラブからの強い関心は継続されているという。 ソシエダとは2029年夏まで契約があり、6000万ユーロの契約解除金も設定されている。 いずれにしても、今夏は大きな変化があるソシエダ。夏には来日してV・ファーレン長崎、横浜FCと対戦が決まっているが、久保はチームにいるのか注目だ。 2025.05.16 13:55 Fri

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