富山貴光
Takamitsu TOMIYAMAポジション | FW |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1990年12月26日(33歳) |
利き足 | 右 |
身長 | 180cm |
体重 | 73kg |
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「ホッとしている」就任1年目で目標のJ2昇格&J3優勝を果たした大宮の長澤徹監督、シーズン終了まで気を引き締める「優勝した次が大事」
見事に明治安田J3リーグを制した大宮アルディージャ。長澤徹監督が、試合後に2位のFC今治戦を振り返った。 19日、明治安田J3リーグ第33節で大宮はホームに今治を迎えた。前節、福島ユナイテッドFCと対戦し見事に1年でのJ2昇格を決めた大宮。10月からレッドブルグループの一員となった中で昇格を決めると、今節もホームゲームを迎え、引き分け以上でJ3優勝が決定する戦いだった。 中盤で攻撃を司っていたアルトゥール・シルバが出場停止となった中、序盤から互いに激しいデュエルを繰り返すも、大宮に連続でカードが提示されてしまい、なかなかハードに守備ができなくなる。 すると今治が主導権を握り、マルクス・ヴィニシウスを中心に攻め込んでいくと、31分にこぼれ球を山田貴文が蹴り込み、今治が先制する。 3位カターレ富山の追走を振り切るためにも勝利が必要な今治。大宮は1点ビハインドで後半に入るも、立ち上がりは今治ペース。それでもしっかりと守備陣が耐えると、64分に長澤監督は3枚替えを敢行。すると74分、ボックス左を泉柊椰がドリブルで仕掛けて相手を振り切りグラウンダーのクロス。これが流れると、ファーサイドに走り込んだ途中出場の関口凱心が詰めて同点に追いつく。 その後、大宮は畳み掛けるようにゴールに迫るが、今治も意地を見せて盛り返すことに。そのまま1-1で試合は終了し、大宮が前節のJ2昇格に続き、J3優勝を果たし、2週連続でホームが歓喜の渦に包まれることとなった。 試合後、ホームで昇格に続いて優勝も決めた長澤監督は、ファンが喜んで帰ることを喜びながらも、試合はカードが早々に出たことで上手くいかなかったと振り返り、最後は引き分けでホームで優勝を決めることにしたと判断を明かした。 「今日も1万人以上のサポーターが駆けつけていて、なんとかリーグとしての結果はしっかり示せて、しっかり笑って帰ってもらえることはホッとしています」 「ゲーム自体は、思ったように上手くいかず、最初いきなりカードが2枚出たので出足が止まってしまった感じでした。今治さんのデュエル力は、我々も自信を持っているんですが双璧だと思っていて、おそらく攻撃の起点も始まりは多分そこになるのではないかというところで、お互いに球際を作りながら入ったのですが、いきなり2枚カードが提示されたので、少し相手に近づくことができずに、失点する1分くらい前に自陣でファーストが決まらず、外から大きな声を出したんですが、案の定というか、致し方ないなと思います」 「同時に、リスクを取り切れなかったので、ポジションでリスクを取るところ、ジャッジのところを整理して、ハーフタイムから出て行って、押し込むことはできたと思います。ただ、2点目を刺されてしまうと今の今治さんだとなかなか難しいので、絶対に失点しないベースで、我々は条件的には最低でも引き分けにすれば優勝できる状況だったので、ゲームをしっかり粘り強くついて行って、どこかで1つ取れればと思っている中で、交代選手がしっかりやってくれて、点をとってくれてよかったです」 「あとは勝ちに行くか、優勝を取るかだったのジャッジだったんですが、アディショナルタイムに入るときも(小島)幹敏とか、(和田)拓也とかも優勝を取りに行こうと中でも確認してくれたので、終えにいきました」 「なかなか固いゲームになってしまったのと、1番得意としている出足のところが少し止められたのは、ゲームとして非常に反省内容は多かったですが、それでもなんとか勝ち点を持ってこれる戦いができるようになったので、残り5試合まだあるので、大抵のチームはここで緩んでしまうのですが、そうはいかないので、しっかりと次のゲームの準備をして岩手戦に臨んでいきたいと思います」 早い時間帯のカードは大きな影響があったと語った長澤監督。今治を相手にした中で、ピッチ上でチームが上手く回らなかったとし、後半はリスクを冒しに行った結果、同点ゴールも生まれたとした。 「狙っても相手も大体わかっている状況だったので、横に揺さぶるよりも、枚数のバランスをどうかけるかが重要で、前半に関しては恐らくですけど、相手は全然怖くなかったと思います。ボールを持っていても、最終ラインに人がいない。その状況だと何も生まれないと思うので、その辺は幹敏とかが後半からしっかりリスクを冒しにいきました」 「もちろん裏返しもあるんですけど、多分それが出ないと絶対に得点は入らないだろうと思っていました。そういう形で、狙いというよりは、自分たちのポジションをどう作っていくかが重要だったので、しっかり理解してくれていると思います」 「結局枚数がいる中でも、誰かが割って入らなきゃダメで、(泉)柊椰がやっぱり1枚、2枚、3枚ぐらい剥がしていって、結局誰かがリスクを犯していって、そのリスクを信じて逆サイドが飛び込んでたっていう、それに尽きるので。(関口)凱心がなんであんなところにいたのかわからないですが、信じて走ってくれていたのは良かったと思います」 J3にまで降格したチームを託され、1年での復帰、J3優勝は至上命令でもあった中で、しっかりとその目標を達成した長澤監督。心境については「最終戦だったら別なんですが、次のゲームがあるので、すぐにロッカー帰って、1人落ち着いて見ていました」と、チームの歓喜の輪に入らなかった理由を明かした。 また「お客さんが入ってくれて、ゲームが続くので、ロッカーでも言ってきましたが、勝っても負けても引き分けても優勝した次が大事なので、そっちにシフトして、感謝とかは最終戦で伝えようと思います」と、しっかりと残り5ゲームを戦い。最終節のホームでの富山戦後に感謝を伝えたいとした。 この試合ではカードの問題もあって、今治の強度に押されている状況もあった中、それでも大宮はトレーニングからしっかりと準備を続けてきた。 チームがまとまっている理由については「全員が同じ目標を共有していることが一番大事で、みんな勝ちたかったと思います。練習もそういった形でやりますし、得点者もうちはバラバラなんですが、勝ちたいから(杉本)健勇もアルトゥール(・シルバ)も確率の高い方を選びます。出せとも打てともいってないんですが、みんながそういったジャッジをします」とコメント。「個人の記録もあるし、色々なことを考えるのが普通だと思いますが、勝ちたかったというのが、色々な練習を構成するのがチームのメンバーなので、そういったところだと思います」と、トレーニングからしっかりと強度を落とさずにやれている理由は、全員の目標が試合に勝っていき優勝することだったからだと語った。 上手く試合が回っていない中、ビハインドの状況での残り25分の段階で3枚交代を一気に行った。「なかなかちょっとうまくゲームが回っていなかったのと、今治さんが先手を取ったので、相手は外国人を入れて2トップでやってきて、カウンターで来ることはわかっていたので、とにかく15分、20分はこのまま進んでくれればなと思っていました」と長澤監督。「一気に仕掛けて何が起こるかという狙いだったので、内容を無理矢理動かしにいくと、こういう試合は上手くいかないので、耐えるという選択をしました。結構難しいんですが、取れなかったら取らせないということをギリギリまでやってくれたので、その手が打てたという形です」と、後半の20分間を耐え、残りの時間でギアを上げにいくために3枚を代えたとコメント。その采配はしっかりと的中し、10分後に関口がゴールを決めた。 その後、最終版には濱田水輝と富山貴光のベテランを同時に投入。市原吏音を左ウイングバックに配置する形をとった。長澤監督は「藤井(一志)が実は体調不良で急遽いなくなりました。トミ(富山貴光)が昨日の練習で準備ができていたので、トミに攻守をやってもらいながら展開を見ながらという感じでした」とコメント。「克(中野克哉)もいたんですけど、克だとより攻撃であると思っていたんですが、柊椰が足をつってしまってダメだって言ってきたので、吏音を外に出して水輝を入れたという形にしました。流石にみんなよく準備できていて、ここまで交代がほぼ100%機能しているので、残りゲームに関しては、本来はスタートから良い状態で渡すというのが目的なので、そのゲームを目指して残り5試合をやっていきたいと思います」と語り、交代選手の働きぶりも称えた。 2024.10.19 23:05 Sat2
J2昇格PO圏内の松本が逃げ切り勝ちで4位キープ! 6位手前の北九州は残留に執念の長野と土壇場ドロー、11位岐阜はPO進出の可能性が消滅【明治安田J3第37節】
16日、明治安田J3リーグ第37節の4試合が各地で行われた。 J2昇格プレーオフ圏内を死守したい4位松本山雅FC(勝ち点54)は、13位FC琉球(勝ち点47)とのホームゲーム。先手を取ったのは16分。ゴールキックを前線で収めた安藤翼が自らボックス内に侵入すると、右ポケットから右足を振り抜き、シュートがゴールラインを割った。 さらに31分、自陣内でボールを奪うと最終ラインの裏へ抜け出した村越凱光が落ち着いて追加点。後半終盤に富所悠のPKで1点を返されたが、2-1で逃げ切り4位の座をキープした。 一方、PO圏内浮上を狙う8位ギラヴァンツ北九州(勝ち点52)は、J3残留を争う17位AC長野パルセイロ(勝ち点36)とホームで対戦。前半は長野が攻勢もゴールレスで終えると、北九州が高吉正真のゴールで81分に先制。ボックス内でのパス回しから落としを受け、ゴール右下にミドルを突き刺した。 北九州の勝利蟹思われたが、試合終了間際に長野が執念。ボックス内に畳み掛けると、左ポケットでフリーの田中康介にボールが渡り、対角にシュート。土壇場で1-1のドローに終わり、勝ち点「1」を分け合った。 わずかに昇格PO進出の可能性を残す11位FC岐阜(勝ち点49)は、すでに優勝を決めている首位大宮アルディージャ(勝ち点84)をホームに迎えた一戦。序盤からオリオラ・サンデー、杉本健勇の幻のゴールがあった大宮は26分に正真正銘の先制点。左サイドから崩すと、杉本の折り返しをサンデーが押し込んだ。 1点ビハインドで後半を迎えた岐阜だったが、55分には藤岡浩介の難易度の高いボレーで同点に。追いつかれた大宮は報復行為による杉本の一発退場もあったが、富山貴光が自ら持ち込んで決めきり、74分に再び勝ち越す。 しかし82分、諦めない岐阜は横山智也が素早く振り抜いて再度振り出しに。2-2のドローで決着し、勝利が絶対だった岐阜は昇格PO進出の可能性が消滅した。 J3残留を決めている16位カマタマーレ讃岐(勝ち点40)と2位フィニッシュを確定させているFC今治(勝ち点67)の一戦は、得点ランクトップを走るマルクス・ヴィニシウスのゴールで今治が6分に先手。エースの今シーズン19点目を最後まで守りきり、アウェイの今治が0-1で勝利している。 ◆明治安田J3リーグ第37節 ▽11月16日(土) 松本山雅FC 2-1 FC琉球 カマタマーレ讃岐 0-1 FC今治 ギラヴァンツ北九州 1-1 AC長野パルセイロ FC岐阜 2-2 大宮アルディージャ ▽11月17日(日) 《13:00》 ガイナーレ鳥取 vs ツエーゲン金沢 《13:05》 カターレ富山 vs ヴァンラーレ八戸 《14:00》 福島ユナイテッドFC vs アスルクラロ沼津 奈良クラブ vs いわてグルージャ盛岡 テゲバジャーロ宮崎 vs Y.S.C.C.横浜 ▽11月15日(金) FC大阪 1-0 SC相模原 2024.11.16 17:38 Sat富山貴光の移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2022年1月31日 | 北九州 | 大宮 | レンタル移籍終了 |
2021年2月1日 | 大宮 | 北九州 | レンタル移籍 |
2018年2月1日 | 鳥栖 | 大宮 | 完全移籍 |
2018年1月31日 | 新潟 | 鳥栖 | レンタル移籍終了 |
2017年8月12日 | 鳥栖 | 新潟 | レンタル移籍 |
2016年1月6日 | 大宮 | 鳥栖 | 完全移籍 |
2013年2月1日 | 早稲田大学 | 大宮 | 完全移籍 |
2009年4月1日 | 高等学校 (日本) | 早稲田大学 | 完全移籍 |
2009年1月31日 | 仙台 | 高等学校 (日本) | レンタル移籍終了 |
2007年2月1日 | 仙台 | レンタル移籍 |
富山貴光の今季成績
明治安田J3リーグ | 11 | 208’ | 1 | 1 | 0 |
YBCルヴァンカップ 2024 | 1 | 25’ | 0 | 0 | 0 |
合計 | 12 | 233’ | 1 | 1 | 0 |
富山貴光の出場試合
明治安田J3リーグ |
第1節 | 2024年2月24日 | vs | ヴァンラーレ八戸 | メンバー外 | ||
H 4 - 1 |
第2節 | 2024年3月2日 | vs | FC岐阜 | メンバー外 | ||
H 1 - 0 |
第4節 | 2024年3月16日 | vs | 奈良クラブ | メンバー外 | ||
H 2 - 0 |
第5節 | 2024年3月20日 | vs | SC相模原 | メンバー外 | ||
A 1 - 1 |
第6節 | 2024年3月23日 | vs | テゲバジャーロ宮崎 | メンバー外 | ||
H 3 - 1 |
第7節 | 2024年3月31日 | vs | ギラヴァンツ北九州 | メンバー外 | ||
A 1 - 1 |
第8節 | 2024年4月6日 | vs | FC大阪 | メンバー外 | ||
H 1 - 0 |
第9節 | 2024年4月10日 | vs | Y.S.C.C.横浜 | メンバー外 | ||
A 0 - 1 |
第10節 | 2024年4月14日 | vs | アスルクラロ沼津 | メンバー外 | ||
H 1 - 1 |
第3節 | 2024年4月21日 | vs | 福島ユナイテッドFC | メンバー外 | ||
A 1 - 2 |
第11節 | 2024年4月27日 | vs | FC今治 | 10′ | 0 | ||||
A 1 - 4 |
第12節 | 2024年5月3日 | vs | ガイナーレ鳥取 | ベンチ入り | ||
A 0 - 3 |
第13節 | 2024年5月6日 | vs | 松本山雅FC | ベンチ入り | ||
H 0 - 2 |
第14節 | 2024年5月18日 | vs | カマタマーレ讃岐 | 30′ | 0 | ||||
A 0 - 2 |
第15節 | 2024年6月1日 | vs | AC長野パルセイロ | メンバー外 | ||
H 4 - 1 |
第16節 | 2024年6月9日 | vs | ツエーゲン金沢 | 7′ | 0 | ||||
A 0 - 1 |
第17節 | 2024年6月16日 | vs | カターレ富山 | メンバー外 | ||
A 1 - 1 |
第18節 | 2024年6月22日 | vs | FC琉球 | メンバー外 | ||
H 3 - 2 |
第19節 | 2024年6月29日 | vs | いわてグルージャ盛岡 | メンバー外 | ||
H 2 - 0 |
第20節 | 2024年7月6日 | vs | アスルクラロ沼津 | 16′ | 0 | ||||
A 3 - 1 |
第21節 | 2024年7月13日 | vs | カマタマーレ讃岐 | 2′ | 0 | ||||
H 1 - 0 |
第22節 | 2024年7月20日 | vs | FC大阪 | ベンチ入り | ||
A 0 - 0 |
第23節 | 2024年7月27日 | vs | テゲバジャーロ宮崎 | メンバー外 | ||
A 0 - 2 |
第24節 | 2024年8月17日 | vs | ツエーゲン金沢 | メンバー外 | ||
H 2 - 0 |
第26節 | 2024年8月31日 | vs | Y.S.C.C.横浜 | メンバー外 | ||
H 3 - 0 |
第27節 | 2024年9月7日 | vs | 松本山雅FC | メンバー外 | ||
A 0 - 1 |
第25節 | 2024年9月11日 | vs | AC長野パルセイロ | メンバー外 | ||
A 0 - 0 |
第28節 | 2024年9月14日 | vs | ギラヴァンツ北九州 | メンバー外 | ||
H 3 - 0 |
第29節 | 2024年9月21日 | vs | ヴァンラーレ八戸 | メンバー外 | ||
A 2 - 3 |
第30節 | 2024年9月28日 | vs | SC相模原 | 3′ | 0 | ||||
H 4 - 1 |
第31節 | 2024年10月5日 | vs | 奈良クラブ | メンバー外 | ||
A 0 - 0 |
第32節 | 2024年10月13日 | vs | 福島ユナイテッドFC | メンバー外 | ||
H 3 - 2 |
第33節 | 2024年10月19日 | vs | FC今治 | 7′ | 0 | 96′ | |||
H 1 - 1 |
第34節 | 2024年10月27日 | vs | いわてグルージャ盛岡 | 17′ | 0 | ||||
A 1 - 2 |
第35節 | 2024年11月2日 | vs | ガイナーレ鳥取 | メンバー外 | ||
H 5 - 4 |
第36節 | 2024年11月10日 | vs | FC琉球 | 45′ | 0 | ||||
A 1 - 1 |
第37節 | 2024年11月16日 | vs | FC岐阜 | 26′ | 1 | ||||
A 2 - 2 |
第38節 | 2024年11月24日 | vs | カターレ富山 | 45′ | 0 | ||||
H 1 - 2 |
YBCルヴァンカップ 2024 |
1回戦 | 2024年3月13日 | vs | FC岐阜 | メンバー外 | ||
A 1 - 2 |
2回戦 | 2024年4月17日 | vs | 名古屋グランパス | 25′ | 0 | ||||
H 0 - 2 |