「ホームで喜び合えることをイメージ」森保一監督がバーレーン代表戦の勝利を誓う、2大会連続の予選突破に向けては「とてつもなく幸せな気持ちになれるかな」
2025.03.19 19:50 Wed
森保一監督が勝利へ意気込みを語る
日本代表の森保一監督が、20日行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン代表戦に向けた前日会見に出席。意気込みを語った。
ここまで6試合を終えたアジア最終予選。日本は5勝1分けの勝ち点16で首位を独走中。バーレーン戦で勝利すれば、8大会連続8度目のW杯出場が決定し、史上最速での出場権獲得となる。
順調な戦いぶりを見せる中、森保監督は大一番に向けて意気込みを語った。
「明日のバーレーン戦はここまで短い期間ですが、選手たちはここまで良い準備をしてきてくれていることを感じています。今日これからの練習も含めて、さらに良い準備をして、明日勝つ可能性を少しでも上げられるようにしていきたいと思います」
「試合では選手たちにはこれまで通り一戦一戦全力を尽くすことをやってくれましたので、明日の試合も個々の良さを発揮しながら、チーム一丸となって思い切ってプレーして欲しいなと思います」
しっかりと勝利してバーレーン戦で出場権獲得を決めたいという森保監督。前回のカタールW杯はアウェイのオーストラリアで出場が決まり、地上波でも放送がないという中だったが、今回はホームでの開催であり、さらに祝日、地上波中継もあり、注目を集めることとなる。
「目の前の試合に向けてという意味、あとはW杯出場権を掴み取れる試合ということではありますが、私自身の中では感情のところで大きく変わるところはありません」
「ただし、選手たちの様子を見ていると、みんな非常に良い準備をしてくれていますし、試合に向けてチームとして色々なことを共有しながらやることを見せてくれているので、明日の試合は楽しみな気持ちではあります」
「そして、前回のカタールW杯ではアウェイでW杯の出場権を掴み取ることができました。現地にもたくさんの日本のサポーターが来てくださって、喜びを分かち合えるという素晴らしい経験をさせていただきましたが、明日勝てばここ埼玉スタジアムで、そして日本でホームの日本のサポーターの前で喜びを分かち合えるような状況を作りたいと思います。試合が終わった後には、勝ってサポーターのみなさんとホームで喜び合えることをイメージして戦いに挑みたいと思っています」
「明日も現地にたくさんのサポーターが詰めかけてくださると思いますし、テレビやメディア媒体で多くの方が我々を後押しし、応援してくださると思いますので、日本人のより多くの皆さんと、試合が終わった後に喜びを分かち合えるようにベストを尽くしていきたいと思います」
チケットは完売しており、超満員になることが見込まれる明日の試合で決め、大きな歓喜の輪を作りたいという森保監督。ただ、バーレーンはアウェイでしぶとい戦いを見せているチームだ。
「バーレーンを一言で言うと強いなという印象です。直近のガルフカップも優勝して、自信を持って日本に挑んでくるなと思っています」
「実際、自国でのキャンプ、日本にも早く入ってきてしっかり準備もしていると思いますし、我々の対策も徹底的に準備してきていると思いますので、非常に厳しい試合になることを覚悟して、彼らを上回っていかなければいけないと思っています」
「アジア最終予選の中でも第1戦は我々が結果的には大勝していますが、序盤は得点ともなり得るチャンスを作られている戦いがありますので、彼らが持っている戦術的な武器、個人的な武器というところを我々が押さえながら、我々が勝利を掴み取るためにアグレッシブにプレーしていきたいと思います」
しっかりとこれまで通りの戦いを見せたいという森保監督だが、日本の試合の前に始まるオーストラリア代表vsインドネシア代表の試合結果次第では、引き分けでも出場が決まる。
森保監督は「情報を入れる予定はありません」と選手たちに伝えることはないとしながら「ただ、自然に色々なところから伝わってくるかもしれないので、自然に任せたいと思います」とコメント。「あくまでも我々は明日の試合で勝利を目指して戦うということ。ここまでやってきたことを目の前の試合で全力を尽くすということをやって、勝利を掴み取りたいと思っています」と、あくまでもバーレーンに勝つことだけを考えて臨むとした。
また「明日の1試合はもちろん大切ですが、その先の大きな大きな目標に向けて、我々がこの一戦を成長に繋げられるようにチャレンジしていく姿勢を持って戦いたいと思っています」と語り、W杯優勝という大きな目標に向けても大事な一戦にしたいとした。
日本サッカー史上初となる2大会連続でのW杯に向けた指揮を執っている森保監督。カタールW杯に続いて、予選突破となれば、史上初の2大会連続でW杯予選を戦い抜いた監督となる。
「個人的には選手としてはW杯には出場できていませんが、コーチとして、そして監督として予選から2大会連続でW杯出場することができるかもしれないということは達成したいと思いますし、まだ達成していないので、過去形の話はできませんが、とてつもなく幸せな気持ちになれるかなと思っています」
「2大会連続で監督をさせて頂いたりということはありますが、日本サッカーの歴史の継承があって、その積み上げがあって、今と前大会を私が監督をさせてもらっています。日本のサッカーの歴史の積み上げがあるからこそ、こうやってW杯に出続けられているということを強く感じますので、これまで歴史を積み上げてくださった先輩、先人の方々の努力や次へのバトンタッチに感謝したいと思います。さらに今、少しでも発展させられるように、自分ができることを全力でやっていきたいなと思っています」
日本にとって運命の一戦は20日の19時35分から。バーレーン代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。
ここまで6試合を終えたアジア最終予選。日本は5勝1分けの勝ち点16で首位を独走中。バーレーン戦で勝利すれば、8大会連続8度目のW杯出場が決定し、史上最速での出場権獲得となる。
順調な戦いぶりを見せる中、森保監督は大一番に向けて意気込みを語った。
「試合では選手たちにはこれまで通り一戦一戦全力を尽くすことをやってくれましたので、明日の試合も個々の良さを発揮しながら、チーム一丸となって思い切ってプレーして欲しいなと思います」
「一戦一戦の勝利、W杯の出場権も含めて、勝利を目指して戦いながら、試合が終わったらサポーターのみなさんとここ埼スタで喜びを分かち合う。メディアを通して応援してくださっているサポーターのみなさんと喜びを分かち合えるようにイメージしながら、準備して戦いに挑みたいと思います」
しっかりと勝利してバーレーン戦で出場権獲得を決めたいという森保監督。前回のカタールW杯はアウェイのオーストラリアで出場が決まり、地上波でも放送がないという中だったが、今回はホームでの開催であり、さらに祝日、地上波中継もあり、注目を集めることとなる。
「目の前の試合に向けてという意味、あとはW杯出場権を掴み取れる試合ということではありますが、私自身の中では感情のところで大きく変わるところはありません」
「ただし、選手たちの様子を見ていると、みんな非常に良い準備をしてくれていますし、試合に向けてチームとして色々なことを共有しながらやることを見せてくれているので、明日の試合は楽しみな気持ちではあります」
「そして、前回のカタールW杯ではアウェイでW杯の出場権を掴み取ることができました。現地にもたくさんの日本のサポーターが来てくださって、喜びを分かち合えるという素晴らしい経験をさせていただきましたが、明日勝てばここ埼玉スタジアムで、そして日本でホームの日本のサポーターの前で喜びを分かち合えるような状況を作りたいと思います。試合が終わった後には、勝ってサポーターのみなさんとホームで喜び合えることをイメージして戦いに挑みたいと思っています」
「明日も現地にたくさんのサポーターが詰めかけてくださると思いますし、テレビやメディア媒体で多くの方が我々を後押しし、応援してくださると思いますので、日本人のより多くの皆さんと、試合が終わった後に喜びを分かち合えるようにベストを尽くしていきたいと思います」
チケットは完売しており、超満員になることが見込まれる明日の試合で決め、大きな歓喜の輪を作りたいという森保監督。ただ、バーレーンはアウェイでしぶとい戦いを見せているチームだ。
「バーレーンを一言で言うと強いなという印象です。直近のガルフカップも優勝して、自信を持って日本に挑んでくるなと思っています」
「実際、自国でのキャンプ、日本にも早く入ってきてしっかり準備もしていると思いますし、我々の対策も徹底的に準備してきていると思いますので、非常に厳しい試合になることを覚悟して、彼らを上回っていかなければいけないと思っています」
「アジア最終予選の中でも第1戦は我々が結果的には大勝していますが、序盤は得点ともなり得るチャンスを作られている戦いがありますので、彼らが持っている戦術的な武器、個人的な武器というところを我々が押さえながら、我々が勝利を掴み取るためにアグレッシブにプレーしていきたいと思います」
しっかりとこれまで通りの戦いを見せたいという森保監督だが、日本の試合の前に始まるオーストラリア代表vsインドネシア代表の試合結果次第では、引き分けでも出場が決まる。
森保監督は「情報を入れる予定はありません」と選手たちに伝えることはないとしながら「ただ、自然に色々なところから伝わってくるかもしれないので、自然に任せたいと思います」とコメント。「あくまでも我々は明日の試合で勝利を目指して戦うということ。ここまでやってきたことを目の前の試合で全力を尽くすということをやって、勝利を掴み取りたいと思っています」と、あくまでもバーレーンに勝つことだけを考えて臨むとした。
また「明日の1試合はもちろん大切ですが、その先の大きな大きな目標に向けて、我々がこの一戦を成長に繋げられるようにチャレンジしていく姿勢を持って戦いたいと思っています」と語り、W杯優勝という大きな目標に向けても大事な一戦にしたいとした。
日本サッカー史上初となる2大会連続でのW杯に向けた指揮を執っている森保監督。カタールW杯に続いて、予選突破となれば、史上初の2大会連続でW杯予選を戦い抜いた監督となる。
「個人的には選手としてはW杯には出場できていませんが、コーチとして、そして監督として予選から2大会連続でW杯出場することができるかもしれないということは達成したいと思いますし、まだ達成していないので、過去形の話はできませんが、とてつもなく幸せな気持ちになれるかなと思っています」
「2大会連続で監督をさせて頂いたりということはありますが、日本サッカーの歴史の継承があって、その積み上げがあって、今と前大会を私が監督をさせてもらっています。日本のサッカーの歴史の積み上げがあるからこそ、こうやってW杯に出続けられているということを強く感じますので、これまで歴史を積み上げてくださった先輩、先人の方々の努力や次へのバトンタッチに感謝したいと思います。さらに今、少しでも発展させられるように、自分ができることを全力でやっていきたいなと思っています」
日本にとって運命の一戦は20日の19時35分から。バーレーン代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。
森保一の関連記事
日本代表の関連記事
W杯予選の関連記事
|
森保一の人気記事ランキング
1
勝てばW杯出場決定、日本代表メンバーが発表! バーレーン&サウジアラビアと埼スタで連戦【2026年W杯アジア最終予選】
日本サッカー協会(JFA)は13日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバー25名を発表した。 ここまで6試合を終えて5勝1分けでグループCの首位を独走する日本。3月は20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表をホームに迎えての連戦となる。 昨年11月のアウェイ連戦で勝利したこともあり、バーレーン戦で勝利すれば史上最速でのW杯出場が決定。引き分けでもほぼ確実なものになると言って良い状況だ。 森保一監督の下で2度目のW杯、8大会連続8度目の出場を目指す日本。ただ、DF冨安健洋(アーセナル)やDF谷口彰悟(シント=トロイデン)、DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)など、最終ラインのケガ人がさらに増えている状況だ。 今回のメンバーには今年に入り14ゴール5アシストと大暴れのFW前田大然(セルティック)や、クローザーとして存在感を見せているMF遠藤航(リバプール)、好調を維持しているMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)らが順当に選出。また、DF伊藤洋輝(バイエルン)、FW上田綺世(フェイエノールト)が復帰。DF関根大輝(スタッド・ランス)も招集されている。 今回発表された日本代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆日本代表メンバー25名</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 伊藤洋輝(バイエルン/ドイツ) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 関根大輝(スタッド・ランス/フランス) 高井幸大(川崎フロンターレ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 2025.03.13 13:03 Thu2
日本代表にキールFW町野修斗が追加招集! 今季ブンデスで7ゴール、ドイツ移籍後初となる2年ぶりの招集
日本サッカー協会(JFA)は17日、ホルシュタイン・キールのFW町野修斗を日本代表に追加招集したことを発表した。 日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っており、20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。 森保一監督は13日にメンバーを発表していた中、25名を招集。ただ、27名を招集したいと考えており、コンディションの確認をした上で追加招集したいと言及していた。 16日には、FC町田ゼルビアのDF中山雄太を招集していたが、2人目は町野に決定。今シーズンのブンデスリーガでは24試合に出場し7ゴール2アシストを記録。DFBポカールでも2試合で1ゴールを記録していた。 日本代表としても5試合に出場し3ゴールを記録。2022年のカタールW杯のメンバーに入るもプレー機会はなし。2023年3月以来2年ぶりの招集となった。 <span class="paragraph-title">【動画】町野修斗がドルトムント相手に豪快ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dIDiW3NaIwo";var video_start = 40;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.17 10:15 Mon3
「基本的には27人に」25名の招集にした森保一監督、小川航基ら2名は状態をチェックしてからに「週末の試合も見て最後に決めたい」
日本代表の森保一監督が、選手選考について言及した。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う日本。3月20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。 日本はバーレーンに勝利すれば、3試合を残しての8大会連続8度目のW杯出場が決定。史上最速での出場権獲得となる。 13日にメンバーを発表した森保監督だったが、これまで27名を招集してきた中で今回は25名に。その理由について説明した。 「これまでは27人の招集が多く、今回は25人ですが、現在招集できるかどうかの確認をしている選手がいます。予定としては27人招集する予定でしたが、コンディションの状態としては間違いなく上がってきているということは確認できていますが、実際に最終的にギリギリまで見て招集できるかどうかを、週末の試合も見て最後に決めたいと思います」 「Jリーグや海外の試合も見て、最終的にどうするかという判断をしたいと思います」 2名に関しては追加招集があるとした森保監督。今回のメンバーはこれまでと顔ぶれが変わらない中、その理由も語った。 「今回発表させていただいた選手はこれまでの最終予選のメンバー編成と大きく変わっているところはないと思います。それは、これまでやってきた積み上げの部分をよりスムーズに、去年の11月から3月という間が空いた中でも、よりこれまで戦ってきたこと、やってきたことを共有して、もう1回再確認して戦うことができる。今回勝つためにベストなメンバー編成ということで考えさせていただきました」 「Jリーグでも存在感を発揮している選手、そしてヨーロッパや海外でも力を発揮している選手がいる中で、このメンバーに入っていてもおかしくない選手は数多くいます」 「説明した通り、試すというよりもまだ何も決まっていませんので、まずは目の前の勝利にどれだけ我々が力を発揮できるかということと、W杯の出場権を確実に勝ち取る、掴み取るということは優先順位の一番として考えるべきかなと思っています」 4カ月ぶりの代表活動ということもあり、再確認も必要だという森保監督。その中で、確認中の選手にはFW小川航基(NECナイメヘン)が入っているという。 「評価としては試合に出て、ベストなパフォーマンスを見せてもらえるだろうということは日々情報を取りながら招集につなげています」 「できないと判断した時には、また違う選択肢を考えたいと思います」 また、スタッド・レンヌに移籍後は出番が減り、結果も残せていないFW古橋亨梧についても言及。FWの選択肢は色々あるとした。 「亨梧に関しては移籍して出場機会が減っている中、トレーニングはしっかりやれていることは確認が取れています」 「ここからの準備の中で選択肢として持っていることで言うと、前田大然であったり中村敬斗も自チームではFWとしてプレーしていて、良いパフォーマンスも見せてくれているので、色々な選択肢を持ってこのメンバーでも勝つために戦えるかなと思っています」 最終チェックをして招集したいという森保監督だが、基本的にはあと2人を招集したいと語った。 「基本的には27人にしたいなと思っています。ただ、これまで招集してきた選手であるかないかで違ってくると思いますし、どういう選手を招集するかで考えていきたいですが、基本的には27人を招集したいと思っています」 「27人を招集しなくても、23人しかベンチに入れない中で、十分チームとして機能性を持てると思いますが、今後のことも含めてより多くの選手を招集させて頂き、かつチームとしても一丸となって一体感を持って戦っていくギリギリのことを考えて、招集の枠を考えていきたいです」 バーレーン戦で勝利して出場権を獲得すれば、残りの3試合は消化試合。勝利を目指すことは当然ながら、公式戦の中で選手や戦術を試すことが可能に。経験値として大きなものを得られるだけに、まずは20日のバーレーン戦で決着をつけたいだろう。 2025.03.13 20:35 Thu4
バーレーン戦は前田大然の1トップに期待/六川亨の日本サッカー見聞録
JFA(日本サッカー協会)は3月13日、同20日のバーレーン戦と、25日のサウジアラビア戦に臨む日本代表25名を発表した。本来ならエントリーメンバーは27名のところ、2名の“予備枠”を残したのには理由がある。ケガで戦列を離れていたFW小川航基とCB町田浩樹の回復具合を、週末のリーグ戦でチェックしてから招集するかどうかの最終決断を下すためだ。 小川も町田も昨シーズンのW杯予選で急成長した選手と言える。小川は絶対的な1トップ候補の上田綺世を脅かす存在として、町田は負傷で長期離脱していた伊藤洋輝の代役として森保一監督の信頼をつかんだ。そんな彼らを、試合で起用するかどうかは別にして、プレーに問題がなければ招集したいと森保監督が考えるのは当然のことだろう。 その理由を森保監督は13日の記者会見で正直に話した。 「今回発表させていただいた選手はこれまでの最終予選のメンバー編成と大きく変わっているところはないと思います。それは、これまでやってきた積み上げの部分をよりスムーズに、去年の11月から3月と空いた中でも、よりこれまで戦ってきたこと、やってきたことを共有して、もう1回再確認して戦う」ためだからだ。 改めて言うまでもないが、代表チームの活動期間は限られる。サウジアラビアのように、リーグ戦を中断したり無視したりして代表チーム強化のためのキャンプを実施できる国はきわめて限られている。 集合と離散の繰り返しが代表チームの宿命であるため、ベースとなるチーム戦術に関しては集合するたびにミーティングとトレーニングで確認する必要がある。このため重要な大会、W杯アジア最終予選期間中は新たな選手を招集することは不可能に近い。 今回の招集メンバーでいえば、ペンディング中の2人に加え、負傷から復帰した伊藤に上田や守田英正、レンヌへ移籍後は出場機会に恵まれていない古橋亨梧らは、無理をして試合に起用するほど日本の選手層は薄くないし、小川と町田も含め招集を見送ってもよかった。しかし前述したようにチームとしての戦い方、攻守における“約束事”を確認するには日本まで呼ぶ必要があったというわけだ。 ただチームとしての“核”はほぼ固まっているだけに、スタメンの予想もそれほど難しくはない。GKは鈴木彩艶で決まりだろう。CBは右から瀬古歩夢、板倉滉、伊藤(町田)だが、気になるのは故障明けの伊藤と町田のコンディションだ。彼らに代わるレフティーの若手CBの発掘と起用は7月のE-1選手権での課題となるかもしれない。 ダブルボランチは遠藤航と、守田には無理をさせずにリーズで存在感を発揮している田中碧に期待したい。両WBはこれまでの起用法とチーム内の序列から右が堂安律(伊東純也)、左は三笘薫(中村敬斗)がスタメン候補で、前線の右インサイドが久保建英、左インサイドがモナコで好調を維持している南野拓実といったところだろう。鎌田大地は彼らと交代での起用が予想される。 そして1トップである。上田や小川には無理をさせず、これまで左サイドでの起用が多かった前田大然をコンバートするのが最もフィットするのではないか。前線からの猛追プレスに加え、セルティックではゴールを量産するなど今が旬な選手だけに、ファンも彼のプレーを見たがっているだろう。 バーレーンは引き分け狙いが濃厚なため、ゴール前を固めてベタ引きの可能性もある。そうした密集地帯を堂安、久保、南野、三笘らが個人技でどうこじ開けていくか。そして前田の得点嗅覚にどうつなげていくのか。新たな攻撃パターンを披露できるかどうかもバーレーン戦の見どころと言える。 それでもゴールが遠いようなら、上田か小川のヘッドに打開策を見いだすということになるだろう。そしてバーレーン戦でW杯出場を決められたら、サウジアラビア戦はもう少し柔軟な選手起用が可能になるはずである。 2025.03.14 15:30 Fri5
日本代表の森保一監督が物損事故…自身が運転する車が首都高でトラックとわずかに接触、双方ケガなく厳重注意
日本サッカー協会(JFA)は13日、日本代表の森保一監督が交通事故を起こしたことを発表した。 事故が発生したのは12日の15時12分ごろ、首都高湾岸線で雨の中で渋滞しているところ、3車線の右側を走っていたところ、中央車線を走行していたトラックに森保監督が運転する車の左前方が接触した。 接触したか分からないような状態だった中、森保監督はトラックの運転手とコミュニケーションを図ったものの反応はなし。森保監督は一旦帰宅し、その後すぐに最寄りの交番へ届け出たという。 事故があったかどうか分からなかったが、車を確認したところ傷があったとのこと。森保監督は目視でナンバープレートを確認し、交番で相談。高速道路での事案のため、高速道路警察隊に行くように指示を受け、事故について報告。ナンバープレートの情報や、ドライブレコーダーの映像も提供したとのことだ。 警察には事故の届け出はなく、一度終了。警察からは19時頃にナンバープレートから車両を特定したとの情報が入ったものの、トラックは輸送中であり、13日の3時過ぎにならないと確認できない状態だったという。 警察は3時過ぎに確認し、トラックの運転手と会話。事故に関しては全く認識しておらず、トラックは無傷で、運転手にもケガはなかったという。 警察では「物損事故」として処理。軽微な事故ではあったものの、JFAは森保監督に対して厳重注意。「交通安全に対しての意識は全員に今一度、喚起していきたい」とした。 2025.03.13 16:22 Thu日本代表の人気記事ランキング
1
日本代表、バーレーン代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介
日本代表は20日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選兼2027アジアカップ予選の第7戦でバーレーン代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <h3>■日本代表vsバーレーン代表 試合日程・キックオフ時間</h3> 最終予選も6試合を終えて5勝1分けの勝ち点16で首位を独走中の日本。このバーレーン戦で勝利すれば8大会連続8度目のワールドカップ出場が決定する。 バーレーン代表戦は日本時間2025年3月20日(木・祝)の19:35にキックオフ予定となっている。 バーレーンはここまでの6試合で1勝3分け2敗で5位。日本との対戦では0-5と大敗を喫していた。 <h3>■日本代表vsバーレーン代表 放送・配信予定</h3> 8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。今回の試合は、地上波ではテレビ朝日系列にて地上波独占生中継。インターネットでは『DAZN』がライブ配信を行う。 <h3>◆2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選 バーレーン代表戦詳細</h3> 日時:2025年3月20日(木・祝)19:35 キックオフ 会場:埼玉スタジアム2002 対戦国:日本代表vsバーレーン代表 放送局:テレビ朝日系列、DAZN <h3>■日本代表vsバーレーン代表 無料視聴方法</h3> 無料での中継は、地上波ではテレビ朝日系列で独占生中継される。また、インターネットでも『Tver』で同時配信され、無料でライブ配信が視聴可能となる。 <h3>■日本代表メンバー(vsバーレーン代表)</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 伊藤洋輝(バイエルン/ドイツ) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 関根大輝(スタッド・ランス/フランス) 高井幸大(川崎フロンターレ) 中山雄太(FC町田ゼルビア)※追加招集 MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 町野修斗(ホルシュタイン・キール/ドイツ)※追加招集 <h3>■2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選</h3> アジアの18カ国が6カ国ずつ3つのグループに分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームがW杯の出場権を獲得。各グループ3位、4位の6カ国がプレーオフに進出する。 日本代表は最終予選では2大会連続で初戦で黒星だった中、9月には中国、バーレーン相手に連勝。ここまで予選6試合で5勝1分けと無敗で首位を独走し、史上最速での出場権獲得が懸かっている。 2025.03.13 12:00 Thu2
勝てばW杯出場決定、日本代表メンバーが発表! バーレーン&サウジアラビアと埼スタで連戦【2026年W杯アジア最終予選】
日本サッカー協会(JFA)は13日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバー25名を発表した。 ここまで6試合を終えて5勝1分けでグループCの首位を独走する日本。3月は20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表をホームに迎えての連戦となる。 昨年11月のアウェイ連戦で勝利したこともあり、バーレーン戦で勝利すれば史上最速でのW杯出場が決定。引き分けでもほぼ確実なものになると言って良い状況だ。 森保一監督の下で2度目のW杯、8大会連続8度目の出場を目指す日本。ただ、DF冨安健洋(アーセナル)やDF谷口彰悟(シント=トロイデン)、DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)など、最終ラインのケガ人がさらに増えている状況だ。 今回のメンバーには今年に入り14ゴール5アシストと大暴れのFW前田大然(セルティック)や、クローザーとして存在感を見せているMF遠藤航(リバプール)、好調を維持しているMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)らが順当に選出。また、DF伊藤洋輝(バイエルン)、FW上田綺世(フェイエノールト)が復帰。DF関根大輝(スタッド・ランス)も招集されている。 今回発表された日本代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆日本代表メンバー25名</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 伊藤洋輝(バイエルン/ドイツ) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 関根大輝(スタッド・ランス/フランス) 高井幸大(川崎フロンターレ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 2025.03.13 13:03 Thu3
日本代表にキールFW町野修斗が追加招集! 今季ブンデスで7ゴール、ドイツ移籍後初となる2年ぶりの招集
日本サッカー協会(JFA)は17日、ホルシュタイン・キールのFW町野修斗を日本代表に追加招集したことを発表した。 日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っており、20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。 森保一監督は13日にメンバーを発表していた中、25名を招集。ただ、27名を招集したいと考えており、コンディションの確認をした上で追加招集したいと言及していた。 16日には、FC町田ゼルビアのDF中山雄太を招集していたが、2人目は町野に決定。今シーズンのブンデスリーガでは24試合に出場し7ゴール2アシストを記録。DFBポカールでも2試合で1ゴールを記録していた。 日本代表としても5試合に出場し3ゴールを記録。2022年のカタールW杯のメンバーに入るもプレー機会はなし。2023年3月以来2年ぶりの招集となった。 <span class="paragraph-title">【動画】町野修斗がドルトムント相手に豪快ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dIDiW3NaIwo";var video_start = 40;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.17 10:15 Mon4
「基本的には27人に」25名の招集にした森保一監督、小川航基ら2名は状態をチェックしてからに「週末の試合も見て最後に決めたい」
日本代表の森保一監督が、選手選考について言及した。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う日本。3月20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。 日本はバーレーンに勝利すれば、3試合を残しての8大会連続8度目のW杯出場が決定。史上最速での出場権獲得となる。 13日にメンバーを発表した森保監督だったが、これまで27名を招集してきた中で今回は25名に。その理由について説明した。 「これまでは27人の招集が多く、今回は25人ですが、現在招集できるかどうかの確認をしている選手がいます。予定としては27人招集する予定でしたが、コンディションの状態としては間違いなく上がってきているということは確認できていますが、実際に最終的にギリギリまで見て招集できるかどうかを、週末の試合も見て最後に決めたいと思います」 「Jリーグや海外の試合も見て、最終的にどうするかという判断をしたいと思います」 2名に関しては追加招集があるとした森保監督。今回のメンバーはこれまでと顔ぶれが変わらない中、その理由も語った。 「今回発表させていただいた選手はこれまでの最終予選のメンバー編成と大きく変わっているところはないと思います。それは、これまでやってきた積み上げの部分をよりスムーズに、去年の11月から3月という間が空いた中でも、よりこれまで戦ってきたこと、やってきたことを共有して、もう1回再確認して戦うことができる。今回勝つためにベストなメンバー編成ということで考えさせていただきました」 「Jリーグでも存在感を発揮している選手、そしてヨーロッパや海外でも力を発揮している選手がいる中で、このメンバーに入っていてもおかしくない選手は数多くいます」 「説明した通り、試すというよりもまだ何も決まっていませんので、まずは目の前の勝利にどれだけ我々が力を発揮できるかということと、W杯の出場権を確実に勝ち取る、掴み取るということは優先順位の一番として考えるべきかなと思っています」 4カ月ぶりの代表活動ということもあり、再確認も必要だという森保監督。その中で、確認中の選手にはFW小川航基(NECナイメヘン)が入っているという。 「評価としては試合に出て、ベストなパフォーマンスを見せてもらえるだろうということは日々情報を取りながら招集につなげています」 「できないと判断した時には、また違う選択肢を考えたいと思います」 また、スタッド・レンヌに移籍後は出番が減り、結果も残せていないFW古橋亨梧についても言及。FWの選択肢は色々あるとした。 「亨梧に関しては移籍して出場機会が減っている中、トレーニングはしっかりやれていることは確認が取れています」 「ここからの準備の中で選択肢として持っていることで言うと、前田大然であったり中村敬斗も自チームではFWとしてプレーしていて、良いパフォーマンスも見せてくれているので、色々な選択肢を持ってこのメンバーでも勝つために戦えるかなと思っています」 最終チェックをして招集したいという森保監督だが、基本的にはあと2人を招集したいと語った。 「基本的には27人にしたいなと思っています。ただ、これまで招集してきた選手であるかないかで違ってくると思いますし、どういう選手を招集するかで考えていきたいですが、基本的には27人を招集したいと思っています」 「27人を招集しなくても、23人しかベンチに入れない中で、十分チームとして機能性を持てると思いますが、今後のことも含めてより多くの選手を招集させて頂き、かつチームとしても一丸となって一体感を持って戦っていくギリギリのことを考えて、招集の枠を考えていきたいです」 バーレーン戦で勝利して出場権を獲得すれば、残りの3試合は消化試合。勝利を目指すことは当然ながら、公式戦の中で選手や戦術を試すことが可能に。経験値として大きなものを得られるだけに、まずは20日のバーレーン戦で決着をつけたいだろう。 2025.03.13 20:35 Thu5