W杯が64カ国出場に? 100周年迎える2030年大会の特別案が浮上、FIFAは検討へ
2025.03.07 18:25 Fri
2030年大会は第1回W杯から100周年を迎える
国際サッカー連盟(FIFA)は、第1回ワールドカップ(W杯)開催から100周年を迎える2030年大会に関して、64チームの参加に拡大することを検討しているという。アメリカ『ニューヨーク・タイムズ』が伝えた。
2026年の北中米W杯から、これまでの32カ国に対して48カ国に増加させることが決まっている状況。その上で、さらに16カ国をこの大会に限り増加させるという案は、ウルグアイサッカー協会のイグナシオ・アロンソ会長から出された。第1回大会を開催し、初代王者となったウルグアイからの申し出。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は検討することを約束したという。
FIFAの加盟協会は211カ国となっており、64カ国となれば4分の1以上が参加することとなる異例の状況だ。
仮に64カ国の出場となれば、スペイン、ポルトガル、モロッコの3カ国のインフラに大きな問題も生じかねない状況。また、6週間以上の大会期間が必要となるため、規模が大きくなりすぎるという懸念があり、CO2排出量など環境問題にも発展しかねない状況だ。
16カ国増加となれば、ヨーロッパからは55カ国の半数が出場することとなり、南米はもはや予選が要らない状況に。アジア、アフリカ、オセアニアは初出場国がたくさん生まれることになる。
100周年という大会をどう考えるのか。大きな節目となることは間違いないだけに、今後どのような検討がされていくのか注目だ。
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スペイン、ポルトガル、モロッコの3カ国共催で行われることが決まっている2030年大会。100周年を迎えるため、開幕戦の記念試合をウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイで実施することも決まっている。そんな中、5日に行われたFIFAの理事会にて、議題の一部として提案されたのが出場国を「64」に増加させるという案だった。FIFAの加盟協会は211カ国となっており、64カ国となれば4分の1以上が参加することとなる異例の状況だ。
ただ、インファンティーノ会長は、W杯こそ大きな影響を与える存在なるべく改革を続けてきており、かつては2年に1回の開催にする案も出たが、これは廃案となっていた。
仮に64カ国の出場となれば、スペイン、ポルトガル、モロッコの3カ国のインフラに大きな問題も生じかねない状況。また、6週間以上の大会期間が必要となるため、規模が大きくなりすぎるという懸念があり、CO2排出量など環境問題にも発展しかねない状況だ。
16カ国増加となれば、ヨーロッパからは55カ国の半数が出場することとなり、南米はもはや予選が要らない状況に。アジア、アフリカ、オセアニアは初出場国がたくさん生まれることになる。
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