バイエルン相手に6戦無敗のシャビ・アロンソ監督、それでも「彼らはドイツで最高のチーム」と尊重
2025.03.05 13:00 Wed
レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が5日にアウェイで行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、バイエルン戦の前日会見に臨んだ。
自身就任後、優勢な戦いが続いているが、シャビ・アロンソ監督はバイエルンへの敬意を忘れていない。
「バイエルンとの闘いに挑めることを再び示したい。我々は彼らをよく知っているし、最近も試合をした。悪い場面があってもそれに対処するよう努める必要がある。相手はバイエルンでドイツで最高のチーム。だが、最高のチームが常に勝つとは限らない。そしてCLとブンデスリーガが全く違うということもわかっている。CLはより感情的だ。感情をコントロールすることが最も重要だ。5分の失態で敗退する可能性があるからだ」
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先月15日にも対戦したブンデスリーガを牽引する両雄による激突。その際はバイエルンのシュート数を2本に抑えて圧倒したレバークーゼンだったが、ゴールレスドローに終わり、勝ち点差を縮めることができなかった。それでも今季はDFBポカールでバイエルンを下し、1勝2分け。そして2022年10月にレバークーゼンの指揮官に就任したシャビ・アロンソ監督はこれまでの6戦でバイエルン相手に無敗を維持している。「バイエルンとの闘いに挑めることを再び示したい。我々は彼らをよく知っているし、最近も試合をした。悪い場面があってもそれに対処するよう努める必要がある。相手はバイエルンでドイツで最高のチーム。だが、最高のチームが常に勝つとは限らない。そしてCLとブンデスリーガが全く違うということもわかっている。CLはより感情的だ。感情をコントロールすることが最も重要だ。5分の失態で敗退する可能性があるからだ」
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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグの残り4試合が5日に行われる。ここでは2日目の4試合の展望を紹介していく。 ◆CLラウンド16・1stレグ② ▽3/5(水) 《26:45》 フェイエノールトvsインテル 《29:00》 パリ・サンジェルマンvsリバプール バイエルンvsレバークーゼン ベンフィカvsバルセロナ ◆国内リーグで首位を快走する両雄の激突《パリ・サンジェルマンvsリバプール》 プレーオフでブレストとの同国対決を2戦合計10発で圧勝してラウンド16に勝ち上がったPSGと、リーグフェーズ首位通過のリバプールによる大注目試合。 リーグ・アンで2位マルセイユに13ポイント差を付けて首位を快走するPSGは現在公式戦10連勝中と絶好調。直近のリール戦では前半の4発で試合を決めてしまうなど、充実ぶりが際立っている。とりわけセンターフォワード起用のFWデンベレが躍動しており、FWムバッペが去った現在のPSGを牽引している。ルイス・エンリケ監督の下、ハードワークが徹底された中で個が生かされているフランス王者がリバプール相手にどんな試合を見せるか注目だ。 一方、リバプールもプレミアリーグで2位アーセナルに13ポイント差を付けての首位を快走とチーム状態は良好。FAカップ敗退により1週間の調整期間が得られたこともPSG戦に向けてはプラスに働きそうだ。プレミアリーグ優勝をほぼ手中に収めている中、リバプールとしてはCL優勝を照準に入れたいところ。現在の欧州でリバプールと並ぶ好調さを誇るPSG相手にリーグフェーズ首位通過の格を見せ付けられるか。クローザーの役割を全うしているMF遠藤航の終盤での活躍にも注目だ。 ◆ブンデス頂上決戦がCLで再演《バイエルンvsレバークーゼン》 プレーオフでセルティックに競り勝ってラウンド16進出を果たしたバイエルンと、リーグフェーズ6位通過のレバークーゼンによるCLでは初となる対決。 先月15日にブンデスリーガで頂上決戦を戦った両チームはバイエルンが劣勢ながらゴールレスドローに持ち込み、首位の座を堅守した。現在、2位レバークーゼンとは8ポイント差とブンデスリーガでアドバンテージを取っているバイエルンだが、今季3戦で2分け1敗のレバークーゼン相手にDFBポカールで敗れたリベンジを果たせるか。直近のシュツットガルト戦を負傷欠場したMFキミッヒが先発予想でベストメンバーで臨む。DF伊藤洋輝はベンチスタート予想だ。 一方、バイエルンの好調さが持続しブンデスリーガ連覇が厳しい情勢となっているレバークーゼンとしてはCLでバイエルンを敗退に追い込み、不協和音を引き起こしてシーズン最終盤を迎えたいところ。シャビ・アロンソ監督就任後6戦無敗の相性の良さもある中、先月の頂上決戦では引き分けに持ち込まれた悔しさを晴らせるか。 ◆リーグフェーズでは計9発、打ち合い必至か《ベンフィカvsバルセロナ》 リーグフェーズ第7節で計9発の打ち合いを演じた両チームの再戦。1-3から5-4の大逆転勝利を収めたバルセロナは、リーグフェーズを2位で通過。このベンフィカ戦辺りから復調したバルセロナは現在ラ・リーガで6連勝とし、首位に立った。直近のレアル・ソシエダ戦では余裕の試合運びで選手を温存しつつ4-0で快勝。プレーオフでモナコに競り勝ってラウンド16進出としたベンフィカ相手に万全の状態で臨む。 ◆ミランに続きインテル撃破狙う《フェイエノールトvsインテル》 プレーオフでミランを下す下克上を起こしてラウンド16に進出したフェイエノールトと、リーグフェーズ4位と安定感ある戦いぶりが際立つインテルの一戦。 セリエAで首位に立つインテルは直近のナポリとの首位攻防戦では守勢の中、追いつかれる形で引き分けた。ビッグマッチで結果が出ていない今季のインテルだが、敵地での試合であることを考慮すれば悪くないナポリ戦の結果となった。ただ、その試合で直接FK弾を決めたDFディマルコが新たに負傷者リスト入りし、左サイドを務められる人材が総倒れに。S・インザーギ監督は本職センターバックのDFバストーニかDFアチェルビを起用する考えを示唆したが、ミランに続きインテル撃破を狙うフェイエノールトとの敵地での1stレグをうまく乗り切れるか。 ◆CLラウンド16・1stレグ結果 ▽3/4(火) クラブ・ブルージュ 1-3 アストン・ビラ レアル・マドリー 2-1 アトレティコ・マドリー PSV 1-7 アーセナル ドルトムント 1-1 リール 2025.03.05 18:00 Wed4
2025年夏の優良銘柄? エスパニョールのGKジョアン・ガルシア23歳にマンチェスター・Uやレバークーゼンら注目
2025年夏の優良銘柄として、エスパニョールの元U-23スペイン代表GKジョアン・ガルシア(23)がにわかに注目されている。 ジョアン・ガルシアはパリ五輪男子サッカーの金メダルメンバーで、大会を通して出場機会ゼロも、これまで世代別代表の常連選手。 カタルーニャに生まれ育ち、クラブキャリアは少年時代からエスパニョール所属。昨季途中に正GKとなり、セグンダ(スペイン2部)からラ・リーガへの昇格に貢献したのち、今季はここまでリーグ戦全試合にフルタイムで出場する。 昨夏の時点でアーセナルとの口頭合意が伝えられるなど、元々ビッグクラブからの評価が高い23歳守護神ジョアン・ガルシア。 イギリス『90min』、スペイン『スポルト』、また『マルカ』などによると、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、レバークーゼンが2025年夏に向けて関心を寄せ、アーセナルも引き続きリストアップしているという。 最大のポイントとしては、エスパニョールとの契約にあるリリース条項は2500万ユーロ(約39億円)と、比較的抑えられているという点。 ただし、これには選手の「スペイン代表初招集」など、自動的に額が引き上がる要件が複数盛り込まれており、詰まるところ、早めに獲得を決めておけばコストを抑えられるということ。英国紙は「レバークーゼンが素早い動きで確保に動くのでは?」と予想する。 また、エスパニョールもジョアン・ガルシアの売却にかなり前向きだそうだが、宿敵バルセロナと金額交渉する意向はなし。各紙ともバルサ移籍の可能性は極めて低いと推察する。 2025.02.28 20:29 Fri5