ユナイテッドの共同オーナー『INEOS』トッテナムとのスポンサー契約の早期終了を要求…友好的な話し合いが続く
2025.02.20 17:10 Thu
マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーでもあるジム・ラトクリフ氏が保有するイギリスの石油化学会社『INEOS』は、トッテナムとのスポンサー契約を早期終了するために協議を行っているという。イギリス『BBC』が伝えた。
『INEOS』は、2020年の新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの最中、トッテナムの手指消毒剤サプライヤーとして公式パートナーとなった。さらに、2022年12月には公式4WDパートナーとなる複数年契約も発表されていた。
しかし、今シーズン終了後に契約を解除する選択肢を持っているとされ、友好的な話し合いが進行中とのことだ。
『INEOS』は2024年2月にユナイテッドの株式27.7%を12億5000万ポンド(約2366億3000万円)で取得していたが、それ以前から話し合いは進んでいたという。
現段階でクラブも『INEOS』もコメントは拒否。ただ、ニュージーランドラグビー協会(NZR)とのスポンサー契約を『INEOS』は早期解消。こうした動きが続いていく可能性があるという。
『INEOS』は、2020年の新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの最中、トッテナムの手指消毒剤サプライヤーとして公式パートナーとなった。さらに、2022年12月には公式4WDパートナーとなる複数年契約も発表されていた。
しかし、今シーズン終了後に契約を解除する選択肢を持っているとされ、友好的な話し合いが進行中とのことだ。
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