オナイウ阿道が後半から出場のオセール、2度のリードを生かせずブレストにドローで10戦勝ちなしに【リーグ・アン】

2025.02.15 06:52 Sat
Getty Images
オセールは14日、リーグ・アン第22節でブレストとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。オセールのFWオナイウ阿道は後半から出場している。
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前節トゥールーズに引き分け9試合勝ちのない11位オセール(勝ち点24)はオナイウがベンチスタートとなった。3日前にパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグを戦って0-3で完敗した8位ブレスト(勝ち点31)に対し、ボールを持たせる入りとしたオセールが18分に先制する。
テオ・ベアがロングボールを競り勝って頭で落としたボールをペランが蹴り込んだ。

さらに20分、テオ・ベアが相手DFからボールを持ってGKと一対一になる決定機を迎えたオセールだったが、ループシュートは浮ききらずGKにキャッチされた。
29分にはドゥンビアにボックス中央から際どいボレーを打たれたオセールは、37分にママ・バルデの見事なバイシクルシュートで失点しかけるも、VARでオフサイドがあり助かった。

オセールが1点をリードして迎えた後半、オナイウがトップ下に投入された中、開始2分に追加点の好機。デオ・ベアが左サイドを突破してボックスポケットへ侵入。マイナスの折り返しをシナヨコが合わせたが、ゴール前のDFにカットされた。

すると60分に追いつかれる。FKの混戦からエンディアイエの足に当たったボールがゴールに吸い込まれた。

それでも74分に守勢のオセールが勝ち越す。ボックス右でルーズボールを拾ったペランがシュートを決めきった。

ペランの2ゴールで勝ち越したオセールだったが、79分に追いつかれる。サイド攻撃で揺さぶられた流れからアジョルクにヘディングシュートを決められた。

このまま勝ち越せなかったオセールは10戦勝ちなしとなっている。

ブレスト 2-2 オセール
【ブレスト】
アブドゥライ・エンディアイエ(後15)
リュドヴィク・アジョルク(後34)
【オセール】
ガエタン・ペラン(前18)
ガエタン・ペラン(後29)

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来季開幕へ放送局の問題抱えるリーグ・アン…8クラブに破産宣告の危機…

新シーズンを前に放送局の問題を抱えるリーグ・アン(フランス1部)で8クラブが破産宣告の危機を迎えているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 2024-25シーズンのリーグ・アンは8月16日に開幕予定だが、その1カ月前の段階で新たな放送局の合意が得られてない。 フランスプロサッカー機構(LFP)のヴァンサン・ラブリュン会長は、以前からコロナ禍前の年間10億ユーロ(約1740億円)と言われる放映権収入に固執し、2025年から2029年までの5年間の放映権の入札を実施。だが、昨年10月の段階でその金額を支払う企業は現れず、ここまで放送局なしという異例の状況が続いている。 その後、『DAZN』と『beIN Sports』が交渉相手として報じられたが、現時点でいずれとも合意に至っていない。 これを受け、LFPは『Bouygues』、『SFR』、『Orange』と共同で新たなテレビチャンネルを創設するという選択肢も検討中。 また、さすがにこのままでは拙いと判断したLFPは当初の年間10億ユーロから半額程度に放映権料を減額した模様だが、交渉は平行線を辿っているようだ。 そういったなか、DNCG(フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会)による厳格な財務管理が実施されている同リーグでは、仮にこのまま放映権収入を得られない場合、8クラブが破産宣告の危機に陥る可能性が出ているという。 『レキップ』によると、その8クラブは、3位躍進でチャンピオンズリーグ出場権を得たスタッド・ブレスト、伊東純也と中村敬斗が在籍するスタッド・ランス、オナイウ阿道が在籍する昇格組オセール、RCランス、モンペリエ、アンジェ、ナント、ル・アーヴルだという。 今後、LFPと放送局の間で何らかの解決策が見つかるとは思われるが、ネイマールやリオネル・メッシ、キリアン・ムバッペらパリ・サンジェルマンのスーパースターの相次ぐ流出によってリーグとしての価値が下がり始めているなか、リーグ・アンとしては抜本的な改革や競争力を高める必要がある。 2024.07.09 00:07 Tue
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オセールが元セネガル代表FWニアンをボルドーから完全移籍で獲得…背番号「11」で1年契約

オセールは16日、ボルドーの元セネガル代表FWエムバイェ・ニアン(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2023年6月30日までの1年間で、1年間の延長オプションがついているとのこと。背番号は「11」を着けることとなる。 カーンの下部組織で育ったニアンは、2012年8月にミランへと完全移籍。そこから、モンペリエ、ジェノア、ワトフォード、トリノとレンタル移籍を経験。2018年7月にトリノへと完全移籍する。 そのままスタッド・レンヌへレンタル移籍すると、2019年8月には完全移籍。サウジアラビアのアル・ヒラルへのレンタル移籍を経て、2021年9月にボルドーに加入していた。 ボルドーでは公式戦23試合で7ゴール2アシストを記録するも、チームは2部へと降格していた。 リーグ・アン通算では135試合で34ゴール12アシストを記録している。 また、セネガル代表としても15試合で4ゴールを記録。2018年のロシア・ワールドカップでもプレーしていた。 2022.08.17 12:15 Wed

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