ダービー初出場のムバッペが同点弾、首位攻防のダービーはドローでマドリーが首位キープ【ラ・リーガ】

2025.02.09 07:04 Sun
Getty Images
ラ・リーガ第23節、レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーのマドリード・ダービーが8日に行われ、1-1で引き分けた。

前節エスパニョールにウノセロで敗れてリーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した首位マドリー(勝ち点49)は、3日前のコパ・デル・レイではレガネスに3-2と競り勝った。そのレガネス戦のスタメンから7選手を変更。ムバッペやヴィニシウス、ベリンガムら主力が先発に戻った。

一方、前節マジョルカを下してマドリーに1ポイント差に詰め寄った2位アトレティコ(勝ち点48)は、4日前のコパ・デル・レイではヘタフェに5発圧勝とした。そのヘタフェ戦のスタメンから4選手を変更。GKオブラクやジョレンテ、バリオスらが先発に戻った。
マドリーがボールを持つ入りとなった中、フラットな[4-4-2]で構えるアトレティコが14分にリーノのミドルで牽制する序盤となったダービー。

引き続きポゼッションするマドリーは20分、ショートカウンターからヴィニシウスがミドルシュートを放って応戦。
互いに1度ずつゴールに迫った中、30分にアトレティコがPKを獲得する。ボックス内でクロスに飛び込んだリーノがチュアメニに足を踏まれると、VARの末にPK判定となった。やや幸運な判定でPKを得たアトレティコはこれをアルバレスが決めて先制した。

厳しい判定で追う展開となったマドリーが重心をさらに前にかけた中、ショートカウンターで牽制するアトレティコが1点のリードを保って前半を終えた。

それでも迎えた後半、開始5分にマドリーが追いつく。ロドリゴが右サイドを打開してクロスを入れると、ベリンガムの放ったシュートはヒメネスにブロックされるも、ルーズボールをムバッペが押し込んだ。

ダービー初出場のムバッペの同点弾で試合を振り出しに戻したマドリーは2分後、一気に逆転の絶好機。ヴィニシウスの左クロスにタイビングヘッドで合わせたベリンガムのシュートがバーに直撃した。

攻勢のマドリーは57分にもベリンガムがセバージョスの左クロスにヘディングで合わせる好機もシュートはGKオブラクの守備範囲だった。

ハーフコートゲームとするマドリーは71分、ボックス右からロドリゴがGK強襲のシュートを浴びせれば、1分後にもヴィニシウスが強引な突破からオブラク強襲のシュートを放った。

押せ押せのマドリーは82分にロドリゴが際どいミドルを放つと、90分にはボックス右に抜け出したムバッペがシュートに持ち込んだが、GKオブラクの好飛び出しに阻まれた。

後半は一方的な展開としたマドリーだったが、1-1で決着。首位攻防のダービーは引き分けに終わり、マドリーが首位をキープしている。

レアル・マドリー 1-1 アトレティコ
【レアル・マドリー】
キリアン・ムバッペ(後5)
【アトレティコ】
フリアン・アルバレス(前35)【PK】

キリアン・ムバッペの関連記事

フランス代表のディディエ・デシャン監督が、クロアチア代表との激闘を制したチームを称えた。 フランスは23日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のファイナルズ・準々決勝2ndレグでクロアチアに2-0で勝利。2戦合計2-2で延長戦、PK戦までもつれ込んだ激闘を制し、準決勝進出を果たした。 1st 2025.03.24 09:52 Mon
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が23日にホームで行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのクロアチア代表戦前日会見に臨んだ。 20日にアウェイで行われた1stレグを0-2で落としたフランス。試合後にはとりわけ2失点した前半の不出来に不満を述べていたデシャン監督だが、逆転を狙う2 2025.03.23 14:30 Sun
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が20日にアウェイで行われ、0-2で敗れたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝1stレグのクロアチア代表戦を振り返った。 ベスト4進出を懸けたクロアチアとの初戦。5分にPKを献上したフランスはGKマイク・メニャンが好守で阻止するも、26分に失点。追加タイムにも失 2025.03.21 13:00 Fri
レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが15日にアウェイで行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第28節ビジャレアル戦後にコメントした。 この試合で2ゴールを決めて逆転勝利に貢献したムバッペは、今季ここまでの公式戦43試合で30ゴールに到達。この数字は元ブラジル代表FWロナウドが加入シーズンに決めた 2025.03.16 11:00 Sun
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が15日にアウェイで行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第28節ビジャレアル戦後にコメントした。 チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのアトレティコ・マドリー戦をPK戦の末に勝利したレアル・マドリーは中2日でビジャレアル戦に臨んだ。 試合はFW 2025.03.16 09:00 Sun

レアル・マドリーの関連記事

レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが自身の将来に言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。 プレータイムこそ減らしているものの、まだまだマドリーで存在感を示しているモドリッチ。シーズン終盤に差し掛かり、単年契約の満了も迫っている。 現在はクロアチア代表に帯同。20日に行われたUEFAネーション 2025.03.23 21:50 Sun
「スタンドに屋根があって助かった」そんな風に私が胸を撫でおろしていたのは月曜日、昨年11月以来となるサッカー協会本部グラウンドで、スペイン代表チームの練習を見学していた時のことでした。いやあ、ここ2週間ばかり、マドリッドは悪天候が続き、外出の際に傘を持っていくのはデフォルトになっているんですけどね。その日も何とか、ラス 2025.03.19 20:00 Wed
ベルギー代表に復帰したレアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、代表離反の理由などについて説明した。イギリス『BBC』が伝えている。 マドリーの守護神として、世界的な評価を得ているクルトワ。当然、ベルギー代表にも招集され続けており、これまで通算102試合に出場している。 しかし、2024年に行われた代表戦 2025.03.19 14:35 Wed
試合日程に大きな不満を口にしていたレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督。ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、思わぬ反論を見せた。 マドリーは15日、ラ・リーガ第28節でビジャレアルとアウェイで対戦していた。 試合は2-1で逆転勝利を収めたが、アンチェロッティ監督は試合日程について言及。チャンピオン 2025.03.16 23:05 Sun
レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが15日にアウェイで行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第28節ビジャレアル戦後にコメントした。 この試合で2ゴールを決めて逆転勝利に貢献したムバッペは、今季ここまでの公式戦43試合で30ゴールに到達。この数字は元ブラジル代表FWロナウドが加入シーズンに決めた 2025.03.16 11:00 Sun

ラ・リーガの関連記事

アトレティコ・マドリーがトッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール(27)に関心を示しているようだ。スペイン『レレボ』が報じている。 来シーズンに向けて補強計画を立てるアトレティコは、右サイドバックに加え、元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就次第で緊急性が高まる前線の補強とともにピボーテ 2025.03.24 14:30 Mon
今夏の移籍市場では中盤の補強を考えていないと見られているバルセロナだが、状況が変わった場合のターゲットはプレミアリーグにいるようだ。 スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、バルセロナが関心を示しているというのがニューカッスル・ユナイテッドのイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(24)だという。 以前からバ 2025.03.23 22:45 Sun
レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが自身の将来に言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。 プレータイムこそ減らしているものの、まだまだマドリーで存在感を示しているモドリッチ。シーズン終盤に差し掛かり、単年契約の満了も迫っている。 現在はクロアチア代表に帯同。20日に行われたUEFAネーション 2025.03.23 21:50 Sun
バルセロナは23日、スペイン代表DFパウ・クバルシの負傷状況を報告した。 クバルシは20日、アウェイで行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝1stレグのオランダ代表戦に先発。40分に右足首を痛めて交代すると、スペインサッカー連盟(RFEF)が21日に代表離脱を発表していた。 バルセロナに戻り、 2025.03.23 21:27 Sun
クラブドクターの急逝により延期となったラ・リーガ第27節のバルセロナvsオサスナの代替日程が決定した。 スペインサッカー連盟(RFEF)は20日、ラ・リーガ第27節延期分のバルセロナvsオサスナを3月27日の現地時間21時(日本時間29時)に開催することを発表した。 この一戦は当初、3月8日エスタディ・オリ 2025.03.21 11:00 Fri

記事をさがす

キリアン・ムバッペの人気記事ランキング

1

ムバッペやチュアメニ、パヴァールが復帰!クロアチアとの準々決勝に臨むフランス代表が発表【UNL】

フランスサッカー連盟(FFF)は13日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むフランス代表メンバー24名を発表した。 ディディエ・デシャン監督が率いるフランス。UNLはリーグA・グループ2を首位で終えて準々決勝に進出している。 今回のメンバーには、DFバンジャマン・パヴァール(インテル)やMFオーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー)、FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が復帰している。 その他、DFウィリアム・サリバ(アーセナル)、MFマテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ)、FWマイケル・オリーズ(バイエルン)、FWウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン)などを招集した。 フランスはクロアチア代表との連戦に。20日にアウェイで、23日にホームで対戦する。今回発表されたフランス代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆フランス代表メンバー24名</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) マイク・メニャン(ミラン/イタリア) ブライス・サンバ(RCランス) DF ジョナタン・クラウス(ニース) リュカ・ディーニュ(アストン・ビラ/イングランド) テオ・エルナンデス(ミラン/イタリア) イブラヒマ・コナテ(リバプール/イングランド) ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン) バンジャマン・パヴァール(インテル/イタリア) ウィリアム・サリバ(アーセナル/イングランド) ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ) MF エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー) マテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ/イタリア) マヌ・コネ(ローマ/イタリア) アドリアン・ラビオ(マルセイユ) オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー/スペイン) ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ランダル・コロ・ムアニ(ユベントス/イタリア) キリアン・ムバッペ(レアル・マドリー/スペイン) マイケル・オリーズ(バイエルン/ドイツ) マルクス・テュラム(インテル/イタリア) 2025.03.13 22:25 Thu
2

「重要なのはタイトル獲得に貢献すること」 今季30ゴール到達で元ブラジル代表FWロナウド超えも謙虚なムバッペ 「彼らより優れているということにはならない」

レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが15日にアウェイで行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第28節ビジャレアル戦後にコメントした。 この試合で2ゴールを決めて逆転勝利に貢献したムバッペは、今季ここまでの公式戦43試合で30ゴールに到達。この数字は元ブラジル代表FWロナウドが加入シーズンに決めた29ゴールを抜き、FWクリスティアーノ・ロナウドの加入シーズンに決めた33ゴールまであと3点に迫った。 しかしムバッペは2人のレジェンドの記録を抜いたとしても自身が彼らより優れているとは思わないと謙虚に話した。 「彼らは時代を超えたレジェンドだ。ゴール数は単なる数字。仮に僕がロナウドやクリスティアーノよりも多くゴールを決めても、彼らより優れているということにはならない。最も重要なのはタイトル獲得に貢献すること。ゴールを決めるのは重要だけど、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグで優勝して初めて価値がある」 「2025年はここまでチームとしても個人的にもとても良い。代表ウィーク明け、もっとチームの勝利に貢献したいし、活躍したい」 一方で中2日でのビジャレアル戦は苦しんだと認めた。 「とても難しかった。誰もがアトレティコとの試合を観ていたと思う。120分、感情を込めて戦った。あんな試合の後の2日後にプレーするのは困難だ。ウォーミングアップすら大変だったけど、エンブレムを尊重し、最後まで戦わなければならなかった。そして僕らは実行し、勝つことができた」 2025.03.16 11:00 Sun
3

クロアチアに先勝許したフランス、デシャン監督は「前半は実力以下の出来」と不満

フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が20日にアウェイで行われ、0-2で敗れたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝1stレグのクロアチア代表戦を振り返った。 ベスト4進出を懸けたクロアチアとの初戦。5分にPKを献上したフランスはGKマイク・メニャンが好守で阻止するも、26分に失点。追加タイムにも失点し、2点ビハインドで前半を終えた。 後半、反撃に転じたフランスだったがゴールを奪えず0-2で敗戦となった。 デシャン監督は前半の不出来に不満を漏らした。 「ボールロストや技術的なミスがあり、相手にチャンスを与えてしまった。メニャンがPKを止めてくれたが、その後も状況は変わらずボールを失っていた。前半は実力以下の出来だった。後半はやるべきことをやったが、効率が悪かった」 一方で3日後の2ndレグに向けては巻き返しを誓った。 「1stレグでは負けたが、ホームでの2ndレグでは必ず勝つつもりだ。状況を好転させるために全力を尽くす。前半、与えたチャンスを全て我々は奪われた。技術的な面での無駄が多過ぎた」 また昨年9月以来となる代表復帰となった、レアル・マドリーで絶好調のFWキリアン・ムバッペについては以下のように述べた。 「非常にコンディションが良いと思った。低いブロックに対してよく対応していたと思う。もっと良くできたとも思うが、努力してくれた」 2025.03.21 13:00 Fri
4

2点差からの逆転突破狙うフランス、デシャン監督は“高齢”クロアチアをリスペクト

フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が23日にホームで行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのクロアチア代表戦前日会見に臨んだ。 20日にアウェイで行われた1stレグを0-2で落としたフランス。試合後にはとりわけ2失点した前半の不出来に不満を述べていたデシャン監督だが、逆転を狙う2ndレグに向けて高齢化が進むもののクロアチアへのリスペクトを忘れなかった。 「1stレグからは中盤はもっと創造的になると思う。我々に何より欠けていたのは技術的な正確さだ。まずパスから始めなければならない。1stレグではバランスが悪かった。クロアチアは前回のワールドカップで3位となり、前回のネーションズリーグで準優勝した非常に良いチームだ。選手の年齢が高いと言う人も居るかもしれないが、それが彼らの素晴らしいパフォーマンスを妨げることはない。ダリッチ監督が就任して以来、彼はチームを最高レベルに保ってきた」 また、逆転へのキーマンとなるFWキリアン・ムバッペについては次のように話した。 「1stレグではあまり効果的な動きができなかったが、積極的にプレーしていた。良いシュートは相手GKのセーブに阻まれたが、キャプテンとして役割を果たしてくれている」 2025.03.23 14:30 Sun
5

アンチェロッティ監督が日程に不満爆発、改善されない場合はボイコットへ「72時間以内に試合をするのは今日が最後」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が15日にアウェイで行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第28節ビジャレアル戦後にコメントした。 チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのアトレティコ・マドリー戦をPK戦の末に勝利したレアル・マドリーは中2日でビジャレアル戦に臨んだ。 試合はFWキリアン・ムバッペのドブレーテで逆転勝利としたが、アンチェロッティ監督は今後72時間以内に次の試合を行うことはないとし、仮に試合が開催される場合はボイコットすると明言した。 「72時間以内に試合をするのは今日が最後になる。今後は72時間の休息なく試合をすることはない。ラ・リーガには2度、試合時間の変更を要請したが、何もしてくれなかった。だが、これが最後だ」 そして記者から72時間以内に今後試合が開催される場合、ボイコットするかと聞かれると「もちろん、プレーしない」と返答した。 国際サッカー連盟(FIFA)は選手の健康を守るため試合の間隔を最低でも72時間空けることを推奨しているが強制力はなく、各リーグの主催団体に試合開催時間は一任されている。 放映権の問題が絡み、今回のレアル・マドリーのように割を食う日程が組まれてしまっているが、レアル・マドリーがボイコットを辞さない状況となり、ラ・リーガは日程の改善を迫られることになった。 2025.03.16 09:00 Sun

レアル・マドリーの人気記事ランキング

1

「72時間」の問題に不満を示したアンチェロッティ監督、ラ・リーガ会長が思わぬカウンター…次の2試合はクラブの意思で日程変更「72時間未満しかない!!」

試合日程に大きな不満を口にしていたレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督。ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、思わぬ反論を見せた。 マドリーは15日、ラ・リーガ第28節でビジャレアルとアウェイで対戦していた。 試合は2-1で逆転勝利を収めたが、アンチェロッティ監督は試合日程について言及。チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのアトレティコ・マドリー戦から72時間以内に試合が行われたことに怒りを露わにしていた。 「72時間以内に試合をするのは今日が最後になる。今後は72時間の休息なく試合をすることはない。ラ・リーガには2度、試合時間の変更を要請したが、何もしてくれなかった。だが、これが最後だ」 アトレティコとの試合は日本時間で12日の29時キックオフ。試合はPK戦にまでもつれ込んでいた。そしてビジャレアル戦は日本時間の15日の26時30分キックオフ。丸3日は経過しないまま試合が行われたのは事実だ。 国際サッカー連盟(FIFA)は選手の健康を守るため試合の間隔を最低でも72時間空けることを推奨しているが強制力はなく、各リーグの主催団体に試合開催時間は一任されている。 そんな中、ラ・リーガのテバス会長が自身のX(旧ツイッター)を更新。この先のマドリーのスケジュールについて触れ、マドリーが再び72時間以内に試合をすることがあると明かしたが、クラブ側が希望したものだと主張した。 「カルロ、エミリオから聞いていると思うが、ラ・リーガはレアル・ソシエダとの準決勝(コパ・デル・レイ)までに時間を与えるため、次のレガネス戦を土曜日の16時15分に予定した」 「しかし、エミリオはFIFAの日程から戻ってくる選手たちのことを考え、ラ・リーガの競技ディレクターに対し、21時に変更するように依頼した。これは、きっとあなたの承知と許可の下で行われたものだと思う」 「そして今、土曜日の試合終了のホイッスルから、火曜日の準決勝のスタートまで、72時間未満しかない!!」 「最も優れた選手が決勝に進出できますように」 アンチェロッティ監督が2度と72時間以内にはプレーしないと発言したが、インターナショナル・マッチウィーク明けの次のラ・リーガの試合と、その後のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・ソシエダ戦の間は72時間ない状況に。ただ、クラブ側の要請に応じたものだと、先手を打っている。 果たしてアンチェロッティ監督は何を思うのか。リーグ側が全く配慮していないというわけではなさそうだ。 2025.03.16 23:05 Sun
2

「全員が回復したわけではない」激闘レアルはヴィニシウスが練習欠席、ラウール・アセンシオの代表初招集には「多くの招集の第一歩に」とアンチェロッティ監督祝福

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、チーム状態やDFラウール・アセンシオのスペイン代表初招集について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 12日、PK戦までもつれ込んだマドリード・ダービーを制し、チャンピオンズリーグ(CL)でベスト8進出を決めたマドリー。激闘から中2日、ラ・リーガ第28節のビジャレアル戦に臨む。 試合前の会見では「全員が回復したわけではない」と語ったアンチェロッティ監督。ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールはトレーニングを欠席も、「もう1日休ませた」「何の問題もない。ただ疲れているだけだ」と状態を明かしている。 一方で朗報も。ケガ人多数の最終ラインにおいて救世主となった22歳のラウール・アセンシオが、初のスペイン代表入り。指揮官も喜びをあらわにした。 「我々は祝った。彼にとって非常に良いニュースだ」 「ここに来て以来示してきた仕事ぶりや真面目さから、この招集に値する。非常に良くやってきたし、多大なコミットメントを見せてきた。これが今後の多くの招集の第一歩になることを願っている」 2025.03.15 17:34 Sat
3

代表からの離反は「賢明な行動ではなかった」、久々の代表復帰となったGKクルトワが事情説明「監督との関係が崩れれば難しい」

ベルギー代表に復帰したレアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、代表離反の理由などについて説明した。イギリス『BBC』が伝えている。 マドリーの守護神として、世界的な評価を得ているクルトワ。当然、ベルギー代表にも招集され続けており、これまで通算102試合に出場している。 しかし、2024年に行われた代表戦では、まったくプレーせず。もちろん、2023年夏に負った前十字じん帯損傷の影響もあったが、それ以上にドメニコ・テデスコ前監督との確執が表面化したことが大きく、大ケガから復帰した後も代表招集を拒否する状況が続いていた。 そのテデスコ監督は、成績不振によって今年1月に退任となり、新たにルディ・ガルシア監督が就任。すると、3月に行われるインターナショナルマッチウィークでは、クルトワも招集に応じメンバーに名を連ねている。 久々の代表復帰となったクルトワだが、この決定については物議を醸しており、GKコーエン・カスティールスはこの件を理由に代表引退を表明。ファンの間でも、賛否両論の代表復帰となっている。 これについて、クルトワは事情を説明しつつ、チームメイトともしっかり話し合ったとコメント。また、2023年6月に負傷した主将ケビン・デ・ブライネに代わりキャプテンを任されなかったことが、代表離反の原因ではないとも強調している。 「誤解や真実の半分しか伝わっていないことが多かったから、何が起こったのかチームに説明できたと思う。チームメイトは、僕に対して色々と疑問をぶつけてもくれたよ」 「全てを話し合えて、ほっとしている。全てがクリアになり、今は前を向いているところだ。自分がミスを犯したことはわかっている。当時は精神的に100%プレーする準備ができていなかったんだ」 「長いシーズンを終えた後では、衝動的な反応をしてしまうことがある。でも、あれは賢明な行動ではなかった。チームとサポーターにとっての最善ではなかったと思う」 「ベルギーサッカー協会はその後にもっとうまく対処できたはずだと今でも思う。ただ、僕も酷いヒザのケガを負ってしまったからね。いずれにせよ、ユーロに出場する準備はできていなかった。それに、監督との関係が崩れれば難しい」 「僕がキャプテンの腕章をもらえなかったからチームを去ったという書き込みも多く見たが、それは事実ではない。最大の誤報だ。当時、ファンが辛い思いをしたことは理解している。だから、また僕を受け入れてくれることを願うよ」 「簡単ではないと理解しているが、チームを応援してもらえると嬉しい」 2025.03.19 14:35 Wed
4

「重要なのはタイトル獲得に貢献すること」 今季30ゴール到達で元ブラジル代表FWロナウド超えも謙虚なムバッペ 「彼らより優れているということにはならない」

レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが15日にアウェイで行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第28節ビジャレアル戦後にコメントした。 この試合で2ゴールを決めて逆転勝利に貢献したムバッペは、今季ここまでの公式戦43試合で30ゴールに到達。この数字は元ブラジル代表FWロナウドが加入シーズンに決めた29ゴールを抜き、FWクリスティアーノ・ロナウドの加入シーズンに決めた33ゴールまであと3点に迫った。 しかしムバッペは2人のレジェンドの記録を抜いたとしても自身が彼らより優れているとは思わないと謙虚に話した。 「彼らは時代を超えたレジェンドだ。ゴール数は単なる数字。仮に僕がロナウドやクリスティアーノよりも多くゴールを決めても、彼らより優れているということにはならない。最も重要なのはタイトル獲得に貢献すること。ゴールを決めるのは重要だけど、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグで優勝して初めて価値がある」 「2025年はここまでチームとしても個人的にもとても良い。代表ウィーク明け、もっとチームの勝利に貢献したいし、活躍したい」 一方で中2日でのビジャレアル戦は苦しんだと認めた。 「とても難しかった。誰もがアトレティコとの試合を観ていたと思う。120分、感情を込めて戦った。あんな試合の後の2日後にプレーするのは困難だ。ウォーミングアップすら大変だったけど、エンブレムを尊重し、最後まで戦わなければならなかった。そして僕らは実行し、勝つことができた」 2025.03.16 11:00 Sun
5

“偽9番”が生まれた日…チャビ&アンリ&メッシが回想「ペップはシステムを変えた」

▽バルセロナで一時代を築いた人物たちが、“偽9番”が誕生した日を回想している。スペイン『マルカ』が、スペインテレビ局『Movistar Plus』の番組で放映された内容を伝えた。 ▽2008年から2012年までクラブを率いたジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)の下、“偽9番”と呼ばれるポジションを完成に導いたバルセロナ。最前線中央に構えるFWリオネル・メッシがディフェンスラインと中盤の間にポジションを取り、相手のマークに混乱を生じさせた。この戦術で、グアルディオラ監督はリーガエスパニョーラ3度、チャンピオンズリーグ(CL)2度を含む数々のタイトルを勝ち取っている。 ▽『Movistar Plus』の番組に出演したバルセロナOBティエリ・アンリ氏、MFチャビ・エルナンデス、そして現在も同クラブで活躍するメッシが、“フォルス9”(=偽9番)が生まれた当時を回想。その試合が6-2で勝利した2008-09シーズンのリーガ第34節、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”であったことを明かしている。 チャビ 「あの6-2は戦術的なものだったし、別物だったね」 アンリ 「フォルス9(偽9番)というポジションはあの日始まったんだ」 メッシ 「ペップはエル・クラシコの前日に僕を呼んで、シウター・エスポルティーバ(練習場)まで来させたんだ。そして、ポジションを変えようとしていることを教えてくれた」 「彼はティト・ビラノバと試合を観ていて、何か新しいことをすることに決めたんだ」 「グアルディオラはシステムを変えた。アンリにはワイドでプレーするように言い、エトーにはセントラルMFとディフェンスの間でプレーするようにね。レアル・マドリーの動きを分析してたよ」 チャビ 「ペップは気付いていたんだ。どのチームの9番にも彼らが決してプレスに出て来ないことに。メッシをフォルス9として出すことの数的優位は、僕らが試合を通して常にもう1人の選手をボールに向かわせることを意味していた」 メッシ 「これは、レアル・マドリーにとって新しいものだった」 「彼らは僕らを非常によく研究していた。だけど、僕が引いてセンターバックがサミュエル(・エトー)とアンリをカバーしなければならなくなって、僕らは自由を得たよ」 「(マドリーが)選手たちに引っ付いてきて、アンリが先制点を決めた」 アンリ 「うまくいったね。メッシのアシストは指揮官が求めていた素晴らしいやり方だった」 「レオ(・メッシ)が遅れるポジションにいて、レアルのセンターバックが躊躇したんだ」 「私はスペースに入り込み、サミュエルが反対側に動いて、上手くいったんだ」 2018.12.21 18:59 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly