「多くのサポーターを幸せにできた」1989年以来のリーグ戦ダービー3連勝に導いたアルテタ監督が宿敵撃破を誇る

2025.01.16 10:30 Thu
リーグ戦でのダービー3連勝達成のアルテタ監督
Getty Images
リーグ戦でのダービー3連勝達成のアルテタ監督
アーセナルミケル・アルテタ監督が、ノースロンドン・ダービーでの会心の逆転勝利をサポーターに捧げた。
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アーセナルは15日、エミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第21節のトッテナム戦を2-1の逆転勝利で飾った。ともに満身創痍の状況で臨んだノースロンドン・ダービーはホームのアーセナルが立ち上がりから攻守に圧倒。しかし、25分にセットプレー流れからFWソン・フンミンに先制点を許し、ビハインドを背負った。
それでも、前半終盤の40分に得意のセットプレーから誘発した相手のオウンゴールで同点に追いつくと、その4分後にはカウンターからFWレアンドロ・トロサールのゴールで逆転に成功。後半は再三の決定機をモノにできなかったが、相手の反撃を安定した守備で花返し続けて勝ち切った。

これで1989年のジョージ・グラハム監督以来となる、リーグ戦でのダービー3連勝を達成したスペイン人指揮官は、再びノースロンドンのサポーターに自慢できる権利を与えることができたことを喜んだ。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
「とてもうれしい。今シーズンで最も特別な日で、多くのサポーターをとても幸せにできるチャンスがあり、それができたと思う」

「加えて、彼らはチームとプレーヤーをとても誇りに思うだろうし、彼らがこのフットボールクラブを代表していることをとても光栄に思うはずだ」

「今日は私が見た中でも最高の雰囲気だった。記者会見でも言ったように、それは我々が一貫してやらなければならないことだ。それは我々次第で、他の誰にもできない。我々がコントロールできないこともあるが、それは確かにコントロールできる。だから、それを最大限に活用しよう」

また、ダービーでの公式戦4試合ぶりの勝利は今後のリーグタイトルレースにおいて勢いを与えるものとなった。

アルテタ監督は直近数試合のパフォーマンスが決して悲観すべきものではなかったことを強調しつつも、トッテナム戦でのパフォーマンスはより勝利に値するものだったと誇る。
「(敗れた)2試合とも素晴らしいパフォーマンスを見せたが、何の成果も得られず、まったく不当な結果だった。だが、それがフットボールだ」

「そして、シーズン最大の試合をホームで戦わなければならない。誰もが誰がミスをしたのかと疑問を持ち、批判し始めると、チームは真の決意と真の熱意を示し、果敢に挑み、最初の1分からボールの有無にかかわらず相手チームを傷つけるプレーをする」

「まったく不当な1点のビハインドを背負ったが、それでも試合で多くの成果を出し、勝利にふさわしい結果を残してきた。チームのパフォーマンスは、結果にかかわらず、信じられないほど良く安定しており、このまま続ければ、4月までに良い位置につけているはずだ」

その上でダービー勝利を祝うのは今夜までだとし、すぐに控えるアストン・ビラ戦へ最高の準備で臨みたいと語った。

「モメンタムは今だ。我々は多大な努力を注ぎ、回復し、すぐに立ち直ってこのレベルの試合をしなければならない。今はダービーの勝利を楽しまなければならない。彼らは完全にそれに値している。だが、我々は明日からビラ戦からスタートし、土曜日には再び準備が整うはずだ」

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「アーセナルを称賛したい」5失点の大敗を喫したシティ、ストーンズはチームの反応を悔やむ「やるべきことをやらなくなった」

マンチェスター・シティのイングランド代表DFジョン・ストーンズが5失点で大敗したアーセナル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 2日、プレミアリーグ第24節でシティはアウェイでアーセナルと対戦した。 今シーズンは不調に陥った時期もあり、優勝争いから離れているシティ。2位につけるアーセナルに敗れれば、前人未到の5連覇はかなり遠のく状況となる。 しかし、試合は開始2分にマルティン・ウーデゴールにゴールを許して失点すると、攻め込むものの良い形が作れず。GKダビド・ラヤに2つのビッグセーブを許すなど苦しい展開となった。 それでも55分にアーリング・ハーランドが同点ゴールを決めて息を吹き返すかと思われたが、2分後にトーマス・パルティのミドルシュートがストーンズに当たってネットを揺らし勝ち越されると、連続失点。終わってみれば5-1で大敗となり、優勝は現実的ではなくなってしまった。 リーグ戦では6試合無敗だったがそれもストップ。手痛い敗戦にストーンズは早く立ち直るべきだとコメント。やるべきことができなかったと、チームとして反応できなかったことを悔やんだ。 「難しいことだ。みんな敗戦をうまく受け止めることができない。こうした試合の後、すぐに言葉で表現することは難しい」 「プライドが傷ついた。わざわざ観に来てくれたファンには申し訳なく思う。最後の30分間のプレーは受け入れられない。グループとして、あれは僕たちらしくない。良いこととは言えない」 「アーセナルを称賛したい。ここは簡単に来る場所ではないが、彼らは本当によくプレーした。60分か65分の間、僕たちは素晴らしサッカーをして試合に参加していた」 「決定的な瞬間だったと思うが、僕たちにとっては悪い方向に向いてしまった。個人としても集団としても様々な理由で試合の終わり方に怒り、動揺している」 「ハーフタイムの後に追いついたのは最高の気分で、良い状況だった。その後、僕が弾いたボールから失点したことは少し運が悪かっただけだ。後ろにボールが集中しているときは難しい。出ていく決断をしなければならなかった、相手は運に恵まれ、ゴールに入った」 「このような状況に負けてはいけない。相手がもう1点を決めれば、1点を取り返すだけだが、その逆だった。本来やるべきことをやらなくなってしまった。言葉で説明することは難しい」 「僕はどっちの立場も経験しているけど、今日は間違っていた。ロッカールームにいる僕たち全員にとって、エモーショナルな場所だ。僕たちはこの状況から立ち直り、すぐにバウンスバックしたい。消し去りたいわけではない。こうしたことが僕たちを強くし、シーズンを通して何をしてきたのか、ないんができるかを学び、理解させてくれるからだ」 「僕たちのファンや良い時も悪い時も全てを経験してきた僕たちを支える全ての人にとって、今日は悪い時の1つであり、僕たちはそれを再び正さなければいけない」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナル相手にシティが衝撃の5失点敗戦…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="V6XLn_CWPDo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 16:00 Mon

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