久保の新年初ゴールで逃げ切ったソシエダがリーグ戦3試合ぶりの白星!【ラ・リーガ】
2025.01.14 07:10 Tue
久保建英の所属するレアル・ソシエダは13日、ラ・リーガ第19節でビジャレアルと対戦し1-0で勝利した。久保は83分までプレー、51分に今季4点目を記録している。
新年初戦となったコパ・デル・レイ3回戦でプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のポンフェラディーナに完勝した8位ソシエダ(勝ち点25)が、5位ビジャレアル(勝ち点30)をホームに迎えた一戦。ソシエダの久保は[4-1-4-1]の右MFでスタメン出場している。
立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ソシエダは21分にピンチ。ゲイエのスルーパスからボックス中央に侵入したバリーが右足のダイレクトシュートでゴールを狙ったが、これはゴール右に外れた。
徐々にボールを保持する時間を増やすソシエダは34分、ドリブルでボックス右深くまで侵入した久保の折り返しは相手DFに阻まれるが、このこぼれ球をボックス内で拾ったスチッチがすかさずシュート。しかし、このシュートは右ポストを直撃した。
両チーム枠内シュート0本で前半を終えて迎えた後半は早い時間にスコアが動く。51分、自陣のクリアボールに反応したオヤルサバルが相手DF裏のスペースへロングパスを供給すると、これを右サイドから斜めに駆け上がった久保がパレホとの走り合いを制してボックス内まで侵入。守備に戻ったDFキコを冷静にかわしゴール左隅にシュートを流し込んだ。
さらに71分にも、G・モレノの右クロスをファーサイドで収めたセルジ・カルドナがハーフボレーでゴールを狙ったが、これもGKレミロのセーブに救われた。
その後、 83分にお役御免となった久保とオヤルサバルを下げたソシエダは、そのまま1-0で勝利。久保の今季4点目で逃げ切ったソシエダが、リーグ戦3試合ぶりの白星を飾った。
レアル・ソシエダ 1-0 ビジャレアル
【レアル・ソシエダ】
久保建英(後6)
新年初戦となったコパ・デル・レイ3回戦でプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のポンフェラディーナに完勝した8位ソシエダ(勝ち点25)が、5位ビジャレアル(勝ち点30)をホームに迎えた一戦。ソシエダの久保は[4-1-4-1]の右MFでスタメン出場している。
立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ソシエダは21分にピンチ。ゲイエのスルーパスからボックス中央に侵入したバリーが右足のダイレクトシュートでゴールを狙ったが、これはゴール右に外れた。
両チーム枠内シュート0本で前半を終えて迎えた後半は早い時間にスコアが動く。51分、自陣のクリアボールに反応したオヤルサバルが相手DF裏のスペースへロングパスを供給すると、これを右サイドから斜めに駆け上がった久保がパレホとの走り合いを制してボックス内まで侵入。守備に戻ったDFキコを冷静にかわしゴール左隅にシュートを流し込んだ。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ソシエダは64分にピンチ。クリアボールからカウンターを許すと、左サイドでボールを収めたバリーの横パスに反応したG・モレノが中央を突破。ボックス内まで切り込みシュートを放ったが、これはGKレミロが好セーブ。
さらに71分にも、G・モレノの右クロスをファーサイドで収めたセルジ・カルドナがハーフボレーでゴールを狙ったが、これもGKレミロのセーブに救われた。
その後、 83分にお役御免となった久保とオヤルサバルを下げたソシエダは、そのまま1-0で勝利。久保の今季4点目で逃げ切ったソシエダが、リーグ戦3試合ぶりの白星を飾った。
レアル・ソシエダ 1-0 ビジャレアル
【レアル・ソシエダ】
久保建英(後6)
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なぜ18歳・佐藤龍之介はファジアーノ岡山でブレイクできたのか? E-1選手権で“内田篤人超え”が期待される若き才能の適応力とブレないメンタリティ
突出した適応力だ。今シーズンにFC東京からファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍で加入した佐藤龍之介は、新たな環境に素早く順応し、自身の力を遺憾なく発揮している。 久保建英と同じ16歳でFC東京とプロ契約を結んだMFは、高卒1年目となるシーズンに武者修行を決断。約18年を過ごした東京を飛び出し、約660km離れた岡山に移り住んだ。 未到の地で単身生活をしながら、プロサッカー選手として結果を出すことを目指す。私生活をはじめ不慣れなことも多く、決して簡単ではない。さらに、主に起用されるのは、サッカーキャリアで「初めて」のウイングバックである。まさに、初めて尽くしだ。しかし、ピッチ上では圧倒的なパフォーマンスを発揮している。 第23節終了時点では、17試合に出場してチーム最多の4ゴールを記録。第19節・湘南ベルマーレ戦では、先制点を奪うだけでなく、両チームトップの走行距離12.1kmとスプリント18回を叩き出した。右WBで攻守にハードワークしながら、74分からはシャドーに移り、タイムアップまでプレー。試合後に木山隆之監督は「1番ゴールを取る可能性がある人をピッチに残すのは、勝つのであれば当然かなと思います」とフル出場の意図を明かしており、その信頼は絶大だ。 地元の西東京市と岡山の雰囲気が「似ていた」ことも佐藤の背中を押したが、適応を可能にしている大きな要素は、素直さと向上心のように思う。 開幕前のキャンプ時にWBで起用された時は、「(WBは)オプションになればいいかな。メインはシャドーになると思う」と受け止めていた。だが、監督からのオーダーに応えながら、パスやドリブルで密集地を打開したりラストパスでチャンスを作ったりといった自分の良さを発揮することを両立させ、“WB・佐藤龍之介”は、完全に板についた。その結果、「18歳の今は自分のポジションを『ここだ』と決める段階でもないと思う。『トップ下やシャドーをやれていない』というネガティブな考えは、本当にゼロなんです。『WBで使ってみたい』と思わせるような特徴を自分は少なからず持っていると思うので、実際に使ってくれている今はその証明にもなっています」と、岡山で発見した自身の新たな可能性と向き合い、意識を変化させている。 第21節・横浜Fマリノス戦では初めて左WBで先発した。負傷によるイレギュラーな起用だったが、「練習で『左、やれるか?』と言われて、『うん、行けます』と言ってやりました」と、逆サイドでプレーすることによって発生する身体の向きやボールの置き所の変化も物ともせず。第22節・鹿島アントラーズ戦では鋭いカットインで左サイドを切り裂き、逆転ゴールを呼び込んだ。 “置かれた場所で咲きなさい”を体現している18歳の姿を、木山監督は「輝いている」と表現し、「『自分は絶対に上に行くんだ』って疑わないメンタリティを持っている。『とにかく上に行きたい』という意欲が、輝いている。ある意味、与えられた才能というか。誰かに教えられるものではないと思う。自分を疑っていないところが素晴らしい」と称賛する。 環境やチーム戦術、監督からのリクエストは、自分がコントロールできない部分だ。時には自分のイメージと違うこともある。それでも、全てのことを素直に受け止め、受け入れ、自分の成長を促す肥料に変えていく。 「将来的には世界のトップリーグでプレーしたり、日本代表としてワールドカップに出て活躍したりすることが目標です」。そう宣言する佐藤は、7月3日に発表される東アジアE-1選手権のメンバーに選出されれば、2008年大会での内田篤人の20歳という同大会の日本代表における最年少記録を更新することになる。 E-1選手権は、過去に柿谷曜一朗や森重真人、相馬勇紀や町野修斗らが1年後のW杯のメンバー入りを勝ち取っており、言わばサバイバルの場だ。チームとして戦いながらも、個人として強みを発揮するなどのアピールが是が非でも必要になる。もしかしたらチームメイトは仲間よりもライバルという側面の方が強いかもしれない。しかし、きっと佐藤なら特有のチーム状況下でも、自分の力を最大限に発揮できるのではないか。そう期待したくなる適応力を、岡山で十二分に見せている。 取材・文 難波拓未 2025.07.02 18:00 Wed3
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【国際親善試合】メキシコ代表 0ー0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム) 日本代表は7日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦。完全アウェイの野球場で勇敢に戦ったが、勝利とはならなかった。 アメリカ遠征を行っている日本代表は、7日にメキシコ代表と戦い、中2日の10日にアメリカ代表と対戦する。初戦となるメキシコ代表戦では、[3ー4ー2ー1]のフォーメーションを採用し、GKは鈴木彩艶、3バックは板倉滉、渡辺剛、瀬古歩夢が並ぶ。ダブルボランチはキャプテンの遠藤航と追加招集の鎌田大地が起用され、右のウイングバックは堂安律、左のウイングバックは三笘薫が務める。2シャドーは久保建英と南野拓実、最前線トップには上田綺世が入った。 キックオフすると、日本代表はハイプレスで主導権を握りにいく。上田が相手のアンカーを消し、久保や南野が相手センターバックに寄せて制限をかけていく。前線の3人に全体が連動して前に圧力を強めると、4分、相手陣内の右サイドでボールを奪い、久保がボックス内の右からシュートを放った。11分には左サイドからのスローインを起点に、三笘のドリブルから久保の右足でのミドルシュートが枠を捉えるも、GKのファインセーブに遭った。15分にも渡辺のフィードに抜け出した堂安が際どいループシュートを放った。 時計の針が進むにつれて、メキシコ代表はビルドアップ時の配置に変化を加え、日本代表の3トップに対して数的優位を作って前進を図ってきた。だが、板倉が縦パスを鋭くインターセプトしたり、遠藤を軸に中盤で圧縮したりして突破を許さない。それでも、37分には10番のMFアレクシス・ベガが右サイドで起点を作り、FWラウール・ヒメネスがミドルシュート。これは瀬古が身体でブロックし、鈴木の守るゴールマウスには飛ばさせなかった。 球際のバトルが激しさを増す中、前半終了間際には相手と接触した久保が座り込んでしまう。左足の足首の状態を気にし、メディカルスタッフの治療を受けた後にピッチに戻り、前半が0ー0で終了した。 後半も最初にチャンスを作ったのは、日本代表だった。ボックス手前で久保が右足でシュート。これが相手DFに当たり、上田がこぼれ球に反応。ボックス内の左で角度のない位置から詰めるも、GKに阻まれた。53分には久保が右サイドの深い位置からクロスを上げ、南野がフリーでボレーシュートを放つも、枠を捉えることができない。 4万6千人のスタジアムが満員となった完全アウェイの中で優勢に進めていた日本代表だったが、60分には板倉がくるぶしの外側を痛め、DF関根大輝が代わって3バックの右を務める。メキシコ代表も同じタイミングで4選手を投入。ミランのFWサンティアゴ・ヒメネスや、ロシアW杯でドイツ代表からゴールを奪ったベテランのMFイルビング・ロサーノが入った。 68分にメキシコのFKから決定機を許すが、鈴木が懸命な横っ飛びで弾き出すスーパーセーブでチームを救った。その直後に選手交代を行い、鎌田と代わった佐野海舟がボランチ、南野と代わった伊東純也が右ウイングバックに、久保と代わった前田大然が左ウイングバックに入る。これに伴い、堂安と三笘がシャドーに移った。 一進一退の攻防が続く中、81分には三笘に代わって鈴木唯人、堂安に代わって町野修斗が入り、フォーメーションを[3ー5ー2]に変更した。 88分にボックス内で許したシュートが枠を外れると、90分には遠藤の中央突破から抜け出した上田が後ろから倒されてFKを獲得。当初はDFセサル・モンテスにイエローカードが出されたが、VARの結果レッドカードに。数的優位で戦うことになったが、最後までスコアは動かず。0ー0のドロー決着となった。10日には、アメリカ代表と戦う。 2025.09.07 13:10 Sun4
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