栃木SCのMF森俊貴が同じリーグ&同じ県のライバル栃木Cに完全移籍「色々な意見があることは承知しています」

2025.01.05 15:58 Sun
©︎J.LEAGUE
栃木シティFCは5日、栃木SCのMF森俊貴(27)が完全移籍で加入することを発表した。

森は栃木SCの下部組織出身で、ユースから法政大学へと進学。2020年に栃木でプロ入り。5シーズンを過ごし、J2通算163試合12得点を記録した。

同じ栃木のライバルクラブに移籍する森はクラブを通じてコメントしている。

◆栃木シティFC


「はじめまして。このたび栃木シティに加入させていただくことになりました森俊貴です。J参入初年度の記念すべき年にメンバーの一員になれたことにとても感謝しています!また、共に戦おうと手を差し伸べてくれた大栗社長始め栃木シティ関係者の皆様、大変感謝しています」

「今回の加入に対して色々な意見があることは承知しています。その上でとても強い覚悟を持って来ました。僕自身2025シーズンがどんな年になるのか楽しみですし、この決断を正解に出来るよう精進します!共に戦ってください!!よろしくお願いします!」

◆栃木SC


「栃木SCを応援している皆さま、2024シーズンも多大なサポートありがとうございました。降格という期待を裏切る結果に終わってしまいすみませんでした」

「リリースの通り栃木SCを離れることになりました。直接報告することが叶わず、すみません」

「僕自身プロ入りしてから5年、アカデミー時代を含めると16年栃木SCにお世話になりました。アカデミー時代、僕はとても気分屋で扱いが大変で面倒な少年であったと思います。そんな僕がこうしてプロサッカー選手になれたのは携わってくれた育成スタッフの方達のおかげです。この場をお借りしてお礼を申し上げます」

「大学での4年間を経て憧れの栃木SCのユニフォームを着用しプロデビューした2020年の喜びは一生忘れません。そして、声出し応援が解禁となり何年振りかの県民の歌をピッチ上で歌うことが出来たあの瞬間は感無量でした」

「大好きなサッカーを通して素晴らしい出会いもたくさんありました。いつでも温かく迎えてくれる茂木町の方々、自分の子どものように何でも食べさせてくれるご飯屋さん、どんな時でも前向きな声をかけてくれるサポーターの方々、ファンサの度にプレゼントを用意してくれる個サポの方、全ての出会いに感謝しています。そんな幸せなサッカー人生を送っていく中で世界で一番大切にしたいと思える方とも出会えました。これからの僕個人や一家の大黒柱としてライフプランを考えた結果、栃木SCを退団するという決断に至りました。どうか受け入れてくれるとありがたいです」

「プロ入りしてからの5年間、皆様の期待に応えられる活躍をすることは出来ませんでした。僕の実力不足他なりません。応援してくれていた方、本当にすみませんでした。それでもいつでも明るく気分が晴れるような声を掛けてくれたサポーターの皆様、感謝しています」

「最後になりますが、栃木SCに関わる全ての皆さま本当にありがとうございました。またどこかでお会いできることを楽しみにしています」

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「J3でも1番強いと証明したい」栃木シティが4選手と契約更新! 田中パウロ淳一や背番号「10」岡庭裕貴、鈴鹿戦2G1Aの鈴木国友、ウーヴァ時代を知る増田修斗

来シーズンから明治安田J3リーグの一員となる栃木シティが16日、4選手との契約更新を発表した。 まず、中村憲剛氏の引退試合にも参加したFW田中パウロ淳一(31)。2023年に栃木C入りし、攻撃の核として今季はJFLでベストイレブンを受賞した。来季自身3年ぶりのJリーグとなる。 MF岡庭裕貴(29)は栃木Cの背番号「10」。関東1部時代の2020年に東京ユナイテッドFCから加入し、以来中盤を支えるキーマンだ。来季は群馬時代の2018年以来となるJリーグに。 FW鈴木国友(29)は松本山雅FCから今季栃木C入り。終盤戦にきてスタメン起用が増え、最終的にはJFL25試合出場で6得点、優勝決定の鈴鹿戦では2得点1アシストをマークした。 DF増田修斗(30)は“栃木ウーヴァFC”時代を知るワンクラブマンで、前JFL時代の2017年から在籍。競争の激しい現栃木Cで今季はJFL出場5試合にとどまるも、晴れて契約更新、キャリア初のJリーグへ向かう形となった。 契約更新にあたり、4選手は来季への抱負も。 田中パウロは「2年連続昇格でJリーグへという目標は達成しましたが、J3でも1番強い事を証明したい。それくらい栃木シティには大きな魅力があるので、J1・J2にも負けないくらい盛り上げたい。そのためにはこれまで以上に皆さまのパワーが必要です。みんなでJ3も荒らしましょう」とコメントを寄せている。 2024.12.16 16:37 Mon

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