ボタフォゴの南米制覇に貢献のアルマダは1月にリヨン入りへ…補強禁止処分も問題なし?
2024.12.19 20:40 Thu
1月にリヨン入りのアルマダ
ボタフォゴFRのアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)は、当初の予定通りに今冬リヨンへ向かうことになるようだ。
10代前半からアルゼンチン国内で将来を嘱望されていた攻撃的MFは、アトランタ・ユナイテッドを経て、今年7月にボタフォゴへ完全移籍で加入。その新天地では半年間の在籍で公式戦26試合3ゴール2アシストを記録。コパ・リベルタドーレス制覇に貢献した。
そのアルマダはボタフォゴ行きが決定した段階で、ジョン・テクスター氏がマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するフランスのリヨンに2025年1月に合流することが内定していた。
しかし、その後にリヨンはフランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)から財政問題を理由に、暫定的なリーグ・ドゥ降格、補強禁止、給与の監督という厳しい処分を科された。
そのため、仮にリヨンへ加入しても、現時点で選手登録が可能か否かは不透明な状況になっている。
10代前半からアルゼンチン国内で将来を嘱望されていた攻撃的MFは、アトランタ・ユナイテッドを経て、今年7月にボタフォゴへ完全移籍で加入。その新天地では半年間の在籍で公式戦26試合3ゴール2アシストを記録。コパ・リベルタドーレス制覇に貢献した。
そのアルマダはボタフォゴ行きが決定した段階で、ジョン・テクスター氏がマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するフランスのリヨンに2025年1月に合流することが内定していた。
そのため、仮にリヨンへ加入しても、現時点で選手登録が可能か否かは不透明な状況になっている。
だが、アルマダはアルゼンチン『ESPN』の取材に対して、「リヨンに行く準備はすべて整っている。1月5日に行くつもりだ」と、当初の予定通りにフランスに向かうと説明。さらに、「僕が(補強禁止に関して)尋ねたところ、彼らからそれを解決すると言われた」との返答を明かしている。
ティアゴ・アルマダの関連記事
リヨンの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
ティアゴ・アルマダの人気記事ランキング
1
アルゼンチン代表MFアルマダがボタフォゴへ完全移籍…来年1月のリヨン行きも内定
ボタフォゴFRは6日、アトランタ・ユナイテッドからアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 2019年にベレス・サルスフィエルドでファーストチームデビューを飾ったアルマダは170cmの右利きのアタッカー。爆発的な加速力や抜群のテクニックを生かした小回りの利くドリブル、プレースキッカーも務める右足の精度を特長とする攻撃的MFは、過去にはマンチェスター勢をはじめとするヨーロッパのビッグクラブからの関心が伝えられた逸材。 2022年2月に加入したアトランタでは通算83試合26ゴール24アシストの数字を残し、先日に発表されたU-23アルゼンチン代表のパリ・オリンピック招集メンバーにも名を連ねている。 なお、総額2000万ユーロ(約34億9000万円)でボタフォゴに加入するアルマダだが、今シーズン終了後の2025年1月にはオーナーのジョン・テクスター氏がマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するフランスのリヨン行きがすでに内定しているようだ。 2024.07.07 13:51 Sun2
財政問題で2部降格危機のリヨン、今冬に最大10選手を売却か?
暫定的なリーグ・ドゥ降格、補強禁止処分を科されるリヨンが今冬の移籍市場で最大10人の選手売却を余儀なくされる可能性があるようだ。フランス『レキップ』が伝えている。 フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)は先月15日、財政問題を理由にリヨンに対して厳しい処分を言い渡した。 クラブの負債が4億5800万ユーロ(約747億円)から5億800万ユーロ(約829億円)に増加したと報じられているリヨン。 クラブのオーナーを務めるジョン・テクスター氏は、DNCGとの面談を通じて、財政改善へ選手売却や、マルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するプレミアリーグのクリスタル・パレスの株式45%売却による資金調達といった改善案を提案。しかし、その話し合いでDNCGを説得することはできず。 現在、クラブはリーグ・ドゥ降格という最悪な事態を回避すべく財政問題解決への動きを続けている。 『レキップ』によれば、リヨンは人件費削減とともに資金調達の一環として今冬の移籍市場での複数選手の売却を検討しているという。 その有力な候補ではテクスター氏がMSOで保有するブラジルのボタフォゴFRから加入するMFティアゴ・アルマダ、ローンバックとなるFWルイス・エンヒキ、DFアドリエウソンの売却。アルマダに関してはブラジルの別のクラブへ移籍させる計画がすでにあるようだ。 その3選手以外ではGKアントニー・ロペス、DFサエル・クンベディ、MFポール・アコク、MFママドゥ・ディアワラの4選手。今シーズンはいずれも出場機会を得られておらず、他クラブへの売却は理にかなっているという。 一方、主力クラスでは高額な売却益が見込める、MFマクサンス・カクレ、FWギフト・オルバン、FWサイード・ベンラーマ、FWラヤン・シェルキが現時点での売却候補に挙がっている模様。実際、オルバンに関してはここにきてホッフェンハイム行きの可能性が取り沙汰されている。 さらに、ガラタサライから1年間のレンタル移籍で加入中のFWウィルフリード・ザハに関しては、高額なサラリー負担を考慮し、今冬のタイミングでレンタルを打ち切ることを検討しているようだ。 2024.12.21 19:45 Sat3
アルマダの強烈ミドル弾でアルゼンチンがウルグアイとの上位対決を制す!【2026年W杯南米予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節のウルグアイ代表vsアルゼンチン代表が21日に行われ、0-1でアルゼンチンが勝利した。 ここまでW杯南米予選5勝5分け2敗で3位のウルグアイは、ロナルド・アラウホやホセ・マリア・ヒメネス、フェデリコ・バルベルデ、ダルウィン・ヌニェスら主力を順当にスタメンで起用した。 一方、8勝1分3敗で首位を走るアルゼンチンは、守護神エミリアーノ・マルティネス、ニコラス・オタメンディ、アレクシス・マク・アリスター、フリアン・アルバレスらをスタメンで起用。3トップにジュリアーノ・シメオネ、アルバレス、ティアゴ・アルマダを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 試合は強豪国同士らしく一進一退の展開が続くなか、互いにアタッキングサードでの精彩を欠き、25分を過ぎても決定機はなく膠着状態が続く。 そんな中、アルゼンチンは27分にボックス左でパスを受けたエンソ・フェルナンデスのコントロールショットで最初の枠内シュートを放ったが、これはGKロチェが難なくキャッチした。 ハーフタイムにかけてはややアルゼンチンが攻勢を強めると、43分に最初の決定機を作る。敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、マク・アリスターのパスでボックス右深くまで侵入したG・シメオネがクロスを供給。相手GKが弾いたボールにエンソ・フェルナンデスが詰めたが、シュートはDFヒメネスのスライディングブロックに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、アルゼンチンは開始早々の49分にカウンターからアルマダに決定機が訪れたが、ボックス左手前からのシュートはGKロチェのセーブに防がれた。 後半も拮抗した時間が続くなか、アルゼンチンが68分にスコアを動かす。ドリブルでボックス左横まで侵攻したアルバレスのマイナスのパスをボックス左手前で受けたアルマダが右足一閃。高速シュートがゴール右隅に突き刺さった。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、アルゼンチンは試合終了間際の95分にルーズボールに反応したニコラス・ゴンサレスの高く上げた左足がヘディングで処理しようとしたナンデスの頭部に当たると、主審はレッドカードを提示。 最終盤に数的不利となったアルゼンチンだったが、ウルグアイの反撃を無失点で凌ぎ切り、1-0で勝利した。 また、5位のエクアドル代表はエネル・バレンシアの2ゴールで8位ベネズエラ代表を2-1で下し、2位に浮上している。 ◆第13節結果 ▽3/21(金) エクアドル代表 2-1 ベネズエラ代表 ウルグアイ代表 0-1 アルゼンチン代表 ▽3/20(木) パラグアイ代表 1-0 チリ代表 ブラジル代表 2-1 コロンビア代表 ペルー代表 3-1 ボリビア代表 ◆順位表 1.アルゼンチン代表(28/+15) 2.エクアドル代表(22/+8) 3.ブラジル代表(21/+7) 4.ウルグアイ代表(20/+7) 5.パラグアイ代表(20/+2) 6.コロンビア代表(19/+4) ーーーW杯出場ーーー 7.ボリビア代表(13/-16) ーーー大陸間POーーー 8.ベネズエラ代表(12/-5) 9.ペルー代表(10/-10) 10.チリ代表(9/-12) ※()内は勝ち点/得失 ※エクアドルは選手の国籍詐称で-3ptからスタート 2025.03.22 10:40 Sat4
アルゼンチンの五輪メンバー決定! OA枠にルジ、オタメンディ、アルバレス
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は2日、パリ・オリンピックに臨むU-23同国代表メンバー18名を発表した。 この世代を率いるハビエル・マスチェラーノ監督は同世代の注目株と目されるティアゴ・アルマダらを呼んだ一方で、アレハンドロ・ガルナチョやエンソ・フェルナンデスらの招集が叶わず。 そのなかで、リオネル・メッシの名も挙がる注目のオーバーエイジ枠でそれぞれコパ・アメリカとユーロにも参戦中のヘロニモ・ルジ、ニコラス・オタメンディ、フリアン・アルバレスを選出した。 ちなみに、バックアップメンバーはフェルナンド・レドンドの息子であるフェデリコ・レドンドをはじめ、ファブリシオ・イアコビッチ、アーロン・キロス、フアン・イグナシオ・ナルドーニの顔ぶれとなっている。 2008年の北京大会以来となる優勝を目指すアルゼンチンはグループステージでB組に入り、モロッコ、イラク、ウクライナと対戦する。 ◆メンバー一覧 ※=オーバーエイジ GK レアンドロ・ブレイ(ボカ・ジュニアーズ) ヘロニモ・ルジ(アヤックス/オランダ) ※ DF ブルーノ・アミオネ(サントス・ラグナ/メキシコ) マルコ・ディ・チェーザレ(ラシン・クラブ) ホアキン・ガルシア(ベレス・サルスフィエルド) ゴンサロ・ルハン(サン・ロレンソ) ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル) ※ フリオ・ソレール(ラヌース) MF エセキエル・フェルナンデス(ボカ・ジュニアーズ) サンティアゴ・エッセ(オリンピアコス/ギリシャ) クリスティアン・メディーナ(ボカ・ジュニアーズ) ケビン・ゼノン(ボカ・ジュニアーズ) FW ティアゴ・アルマダ(アトランタ ユナイテッドFC/アメリカ) フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ/イングランド) ※ ルーカス・ベルトラン(フィオレンティーナ/イタリア) クラウディオ・エチェヴェリ(リーベルプレート) ルチアーノ・ゴンドウ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリー/スペイン) ◆バックアップメンバー GK ファブリシオ・イアコビッチ(エストゥディアンテス) DF アーロン・キロス(バンフィエルド) MF フアン・ナルドーニ(ラシン・クラブ) フェデリコ・レドンド(インテル・マイアミ/アメリカ) 2024.07.03 11:55 Wed5
ウクライナを下したアルゼンチンが2位で決勝トーナメント進出!【パリ五輪】
パリ・オリンピック(五輪)グループB最終節のU-23ウクライナ代表vsU-23アルゼンチン代表が30日に行われ、0-2でアルゼンチンが勝利した。 全チームが勝ち点3で並ぶグループBで2位に位置するウクライナは、数的不利ながら劇的勝利を飾ったU-23モロッコ戦のスタメンから出場停止のサリュクをタロヴェロフに変更した以外は同じメンバーを採用した。 一方、首位に立つアルゼンチンは、快勝したU-23イラク代表戦からスタメンを3人変更。ベルトランやエッセ、ホアキン・ガルシアに代えてゴンドウ、ジュリアーノ・シメオネ、ルハンをスタメンで起用。2トップにアルバレスとゴンドウを据えた[4-4-2]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりから地力で勝るアルゼンチンが主導権を握ったが、ウクライナの堅守の前に思うようにシュートまで持ち込めないまま時間が経過。 キックオフから30分を過ぎても枠内シュートを打つことができない、拮抗した展開が続くなか、アルゼンチンは42分にカウンターからチャンス。ドリブルで持ち上がったアルマダのラストパスからボックス左中央まで駆け上がったアルバレスがダイレクトシュートを放ったが、これはわずかに枠の左に逸れた。 さらに44分には、相手GKのミスパスを敵陣でカットしたゴンドウがアルバレスとのワンツーでゴール前に抜け出すも、シュートはGKフェシュンの好セーブに防がれた。 ゴールレスで迎えた後半は、開始早々にスコアが動く。47分、中盤でボールを受けたアルマダがドリブルで持ち上がると、ペナルティアーク左手前からコントロールショットをゴール右に突き刺した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんななか、ウクライナが74分にチャンスを迎える。フェドルのロングパスをボックス内に侵入したクリスキフが落とすと、ボックス中央右で拾ったクラスノピルがカットインからシュート。しかし、これは相手DFのブロックに阻まれた。 このまま試合終了かと思われたが、アルゼンチンは91分、ゼノンがボックス手前からシュートを放つと、GKフェシュンが弾いたボールをエチェヴェリがゴール右隅に流し込み、試合を決定づける2点目を奪った。 結局、試合はそのまま0-2でアルゼンチンが勝利。モロッコと勝ち点、得失点差、総得点で並んだアルゼンチンは、当該チーム同士の対戦における勝ち点で2位通過となった。 U-23ウクライナ代表 0-2 U-23アルゼンチン代表 【U-23アルゼンチン】 ティアゴ・アルマダ(後2) クラウディオ・エチェヴェリ(後46) 2024.07.31 02:05 Wedリヨンの人気記事ランキング
1
ラカゼットが2度目のリヨン退団…ホーム最終戦でクラブ通算200点目決めて美しいフィナーレとなるか
元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの後塵を拝するクラブを支えてきた。 クラブ通算390試合199ゴールの数字を刻み、今シーズンもここまで公式戦41試合17ゴールと健在ぶりを発揮していたが、クラブが深刻な財政問題を抱えるなかで高額なサラリーの影響もあって、今季限りの契約に関する延長交渉は行われずにいた。 サウジアラビアのネオムとの接触も報じられ、多くのリヨンファンは17日に本拠地グルパマ・スタジアムで行われるアンジェとのリーグ・アン最終節がエースのラストマッチとなることを察していた。 そんななか、15日に公式会見に出席したパウロ・フォンセカ監督はこの試合がラカゼットのリヨンでのラストマッチとなることを認めた。 「今日アレックス(ラカゼット)と話した。確かに、これが彼にとってここでの最後の試合になる。チームにとって更なるモチベーションになるはずだ」 「彼はこのクラブのために素晴らしいことをしてくれた。素晴らしいプロフェッショナルで、一緒に仕事をするのが大好きだった。彼のために素晴らしい試合をしなければならない。彼は素晴らしい形で旅立つのに値する」 また、会見に同席したFWラヤン・シェルキもチームメイトであり、兄と慕うレジェンドを最高の形で送り出したいと意気込む。 「彼はいつも僕を守ってくれた。兄よ、クラブのために、そして僕のためにしてくれたことに感謝しているよ。僕にとって彼はOLの最高のレジェンドだ」 「ラカゼットに11回目のアシストができたら、それは素晴らしいことだね。彼がまたゴールを決めてくれるよう、全力を尽くすよ」 逆転でのカンファレンスリーグ出場権獲得に望みを残すリヨンにとってホーム最終戦の重要度は間違いないが、レジェンドとの別れを白星で飾ることはもちろんのこと、それをラカゼットのクラブ通算200点目で達成できれば、これ以上ない最高の一戦となるはずだ。 2025.05.15 23:00 Thu2
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.32“リヨン黄金期”ル・グエンのリヨン、完成形/リヨン[2004-05]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.32</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/リヨン 〜リヨン黄金期〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05lyon.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ポール・ル・グエン(40) タイトル実績:リーグ・アン優勝 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ル・グエンのリヨン、完成形</div> リヨンは2000年代に黄金期を迎えた。2001-02シーズンにリーグ・アン初優勝を飾ると、そこから7連覇という偉業を達成。一気にフランスの強豪へと伸し上がった。とりわけ、7連覇を達成したチームの中で重要な存在となったのが、2002年にクラブの指揮官に就任したル・グエン監督だ。 ル・グエン監督は、2005年にクラブを退団するまでの3シーズンすべてでクラブをフランス王者に導いた。特に、2004-05シーズンは、ル・グエン監督が作り上げてきたチームの集大成と言っていいだろう。 開幕から安定した戦いを続けたリヨンは、第22節でリールに敗れるまで21試合無敗を継続する。第10節で首位に立って以降、ポジションを譲らず。最終的に、2位のリールに勝ち点12もの差をつけてリーグ4連覇を達成した。また、チャンピオンズリーグでも準々決勝に進むなど、欧州にその強さを印象づけることに成功した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">圧倒的な中盤の構成力</div> 2004-05シーズンのリヨンは、チームの主力選手のほとんどが全盛期と言える状態だった。センターバックのカサーパとクリスは、個々の能力で見ると決してワールドクラスとは言えなかったものの、同じブラジル人同士だけに連携は抜群。徹底したチャレンジ&カバーで、中央ラインを守った。共に25歳のレベイエールとアビダルは豊富な運動量でサイドをアップダウンし、攻守に安定したパフォーマンスを続けた。 当時のリヨンにおける最大のストロングポイントは中盤だった。アンカーのマハマドゥ・ディアッラとセントラルMFのエッシェン、オフェンシブMFのジュニーニョの補完性は完璧。ディアッラは守備に集中し、エッシェンはボックス・トゥ・ボックスで働く。そして、ジュニーニョはショートパスとロングパスでリズムを形成。また、強烈な無回転FKは、相手GKを恐怖に陥れた。 攻撃の中心は、ヴィルトール、マルダ、ゴヴというスピード豊かなアタッカー3選手。センターフォワードでは、20歳のブラジル人FWニウマールも途中出場からしっかりと攻撃を活性化する力を備えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFマイケル・エッシェン(22)</span> 10代の頃はサイドバックやセンターバックとしてプレーする機会が多かったが、2003-04シーズンにリヨンへ加入した後、セントラルMFにコンバートされて才能が開花。すぐさまチームの主力となり、2004-05シーズンはリーグ・アンの最優秀選手に選出された。エッシェンのパフォーマンスはすぐに欧州にスカウト陣の目を引き、2005年には3800万ポンドという高額移籍金でチェルシーに移籍。プレミアリーグでも素晴らしい活躍を続け、ワールドクラスのMFとしての地位を確固たるものにした。 2019.04.19 12:00 Fri3
ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon4
飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed5