「リバプールの方が優れていた」敵地で完敗のマドリー…ベリンガムは落胆隠さずもPK失敗のムバッペ擁護「僕たちは共に勝ち、共に負ける」
2024.11.28 17:50 Thu
レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、チャンピオンズリーグ(CL)での完敗を認めた。クラブ公式サイトが伝えている。
「リバプールは僕たちより優れていた。時には、正直に言わなければならないこともある。僕たちは試合を支配できず、相手にダメージを与えられるようなチャンスも明確なものはなかった。残念だよ。タフな試合になるのはわかっていたけど、もっと良いプレーがしたかった」
「ムバッペは僕たちに多くのものを与えてくれるし、これからもそうだと確信している。(PKを蹴る)責任を負えば、そういうことも起こり得るんだ。PKは誰だって外すものだし、それが今日の敗因ではない。チームの問題なんだ。僕たちは共に勝ち、共に負ける」
「今日はボールを持ったとき、十分な脅威がなかった。それは、ケガ人やそこにいなかった選手のせいじゃない。僕たちが責任を負わなかったんだ。問題に正面から取り組まなかった僕たちに対して、リバプールはそれをやっていた」
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ベリンガムは28日に行われたCLリーグフェーズ第5節のリバプール戦で先発。試合は今季絶好調の相手に押し込まれる展開が続くも、何とか無失点でハーフタイムへ。しかし、後半早々に失点を許すと、59分に得たPKはキリアン・ムバッペが痛恨の失敗。その後、さらなる失点を喫したチームは力なく0-2で敗れた。フル出場を果たしたベリンガムは試合後、完敗を認めるコメント。PK失敗のムバッペは擁護しつつ、チーム全体のパフォーマンスに問題があったとしている。「ムバッペは僕たちに多くのものを与えてくれるし、これからもそうだと確信している。(PKを蹴る)責任を負えば、そういうことも起こり得るんだ。PKは誰だって外すものだし、それが今日の敗因ではない。チームの問題なんだ。僕たちは共に勝ち、共に負ける」
「負傷者は言い訳にならない。リバプールにもケガ人や100%でなかった選手もいた。ケガは試合につきもので、それに対処しなければならないんだ」
「今日はボールを持ったとき、十分な脅威がなかった。それは、ケガ人やそこにいなかった選手のせいじゃない。僕たちが責任を負わなかったんだ。問題に正面から取り組まなかった僕たちに対して、リバプールはそれをやっていた」
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9日、FIFPRO(国際プロサッカー選手会)は2024 FIFPROワールドイレブンを発表した。 FIFPROワールドイレブンは、世界70カ国以上、2万8000人を超えるプロサッカー選手が投票。年間最優秀チームを投票し、ベストイレブンが決定した。 男子のワールドイレブンには、ユーロ2024をもって現役を引退した元ドイツ代表MFトニ・クロースも含まれている他、レアル・マドリーからは6名が選出。また、マンチェスター・シティから4名が選出されており、両チーム以外の選手ではリバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが唯一選出された。ファン・ダイクは今回が4度目の受賞となった。 11名中9名がヨーロッパの選手となり、残り2名はブラジル代表GKエデルソンとFWヴィニシウス・ジュニオールとなった。 今回のベストイレブンのトピックとしては、2006年以来の事件が発生。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選出されず、過去17回選ばれていた中でついに選出されなかった。 <h3>◆2024 FIFPRO 男子ワールドイレブン</h3> GK エデルソン(マンチェスター・シティ/ブラジル) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/オランダ) アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) MF ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー) トニ・クロース(レアル・マドリー/ドイツ) ロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) FW アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー/フランス) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/ブラジル) 2024.12.10 01:20 Tue4
「全責任は自分にある」PK失敗ムバッペと失点関与のバルベルデがアスレティック敗戦の責を負う…
アスレティック・ビルバオ戦の敗戦に繋がるミスを犯したレアル・マドリーの2選手が、その責任を自ら負った。 マドリーは4日、前倒しでの開催となったラ・リーガ第19節でアスレティックとのアウェイゲームを戦い、1-2で敗戦した。 リーグ3連勝の勢いに乗って臨んだお得意様との一戦だったが、ゴールレスで折り返した後半立ち上がりに失点。67分にはPKで追いつくチャンスを得たが、先日のリバプール戦に続いてFWキリアン・ムバッペが相手GKに読み切られて失敗。 78分にはムバッペのミドルシュートのこぼれ球をMFジュード・ベリンガムが押し込んで同点に追いついたが、直後の80分には自陣でゴール方向へ軽率に持ち出したMFフェデリコ・バルベルデがFWゴルカ・グルセタにボールを奪われ、その流れから決勝点となる2点目を決められた。 この結果、エル・クラシコ以来のリーグ敗戦となったエル・ブランコは、自力での首位奪還のチャンスを逃すことになった。 同試合後、2回連続のPK失敗などFWヴィニシウス・ジュニオール不在のなかでエースの仕事をこなせなかったムバッペは、自身のインスタグラムを通じて敗戦の責を負った。 「悪い結果。細部までが重要となる試合で大きなミスをしてしまった。全責任は自分にある。難しい瞬間だけど、この状況を変えて自分が何者であるかを示すのが最善だ」 一方、決勝点の失点に絡んだバルベルデもインスタグラムを通じてチームメイトとファン・サポーターへ謝罪した。 「今日は大きな打撃だったけど、チームメイトとファンの皆さんに対して、責任は自分が負うし、向き合い、謝罪するよ」 「フットボールにおいてこういうことは起こり得るとわかっているけど、自分にとっては馴染みのない言葉ではないし、自分が犯したミスのせいで自分を表現するのをやめたくない」 「だけど、まだまだ道のりは長い。たくさんの大会があり、きっとたくさんの喜びがあるはずだ」 「みなさんの励ましへの感謝とともに、アラ・マドリー!」 自らの責任を負って敗戦を受け入れたムバッペとバルベルデの2人は、7日に敵地で行われるジローナ戦でバウンスバックのパフォーマンスを見せられるか…。 2024.12.05 11:20 Thu5