日本代表に朗報? 中国代表、2人目のエースも足首負傷か…バーレーン戦で劇的ゴールも帰国後即検査へ
2024.11.15 18:55 Fri
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中国代表史上初のアフリカ人選手に? W杯出場目指す中国、元鹿島MFと共に帰化が注目される25歳のDRコンゴ人FWが想い「歴史を作りたい」
2026年北中米ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選にも出場している中国代表。20日までトレーニングキャンプを行っており、3月に再開する予選での巻き返しを目指している。 中国スーパーリーグも現在はオフ。中国はグループ最下位に位置しているが、2位のオーストラリア代表との勝ち点差は「1」。3位以下は全て勝ち点6で並ぶ混戦状態であり、悲願のW杯出場に向けて3月の2試合が大きな意味を持つ。 中国はアウェイでサウジアラビア代表と、ホームでオーストラリアと対戦。ここで連敗となればW杯の夢は潰えるが、しっかりと勝ち点を取ることで出場権獲得まで見えてくる状況だ。 そんな中、中国では新たな気化選手についての話題が沸騰中。1人はかつて鹿島アントラーズでもプレーしたMFセルジーニョ。以前から帰化についての話が浮上しており、2020シーズンからプレーする長春亜泰では、公式戦100試合で30ゴール23アシストを記録している。 そのセルジーニョとともに帰化が期待されているのがコンゴ民主共和国(DRコンゴ)出身のFWオスカル・タティ・マリトゥ(25)だ。 2020年2月に滄州雄獅に加入すると、公式戦117試合で32ゴール22アシストを記録。2018年7月から中国でプレーを続けており、実績を残しているが、所属していた滄州雄獅が給与未払いの常態化により、2025シーズンのライセンスを剥奪。オスカルはチームを退団している。 雲南玉昆に加入することが濃厚とされているオスカルだが、中国『体坛周报』のインタビューに応じ、自身の帰化について言及。自身も強く望んでいると強調した。 「個人的には中国で育ち、中国に長く滞在している。中国のリーグで育成された選手であると言えるため、今でも帰化することには前向きだ。帰化が早く認められることを願っている。それは僕にとっても、クラブにとっても良いニュースになるだろう」 「帰化の第一条件は中国で5年連続プレーすることであり、一番早いのは中国リーグで5年連続プレーすることだ。当時、多くの元チームメイトがこの件について僕に相談してくれたが、最初に相談してくれたのは陕西長安でプレーしていたヤン・ハオ(元中国代表)だったのを覚えている」 当時は冗談半分での話だったが、最近になり帰化することへと関心を強めたというオスカル。中国代表の試合もしっかりとチェックしているという。 「昨年の試合では1-0で勝った試合もあれば、日本に負けたこともあり、今でもとても注目している。最も印象に残ったのは、アディショナルタイムにチャン・ユーニンがゴールを決めたバーレーン戦だ」 「中国代表に注目している理由は、いつか中国代表でプレーする資格を得ることができると思っているからだ。それまで、代表について何も知らないままではいけないと思っている」 「チームメイトは誰?彼らのために僕ができることは何なのか?みんなの特徴は?そうしたことを知るのが目的だ」 中国代表にとって、オスカルが帰化することは攻撃面で大きなアドバンテージとなる。オスカル自身も、これまでクラブで見せてきたことで、チームに貢献したいと考えているようだ。 「クラブでやったことと同じだと思う。もちろん、最初にコーチングチームの戦術的な取り決めを考慮する必要がある。ただ、僕がクラブでやったのと同じように、1トップとしてプレーすることもできるし、ウイングとしてもプレーすることもできる。下がって9番のポジションでプレーすることもできる。機会があれば、戦術的な取り決めやコーチングスタッフの要求に応じて、自分が果たすべき役割を果たせるよう全力を尽くしたいと思っている」 オスカルの帰化が認められれば、中国代表にとっては新たな歴史が動くことに。これまでブラジル人やイングランド人選手の帰化はあったが、アフリカ出身の選手となると初の出来事となる。 「個人的には、新しい記録や歴史を作ることができることを意味すると思う。もし幸運にも僕が帰化して中国代表チームに招集されれば、それがまず歴史を作ることになると思う。僕は中国サッカー史上初の帰化したアフリカ人になる」 「もし僕たちのチームがアジアカップとW杯の予選でより良い成績を収めることができれば、中国のファン全員がそのことについて話し、中国サッカーの歴史にアフリカに帰化した選手がいることを思い出すだろう。『彼は僕たちの代表チームを助け、いくつかのゴールを決め、いくつかのアシストをし、僕たちの代表チームがアジアカップやW杯予選で素晴らしい成績を収めることができた』とね。これが僕が現時点で追求したい最高の栄誉だと思う」 25歳のオスカル。母国のDRコンゴよりも恵まれた環境である中国でのプレーは、両親や家族も賛成している状況。帰化申請が3月の最終予選に間に合うのかどうか、注目が集まる。 2025.01.20 16:00 Mon2
かつてザルツブルクで無双した中国代表の35歳FWア・ラン…元鹿島戦士ら新帰化組の到来でフェードアウトする可能性も?
中国代表の帰化組FWア・ラン(35)は去就が確定していないようだ。 中国代表のブラジル人FWア・ラン。 “アラン”時代はオーストリア1部のザルツブルクで無双し、同クラブ通算129試合93得点36アシストという数字。大会レベルでは、欧州の舞台たるヨーロッパリーグ(EL)で通算18試合12得点8アシストを叩き出している。 その後、中国移籍に国籍取得でA代表入り。2022年2月を最後に2年以上、招集されていなかったが、今夏のW杯2次予選ラストで復帰し、最終予選はケガを除いて招集されている。 ただ、11月の代表ウィークも含めた2024シーズン最終盤をケガで回避し、所属する中国超級・青島西海岸との契約が12月31日まで。 中国『sina』はア・ランに言及。同選手は盟友たる元ブラジル代表MFパウリーニョの引退試合に出席するため、現在は母国ブラジルに滞在…契約が延長されていない以上、中国サッカーに戻ってくるかは現状わからないという。 また、A代表を見渡せば、鹿島アントラーズにも在籍したブラジル人MFセルジーニョ(29)、DRコンゴ出身のFWオスカル・タティ・マリトゥ(25)…2人の国籍取得&招集がほぼ確実。来年3月の最終予選再開から加わると予想される。 A代表に“帰化枠”などないが、ア・ランは彼ら2人に押し出される可能性も。最終予選ではセンターフォワードのFWチャン・ユーニン、FWベイへラム・アブドゥウェリが得点を決めている一方、35歳ア・ランに大きな貢献はない。 ア・ラン自身は引き続き中国代表として戦う意欲があるそうだが、まず青島西海岸と契約延長で合意できるのか、できたとて来季を万全の状態で迎えられるのか…中国サッカーの関心ごとのひとつとなっているようだ。 2024.12.27 22:15 Fri3
日本戦控える中国代表のメンバーが発表 概ね順当も帰化組FWア・ランは招集外、代わりに不気味な187cmFWが名を連ねる
中国代表の11月招集メンバーが発表された。 19日に厦門で日本代表と対戦する中国代表。累積警告リーチが主力に多いゆえ、26〜27選手の招集が濃厚と国内で伝えられていたなか、その通り27名が今回のリストに名を連ねた。 チームの軸は、これまで通り。 ブランコ・イバンコビッチ体制で正守護神となったGKワン・ダーレイ(山東泰山)、リバプール生まれのDFジャン・グアンタイ(ティアス・ブラウニング/上海海港)、現体制での初招集から中軸となったMFシェ・ウェンネン(北京国安)、主砲のFWウー・レイ(上海海港)などなど。 また、2-1勝利のインドネシア代表戦でスコアラーとなったFWベイヘラム・アブドゥウェリ(深セン新鵬城)、FWチャン・ユーニン(北京国安)も順当に選出。ACLEの川崎F戦で鋭いドリブルを披露したブラジル出身FWフェイ・ナンドゥオ(上海申花)も招集されている。 一方で、こちらもブラジル出身FWア・ラン(青島海牛)は、中国メディアいわく「コンディション不良」で招集外に。これも念頭に置いてか、今回の中国代表はFW登録が8人おり、その中には、なんとも不気味な存在が。 北京国安のFWワン・ツーミン(28)。 過去に5キャップを持つ一方、北京国安でのスタメン起用がほぼ皆無で、終盤のジョーカー投入がほとんどという187cmストライカー。そんななかでも今季リーグ戦19試合6得点…「39分間に1得点」と高い決定力を披露した。 中国代表は14日にW杯アジア最終予選C組第5節でバーレーン代表戦(A)を戦い、19日の第6節で日本代表とのホームゲームを戦う。 <h3>◆中国代表メンバー27名</h3> GK ヤン・チュンリン(上海海港) ワン・ダーレイ(山東泰山) ハン・ジアチー(北京国安) リュー・ジャンズオ(武漢三鎮) DF ジャン・グアンタイ(上海海港) ウェイ・ジェン(上海海港) ガオ・チュンイー(山東泰山) フー・ヘタオ(成都蓉城) チュー・チェンジエ(上海申花) ヤン・ゼシャン(上海申花) ジャン・シェンロン(上海申花) MF リー・ユアンイ(山東泰山) チェン・ジン(浙江FC) シュ・ハオヤン(上海申花) ワン・ハイシャン(上海申花) リー・レイ(北京国安) カオ・ヨンジン(北京国安) ワン・シャンユエン(河南FC) FW ウー・レイ(上海海港) シェ・ウェンネン(山東泰山) ウェイ・シーハオ(成都蓉城) フェイ・ナンドゥオ(上海申花) チャン・ユーニン(北京国安) リン・リャンミン(北京国安) ワン・ツーミン(北京国安) タオ・チャンロン(武漢三鎮) ベイヘラム・アブドゥウェリ(深圳新鵬城) 2024.11.05 15:07 Tue4
競り勝った中国が今予選初勝利! 元東京Vアルハンの“飛び道具”起点で1点差に迫ったインドネシアはわずかに及ばず…【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第4節の中国代表vsインドネシア代表が15日に行われ、ホームの中国が2-1で勝利した。 前節、オーストラリア代表に1-3の逆転負けを喫して3連敗で最下位に沈む中国と、試合終了間際の土壇場失点でバーレーン代表と2-2のドローに終わった5位のインドネシアが初勝利を懸けて激突したグループCの下位対決。 キックオフ直後こそホームの中国が勢いを持って入ったが、インドネシアもマイボール時は冷静にボールを動かしながら前進。序盤からフィニッシュのシーンを作り出す。 一進一退の攻防が続く中、互いに決定機まであと一歩という場面が目立ったが、中国が相手の隙を突いたセットプレーからゴールをこじ開ける。 21分、相手陣左サイドで得たFKの場面で右サイドへ長いボールを入れると、味方がヘディングで競り勝ったボールに対してしっかりと詰めたジャン・シェンロンがDFに先んじてゴールライン際で折り返すと、ゴール前のアブドゥウェリが右足ボレーで合わせた。 比較的早い時間にスコアが動いた後は圧倒的にボールを握るインドネシア、堅守速攻で応戦する中国という明確な構図の下で試合が進んでいく。ホームチームを押し込んだアウェイチームは40分、フェルドンクが強烈な左足のミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKワン・ダーレイの好守に阻まれる。 すると、この直後の44分に中国はハーフウェイライン付近での細かいパス交換からガオ・チュンイーがハイラインの背後を狙うチャン・ユーニンへ絶妙なスルーパスを供給。完璧にラインブレイクした背番号9は冷静にGKとの一対一を制し、最高の時間帯に追加点を挙げた。 試合内容は拮抗もカウンター、セットプレーから効率よく得点を重ねた中国の2点リードで試合は後半へ突入。早い時間帯に巻き返したいインドネシアはハーフタイムに3枚替えを敢行し、前がかってゴールを目指す。 後半はインドネシアが中国を自陣に押し込んでハーフコートゲームを展開。ボックス内にボールと人を送り込んでフィニッシュのシーンを作り出すが、最後のところで体を張る中国の壁をこじ開けられない。 後半半ばから終盤にかけて互いにメンバーを入れ替えて流れに変化を加えていくが、試合展開自体に大きな変化はなし。したたかに時計を進める中国が防戦一方ながらも思惑通りに進めていく。 一方、インドネシアは85分に2枚替えを敢行し最後の勝負に出ると、この交代策が反撃の狼煙を上げるゴールをもたらす。 86分、昨シーズンまで東京ヴェルディに在籍していたロングスローの名手であるプラタマ・アルハンが投入直後に早速相手陣内左サイドから強力な飛び道具を放つと、ボックス中央で相手DFのヘディングのクリアを回収したハイェがすかさず右足シュート。ゴール前の混戦でDFにディフレクトしたボールがゴール右隅に決まった。 後半アディショナルタイムは9分が加えられ、より緊迫感が増した後半最終盤だったが、インドネシアの決死のパワープレーを何とか撥ね返し続けた中国が前半のリードを守り切った。 この結果、2-1の勝利を収めた中国が今予選初勝利。インドネシアは3戦連続ドローからの初黒星となった。 中国代表 2-1 インドネシア代表 【中国】 ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21) チャン・ユーニン(前44) 【インドネシア】 トム・ハイェ(後41) 2024.10.15 23:06 Tue5
帰化&中国代表入りに向かう元J1鹿島のセルジーニョ、現役代表選手を多数擁する北京国安に移籍へ
「帰化して中国代表入りへ」と伝えられる元鹿島アントラーズのブラジル人MFセルジーニョ(29)は、所属する長春亜泰を退団する可能性が強まっているとのことだ。 セルジーニョは2018〜19年にJ1鹿島でプレーし、攻撃の中心として活躍。2020年から中国スーパーリーグ(超級)の長春亜泰へ移籍し、現在では背番号「10」のキャプテンとして、チームの不沈を左右する存在となっている。 中国在住は5年…このところ帰化しての中国代表入りが伝えられるわけだが、実現するか否かの前に、クラブキャリアで移籍へ。中国『東方体育日報』によると、北京国安、成都蓉城がセルジーニョの獲得に乗り出しているそうだ。 どうやら、多数の現役中国代表選手を擁する北京国安への移籍に近い模様。 北京国安は元アーセナルの“帰化組”元中国代表MFニコ・イェナリス(31/李可)が退団し、中国からも離れることが決定的に。現地の言葉でいう「帰化組市場」の本命ターゲットとして、セルジーニョに白羽の矢が立ったそうだ。 北京国安は11月の中国代表に、FWチャン・ユーニンら所属選手6名を送り込んでいる。 2024.11.09 13:15 Sat中国代表の人気記事ランキング
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中国代表史上初のアフリカ人選手に? W杯出場目指す中国、元鹿島MFと共に帰化が注目される25歳のDRコンゴ人FWが想い「歴史を作りたい」
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中国代表に痛手...国内リーグMVPの主将ウー・レイが手術を決断、3月サウジ戦&豪州戦を回避へ
中国代表の主将を担うFWウー・レイが、ここにきて手術を決断した。 かつてラ・リーガのエスパニョールでもプレーしたウー・レイは、2024シーズンの上海海港で中国スーパーリーグ34得点を記録。リーグ2連覇のチームで得点王とMVPをW受賞した。 アジア杯後に中国代表の主将も担い、W杯最終予選が進むなか、昨年6月に右ヒザ半月板を負傷。当初はすぐに復帰も、状態が悪化し、10〜11月の代表ウィークを欠場することに。 シーズンが終わってリハビリに努めてきたそうだが、このたび中国『足球之夜』で苦渋の決断を発表。手術を受けるのだという。 「昨年11月の時点で、ヒザの浮腫はますます深刻になっていたんだ。ほとんどがジムでのリハビリで、ボールを蹴ることはできていない」 「僕は33歳で、全フットボーラーにとっての夢であるW杯は、間違いなく今回(2026年)がラストチャンス。手術を受けることを決断した」 最新の診断結果は、右ヒザ外側半月板断裂(グレード3)、骨浮腫、右大腿骨顆部骨折、右ヒザ外側関節の局所的軟骨損傷。 12月にはイタリアへ渡り、専門家グループによる保存治療を進めるも、およそ3週間の安静でも治癒が進まず。これにより手術を決断し、少なくとも2カ月のさらなる離脱が決定した。 この結果、ウー・レイは3月の最終予選2試合、サウジアラビア代表戦とオーストラリア代表戦の欠場が確実に。術後の経過が良くなければ、6月のラスト2試合も回避することになる。 2025.01.14 13:25 Tue3
かつてザルツブルクで無双した中国代表の35歳FWア・ラン…元鹿島戦士ら新帰化組の到来でフェードアウトする可能性も?
中国代表の帰化組FWア・ラン(35)は去就が確定していないようだ。 中国代表のブラジル人FWア・ラン。 “アラン”時代はオーストリア1部のザルツブルクで無双し、同クラブ通算129試合93得点36アシストという数字。大会レベルでは、欧州の舞台たるヨーロッパリーグ(EL)で通算18試合12得点8アシストを叩き出している。 その後、中国移籍に国籍取得でA代表入り。2022年2月を最後に2年以上、招集されていなかったが、今夏のW杯2次予選ラストで復帰し、最終予選はケガを除いて招集されている。 ただ、11月の代表ウィークも含めた2024シーズン最終盤をケガで回避し、所属する中国超級・青島西海岸との契約が12月31日まで。 中国『sina』はア・ランに言及。同選手は盟友たる元ブラジル代表MFパウリーニョの引退試合に出席するため、現在は母国ブラジルに滞在…契約が延長されていない以上、中国サッカーに戻ってくるかは現状わからないという。 また、A代表を見渡せば、鹿島アントラーズにも在籍したブラジル人MFセルジーニョ(29)、DRコンゴ出身のFWオスカル・タティ・マリトゥ(25)…2人の国籍取得&招集がほぼ確実。来年3月の最終予選再開から加わると予想される。 A代表に“帰化枠”などないが、ア・ランは彼ら2人に押し出される可能性も。最終予選ではセンターフォワードのFWチャン・ユーニン、FWベイへラム・アブドゥウェリが得点を決めている一方、35歳ア・ランに大きな貢献はない。 ア・ラン自身は引き続き中国代表として戦う意欲があるそうだが、まず青島西海岸と契約延長で合意できるのか、できたとて来季を万全の状態で迎えられるのか…中国サッカーの関心ごとのひとつとなっているようだ。 2024.12.27 22:15 Fri4
「W杯出場に貢献したい」元J1鹿島のセルジーニョが初招集近づく中国代表に言及…戦術への注文も?「5バックは好みじゃない」
鹿島アントラーズでも活躍したブラジル人MFセルジーニョ(29)が新天地・北京国安へ合流。現地紙に「中国代表入り」への意欲を語った。 セルジーニョは2018〜19年にJ1リーグの鹿島でプレーし、2020年から中国超級の長春亜泰へ移籍。背番号10のキャプテンとして、長春亜泰の浮沈を左右する存在となっている。 そんななか、中国在住が5年に迫る昨秋あたりから国籍取得とA代表入りが伝えられるように。 これまで伝えられた通り、2025シーズンから北京国安へ移籍し、超級各クラブに1つずつ与えられる“帰化選手枠”が適用される流れに。これを経て中国代表に選出される運びと考えられる。 『北京青年報』によると、セルジーニョは4日に北京へ到着。国安のメディカルチェックを済ませると、5日には冬季トレーニングに合流し、移籍発表こそまだだが、同紙のインタビューで国安と中国代表での活躍を誓った。 「中国最高のクラブに来れたことを光栄に思う。また、僕の中国のパスポートが、中国代表チームのワールドカップ(W杯)出場に貢献できるよう、できるだけ早く最高の結果を得たい」 「もう僕も中国に来て長いしね。中華料理で好きなのは麺類と餃子かな。当然のように、お箸も完璧に使いこなせる。北京に着いたからには、北京ダックも食べないと」 また、中国代表ここまでのW杯最終予選における戦いぶりについてインタビュアーから問われ、率直な感想を口にしている。 「(昨年)9月に大連でサウジアラビア代表と対戦した試合(1●2)を観に行った。『コメントしたくない試合だった』とだけ言っておこう」 「攻撃に関しては、後ろにディフェンダーを5枚並べるサッカーは好みじゃない。僕自身も自陣で守備に追われることが嫌いだ。得点機を作るために11人全員が努力することを望む」 「ともかく、僕自身の準備は整っているよ。あとは中国代表のコーチ陣に認めてもらうだけだ。できるだけ早く合流してチームの助けになりたいね」 セルジーニョによると、これまでは妻と娘2人をブラジルに残す単身赴任だったそうだが、近々家族も北京入りするという。 2025.01.06 18:10 Mon5