JFL高知がJ3入会要件「ホームゲーム1試合平均入場者数2000人」をクリア ソニー戦2454人来場で累計3万人到達、戦績面では2位以上が確定
2024.11.10 14:55 Sun
10日、日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCが「ホームゲーム(HG)1試合平均入場者数2000人/累計3万人」に到達した。
試合は、高知がDF吉田知樹の82分弾で追いついたが、1-1ドローに。首位・栃木シティもブリオベッカ浦安と引き分けたため、残り2試合で勝ち点「5」差は変わらなかった。一方で3位・ヴィアティン三重が敗れたことなどにより、「2位以上」は確定。少なくともJ3側との入替戦へ進む。
高知はJ3リーグ入会が条件付き承認されており、実質的にあとは成績面を充足できるかどうかだ。
PR
2位高知は10日の第28節・ソニー仙台FC戦(H)で2454人を動員。これまでのHGで2万9347人を動員していたなか、累計「3万1801人」とし、表題のJ3リーグ入会要件をクリアした。2025シーズンのJ3入会に向けては「年間入場料収入1000万円」も要件の1つ。この点については、すでに到達済みと公表されている。高知はJ3リーグ入会が条件付き承認されており、実質的にあとは成績面を充足できるかどうかだ。
PR
吉田知樹の関連記事
高知ユナイテッドSCの関連記事
JFLの関連記事
|
吉田知樹の人気記事ランキング
1
高知ユナイテッドSCが県勢初!県民の悲願!Jリーグ入会へ! 入替戦でY.S.C.C.横浜を撃破…2025年、四国全4県にJクラブ揃う【J3・JFL入替戦】
7日、J3・JFL入替戦の第2戦、Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSCがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、高知が2-0と勝利。これにより、2戦合計3-1で勝った高知がJ3リーグ入会、YS横浜はJ3会員資格を自動喪失という運びとなった。 敵地に乗り込んだ高知が開始7分で先制。第1戦で出番のなかったFW新谷聖基が、主将DF小林大智のクロスに頭で合わせてネットを揺らした。 追い込まれたYS横浜は31分、フィードに抜けたFW脇坂崚平がボックス内へ切れ込んでシュート。続けざまにボックス手前でFKを獲得し、MF奥村晃司の一撃はクロスバーを直撃する。 1点ビハインドで折り返した後半頭の47分には、菊谷篤資がボックス手前から狙いすました左足の内巻きコントロールショット。しかし、こちらは惜しくもクロスバー上へ。 対する高知は50分過ぎにセットプレーから立て続けのチャンス。最後はそれぞれ両サイドバック、DF上月翔聖、DF吉田知樹がシュートを放つが、惜しくも枠をとらえない。 いよいよ窮地のYS横浜は71分、勝負の3枚替え。FW松村航希、FWピーダーセン世穏、MF土館賢人をピッチへ。また、80分前後から前線に枚数を置きパワープレーへ。波状攻撃を仕掛けるが、今季JFL最少失点の高知は崩れない。 迎えた90+1分、高知がカウンター。途中出場のFW内田優晟が抜け出し、ボックス内から強烈な、右足シュートを叩き込んだ。 けっきょく、第2戦は高知が2-0と勝利。 この結果、2戦合計で勝者は高知。2025シーズンからJ3リーグへ入会する運びとなった。 また、敗れたYS横浜はJ3会員資格を喪失することに。来季はJFLでの戦いとなる。 YS横浜 0-2(2戦合計:1-3) 高知 【YS横浜】 【高知】 新谷聖基(前7) 内田優晟(後45+1) 2024.12.07 16:56 Sat2
【JFL表彰式】今季のMVPは吉田篤志! 栃木シティの初優勝&J3入会を支える…ベストイレブンは栃木C&高知で計8名
5日、第26回日本フットボールリーグ(JFL)の表彰式が開催され、2024シーズンの最優秀選手賞(MVP)には、優勝&J3リーグ入会の栃木シティからFW吉田篤志(25)が選出された。 MVP吉田は今季、栃木Cに2度目の加入を果たし、チーム最大の得点源として12ゴール。チームに勝ち点をもたらす決定的な得点が多かったのも特徴的で、見事、MVPに選出された。 得点王は沖縄SVのFW青戸翔(28)で15ゴール。今季J3宮崎から加入し、とりわけ後半戦14試合出場で10ゴールと得点を量産した。 新人王はソニー仙台FCの大卒ルーキーFW布方叶夢(22)。国士舘大学から加入した160cmドリブラーは全30試合出場で3得点6アシスト…名門ソニーのラスト1年を鮮やかに彩った。 ベストイレブンには吉田と青戸を含め、優勝した栃木Cから6名、準優勝した高知ユナイテッドSCから2名などが選出。 栃木CのFW田中パウロ淳一(31)は今季がキャリア初となるJFLだったが、キレキレのドリブルで相手チームの脅威に。また、高知のDF吉田知樹(26)は、今季のJFLフィールドプレーヤーで唯一、全30試合フルタイム出場を達成した。 ■チーム表彰 優勝:栃木シティ(初優勝) 準優勝:高知ユナイテッドSC 3位:FCティアモ枚方 フェアプレー賞:高知ユナイテッドSC 特別賞:ソニー仙台FC ■個人表彰 ▽最優秀選手賞(MVP) FW 吉田篤志 (栃木シティ) ▽得点王 FW 青戸翔(沖縄SV) 15ゴール ▽新人王 FW 布方叶夢(ソニー仙台FC) ▽優勝監督賞 今矢直城(栃木シティ) ▽優秀レフェリー賞 小林健太朗 ■ベストイレブン GK 相澤ピーターコアミ(栃木シティ) DF 吉田知樹(高知ユナイテッドSC) DF 池松大騎(Honda FC) DF 奥井諒(栃木シティ) DF 上月翔聖(高知ユナイテッドSC) MF 宇都木峻(栃木シティ) MF 関野元弥(栃木シティ) FW 田中パウロ淳一(栃木シティ) FW 青戸翔(沖縄SV) FW 吉田篤志(栃木シティ) FW 田村翔太(ヴィアティン三重) 2024.12.05 16:47 Thu3
悲願のJリーグ参入へ…昨季超えの1年に! JFL高知ユナイテッドが新体制発表
日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCは28日、2024シーズンの体制を発表した。 実り多き2023シーズンを送った高知。J3参入資格こそ継続審議止まりだったが、JFL4年目にして過去最高となる7位フィニッシュ、天皇杯で立て続けにJ1勢を撃破、かごしま国体(※1)で国体初優勝…ポジティブな1年となった。 (※1)サッカー競技・成年男子の高知県代表は高知ユナイテッドSCの単独チーム。決勝戦で鹿児島県代表に勝利して優勝を決めた ただシーズン後には、四国リーグ時代からチームをけん引してきたFW西村勇太(30)、昨季ゲーム主将も務めたFW金井冬土(26)、司令塔のMF栗原純弥(26)という主力3選手が現役引退。また、その他の主力選手を含めて計12名の退団が発表されている。 2024シーズンに向けての新戦力は28日時点で6名。昨季の1番手GK上田樹(22)が去ったゴールキーパー陣にはJ3福島を退団したGK大杉啓(27)、DF今井那生(26)がJ2山口へ移籍したセンターバック陣にはJ2水戸からの武者修行となる田辺陽太(21)ら2名を加えている。 ◆JFL第1節 ▽3月10日(日)13:00 高知ユナイテッドSC vs ヴィアティン三重 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(高知市) ◆JFL第2節 ▽3月17日(日)13:00 高知ユナイテッドSC vs ラインメール青森 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(高知市) ◆2024シーズン選手一覧(1月29日現在) ▽(年齢/昨季JFL成績・新加入選手は前所属) GKタンドゥ・ベラフィ(36/6試合3失点) GK大杉啓(27)←福島ユナイテッドFC(完全移籍) GK井上聖也(25/7試合3失点) DF小林大智(25/27試合2得点) DF中田永一(27/21試合1得点) DF福田玲央(23/2試合0得点) DF岩瀬蒼生(22)←金沢星稜大学(入団) DF田辺陽太(21)←水戸ホーリーホック(育成型期限付き移籍) DF橋本峻輝(25/24試合1得点) DF吉田知樹(25/25試合0得点)←いわきFC(完全移籍移行) MF横竹翔(34/11試合1得点) MF高野裕維(23/28試合0得点) MF田尻康晴(22/21試合0得点) MF佐々木敦河(25/28試合2得点) MF樋口叶(22/20試合3得点) MF金原朝陽(23/16試合0得点) MF上月翔聖(23)←FC大阪(完全移籍) MF児玉壮琉(22)←大阪商業大学(入団) MF宇田光史朗(19)←横浜FC(期限付き移籍) FW小林心(23/24試合7得点) FW新谷聖基(25/10試合2得点) FW東家聡樹(26/26試合2得点) FW原田烈志(23/4試合0得点) ◆コーチングスタッフ 監督:吉本岳史 ヘッドコーチ:立田将大 アシスタントコーチ:毛利雅志 アシスタントコーチ:濱田一希 トレーナー:茂木一樹 トレーナー:渡辺有羽 主務:安達星輝 ゼネラル・マネージャー(GM):西村昭宏 強化部:松山周平 2024.01.29 14:30 Mon4
JFL首位高知は“4試合連続無失点”、“17試合8失点”…両SBが考える絶対的堅守の根底「そもそもウチは前線が…」
日本フットボールリーグ(JFL)で首位をひた走る高知ユナイテッドSC。「得点力」が目を引いた序盤戦から一転、ここ最近はほとんど崩されることのない「守備力」が光っている。 21日、JFL第17節のラインメール青森vs高知ユナイテッドSCがカクヒログループ アスレチックスタジアムで行われ、アウェイ青森に乗り込んだ高知が0-1と勝利した。 高知は54分にセットプレーから1発。 右CKのこぼれ玉を、ボックス手前で右サイドバックのDF吉田知樹が拾い、フリーとなっていた左サイドバックのDF上月翔聖へ横パス。上月が右足ミドルをゴール左隅へ流し込んだ。 守っては4試合連続のクリーンシート(無失点)。直近8試合で5度目の「1-0勝利」となり、クリーンシートも8試合6度目に。ひいては、高知は開幕17試合でわずか8失点だ。 今季序盤戦は開幕7試合で16ゴールと、遅攻速攻問わぬアタッキングからの「得点力」が目を引いた高知。しかし、5月の2連敗を挟んだ6月以降は、上述のような「守備力」が顕著に。 どことなく、イングランド・プレミアリーグで“奇跡の優勝”を成し遂げた、2015-16シーズンのレスター・シティを彷彿とさせる推移。 あの時のレスターも、序盤戦は“攻”のチーム。それが中盤戦以降に「1-0勝利」が増え、複数失点をしない強固さがタイトルに繋がった。 さて、JFLはこれから約1カ月の中断期間へ。DF吉田は、中断直前の“アウェイ3連戦”を良い形で締めくくれたことに充実感を見出す。 「もちろんベストは3連勝でしたけど、落とした勝ち点は最小限。アウェイ(3試合)で勝ち点『7』取れたのは大きいですね。引き分けた3連戦初戦の沖縄SV戦は想定よりも暑くて…(笑) けど、あの試合で失点しなかった事実が今日に繋がったのは間違いないです」 持ち前の絶対的堅守については、「押し込まれても、カウンターを浴びても、僕たちサイドバックだけじゃなく、前線の選手がしっかり帰陣してくれますからね。失点が少ない大きな要因だと思います」とDF吉田。 DF上月も「そもそも高知は前線の選手がめちゃくちゃ強力なんで(笑) 守備陣は日々の練習で鍛えられている感じですね。良い攻撃をされないように心がけ、それが試合でも活かされていると思います」と、アタッカー陣を称えた。 また、地元高知出身の指揮官、就任3年目の吉本岳史監督は中断期間明けへ意欲を見せつつ、選手たちの奮闘を称える。 「もっともっと、攻守におけるゴール前でのクオリティを上げていきたい。中断期間に入るので、新しいプラスアルファを選手たちと一緒に見つけていきたいですね」 「昨季はここ(アウェイ青森)で勝てませんでした。今回『1点勝負』だろうと踏んでいたなかで、選手たちが先に取ってくれた。大きな1点になりましたし、『1点取れれば勝てる』っていう好循環がありますね」 「ただ、試合は続きます。首位独走とは言われますけど、僕としては独走ではなく、まだまだ並走。他のチームに追い越される恐怖もあるわけです。それでも、選手たちは前半戦を通じて逞しくなった印象ですね。彼らに感謝です」 JFL首位にして、2位・栃木シティとの勝ち点「10」差をキープして中断期間へ突入した高知。来たる次節は8月31日、前半戦で敗れたヴェルスパ大分とのホームゲームだ。 ◆JFL第18節 2024年8月31日(土) 18:00キックオフ 高知ユナイテッドSC vs ヴェルスパ大分 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 2024.07.22 17:00 Mon5
Jリーグ参入見据えるJFL高知が開幕6連勝で首位…遅攻速攻セットプレー&スーパーサブで14得点、対戦相手を悩ます精鋭集団に
Jリーグ参入を見据える高知ユナイテッドSCが破竹の開幕6連勝。JFL16チーム中屈指の完成度がそこにはある。 13日、日本フットボールリーグ(JFL)第6節のソニー仙台FCvs高知ユナイテッドSCが行われ、敵地に乗り込んだ高知が0-2と勝利した。 高知はこれで開幕6連勝。その間、「14」得点「2」失点と攻守両面で際立つ数字を残し、2位沖縄SVとはすでに勝ち点「6」差まで広がっている。盤石の首位キープだ。 昨季断片的ながらも高知の試合を眺めていた印象から、今季の戦いぶりを簡潔にあらわすと、「選手個々の鋭さが増している」といったところか。 ◆豊富な得点パターン 今季の選手個々を振り返る前に、昨季の高知をざっとおさらい。基本システムは[3-4-2-1]で、守備時はもちろん[5-4-1]。奪ってからの速攻は鋭く、スピード豊かなMF樋口叶やFW小林心、身体能力が高いターゲットマンのFW西村勇太(昨季限りで引退)はとりわけ危険な存在だった。 “ジャイキリ”達成の天皇杯ガンバ大阪戦、横浜FC戦などで披露した堅守速攻は普段のJFLと同じスタイル。セットプレーも得意とし、2023シーズンのリーグ戦30得点(28試合)中、12得点をCK・FK・PKから挙げている。 では、就任3年目の吉本岳史監督が基本システムを[4-2-3-1]へ移行した今季はどうか。 14得点の内訳は、ポゼッションから相手の守備網を崩して「3」得点、鋭い速攻で「5」得点、ロングボールから「1」得点、CKとFKから「3」得点、PKで「2」得点と、遅攻速攻セットプレー、比較的バランスよくゴールを奪えている印象だ。 ◆際立つ個性 前線の個々に目を向けると、昨季シャドーを主戦場としたMF樋口は2列目左が定位置となり、ここまで全6試合先発で2得点2アシスト。システム変更に伴い守備タスクが変わっても、持ち味のドリブルやアジリティが損なわれた感じはしない。 背番号10を背負う2列目中央のMF佐々木敦河はオールラウンダー的存在。ここまで得点こそないが、視野の広さとキック精度でゴールへ直結するプレーを披露でき、サイドに流れてのプレーやスペースメイキングも苦にしない高知の生命線だ。 2列目右のFW東家聡樹はアンタッチャブルな存在。本職ストライカーの26歳は186cmと長身ながらもずば抜けて足が速く、最終ライン背後に広大なスペースがある場合、後追いする相手DFはノーチャンスだ。第5節アトレチコ鈴鹿戦もこの形でネットを揺らし、今季3得点としている。 また、ストライカーのFW小林心は昨季チームトップの7得点ながらも今季は全6試合途中出場。にもかかわらず今季「4」得点は、JFL得点ランキング首位タイの数字であり、まさにジョーカー。 第1節ヴィアティン三重戦(3◯0)は90+3分にPKを沈めてダメ押し。第3節横河武蔵野FC戦(3◯0)は84分のスルーパスに抜け出し、東家に引けを取らぬスピードを見せつけ、やはりダメ押し。ソニー戦は投入直後の50分にPKで先制点、そして83分に切れ味鋭いドリブルから追加点。PK2つはいずれも自ら倒されて得たものであり、4得点中3得点は80分以降なのだ。 ここでは前線の選手数名だけにフォーカスしたが、攻守両面で気が利く両サイドバックのDF吉田知樹&MF上月翔聖、21歳DF田辺陽太&23歳DF福田玲央の若きセンターバックコンビなど、GKとボランチも含めて各ポジションの選手が際立ち、競争力が向上しているのが現高知。 6試合2失点の堅守を含め、今のところチーム全体の完成度はJFL16チームで群を抜く、と言ってよいだろう。 次節は昨季王者Honda FCとのホームゲーム。JFL昇格初年度の2020シーズン以来勝てていない相手であり、この一戦は高知にとって試金石となるはずだ。 ◆JFL第7節 4月28日(日) 13:00キックオフ 高知ユナイテッドSC vs Honda FC 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 LIVE配信:JFL Official Channel(ユーチューブ) ◆過去のハイライト 高知ユナイテッドSCチャンネル(ユーチューブ) 2024.04.15 18:20 Mon高知ユナイテッドSCの人気記事ランキング
1
高知ユナイテッドSCが県勢初!県民の悲願!Jリーグ入会へ! 入替戦でY.S.C.C.横浜を撃破…2025年、四国全4県にJクラブ揃う【J3・JFL入替戦】
7日、J3・JFL入替戦の第2戦、Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSCがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、高知が2-0と勝利。これにより、2戦合計3-1で勝った高知がJ3リーグ入会、YS横浜はJ3会員資格を自動喪失という運びとなった。 敵地に乗り込んだ高知が開始7分で先制。第1戦で出番のなかったFW新谷聖基が、主将DF小林大智のクロスに頭で合わせてネットを揺らした。 追い込まれたYS横浜は31分、フィードに抜けたFW脇坂崚平がボックス内へ切れ込んでシュート。続けざまにボックス手前でFKを獲得し、MF奥村晃司の一撃はクロスバーを直撃する。 1点ビハインドで折り返した後半頭の47分には、菊谷篤資がボックス手前から狙いすました左足の内巻きコントロールショット。しかし、こちらは惜しくもクロスバー上へ。 対する高知は50分過ぎにセットプレーから立て続けのチャンス。最後はそれぞれ両サイドバック、DF上月翔聖、DF吉田知樹がシュートを放つが、惜しくも枠をとらえない。 いよいよ窮地のYS横浜は71分、勝負の3枚替え。FW松村航希、FWピーダーセン世穏、MF土館賢人をピッチへ。また、80分前後から前線に枚数を置きパワープレーへ。波状攻撃を仕掛けるが、今季JFL最少失点の高知は崩れない。 迎えた90+1分、高知がカウンター。途中出場のFW内田優晟が抜け出し、ボックス内から強烈な、右足シュートを叩き込んだ。 けっきょく、第2戦は高知が2-0と勝利。 この結果、2戦合計で勝者は高知。2025シーズンからJ3リーグへ入会する運びとなった。 また、敗れたYS横浜はJ3会員資格を喪失することに。来季はJFLでの戦いとなる。 YS横浜 0-2(2戦合計:1-3) 高知 【YS横浜】 【高知】 新谷聖基(前7) 内田優晟(後45+1) 2024.12.07 16:56 Sat2
J3参入高知の背番号「10」佐々木敦河…活動終える“古巣”ソニー仙台FCへ「感謝しかありません」「ソニー時代の経験も今回活きました」
高知ユナイテッドSCのMF佐々木敦河(26)が、古巣・ソニー仙台FCに言及した。 7日、J3・JFL入替戦の第2戦、Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSCがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイ高知は2-0と勝利。2戦合計でも3-1と勝利し、J3リーグ入りを勝ち取った。 今季から背番号「10」を背負う加入2年目の佐々木は、類まれなるバランス感覚と正確なキック、90分間走り切るスタミナを持ち併せた攻撃の核。そして何より、地元高知の出身だ。 そんな佐々木は試合後、前所属クラブのソニー仙台FC(JFL)に言及。大学卒業後に2年間在籍した古巣は今季限りで活動を終える。 「本当にソニー時代があったからこそ、今の自分があると言っても過言ではないです。ソニーで成長させてもらいましたし、今もソニーにいる人たちには感謝しかありません」 また、ソニー時代にはニッパツを経験済み。 「一昨年、ソニーの一員として、ここ(ニッパツ)で横浜FCと対戦した経験も今回活きました。なので、変に意識することもなかったですね」 「天皇杯の2回戦だったかな。0-2から3-2に逆転して、でも最後に追いつかれて。結局PK戦で負けたんですけど…ニッパツは今回で2度目だったので、緊張はありませんでした」 <span class="paragraph-title">高知ユナイテッドSCがJ3入会記念グッズの販売をスタート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">J3昇格記念グッズ<br>J3昇格記念グッズを受注販売いたします!<br><br>期間限定のメモリアルグッズとなりますので、ぜひお買い求めください<br><br>【受注期間】<br>2024年12月8日(日) 10:00 〜<br>2024年12月21日(土) 23:59<br><br>▼詳細はこちら<a href="https://t.co/IkaDrgHHFd">https://t.co/IkaDrgHHFd</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89SC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#高知ユナイテッドSC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E5%AE%B6%E3%81%AFJ%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%8F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#高知家はJへ行く</a> <a href="https://t.co/f4FXFItD0H">pic.twitter.com/f4FXFItD0H</a></p>— 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) <a href="https://twitter.com/kochi_United/status/1865371174563348947?ref_src=twsrc%5Etfw">December 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.08 10:53 Sun3
来季のJリーグ60クラブのカテゴリー決定、JFL王者の栃木シティ&高知県初のJクラブとなる高知ユナイテッドSCが初参入
8日、2024シーズンの明治安田Jリーグの全日程が終了。2025シーズンを戦う全60クラブも決定した。 すでに明治安田J2リーグの清水エスパルス、明治安田J3リーグの大宮アルディージャの優勝が決まり、昇格プレーオフや入れ替え戦を含めて全ての日程が終了していたJリーグ。残すは明治安田J1リーグの最終節のみだった。 最終節まで優勝クラブとJ2降格の1クラブが決定していなかった中、優勝は湘南ベルマーレに3-0で快勝したヴィッセル神戸が見事に連覇を達成。また、残留争いは、降格圏に沈んでいたジュビロ磐田がサガン鳥栖に3-0で敗れて1年でのJ2降格となっていた。 これにより、2025シーズンの全てのカテゴリーに参加する60クラブが決定。J2からJ1には優勝した清水、2位の横浜FCが自動昇格となり、もう1クラブは昇格プレーオフを制した5位のファジアーノ岡山が初昇格となった。 J2にはJ3を制した大宮のほか、2位のFC今治が自動昇格で初のJ2挑戦が決定。また昇格プレーオフは土壇場で追いついたカターレ富山が11年ぶりに復帰することとなった。なお、J1からは磐田、鳥栖の他、北海道コンサドーレ札幌が降格してくることとなる。 J3はJ2から18位の栃木SC、19位の鹿児島ユナイテッドFC、20位のザスパ群馬が降格。また、JFLを制した栃木シティが初のJリーグ参入となり、入れ替え戦を制した高知ユナイテッドSCも初のJリーグ参入になるとともに、高知県勢で初のJリーグクラブとなった。なお、最下位のいわてグルージャ盛岡と入れ替え戦で敗れたY.S.C.C.横浜は Jリーグから退会となりJFLを来季は戦うこととなる。 すでに来年の開幕日は決定。J1は2025年2月14日(金)、J2とJ3は同15日(土)となる。 ◆2025明治安田Jリーグ ☆昇格、▲降格、※新規参入 【明治安田J1リーグ】 鹿島アントラーズ 浦和レッズ 柏レイソル FC東京 東京ヴェルディ FC町田ゼルビア 川崎フロンターレ 横浜F・マリノス 横浜FC☆(J2・2位) 湘南ベルマーレ アルビレックス新潟 清水エスパルス☆(J2・1位) 名古屋グランパス 京都サンガF.C. ガンバ大阪 セレッソ大阪 ヴィッセル神戸 ファジアーノ岡山☆(J2・5位) サンフレッチェ広島 アビスパ福岡 【明治安田J2リーグ】 北海道コンサドーレ札幌▲(J1・19位) ベガルタ仙台 ブラウブリッツ秋田 モンテディオ山形 いわきFC 水戸ホーリーホック 大宮アルディージャ☆(J3・1位) ジェフユナイテッド千葉 ヴァンフォーレ甲府 カターレ富山☆(J3・3位) ジュビロ磐田▲(J1・18位) 藤枝MYFC レノファ山口FC 徳島ヴォルティス 愛媛FC FC今治☆(J3・2位) サガン鳥栖▲(J1・20位) V・ファーレン長崎 ロアッソ熊本 大分トリニータ 【明治安田J3リーグ】 ヴァンラーレ八戸 福島ユナイテッドFC 栃木SC▲(J2・18位) 栃木シティ※(JFL・1位) ザスパ群馬▲(J2・20位) SC相模原 松本山雅FC AC長野パルセイロ ツエーゲン金沢 アスルクラロ沼津 FC岐阜 FC大阪 奈良クラブ ガイナーレ鳥取 カマタマーレ讃岐 高知ユナイテッドSC※(JFL・2位/入れ替え戦) ギラヴァンツ北九州 テゲバジャーロ宮崎 鹿児島ユナイテッドFC▲(J2・19位) FC琉球 <span class="paragraph-title">【動画】高知県に初のJリーグクラブが誕生した瞬間!歓喜爆発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">J3・JFL入れ替え戦第2戦の結果をもって、高知ユナイテッドSCのJリーグへの入会が確定!<br><br>また、Y.S.C.C.横浜はJ3クラブの会員資格喪失となりました。<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/YXC1g9ovEs">pic.twitter.com/YXC1g9ovEs</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1865327768957059320?ref_src=twsrc%5Etfw">December 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.08 22:20 Sun4
アイゴッソ高知 & 高知ユナイテッドSCでプレーすること10年目…“高知家の大黒柱”横竹翔35歳「今まで一緒に戦ってきた仲間の顔が思い浮かぶ」
高知ユナイテッドSCのMF横竹翔(35)が、率直な心境を明かす。 7日、J3・JFL入替戦の第2戦、Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSCがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの高知が2-0と勝利。これにより、2戦合計3-1で勝った高知がJ3リーグ入会、YS横浜はJ3会員資格を自動喪失した。 高知は県勢初のJリーグ入会。 2016年にアイゴッソ高知と高知UトラスターFCの四国サッカーリーグ2クラブが統合したことにより誕生した“ユナイテッド”は、良い時期も悪い時期もこの上なく鮮明だった激動の1年を走り切り、とうとう「Jなし県」を脱する。 そんなチームに2015年のアイゴッソ時代から所属する横竹。かつてサンフレッチェ広島、ガイナーレ鳥取でプレーし、世代別日本代表にも名を連ねた名手だ。彼は来季、14年の鳥取時代以来、11年ぶりにJリーガーとなるだろう。 「今の気持ちは…もう嬉しさしかないです。かつてアイゴッソとトラスターという2チームが上を目指して戦い、それじゃ難しいということで合併してひとつになりました。そこからたくさんのことがあり、今年は県民の方々も盛り上がってくださって、なんとしても応えたかった」 「今まで一緒に戦ってきた仲間の顔が思い浮かびます。支えてくださってきた方々といた風景が脳裏に蘇ります」 「節目の(加入)10年目で昇格できて嬉しいですし、みんなに感謝したい。まだまだプレーヤーとして頑張りたいですね。ピッチに立って戦うところを皆さんにお見せできるように、これからもレベルアップしていきたいです」 25歳で“高知家”の一員となり、現在35歳。高知家の大黒柱、横竹翔の挑戦は続いていく。 2024.12.07 23:09 Sat5