横浜FMと次戦対決の浦項が直接FK弾など計4発! ブラジル人トリオ揃い踏みで山東下し2勝目【ACLE2024-25】
2024.11.06 21:06 Wed
2点目を決めた浦項FWジョルジェ・テイシェイラ
6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACLE)の東地区第4節の浦項スティーラース(韓国)vs山東泰山(中国)が浦項スティールヤードで行われ、4-2で浦項が勝利を収めた。
ここまで1勝2分けで勝ち点「3」の浦項が山東をホームに迎えた一戦。山東は前節の横浜F・マリノス戦をドローで終え、1勝1分け1敗の勝ち点「4」とわずかに上回っている。
2勝目を目指すチーム同士の対戦は、互角の主導権争いからスタート。8分には山東が高い位置でボールを奪い、ゼカが積極的にシュート。13分、今度は浦項が丁寧なパス回しで攻め入り、ボックス手前で前を向いたヴァンデルソンが左足で狙う。
浦項はオベルダンの右クロスにチョン・ジェヒが合わせる場面も。徐々に流れは傾いていき、25分にはジョルジェ・テイシェイラが右ポケットから右足を振る。
すると30分に浦項が先制。ボックス手前やや右寄りの位置でFKを獲得すると、チョン・ジェヒが壁の外から巻くシュートを直接決めた。
追いつかれた浦項がハーフタイムにかけて攻め込むなか、山東はガオ・チュンイーが負傷交代のアクシデント。再びのリードは許さず試合を折り返すと、さらに後半頭からヴァレリ・カザイシュヴィリ、ビー・シンハオを投入する。
浦項は後半も攻勢の入りを見せ、ハーフウェーラインからするすると持ち上がったキム・チョンウが枠内にシュート。しかし、山東のGKワン・ダーレイが弾く。
山東もCKから惜しい場面を作るが、トン・レイのハーフボレーは浦項GKユン・ピョンククがセーブ。徐々にリズムを掴み始めたが、64分に失点する。
敵陣でパスを回す浦項は、ボールを奪い返すとボックス手前のジョルジェ・テイシェイラへ。奪いに来たDFを身体で弾き飛ばすと、シュートはゴール右隅に。コースは甘かったが、ここまで好セーブを見せていたGKワン・ダーレイが防ぎきれず、浦項が再び一歩前に出た。
さらに4分後、浦項は右サイドのスローインから繋いでボックス内に侵入。右ポケットからテイシェイラがラストパスを送ると、待っていたのはヴァンデルソン。右足ダイレクトで突き刺し、リードを2点に広げる。
76分にはオベルダンも続き、ブラジル人3人がそれぞれゴール。スルーパスから右ポケットへ抜け出すと、落ち着いて右足で流し込んだ。
最後まで攻撃の手を緩めなかった浦項。山東も諦めず試合終了間際に1点を返したが、ホームチームが4-2で勝利。2勝目を挙げた浦項は第5節で横浜FM、山東はジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦する。
浦項スティーラース 4-2 山東泰山
【浦項】
チョン・ジェヒ(前30)
ジョルジェ・テイシェイラ(後19)
ヴァンデルソン(後23)
オベルダン(後31)
【山東】
チェン・プー(前33)
ビー・シンハオ(後45+4)
ここまで1勝2分けで勝ち点「3」の浦項が山東をホームに迎えた一戦。山東は前節の横浜F・マリノス戦をドローで終え、1勝1分け1敗の勝ち点「4」とわずかに上回っている。
2勝目を目指すチーム同士の対戦は、互角の主導権争いからスタート。8分には山東が高い位置でボールを奪い、ゼカが積極的にシュート。13分、今度は浦項が丁寧なパス回しで攻め入り、ボックス手前で前を向いたヴァンデルソンが左足で狙う。
すると30分に浦項が先制。ボックス手前やや右寄りの位置でFKを獲得すると、チョン・ジェヒが壁の外から巻くシュートを直接決めた。
しかし、3分後には山東が反撃。右CKからガオ・チュンイーがニアでそらすと、ゴール前のチェン・プーが胸で押し込みネットを揺らす。
追いつかれた浦項がハーフタイムにかけて攻め込むなか、山東はガオ・チュンイーが負傷交代のアクシデント。再びのリードは許さず試合を折り返すと、さらに後半頭からヴァレリ・カザイシュヴィリ、ビー・シンハオを投入する。
浦項は後半も攻勢の入りを見せ、ハーフウェーラインからするすると持ち上がったキム・チョンウが枠内にシュート。しかし、山東のGKワン・ダーレイが弾く。
山東もCKから惜しい場面を作るが、トン・レイのハーフボレーは浦項GKユン・ピョンククがセーブ。徐々にリズムを掴み始めたが、64分に失点する。
敵陣でパスを回す浦項は、ボールを奪い返すとボックス手前のジョルジェ・テイシェイラへ。奪いに来たDFを身体で弾き飛ばすと、シュートはゴール右隅に。コースは甘かったが、ここまで好セーブを見せていたGKワン・ダーレイが防ぎきれず、浦項が再び一歩前に出た。
さらに4分後、浦項は右サイドのスローインから繋いでボックス内に侵入。右ポケットからテイシェイラがラストパスを送ると、待っていたのはヴァンデルソン。右足ダイレクトで突き刺し、リードを2点に広げる。
76分にはオベルダンも続き、ブラジル人3人がそれぞれゴール。スルーパスから右ポケットへ抜け出すと、落ち着いて右足で流し込んだ。
最後まで攻撃の手を緩めなかった浦項。山東も諦めず試合終了間際に1点を返したが、ホームチームが4-2で勝利。2勝目を挙げた浦項は第5節で横浜FM、山東はジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦する。
浦項スティーラース 4-2 山東泰山
【浦項】
チョン・ジェヒ(前30)
ジョルジェ・テイシェイラ(後19)
ヴァンデルソン(後23)
オベルダン(後31)
【山東】
チェン・プー(前33)
ビー・シンハオ(後45+4)
ヴァンデルソン
オベルダン
チョン・ジェヒ
ガオ・チュンイー
チェン・プー
ヴァレリ・カザイシュヴィリ
ビー・シンハオ
キム・チョンウ
ワン・ダーレイ
トン・レイ
ユン・ピョンクク
浦項スティーラース
山東泰山
AFCチャンピオンズリーグエリート
ヴァンデルソンの関連記事
浦項スティーラースの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
記事をさがす
|
|
浦項スティーラースの人気記事ランキング
1
韓国で審判6人が今季割り当て停止の大事件、交代選手を間違えたまま4分半プレー…主審と第4審は来季から降格
韓国サッカー界で審判団に関する大きな問題が発生した。 韓国サッカー協会(KFA)は10月31日、審判委員会が審判評価小委員会を開き、審判員6名に対して今シーズン残りの試合の割り当て停止を決定した。 処分に至った問題は、10月28日に行われた全州ワールドカップ競技場で開催されたKリーグ1第35節の全北現代モータースvs 浦項スティーラースの一戦で発生した。 この試合では前半22分ごろ、浦項のキム・ヨンファンが負傷。ピッチ外でメディカルスタッフの治療を受けていた。 その際、浦項はキム・インソンに代えて、シン・クァンフンを投入する要請を出したが、審判団は負傷したキム・ヨンファンと交代すると判断。キム・インソンがピッチの中にいる状態で、シン・クァンフンをピッチに入れてしまった。 この間違いにより約4分半の間、交代が行われない状態で試合が進んでいたとのこと。その後に間違いを認識し、キム・インソンがピッチを出ることになった。 試合を担当した主審、副審の2人、第4審、VAR、AVARの6名に対し、KFAは今シーズンのKリーグ、FAカップ、その他の試合を担当させないこととした。 また、今回の事案に対し、責任の多い主審と第4審に関しては、来シーズンのKリーグ1、Kリーグ2の審判登録に関して一段階降格させることも決定した。 KFAのイ・ジョンミン審判委員長は今回の件についてコメント。容認できないと語っている。 「選手の負傷及び治療、そして選手の交代によるピッチの出入りは審判員がその手続きを徹底的に管理、監督しなければならない」 「負傷者の移送、ピッチ周りでの治療および選手の交代が同時に起こった状況で発生した審判の錯覚は人的なミスと言えるが、韓国サッカーの最高レベルであるKリーグ1ではこれは容認し難い」 2023.11.01 18:30 Wed2
上海申花が怒涛のゴールラッシュ! 後半4ゴールで浦項スティーラスに快勝スタート【ACLE2024-25】
17日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の第1節の上海申花(中国)vs浦項スティーラース(韓国)が行われ、4-1で上海申花が勝利を収めた。 今大会から新たなフォーマットで行われているACLE。東西で12クラブずつが出場し、1つのリーグで戦うことに。上位8クラブがラウンド16に進出する。 中国FAカップ王者の上海申花と韓国FAカップ王者の浦項の一戦。試合は立ち上がりから譲らない展開となる中、37分に浦項が最初のビッグチャンスを迎える。 スルーパスを相手DFが処理ミスすると、こぼれ球を拾ったカン・ヒョンジェがボックス内左から強烈なシュート。しかし、これはクロスバーを叩いてしまう。 前半は互いに譲らずにゴールレスで終えた中、後半最初にスコアを動かしたのは浦項だった。ボール奪取からカウンター。ジョルジュ・テイシェイラが右サイドに展開すると、アン・ジェジュンのスルーパスに走り込んだテイシェイラがDFと競りながら難しい体勢でシュート。これがゴール右に吸い込まれる。 難しいシュートを決め切った浦項。ホームでリードを奪われた上海だったが、64分にすぐに追いつく。左サイドをジョアン・カルロス・テイシェイラが持ち上がりシュート。これはGKイ・スンファンがセーブするも、こぼれ球をフェイ・ナンドゥオが拾いボックス左から高いクロス。これをファーサイドに飛び込んだアンドレ・ルイスが豪快にヘッドで決め、同点に追いついた。 早い時間に追いついた上海申花。スタジアムのボルテージも上がるなか、71分には逆転に成功。こぼれ球をバイタルエリアで拾い右サイドに展開。これを受けたヤン・ゼシャンがボックス右から鋭いクロスを入れると、ニアに飛び込んだキャハス・マレレがヘッドで合わせて逆転に成功する。 リードを奪った上海申花がペースを握ると、80分にはイブラヒム・アマドゥのミドルシュートをキム・インソンがハンド。VARチェックが入り、オンフィールド・レビューの結果、PKの判定に変更。これをマレレが豪快に蹴り込み、上海申花がリードを2点に広げる。 さらにその2分後、前係になる浦項の隙をつくと、こぼれ球をボックス手前で拾ったガオ・ティエニーが左足ミドル。これがゴール左に決まり、4-1。上海申花が快勝を収め白星スタートを切った。 上海申花 4-1 浦項スティーラース 【上海】 アンドレ・ルイス(後19) マレレ(後26、後37[PK]) ガオ・ティエンイー(後39) 【浦項】 ジョルジェ・テイシェイラ(後8) 2024.09.17 23:25 Tue3
