「自信というよりは余裕がある」シティで力をつけている藤野あおば、パリ五輪後初陣の韓国女子代表戦へ「勝負にしっかりこだわる」
2024.10.24 23:10 Thu
イングランドで成長見せる藤野あおば
なでしこジャパンのFW藤野あおば(マンチェスター・シティ・ウィメン)が、新体制のチームについて語った。
21日、なでしこジャパンは「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」の韓国女子代表戦に向けたトレーニングキャンプをスタート。トレーニングキャンプ4日目は、ビルドアップの確認など、新たなフェーズに入った。
パリ・オリンピック後にイングランドへと渡った藤野。新たな体制で臨む今回の活動について「やり方的にもフォーメーションも新しくなって、みんなも凄く楽しそうだなという感じでした。紅白戦はメンバー入り混じりながらやっていますけど、コミュニケーションの量も増えてきて、完成度が高まる良いサッカーができる手応えはあります」と、一定の手応えを感じているようだ。
この日の紅白戦の前には、背後を狙う動きもチームとして確認。藤野は「前へのスプリント、ラインの背後を狙う動きはノリさんやスタッフが求めていることなので、縦への推進力というところは以前のチームよりは増えて見られるのかなと。縦に早いサッカーと落ち着かせるところは、ゴールを目指すプレーが増えると思います」と、今回のチームの戦い方に言及した。
紅白戦では右サイドとトップと2つのポジションでプレーした藤野。「前線の選手は結構入れ替わりながらやっているところはあります」と、自信だけではなく、前線は流動的に動くと語った中、「自分はトップもサイドもやったことがあるポジションなので、どっちでも良いかなと思います」と、どのポジションでもやれる自信があるという。
パリ・オリンピックでは、ボール奪取からのショートカウンターでロストするシーンも目立っていた。この日の紅白戦では、ビルドアップも重点的に確認していた。
「奪ったボールはもちろん大切にしたいですし、今回立ち上がったチームでも攻守においてのアグレッシブにということと、高い位置でボールを奪えるようにということは共有しています」
「オリンピックでは攻め急いでマイボールにしたのに、奪われるボールロストが多かったと思いますし、自分たちが攻撃する時間を多く作れるようにしたいです」
「海外でプレーする選手は、同じフィジカルレベルにしたいですけど、自分たちもスピードやフィジカルが勝る相手にはマイボールの時間を増やしたいとは個人的に思っているので、攻め急がずに落ち着いて対応するというところは、コミュニケーションを取りながら共通意識を持ってやれていると思います」
まだまだイングランドに渡って時間は短いが、それでもゴールを決めるなど一定の結果を出している藤野。「海外に挑戦してベンチにいる時間も長かったり、初めから出れないこともあって悔しい思いもあります。でも、自分が求めていた強度が高い中での早い判断力には身体的にも慣れてきているところなので、試合で活かせればと思います。感覚的には、新しい挑戦は上手くいかないことが多くて面白いなと思っています」と、苦しみも楽しんでいるとした。
また「日本に帰ってきてプレーしていても、向こうにいるよりは余裕があるというか、守備の部分では距離を縮められるところも増えてきて、ボールを奪う回数は自分のところでも作れるかなと思います。そこは自信というよりは余裕があります」と、感覚の違いが既に生まれており、余裕を持ってプレーができているとした。
今回は非公開でのトレーニングマッチはあるが、観客の前では1試合のみ。改めて韓国戦に向けて語った。「全体的にはオリンピックを終えて初めての試合なので、今の完成度、新しい体制、メンバーでできることを皆さんに見せられるかなと思います」とコメント。「個人的にも海外挑戦で生まれた余裕や、求められている前線のスプリントは良さとして持っていたところなので、よりチームの結果に還元できるように、貢献できるように、自分が結果を出せるように頑張りたいです。1試合のみですけど、勝負にしっかりこだわって、勝ち切るところを意識してやっていきたいです」と、しっかりと勝利を目指すとした。
21日、なでしこジャパンは「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」の韓国女子代表戦に向けたトレーニングキャンプをスタート。トレーニングキャンプ4日目は、ビルドアップの確認など、新たなフェーズに入った。
パリ・オリンピック後にイングランドへと渡った藤野。新たな体制で臨む今回の活動について「やり方的にもフォーメーションも新しくなって、みんなも凄く楽しそうだなという感じでした。紅白戦はメンバー入り混じりながらやっていますけど、コミュニケーションの量も増えてきて、完成度が高まる良いサッカーができる手応えはあります」と、一定の手応えを感じているようだ。
紅白戦では右サイドとトップと2つのポジションでプレーした藤野。「前線の選手は結構入れ替わりながらやっているところはあります」と、自信だけではなく、前線は流動的に動くと語った中、「自分はトップもサイドもやったことがあるポジションなので、どっちでも良いかなと思います」と、どのポジションでもやれる自信があるという。
プレーの仕方はポジションで変わるが、「内側に入りすぎずに幅を取るプレーが必要だと思います。ロングボールが増えれば一対一の場面も増えて、自分の長所でもある突破力を出していきたいと思います。自信はあるので問題ないです」と、しっかりと強みも活かせると語った。
パリ・オリンピックでは、ボール奪取からのショートカウンターでロストするシーンも目立っていた。この日の紅白戦では、ビルドアップも重点的に確認していた。
「奪ったボールはもちろん大切にしたいですし、今回立ち上がったチームでも攻守においてのアグレッシブにということと、高い位置でボールを奪えるようにということは共有しています」
「オリンピックでは攻め急いでマイボールにしたのに、奪われるボールロストが多かったと思いますし、自分たちが攻撃する時間を多く作れるようにしたいです」
「海外でプレーする選手は、同じフィジカルレベルにしたいですけど、自分たちもスピードやフィジカルが勝る相手にはマイボールの時間を増やしたいとは個人的に思っているので、攻め急がずに落ち着いて対応するというところは、コミュニケーションを取りながら共通意識を持ってやれていると思います」
まだまだイングランドに渡って時間は短いが、それでもゴールを決めるなど一定の結果を出している藤野。「海外に挑戦してベンチにいる時間も長かったり、初めから出れないこともあって悔しい思いもあります。でも、自分が求めていた強度が高い中での早い判断力には身体的にも慣れてきているところなので、試合で活かせればと思います。感覚的には、新しい挑戦は上手くいかないことが多くて面白いなと思っています」と、苦しみも楽しんでいるとした。
また「日本に帰ってきてプレーしていても、向こうにいるよりは余裕があるというか、守備の部分では距離を縮められるところも増えてきて、ボールを奪う回数は自分のところでも作れるかなと思います。そこは自信というよりは余裕があります」と、感覚の違いが既に生まれており、余裕を持ってプレーができているとした。
今回は非公開でのトレーニングマッチはあるが、観客の前では1試合のみ。改めて韓国戦に向けて語った。「全体的にはオリンピックを終えて初めての試合なので、今の完成度、新しい体制、メンバーでできることを皆さんに見せられるかなと思います」とコメント。「個人的にも海外挑戦で生まれた余裕や、求められている前線のスプリントは良さとして持っていたところなので、よりチームの結果に還元できるように、貢献できるように、自分が結果を出せるように頑張りたいです。1試合のみですけど、勝負にしっかりこだわって、勝ち切るところを意識してやっていきたいです」と、しっかりと勝利を目指すとした。
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マンチェスター・シティ・ウィメンのなでしこジャパンMF長谷川唯がクラブの年間最優秀選手賞を受賞した。 2024-25シーズンはウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)で4位に終わったシティ。長谷川はチームの中心選手として22試合に出場し3アシストを記録していた。 中盤での闘志溢れる守備と華麗な攻撃の性能を持ち合わせた長谷川は、公式戦で38試合に出場しチーム最多タイ。リーグ戦は全22試合で先発出場を果たしていた。 2022年夏にシティに加入し3年目を迎えた中、どこにでも顔を出す長谷川は、チームのリズムを作る存在に。さらに、チーム内で最多の163回のボール奪取数を誇り、リーグでもトップとなった。 <span class="paragraph-title">【写真】長谷川唯がクラブの年間最優秀選手賞を受賞</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/ManCityWomen/status/1921204535525065122?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.11 23:35 Sun4
「信じられない」「GKノーチャンス」なでしこ谷川萌々子が開始18秒で衝撃の左足ミドル! 海外のファンも驚愕「日本はいつだって脅威」
なでしこジャパンのMF谷川萌々子がキックオフからスーパーゴールを記録した。 ニルス・ニールセン監督が就任し、初の活動を行っているなでしこジャパン。アメリカで開催されているSheBelieves CUPに参加している。 初戦はオーストラリア女子代表を相手に4-0で快勝していた中、23日にコロンビア女子代表と対戦。先発した谷川はキックオフの流れから衝撃のゴールを記録した。 なでしこジャパンのキックオフで始まった中、GK山下杏也加まで戻したボールを前線へロングフィード。これは競り負けるも、こぼれ球に素早くプレス。これを拾った谷川がドリブルで運ぶと、ボックス手前の離れた位置から左足一閃。糸を引くミドルシュートがゴール右に突き刺さった。 衝撃的なゴールをたった18秒で記録した谷川には、海外のファンも驚愕。「信じられないゴールだ」、「このゴールがなければ観ることはなかった」、「素晴らしい」、「GKはノーチャンス」、「まるでスローモーション」、「これは生で観たかった」、「とんでもない選手」、「日本はいつだって脅威だ」と絶賛のコメントが寄せられている。 谷川は代表活動前には所属のバイエルンでも圧巻のアシストとゴールを記録して話題に。19歳のニューヒロインが遂に覚醒し始めたようだ。 なお、日本はその後に田中美南の2ゴール、浜野まいかにもゴールが生まれ、4-1で勝利。ニールセン新体制では2試合連続4ゴールで連勝と、良いスタートを切っている。 <span class="paragraph-title">【動画】キックオフから18秒、谷川萌々子が衝撃の左足ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ItM0_MTH0l8";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.24 12:15 Mon5
