アルナウトビッチPK失敗のインテル、後半ATのテュラム弾でヤング・ボーイズに辛勝【CL】

2024.10.24 06:04 Thu
Getty Images
インテルは23日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でヤング・ボーイズとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。
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前節ツルヴェナ・ズヴェズダ戦をターンオーバーしつつ4発快勝として1勝1分けスタートとしたインテルは、3日前のローマ戦をウノゼロ勝利。そのローマ戦のスタメンから大幅に7選手を変更。4日後にユベントスとのイタリア・ダービーを控えることもあってラウタロやテュラムをベンチスタートとした。連敗スタートのヤング・ボーイズに対し、タレミとアルナウトビッチの2トップで臨んだインテルがボールを持つ入りとなったものの、好機を作れずにいると、22分にピンチ。ヴァージニアスのヘディングシュートが枠に飛んだが、ゴール前のパヴァールがクリアした。さらに25分、ラコミのダイビングヘッドでゴールに迫られたが、GKゾマーが好守で凌いだ。
すると31分に決定機。タレミのダイレクトヒールパスでボックス左に侵入したビセックがGKと一対一に。しかしシュートはセーブされてしまった。

ゴールレスで迎えた後半開始1分、インテルはダンフリースがPKを獲得。しかし、キッカーのアルナウトビッチのシュートはフォン・バルムースに止められ先制とはならず。
その後、60分にバレッラのボールロストからモンテイロにポスト直撃のシュートを打たれたインテルは、ラウタロを投入。66分にはダンフリースの右クロスからタレミに好機もシュートは枠外へ。

さらに75分、ディマルコの左クロスにジエリンスキがダイレクトで合わせる好機もシュートはやはり枠外へ。

その後、テュラムを投入して勝負をかけたインテルは直後、ラウタロがミドルシュートでGKを強襲した中、90分にはジエリンスキに絶好機もゴール前のルーズボールをボレーで叩いたシュートは枠を捉えきれず。

このまま引き分けで終わるかに思われたが、追加タイム3分に決勝弾。決めたのは頼れるテュラム。ラウタロが左サイドで起点となってディマルコの上げたクロスに合わせた。

これが決勝点となってインテルが勝利をもぎ取り連勝としている。

ヤング・ボーイズ 0-1 インテル
【インテル】
マルクス・テュラム(後48)

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ラウタロ&フラッテージ弾のインテルが敵地で大きな先勝、バイエルンは途中出場ミュラーが一時同点弾も惜敗【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、バイエルンvsインテルが8日に行われ、1-2でインテルが先勝した。 ラウンド16でレバークーゼンとの同国対決を2戦合計5-0と圧倒したバイエルンは、ブンデスリーガでも2位レバークーゼンに6ポイント差を付けて首位を快走。そのバイエルンは3-1で勝利した4日前のアウグスブルク戦のスタメンから2選手を変更。負傷したムシアラの代役にはラファエル・ゲレイロを起用した。 一方、ラウンド16でフェイエノールトに連勝として2季ぶりのベスト8進出としたインテルは、セリエAでは2位ナポリに3ポイント差を付けて首位に立っている。そのインテルは2-2で引き分けた3日前のパルマ戦のスタメンから3選手を変更。コンディション不良のディマルコがベンチスタートとなり、カルロス・アウグストが左サイドに入った。 チャルハノールにラアフェル・ゲレイロを監視させる役割を与えたバイエルンは立ち上がりの主導権争いを経て7分、ボックス右からオリーズが際どいコントロールシュートを放って牽制。対するインテルもボールを持ちつつ12分、スローインの流れからチャルハノールがボレーで応戦した。 互角の攻防で推移する中、14分にバイエルンはオリーズの右クロスからケインのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゾマーの守備範囲。徐々に圧力を強めると20分、オリーズのスルーパスに抜け出したラファエル・ゲレイロがボックス右へ侵入して右足でフィニッシュ。ここも枠を捉えていたが、GKゾマーにセーブされた。 そして26分には決定機。GKウルビヒのロングフィードを起点に、オリーズのラストパスをボックス左で受けたケインがダイレクトでシュート。しかし、狙いすましたフィニッシュは右ポストに阻まれた。 助かったインテルは31分、バストーニが持ち上がった流れからボックス左に侵入したカルロス・アウグストが際どいシュートを放って牽制すると38分に先制する。 カルロス・アウグストの左クロスをテュラムが巧みにヒールで後方へ落とし、受けたラウタロが右足アウトでのトリッキーなシュートでネットを揺らした。 1点ビハインドで迎えた後半、バイエルンがボールを持つ流れで推移する中、56分にインテルに好機。テュラムのパスをボックス右で受けたラウタロがGK強襲のシュートを浴びせた。 攻めあぐねるバイエルンは64分、ラファエル・ゲレイロがルーズボールを拾ってボックス手前から強烈なボレー。しかしわずかに枠を捉えきれなかった。 久々にゴールに迫った中、敵陣でのプレーを続けると、74分に3枚替え。ミュラー、ニャブリ、ブイを投入した。すると80分にケインが際どいボレーを放つと、82分にはミュラーに好機。しかしシュートはバストーニのブロックに阻まれた。 それでも85分に追いつく。決めたのはミュラー。サイド攻撃の流れからボックス左ポケットのライマーの丁寧なクロスをファーサイドでフリーのミュラーが押し込んだ。 さらに87分にはケインがCKの流れから逆転に迫った押せ押せのバイエルンだったが、劣勢のインテルが88分に勝ち越し。バレッラのスルーパスで左サイドを抜け出したカルロス・アウグストの折り返しをフラッテージが合わせた。 このまま2-1で競り勝ったインテルが来週ホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。 バイエルン 1-2 インテル 【バイエルン】 トーマス・ミュラー(後40) 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前38) ダビデ・フラッテージ(後43) 2025.04.09 05:57 Wed
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ルカク、北中米W杯終了後に古巣アンデレヒトに復帰か…ユーロ2024前に願望を語る

ナポリのベルギー代表FWロメル・ルカク(31)が将来的に古巣のアンデレヒトでへの復帰を望んでいるようだ。ベルギー『La Dernière Heure』が報じている。 これまでチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、インテル、ローマと欧州のビッグクラブを渡り歩いてきたルカクは、2024年の夏にインテル時代の恩師アントニオ・コンテ監督の就任したナポリに加入。 ナポリ加入後は、移籍後初戦となった第3節のパルマ戦でいきなりゴールを記録すると、セリエA28試合に先発出場し11ゴール8アシストと躍動。インテルとスクデット争いを繰り広げるチームの攻撃をけん引している。 2027年までナポリとの契約を残すルカクだが、2026年夏に開催される北中米ワールドカップ(W杯)後にはプロデビューの飾った古巣アンデレヒトに復帰することを希望しており、ユーロ2024前に収録されたポッドキャストでは以下のように願望を語った。 「僕は18歳の時にベルギーを離れ、母やまだ小さかった子供たちと離れてしまったんだ。いずれはアンデルレヒトに戻りたいかと問われれば、もちろん戻りたい。それは、みんなが思っているよりもずっと早く実現するだろうね」 2025.04.04 19:30 Fri

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