アルナウトビッチPK失敗のインテル、後半ATのテュラム弾でヤング・ボーイズに辛勝【CL】

2024.10.24 06:04 Thu
Getty Images
インテルは23日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でヤング・ボーイズとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。
PR
前節ツルヴェナ・ズヴェズダ戦をターンオーバーしつつ4発快勝として1勝1分けスタートとしたインテルは、3日前のローマ戦をウノゼロ勝利。そのローマ戦のスタメンから大幅に7選手を変更。4日後にユベントスとのイタリア・ダービーを控えることもあってラウタロやテュラムをベンチスタートとした。連敗スタートのヤング・ボーイズに対し、タレミとアルナウトビッチの2トップで臨んだインテルがボールを持つ入りとなったものの、好機を作れずにいると、22分にピンチ。ヴァージニアスのヘディングシュートが枠に飛んだが、ゴール前のパヴァールがクリアした。さらに25分、ラコミのダイビングヘッドでゴールに迫られたが、GKゾマーが好守で凌いだ。
すると31分に決定機。タレミのダイレクトヒールパスでボックス左に侵入したビセックがGKと一対一に。しかしシュートはセーブされてしまった。

ゴールレスで迎えた後半開始1分、インテルはダンフリースがPKを獲得。しかし、キッカーのアルナウトビッチのシュートはフォン・バルムースに止められ先制とはならず。
その後、60分にバレッラのボールロストからモンテイロにポスト直撃のシュートを打たれたインテルは、ラウタロを投入。66分にはダンフリースの右クロスからタレミに好機もシュートは枠外へ。

さらに75分、ディマルコの左クロスにジエリンスキがダイレクトで合わせる好機もシュートはやはり枠外へ。

その後、テュラムを投入して勝負をかけたインテルは直後、ラウタロがミドルシュートでGKを強襲した中、90分にはジエリンスキに絶好機もゴール前のルーズボールをボレーで叩いたシュートは枠を捉えきれず。

このまま引き分けで終わるかに思われたが、追加タイム3分に決勝弾。決めたのは頼れるテュラム。ラウタロが左サイドで起点となってディマルコの上げたクロスに合わせた。

これが決勝点となってインテルが勝利をもぎ取り連勝としている。

ヤング・ボーイズ 0-1 インテル
【インテル】
マルクス・テュラム(後48)

PR

マルクス・テュラムの関連記事

インテルの関連記事

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

日本代表FW上田綺世が念願のチャンピオンズリーグ(CL)初ゴールを記録した。 23日、CLのリーグフェーズ第3節でフェイエノールトはアウェイでベンフィカと対戦した。 上田は3トップの中央で先発出場。すると12分にチームの先制ゴールをもたらす。 相手ゴールキックのボールを繋ぐと、味方のスルーパスにイゴー 2024.10.24 08:10 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節が23日に欧州各地で行われた。 日本代表FW上田綺世の所属するフェイエノールトは、アウェイでベンフィカ(ポルトガル)と対戦し3-1で勝利した。 上田が3トップの真ん中で先発出場したフェイエノールトは12分に先制する。味方のロングスルーパスからボックス左まで侵入 2024.10.24 06:45 Thu
アトレティコ・マドリーは23日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でリールとエスタディオ・メトロポリターノで対戦し1-3で敗戦した。 前節のベンフィカ戦で完敗を喫したアトレティコは、直近のレガネス戦からスタメンを4人変更。アンヘル・コレアやバリオス、リケルメらに代えてアルバレスやギャラガー、デ・パウ 2024.10.24 06:15 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節のバルセロナvsバイエルンが23日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、バルセロナが4-1で快勝した。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場となった。 ここまで1勝1敗と微妙なCLスタートとなったバルセロナは、初の連勝を懸けて直近6度の対戦で 2024.10.24 06:06 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節のRBライプツィヒvsリバプールが23日にRBアレナで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 ミラン、ボローニャのイタリア勢を連破してCL連勝スタートのリバプール。さらに直近のリーグ戦ではチェ 2024.10.24 06:03 Thu

記事をさがす

マルクス・テュラムの人気記事ランキング

1

今季セリエAで7試合7ゴールの大活躍、インテルFWテュラムにPSGが関心?

インテルで活躍中のフランス代表FWマルクス・テュラム(27)に対して、パリ・サンジェルマン(PSG)が関心を示しているようだ。 テュラムは昨夏の移籍市場でボルシア・メンヒェングラートバッハからフリーの形で加入。瞬く間にチームの主力に定着すると、公式戦46試合15ゴール14アシストの成績を残した。 今シーズンもセリエAでの7試合7ゴール3アシストと、並外れた成績を記録。シモーネ・インザーギ監督のチームで欠かせない戦力となっており、実力者ズラリのフランス代表にも選出され続けている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、そんなテュラムに対して母国クラブのPSGが関心を示している模様。キリアン・ムバッペが退団した後も目立ったストライカー補強はなかったクラブが、来年本腰を入れる可能性はある。 移籍金は8000万ユーロ(約130億円)とも報じられるが、テュラム自身が強硬にPSG移籍を希望する可能性は低い模様。選手は2028年夏まで契約を残すインテルに満足しており、クラブの判断次第となりそうだ。 2024.10.19 11:00 Sat
2

「ここで勝つのは簡単ではない」敵地でローマ下し3連勝、インテル指揮官「困難に直面しながらよくやった」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA前節のトリノ戦をフランス代表FWマルクス・テュラムのハットトリックでものにしていたインテル。開幕から無敗が続くなか、代表ウィーク明けの20日に行われた第8節では、アウェイでローマとのビッグマッチに臨んだ。 拮抗した前半だったが、インテルはトルコ代表MFハカン・チャルハノールに続きイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビも負傷交代するアクシデント。しかし60分、カウンターからアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが先制点を突き刺し、そのまま1-0で逃げきった。 リーグ戦3連勝としたインザーギ監督は試合後にコメント。難しいアウェイゲームを制したことについて、チームの団結を誇った。 「これからも努力を続けていかなければならないことはわかっているが、今夜は困難に直面しながらよくやった。選手たちは良いパフォーマンスを見せ、後半はリードを2点に広げることもできた」 「オリンピコはタフなグラウンドだということを忘れてはいない。だからとても満足している」 「アウェイゲームで我々に欠けている点についてチームと話したし、今夜の試合がチャレンジングなものになるともわかっていた。ホームではうまくやってきたし、タフな夜になることはわかっていたが、団結を維持した。ここで勝つのは誰にとっても簡単なことではない」 また、決勝点を決めたラウタロについては「世界でもトップ5の選手の1人だし、すべての称賛に値する」とコメント。一方、序盤に交代したチャルハノールの状態も明かしている。 「チャルハはここ2日間フィーリングが悪かった。だから今夜は(クリスティアン・)アスラニや(ピオトル・)ジエリンスキといった別の選択肢もあっただろう。だが、ウォーミングアップ中は調子が良さそうだった」 <span class="paragraph-title">【動画】ラウタロ弾で競り勝つ! ローマvsインテル ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6Vwj4SlmGp4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.21 15:23 Mon
3

プレミア制覇へ、アーセナルがストライカー補強リストを作成か…本名は夏に128.5億円の値が付いたストライカー

アーセナルがコンスタントにゴールを決められるストライカーの獲得に動いているとのこと。6人の候補者がいるという。イギリス『TEAMtalk』が伝えた。 2シーズン連続でプレミアリーグ優勝争いをしながらも、マンチェスター・シティに次ぐ2位となっているアーセナル。ミケル・アルテタ感得の下でチーム力は向上しているものの、2003-04シーズン以来プレミアリーグのタイトルから遠ざかっている。 そんな中、シティとの大きな差として今なお残っているのがストライカー問題。ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドはシティ在籍3年目ですでに100ゴールを達成。105試合での達成は脅威と言えるだろう。 今シーズンのアーセナルは、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがトップを務めているが、ハーランドのような活躍は見せられていない。コンスタントにシーズン20ゴールを決めるストライカーは数多くはないが、アルテタ監督は補強を目指しているという。 今夏の移籍市場ではスポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュ(26)の獲得に接近していたが、高額な移籍金を前に断念。今年1月にはユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(24)の獲得も目指していたが、ユベントスが手放す気はなかった。 『TEAMtalk』によれば、アーセナルは6名のストライカーを候補に挙げているとのこと。ギョケレシュ、ヴラホビッチに加え、リールのカナダ代表FWジョナサン・デイビッド(24)、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(21)、インテルのフランス代表FWマルクス・テュラム(27)もターゲットのようだ。 ヴラホビッチに関しては、ユベントスは夏に8000万ユーロ(約128億5000万円)の値札をつけていたが、残り契約が1年となればより安価に獲得が可能と予想される。そのタイミングでの獲得を目指すことになるかもしれない。 2024.09.25 12:28 Wed
4

ハットトリック達成も強烈タックル受けたテュラム…幸いにもケガなし、予定通りフランス代表の活動へ

インテルFWマルクス・テュラムが予定通りフランス代表の活動へ。『レキップ』が伝える。 テュラムは6日、セリエA第7節のインテルvsトリノに先発出場し、ハットトリックで3-2勝利に貢献。昨季加入でインテルの核となったセンターフォワードは今季7試合7得点とした。 一方で、この試合では相手DFギジェルモ・マリパンのタックルで右足首を痛めるなどし、最後は68分に大事をとって途中交代。念のため、即日サン・シーロで検査を受けたという。 幸いにも靭帯の損傷はなく、インテルからすれば心配にはなるが、予定通りフランス代表の活動へ。7日にクレールフォンテーヌ(同代表の拠点)へ到着する予定とのことだ。 フランス代表は今月のUEFAネーションズリーグ(UNL)でイスラエル代表(10日)、ベルギー代表(14日)と対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】迫力満点、テュラムの圧巻ヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>約1か月ぶりのゴール<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%86%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#テュラム</a> 驚異的なジャンプ力!<br>高さを見せつけたヘディング弾が炸裂<br><br>セリエA 第7節<br>インテル×トリノ<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/SerieADAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SerieADAZN</a> <a href="https://t.co/zPEy8OPEWL">pic.twitter.com/zPEy8OPEWL</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1842763265254060177?ref_src=twsrc%5Etfw">October 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.07 13:55 Mon
5

「1週間で3戦3勝」勝ち点積み重ねるインテル指揮官、数的優位も追い上げ許す展開には「まだやるべきことがたくさん」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA前節のウディネーゼ戦を3-2で勝利し、チャンピオンズリーグ(CL)のツルヴェナ・ズヴェズダも快勝とミラノ・ダービーの敗戦から立ち直ったインテル。5日の第7節ではトリノをホームに迎え、数的優位のなかフランス代表FWマルクス・テュラムのハットトリックで3-2の逃げ切り勝ちを収めた。 インザーギ監督は過密日程のなかでの公式戦3連勝に満足。一方、10人の相手に2度詰め寄られた展開には反省の色を見せた。 「我々は1週間で3試合を戦い3勝を挙げた。どの試合も難しかったため、選手たちを悪く言うことはできない。ミスによる高い代償を払っているため、いくつかの側面は確実に改善しなければならない」 「我々は改善すべき点において、細部にわたり懸命に取り組んでいる。我々が作り出したチャンスを全てを考慮すれば、今日のような試合を3-2で終えるべきではないこともわかっている」 「1週間で3試合を戦い、これほど良いチームパフォーマンスを見せるのは簡単ではないから、選手たちを称賛しなければならない。だが、まだやるべきことがたくさんあるのはわかっている。選手を何人か入れ替え、対戦相手も変わったが、我々のアプローチはチャンピオンズリーグでもリーグ戦でも同じままだ」 また、ウディネーゼ戦に続く2失点にも言及。リーグ2連覇に向けより強固な守備を築いていくつもりだ。 「今日もウディネーゼ戦も失点前の兆候は少なかった。このような瞬間が今後もっとあるとわかっているし、改善に向け集中する必要がある。チームは全力を尽くしている」 <span class="paragraph-title">【動画】テュラムがハットトリック! インテルvsトリノ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6UFcO6UhFTs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.06 18:20 Sun

インテルの人気記事ランキング

1

今季セリエAで7試合7ゴールの大活躍、インテルFWテュラムにPSGが関心?

インテルで活躍中のフランス代表FWマルクス・テュラム(27)に対して、パリ・サンジェルマン(PSG)が関心を示しているようだ。 テュラムは昨夏の移籍市場でボルシア・メンヒェングラートバッハからフリーの形で加入。瞬く間にチームの主力に定着すると、公式戦46試合15ゴール14アシストの成績を残した。 今シーズンもセリエAでの7試合7ゴール3アシストと、並外れた成績を記録。シモーネ・インザーギ監督のチームで欠かせない戦力となっており、実力者ズラリのフランス代表にも選出され続けている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、そんなテュラムに対して母国クラブのPSGが関心を示している模様。キリアン・ムバッペが退団した後も目立ったストライカー補強はなかったクラブが、来年本腰を入れる可能性はある。 移籍金は8000万ユーロ(約130億円)とも報じられるが、テュラム自身が強硬にPSG移籍を希望する可能性は低い模様。選手は2028年夏まで契約を残すインテルに満足しており、クラブの判断次第となりそうだ。 2024.10.19 11:00 Sat
2

インテルがローマにウノゼロでリーグ3連勝! 主力2人負傷もラウタロが決勝点【セリエA】

セリエA第8節、ローマvsインテルが20日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのインテルが0-1で勝利した。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節はモンツァと1-1のドローに終わり、ユリッチ新体制での連勝がストップした9位のローマ。公式戦2戦未勝利と監督交代ブーストに陰りが見え始める中、今節は昨季王者とのビッグマッチに臨んだ。前節からは先発2人を変更。負傷のエル・シャーラウィに代えてザレフスキ、スーレに代えてディバラが復帰した。 一方、前節トリノ戦では前半に退場者を出した相手に緩みを見せたものの、テュラムのトリプレッタの活躍で3-2と勝ち切って連勝を飾った2位のインテル。次節にユベントスとのデルビー・イタリアを控える中、難敵とのタフなアウェイゲームに臨んだ。トリノ戦からは先発2人を変更し、ビッセクとフラッテージに代えてパヴァール、バレッラが復帰した。 ローマはペッレグリーニ、インテルはラウタロ・マルティネスと互いに開始5分経たずに両カピターノがシュートを打ち合うオープンな入りとなった注目の強豪対決。その中で地力で勝るインテルは6分、ムヒタリアン、ラウタロの鮮やかな連携から最後はテュラムがミドルレンジの強烈なシュートでGKスヴィラルにビッグセーブを強いる。 以降も良いリズムで試合を進めるインテルだったが、鼠径部を痛めたか、チャルハノールがプレー続行不可能となり、12分にフラッテージがスクランブル投入される。それでも、直後にはムヒタリアンのクロスバーを掠めるシュートでゴールを脅かすなど、主導権を渡さない。 前半半ばを過ぎてローマが徐々に押し返してイーブンな展開に。その中でインテルに再びのアクシデント。左のハムストリングを痛めたアチェルビがプレー続行不可能となり、27分にアチェルビが投入された。 前半終盤の41分にはドフビクのポストワークからディバラを経由したボールがペナルティアーク付近のペッレグリーニに繋がり、ホームチームに決定機が訪れる。だが、枠を捉えた鋭い右足シュートはGKゾマーの好守に阻まれた。 拮抗したゴールレスの前半を経て試合は後半に突入。立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられる中、ひとつのミスが試合を動かす。 60分、ローマ左CKの流れでカウンター対応で後方に控えていたザレフスキがコントロールミスからボールロスト。ボールを奪ったフラッテージが右サイドのスペースを独走。折り返しはDFチェリクにブロックされたが、こぼれに反応したラウタロの強烈な右足シュートがゴールネットに突き刺さった。 均衡が破れた試合はここからビハインドを追うローマが押し込んでいく展開に。ディバラを起点にセットプレーからチャンスを窺うが、集中したインテルの守備を崩し切れない。 70分過ぎにインテルはすでに2度の交代機会を使っていたこともあり、一気に3枚替えを敢行。ダルミアン、バストーニ、ラウタロを下げてビッセク、ダンフリース、ホアキン・コレアを投入した。 これに対してローマは序盤に投入したピジッリに続いてスーレやバルダンツィ、ル・フェとより攻撃的なカードを次々に切っていく。一連の交代で小兵アタッカーによるコンビネーションプレーで幾つか良いシーンを作り出すが、要所を締めるアウェイチームの守備を前に一工夫が足りない。それでも、ダンフリースの2度の決定機をGKスヴィラルの好守で凌いで勝ち点の可能性を残す。 その後、4分が加えられた後半アディショナルタイムに猛攻に打って出たローマは、ボックス手前右から得意のカットインを仕掛けたスーレが左足シュートを枠の左隅へ飛ばすが、これはGKゾマーのビッグセーブに阻まれた。 この結果、2人の負傷者を出しながらもカピターノの一撃を守り抜いたインテルがローマにウノゼロ勝利を収めてセリエA3連勝を達成した。 ローマ 0-1 インテル 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(後15) 2024.10.21 05:49 Mon
3

ジョナサン・デイビッドがリールとの契約非更新を最終決断か 代理人はユベントスと意見交換

ユベントスがリールのカナダ代表FWジョナサン・デイビッド(24)との契約へ、動きを本格化させているという。 デイビッドは24歳にしてカナダ代表通算56試合29得点を誇るストライカー。ベルギー1部・ヘントでプロデビューし、2020-21シーズンからリールでプレーを続けている。 数年前から欧州トップクラブの補強リストにいるなか、今季はここまで公式戦13試合8得点2アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリー撃破の1発が全世界に轟いた。 関心の大小が定かでないが、インテルやバルセロナの興味も囁かれ出したなか、ユベントスが優先順位を引き上げか。イタリア『カルチョメルカート』によると、最近代理人との間で契約を巡る意見交換に及んだという。 また、デイビッド陣営は今季限りとなっているリールとの契約の非更新を、ここ1〜2日で最終決断。リーグ・アンは今季で5年目、選手キャリアをひとつ引き上げる覚悟が固まったとみて間違いなさそうだ。 デイビッド陣営は来年1月を前にし、これから代理人が各地を飛び回ることになるそうだ。 2024.10.18 22:00 Fri
4

【セリエA第8節プレビュー】ローマvsインテル、ユベントスvsラツィオのビッグマッチ

代表ウィーク前の前節はナポリとインテルが順当に勝利した一方、ユベントスとローマが格下に引き分け、ミランがフィオレンティーナに敗れた。迎える第8節、ローマvsインテル、ユベントスvsラツィオのビッグマッチ2試合が開催される。 まずは日曜開催のローマvsインテル。9位ローマ(勝ち点10)は前節モンツァ戦、ゴール量産体制に入ったFWドフビクが先制弾を挙げたものの勝ちきれずドローに終わった。未勝利で最下位に沈んでいた相手のドローと痛恨だったが、本調子に近づきつつあるインテルに対抗できるか。 一方、トリノ戦では前半半ばに退場者を出した相手に対してFWテュラムがトリプレッタの活躍で3-2と勝利した2位インテル(勝ち点14)。公式戦3連勝と調子を上げている中、ユリッチ体制でまだまだ模索状態のローマを叩いて首位ナポリ追走となるか。 続いて土曜開催のユベントスvsラツィオ。3位ユベントス(勝ち点13)は前節、終盤のPK被弾でカリアリに引き分け、勝ち点2を落とした。チャンピオンズリーグ(CL)ライプツィヒ戦の劇的逆転勝利の勢いをセリエAに持ち込めなかった中、公式戦4連勝と好調の同勝ち点で並ぶラツィオとの上位対決を制すことはできるか。 FWルカクの1ゴール2アシストで連勝中だったコモを難なく退けた首位ナポリ(勝ち点16)は10位エンポリ(勝ち点10)と対戦。ルカクがベルギー代表の招集を辞退している効果もあってコンディションを良好に保てている中、ここは必勝として首位キープとしたい。 GKデ・ヘアにPK2本を止められてフィオレンティーナに敗れた6位ミラン(勝ち点11)は5位ウディネーゼ(勝ち点13)との上位対決に臨む。公式戦連敗で代表ウィークに入ってしまった嫌な流れを断ち切る勝利を掴めるか。 そして前節ボローニャ戦では後半序盤に退場者を出した中、ゴールレスドローに持ち込んだ16位パルマ(勝ち点6)は14位コモ(勝ち点8)と対戦。勝ち点1獲得に貢献したGK鈴木彩艶は日本代表ではサウジアラビア代表戦でファインセーブを見せて好調を持続。引き続きスタメン予想となっている中、パルマに今季2勝目をもたらすことはできるか。 ◆セリエA第8節 ▽10/19(土) 《22:00》 コモvsパルマ ジェノアvsボローニャ 《25:00》 ミランvsウディネーゼ 《27:45》 ユベントスvsラツィオ ▽10/20(日) 《19:30》 エンポリvsナポリ 《22:00》 レッチェvsフィオレンティーナ ヴェネツィアvsアタランタ 《25:00》 カリアリvsトリノ 《27:45》 ローマvsインテル 2024.10.19 07:30 Sat
5

「ここで勝つのは簡単ではない」敵地でローマ下し3連勝、インテル指揮官「困難に直面しながらよくやった」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA前節のトリノ戦をフランス代表FWマルクス・テュラムのハットトリックでものにしていたインテル。開幕から無敗が続くなか、代表ウィーク明けの20日に行われた第8節では、アウェイでローマとのビッグマッチに臨んだ。 拮抗した前半だったが、インテルはトルコ代表MFハカン・チャルハノールに続きイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビも負傷交代するアクシデント。しかし60分、カウンターからアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが先制点を突き刺し、そのまま1-0で逃げきった。 リーグ戦3連勝としたインザーギ監督は試合後にコメント。難しいアウェイゲームを制したことについて、チームの団結を誇った。 「これからも努力を続けていかなければならないことはわかっているが、今夜は困難に直面しながらよくやった。選手たちは良いパフォーマンスを見せ、後半はリードを2点に広げることもできた」 「オリンピコはタフなグラウンドだということを忘れてはいない。だからとても満足している」 「アウェイゲームで我々に欠けている点についてチームと話したし、今夜の試合がチャレンジングなものになるともわかっていた。ホームではうまくやってきたし、タフな夜になることはわかっていたが、団結を維持した。ここで勝つのは誰にとっても簡単なことではない」 また、決勝点を決めたラウタロについては「世界でもトップ5の選手の1人だし、すべての称賛に値する」とコメント。一方、序盤に交代したチャルハノールの状態も明かしている。 「チャルハはここ2日間フィーリングが悪かった。だから今夜は(クリスティアン・)アスラニや(ピオトル・)ジエリンスキといった別の選択肢もあっただろう。だが、ウォーミングアップ中は調子が良さそうだった」 <span class="paragraph-title">【動画】ラウタロ弾で競り勝つ! ローマvsインテル ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6Vwj4SlmGp4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.21 15:23 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly