元レアルの20歳DF、娘の名前をタトゥーで彫るも別の男性の子と発覚…DNA鑑定の結果を元恋人が公表「彼の娘ではない」

2024.10.20 16:03 Sun
かつてレアル・マドリーでもプレーしたヴィニシウス・トビアス
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かつてレアル・マドリーでもプレーしたヴィニシウス・トビアス
かつてレアル・マドリーに所属し、期待の若手とされていたDFヴィニシウス・トビアスだが、ピッチ外で悲劇が待っていた。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。ブラジルのインテルナシオナウで育ったヴィニシウス。2022年1月にシャフタール・ドネツクへと完全移籍すると、2022年4月からレアル・マドリー・カスティージャにレンタル移籍で加入した。

右サイドバックでプレーするヴィニシウスは、マドリーのファーストチームでも1試合に出場。しかし、今夏シャフタールに復帰していた。
シャフタールではチャンピオンズリーグ(CL)でもプレーしているヴィニシウスだが、20歳の若武者には嬉しい知らせが。元恋人であるインフルエンサーのイングリッド・リマさんが、10月8日に娘の誕生を報告していた。

ヴィニシウスは妊娠がわかった2月に自身の腕にマイテちゃんの名前とともに、「te amo」とポルトガル語の「愛している」をタトゥーで入れることに。愛情を伝えたかったが、まさかの悲劇が。マイテちゃんは自身の子供ではないことが発覚した。
イングリッドさんは、自身のインスタグラムを通じて告白。マイテちゃんはヴィニシウスとの子ではないと明かし、DNA鑑定を受けた結果、ヴィニシウスではなく別の男性の子供だったとした。

「私は、困惑させられているある事象について声明を出すためにきました。残念ながら、それを説明するためには公の場に出る必要があります」

「ヴィニシウスと私はしばらくの間一緒にいませんでした。その間、私は他の誰かと付き合っていましたし、彼もそうでした。私たちは、2人とも自分の人生を歩み始めました」

「その間に、マイテがやってきました。私たちはDNA検査をすることにしました。そして、マイテはヴィニシウスの娘ではないことが分かりました」

ヴィニシウスはこの件については現状コメントしていない。浮気や不倫という状況ではなかったというが、ヴィニシウスが父親だと思うような時期であったということで、大きな話題を呼んでいる。

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ビッグクラブから熱視線受けるシャフタールの新たな至宝/ヘオルヒー・スダコフ(ウクライナ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループC・3位 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 2002年2月3日(22歳) 今大会でのブレイク候補最有力のシャフタールの新たな至宝。前回大会のベスト8を超える、さらなる躍進が期待されるウクライナ。ラ・リーガ得点王に輝いたドフビク、ツィガンコフのジローナコンビに、エースのムドリク、ジンチェンコ、守護神ルニンにディフェンスリーダーのザバルニーと注目選手に事欠かないが、近い将来のビッグクラブ行きが見込まれる若き司令塔により注目が集まるところだ。 メタリスト・ハルキウ、シャフタール・ドネツクの下部組織でプレーし、シャフタールでプロキャリアをスタートしたスダコフは両利きのプレーメーカー。18歳でファーストチームデビューを飾ると、ここまで公式戦100試合以上に出場し、20ゴール18アシストの数字を残す。 インサイドハーフやセントラルMFを主戦場に、ボールをピックアップしながら細かいタッチを駆使したドリブル、正確なパスで攻撃のテンポを司り、アタッキングサードでは創造性溢れるプレーでチャンスを創出し、自らゴールを陥れることもできる8番、10番の仕事を得意とする。 今夏の移籍市場では親友ムドリクの在籍するチェルシーを始めプレミアリーグ、セリエAの複数クラブから関心を集めている中、今大会の活躍によってステップアップを果たせるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヘオリー・ブスチャン(ディナモ・キーウ) 12.アナトリー・トルビン(ベンフィカ/ポルトガル) 23.アンドリー・ルニン(レアル・マドリー/スペイン) DF 2.エフィム・コノプリア(シャフタール・ドネツク) 3.オレクサンドル・スヴァトク(ドニプロ-1) 4.マクシム・タロフイエロフ(LASKリンツ/オーストリア) 13.イルヤ・ザバルニー(ボーンマス/イングランド) 16.ヴィタリー・ミコレンコ(エバートン/イングランド) 21.ヴァレリ・ボンダル(シャフタール・ドネツク) 22.ミコラ・マトヴィエンコ(シャフタール・ドネツク) 24.オレクサンドル・ティムチク(ディナモ・キーウ) 26.ボグダン・ミハイリチェンコ(ポリッシャ・ジトーミル) MF 5.セルギー・シドルチュク(ウェステルロー/ベルギー) 6.タラス・ステパネンコ(シャフタール・ドネツク) 7.アンドリー・ヤルモレンコ(ディナモ・キーウ) 8.ルスラン・マリノフスキー(ジェノア/イタリア) 10.ミハイロ・ムドリク(チェルシー/イングランド) 14.ヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 15.ヴィクトール・ツィガンコフ(ジローナ/スペイン) 17.オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル/イングランド) 18.ヴォロディミル・ブラジコ(ディナモ・キーウ) 19.ミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キーウ) 20.オレクサンドル・ズブコフ(シャフタール・ドネツク) FW 9.ロマン・ヤレムチュク(バレンシア/スペイン) 11.アルテム・ドフビク(ジローナ/スペイン) 25.ヴラディスラフ・ヴァナト(ディナモ・キーウ) 2024.06.17 18:30 Mon
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シャフタールがマリノ・プシッチ氏を新指揮官に招へい! 直前までフェイエノールトで副官務める

シャフタール・ドネツクは24日、マリノ・プシッチ氏(52)の新監督招へいを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 シャフタールは今シーズン、パトリック・ファン・ルーウェン監督(54)を招へい。リーグ開幕から7試合で5勝2分けと好スタートを切ったウクライナ王者だったが、チャンピオンズリーグ(CL)開幕節のポルト戦で今季初黒星を喫すると、CL後のリーグ戦2試合でも1分け1敗と勝ち切れず。 また、一部報道では多くの選手との間に確執が生まれたことから、クラブは今月16日に双方合意の下で契約を解消していた。 その後、クラブはスポーツ・ディレクターを務めるダリヨ・スルナ氏を暫定指揮官に据え、直近のLNZ戦では3-0の快勝を飾っていた。 そういったなか、新指揮官に招へいされたプシッチ氏は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、現役時代にはツルヴェナ・ズヴェズダやデ・フラーフスハップ、ケルンのリザーブチームなどでプレー。キャリア晩年にはフットサルに転向した異色の経歴を持つ。 指導者キャリア初期もフットサルで監督を務めていたが、2010年以降はオランダのフィテッセやトゥベンテ、AZなどでユースカテゴリーの指導者やアシスタントコーチを歴任。2021年1月から直近まではフェイエノールトで、アルネ・スロット監督の副官として確かな手腕を発揮していた。 なお、シャフタールは25日にCLバルセロナ戦を戦う予定だが、この試合でプシッチ氏がベンチ入りするかは現時点で不明だ。 2023.10.25 07:00 Wed
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【CLグループH展望】バルサが3季ぶり決勝Tへ…残り1枠もポルト優勢

2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが9月19日に開幕する。グループHはバルセロナとポルトの2強に、シャフタールとロイヤル・アントワープが挑む2強2弱の構図だ。 ◆編集部予想 ◎本命:バルセロナ ○対抗:ポルト △連下:アントワープ △連下:シャフタール ◆恵まれた組み分けで3季ぶりの突破へ~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_102_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今グループの大本命に昨シーズンのラ・リーガ王者を選ぶことに異論の声はないはずだ。 直近2シーズンはいずれもバイエルンと同居し、一昨季はベンフィカ、昨季はインテルに屈して2年連続のグループステージ敗退の屈辱を味わったブラウグラナ。しかし、昨季ラ・リーガで4シーズンぶりの優勝を果たしたことで、念願のポット1に入ったチャビのチームは、ブンデスリーガ王者バイエルンとの3季連続の同居を回避した上、4大リーグの強豪との対戦も回避する理想的な組み分けとなった。 今夏の移籍市場ではMFブスケッツとDFジョルディ・アルバの重鎮2人の退団に加え、優勝の立役者となったFWデンベレが想定外の流出に。その一方で、深刻な財政問題を抱える中で様々な策を講じながら、MFギュンドアン、DFイニゴ・マルティネスをフリー、MFロメウを格安の完全移籍、DFカンセロとFWフェリックスをレンタルで獲得。中盤の選手層にやや不安を抱えるものの、概ねカタルーニャ人指揮官が満足する補強となった。 ラ・リーガでは開幕からパフォーマンス自体は安定していないものの、4勝1分けの5戦無敗と上々の滑り出しを見せる。とりわけ、直近のベティス戦ではフェリックスとカンセロの初ゴールを含むマニータの圧勝を収めた。MFペドリももうしばらくで戦列復帰が見込まれ、16歳の超新星FWラミン・ヤマルも試合を経るごとに凄みを増す。 質実剛健な好チームであるポルト相手に取りこぼす可能性はあるものの、アントワープとシャフタールとの実力差を考えれば、3シーズン連続で屈辱を味わう可能性は限りなくゼロと言って差支えないはずだ。 ◆突破を最低限ノルマに虎視眈々と首位通過狙う~ポルト~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 直近3シーズン中2度の決勝トーナメント進出を決めているポルトガルの強豪がバルセロナの対抗となる。 一昨季はリバプール、ミラン、アトレティコ・マドリーと同居した“死の組”を突破できなかったものの、昨季はアトレティコとレバークーゼンを退けてグループ首位通過を決めたポルト。また、ラウンド16では準優勝インテル相手に2戦合計0-1と善戦を見せるなど、4大リーグの強豪クラブと遜色ない実力者だ。 毎年のように主力を引き抜かれながらも、2017年就任のセルジオ・コンセイソン監督の下、ソリッドさが印象的なチームは今夏も長年主力を担ったMFオタビオやMFウリベが中東に流出。その一方で、今グループステージで対戦するバルセロナからMFニコ・ゴンサレスを完全移籍で、アヤックスから指揮官の息子MFフランシスコ・コンセイソン、メキシコ代表DFホルヘ・サンチェスの2選手をレンタルで獲得。また、アルゼンチンの逸材MFバレラなど若手逸材が加入した。さらに、流出の可能性があった守護神ジオゴ・コスタと主砲タレミも残留しており、全体的には昨季からスケールアップした印象だ。 今季のプリメイラ・リーガでは5試合8得点と攻撃力に課題を残すが、ここまで4勝1分けと上々の滑り出し。去就問題に決着が付いた主砲が本領を発揮できれば、今グループステージでも大崩れする可能性は低い。 ◆CL初出場で躍進目指す~アントワープ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨シーズンのジュピラー・プロ・リーグで66年ぶりの優勝を果たしたアントワープは、今回が初のCL本戦初出場となる。 オーフェルマルスSD、ファン・ボメル監督とオランダ代表のレジェンドの下で昨季悲願を達成したアントワープは、ギリシャの強豪AEKアテネとの拮抗した予選プレーオフを制してCL本戦出場という2年連続の成功を収めた。 昨季までMF三好康児(現バーミンガム)が在籍していたことで知られるベルギーの古豪は、前述のようにオランダ代表のレジェンド2人のコネクションを使い、ベルギー代表DFアルデルヴァイレルト、オランダ代表のDFワインダルとFWヤンセン、元アヤックスMFエケレカンプらがチームの主軸を担う。また、今夏の移籍市場ではドルトムントDFクリバリやナイジェリア代表FWエジュケといったタレントが新たに加入している。 今季ここまでの国内リーグでは3勝2分け1敗の5位と好スタートを切るには至らなかったが、アルデルヴァイレルトを軸とする堅守を特徴とする好チームだ。指揮官の古巣バルセロナと対峙する初戦で自分たちの現在地を把握しつつ、まずは初勝利を目標に躍進を目指すことになる。 ◆今季もウクライナの誇りを胸に戦う~シャフタール~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ヨーロッパの実績ではポルトに肉薄するが、ロシアによる母国ウクライナへの軍事侵攻の影響を考慮すると、今季も難しい戦いを強いられそうだ。 昨季はポーランドを仮暮らしの本拠地とし、今年1月にチェルシーへ旅立ったFWムドリクの鮮烈な活躍もあってレアル・マドリー、RBライプツィヒ、セルティックと同居したグループを3位でフィニッシュしたシャフタール。多くの制限が設けられた国内リーグでも戦禍の王者に輝いた。 今季はオランダ人指揮官のファン・ルーウェン監督を新指揮官に据えたが、ロシアとの戦闘の長期化やFIFAの移籍特例措置によって守護神トルビンを始め、多くの選手が新天地を求めた。補強に関しては以前からコネクションのあるブラジルの若手数選手やDFチグリンスキーの帰還、新守護神ルドコが加入。ただ、昨季からの戦力ダウンは否めない。 また、今季のグループステージのホームゲームは、ドイツのハンブルクにあるフォルクスパルクシュタディオンでの代替開催となり、ホームアドバンテージを得られないという部分でも難しい戦いとなるはずだ。 現状のスカッドは働き盛りの中堅が少なく、若手とベテラン中心の構成となっており、前述のチグリンスキーやDFラキツキ、MFステパネンコらが伸びしろ十分の若手をいかに活かせられるかが重要となる。 2023.09.19 13:30 Tue
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【CLグループH総括】大本命苦戦で三つ巴の争いもバルサとポルトが順当突破

バルセロナを大本命に、ポルトとシャフタールの一騎打ちが想定されたグループH。大本命の思わぬ苦戦とウクライナ王者の奮闘によって三つ巴の争いとなったが、最終的にバルセロナとポルトが下馬評通りに突破を決めた。 ■順位表■ [勝ち点/勝/引/負/得失点] 1.バルセロナ[12/4/0/2/6] 2.ポルト[12/4/0/2/7] 3.シャフタール[9/3/0/3/-2] 4.アントワープ[3/1/0/5/-11] ◆3季ぶり突破も多くの課題残す~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> クラブの財政面を考えても至上命令となった3シーズンぶりの決勝トーナメント進出を首位通過で決めたが、多くの課題を残すグループステージとなった。 屈辱の2シーズン連続となった直近のグループステージはやや組み合わせに恵まれなかった部分もあったが、今回は5大リーグの強豪を回避する上々の組み合わせとなった。それだけに余裕を持っての首位通過も期待されたが、思わぬ苦戦を強いられることになった。 アントワープとの開幕戦では新戦力フェリックスの圧巻のパフォーマンスで大勝し、以降のポルト戦、シャフタール戦も内容面はいまひとつながらも1点差で勝ち切って3連勝を達成。ここまでは問題なかったが、シャフタールとのアウェイでのリターンレグでまさかの敗戦を喫し、2節を残しての突破を逃す最初の失態を演じた。その後、ポルトとの首位攻防戦を泥臭く勝ち切って2位以内を確定させたが、引き分け以上で地力での首位通過を決められるアントワープとの最終戦では低調なパフォーマンスで2-3の敗戦。他会場の結果で辛くも首位通過が決定した。 格下相手の苦戦はチャビ監督の用兵、戦術面の問題によるところが大きく、MFガビや守護神テア・シュテーゲンの離脱でより厳しい台所事情を強いられるなか、よりレベルが高い相手と対峙する決勝トーナメントに向けて不安を残す。 ◆本命に屈するも地力示す~ポルト~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナ相手に連敗を喫したものの、順当に2位通過を決めた。 近年のグループステージでの実績に加え、スカッドの質を考えれば、突破の可能性は高いと思われていたなか、今グループステージでもソリッドな戦いぶりを見せた。質実剛健なチーム作りを信条とするコンセイソン率いるチームだが、今季は主砲タレミやFWエヴァニウソン、FWガレーノといった攻撃陣の決定力や勝負強さが印象的だった。 バルセロナとの2試合ではいずれもインテンシティや切り替えの精度ではイーブンな戦いを繰り広げた一方、ビッグマッチ特有の硬さが出てしまい競り負ける形となった。その一方で、格下と言っていいシャフタール、アントワープとの対戦ではアタッキングサードで余裕を感じさせる部分も多く得意のカウンターやセットプレーを含め効果的にゴールを重ね、取りこぼすことなく4勝を挙げた。 決勝トーナメントではバルセロナとの2試合の戦いを教訓に持ち味の堅守速攻をベースに、ガレーノやFWペペーといったアタッカー陣のさらなる奮闘に期待したい。 ◆突破ならずもポジティブな戦いぶり~シャフタール~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ポルトとの相性の悪さもあってヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントプレーオフに回る形となったが、グループステージで見せたパフォーマンスは称賛に値するものだった。 母国ウクライナの情勢によって今季はドイツのハンブルクを借りの本拠地として戦う形となったが、初戦のポルト戦こそ敗戦に終わったものの、残り2試合はいずれも1-0で勝利。とりわけ、バルセロナ戦では結果だけでなく内容面でも格上を凌駕する見事なパフォーマンスで、戦禍の母国に勇気を与える素晴らしい試合を見せた。 また、攻撃の軸を担うMFスダコフや最前線で存在感を示したFWシカン、ディフェンスリーダーのDFマトヴィエンコと個々のタレントの活躍も目立ち、今冬の引き抜きは気がかりだが、ELの舞台でも躍進が期待されるところだ。 ◆金星で有終の美~アントワープ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_102_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> CL初出場の昨季ベルギー王者は最下位での敗退となったものの、バルセロナ相手の金星で有終の美を飾った。 ファン・ボメル監督の下、DFアルデルヴァイレルトやFWヤンセン、DFワインダルら実力者を擁し、戦前はダークホースとしての躍進も期待されたが、やはり初参戦のCLの壁は高かった。バルセロナとの初戦で大敗を喫すると、第2節のシャフタール戦ではミス絡みの失点や最終盤のアルデルヴァイレルトのPK失敗が響いて勝ち点獲得のチャンスを逸した。この連敗で自信を失うと、以降も黒星を重ねて早々に敗退が確定した。 それでも、バルセロナとのリベンジマッチとなったホームでの最終節ではどこか吹っ切れた様子をみせ、90分を通して攻守にアグレッシブにプレー。相手の出来が悪かったことは間違いないが、土壇場で追いつかれた直後の後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを奪って3-2の勝利を収め、有終の美を飾っている。 2023.12.15 13:31 Fri

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