「もっとうまくやるべき」 追いついて無敗継続も3連勝ならず…インテル指揮官「勝ちたかった」

2024.09.16 13:50 Mon
今季2分け目のインザーギ監督
Getty Images
今季2分け目のインザーギ監督
インテルシモーネ・インザーギ監督がドローを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。セリエA前節のアタランタ戦を4-0の大勝で終え、開幕から2勝1分けの王者インテル。15日に行われた代表ウィーク明けの第4節ではモンツァとのアウェイゲームに臨んだ。

前半はアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスのヘディングシュートなどでゴールに迫るが、スコアは動かず。0-0で試合を折り返す。
後半もなかなかチャンスを作れずにいると、81分には相手のクロスから失点。それでも88分、ブラジル代表DFカルロス・アウグストのクロスをオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースが押し込み、1-1の引き分けに持ち込んだ。

3連勝を逃したインザーギ監督は、試合後にコメント。最終局面でのアイデアや精度を課題に挙げている。
「チームは良いアプローチを見せ、最初の20分でチャンスを作ったが、もっとうまく先制点のきっかけを作るべきだった。昨シーズンの試合も似たような展開だったが、あの時はすぐにリードを奪った。その後はポゼッションが遅く、ラストパスの質も少し欠けていた」

「ボックスの端からシュートできるチャンスもあったが、代わりに誰かを使おうとしてしまった。モンツァは深い位置に構えて良い試合をしたが、我々はもっと良くならなければならない。そして、より多くのエネルギーがあるように見えた時に失点してしまった」

「よくやったが、もっとうまくやるべきだった。その後のリアクションには満足している。追いつけて良かったし、たとえ残念だったとしても、次に繋げていきたい」

また、負けこそしなかったものの、引き分けを悔やんだインザーギ監督。モンツァの健闘も称えた。

「我々は勝ちたかったし、おそらく勝利に値したはずだが、モンツァは良い試合をした。決して屈しなかった。賛辞を贈りたい」

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