テュラム躍動にバレッラのゴラッソ、インテルがアタランタに4発圧勝【セリエA】

2024.08.31 05:41 Sat
Getty Images
セリエA第3節、インテルvsアタランタが30日に行われ、4-0でインテルが圧勝した。
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インテルはホーム開幕戦となった前節レッチェ戦を2-0と快勝して1勝1分けスタートとした。そのインテルはラウタロが負傷から復帰して先発。テュラムと2トップを形成した。対するアタランタは前節トリノ戦、1-2で逆転負け。1勝1敗スタートとなった中、2戦連発のレテギが最前線に構え、2シャドーに新戦力のブレシャニーニとサマルジッチを据えた。
立ち上がりから圧力をかけたインテルが開始3分に先制する。右サイドを崩した流れからテュラムのクロスがディムスティのオウンゴールを誘った。

さらに8分、チャルハノールの直接FKでGKを強襲したインテルは10分にリードを広げる。ロングスローの流れから浮き球のルーズボールをペナルティアーク中央のバレッラが左足で一閃。強烈なボレーがGKの手を弾いてネットを揺らした。
あっという前に2点をリードしたインテルは15分、ザッパコスタのミドルをGKゾマーがセーブすると、27分にはテュラムのシュートがポストに直撃と、主導権を渡さない。

ハーフタイムにかけては自陣に引いたインテルがアタランタの攻撃を受け止め、2-0で前半を終えた。

迎えた後半、キックオフ直後にムヒタリアンが際どいシュートを浴びせたインテルが前半同様に良い入りを見せると、開始2分に3点目。ロングスローの流れから浮き球のルーズボールをテュラムがボレーで蹴り込んだ。

さらに56分、決定的な4点目。CKの流れからルーズボールをテュラムが蹴り込んだ。

その後、チャルハノールとバストーニをお役御免としたインテルは、79分に殊勲のテュラムとバレッラを下げて余裕の展開に。

4-0のまま試合を終わらせたインテルが圧勝でアタランタを退けている。

インテル 4-0 アタランタ
【インテル】
OG(前3)
ニコロ・バレッラ(前10)
マルクス・テュラム(後2)
マルクス・テュラム(後11)

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鉄板の“中盤3枚”を誇るインテル。とりわけインサイドハーフはセリエA屈指の実力者がベンチスタートを余儀なくされる。 王者インテルの中盤といえば、MFハカン・チャルハノールをアンカーに、インサイドハーフにMFニコロ・バレッラとMFヘンリク・ムヒタリアンを並べた3枚が昨季から鉄板。 バレッラは脂が乗り切った27歳のボックス・トゥ・ボックスで、ムヒタリアンは35歳も昨季怪我ゼロという鉄人。チャルハノールを含めた3枚で、今季も開幕3試合とも先発出場する。 昨季加入したMFダビデ・フラッテージはセリエA有数のインサイドハーフだが、バレッラ&ムヒタリアンの牙城を崩せず完全サブ。昨季の出場42試合中、先発は11試合にとどまり、今季も開幕3試合全てが途中出場だ。 今季はそこへ、ナポリからMFピオトル・ジエリンスキが加入。こちらは間違いなくセリエA屈指のインサイドハーフであり、全クラブキャリアをカルチョで過ごす実績も十分の30歳だ。 ただ、ジエリンスキは怪我で第1節を欠場し、第2節からベンチ入りも、インサイドハーフの交代策としてフラッテージが優先され、公式戦デビューが代表ウィーク明けまでお預けに。 イタリア『カルチョメルカート』によると、フラッテージは今季もバレッラ&ムヒタリアンの牙城を崩せないようなら、来夏の売却話が進む可能性を排除できず。 それゆえ決意十分に今季へ臨んでいるとされ、去就への懸念があると仮定するなら、定位置確保を念頭に、ジエリンスキに“インサイドハーフ3番手”を譲るのは「もってのほか」。 今月中旬からはフォーマット変更で試合数の増えたチャンピオンズリーグ(CL)が始まることもあり、フラッテージもジエリンスキも先発機会が一切ない、とは考えにくい。 ただ、現状シモーネ・インザーギ監督によるインサイドハーフの1stチョイスは、明らかにバレッラ&ムヒタリアン。 今季もインテルの中盤、とりわけインサイドハーフは層が厚い。 2024.09.03 21:35 Tue
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トリノの21歳イタリア代表MFリッチ、セリエA上位陣3クラブがオファーを提示するも…

トリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(21)を巡り、セリエAの上位陣が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。 リッチは若手選手の育成に定評があるエンポリの下部組織出身。2020-21シーズンのセリエB最優秀若手選手賞に輝くなどエンポリの主力として活躍したのち、今季からトリノへ完全移籍。迎えた今季はセリエA17試合で1得点1アシストを記録している。 エンポリ時代からセリエA上位陣への移籍は噂されていたものの、トリノに来た現在でもその可能性は残っている模様。イタリア『トゥットスポルト』によると、ナポリ、インテル、ミランがトリノに対してオファー済みだという。 だが、トリノはこれらを却下し、リッチを保持する方針を再確認。エンポリから850万ユーロ(約12億円)で釣り上げた自国イタリアの成長株について、3000万ユーロ(約42億5000万円)のオファーでも拒否する考えとのことだ。 2023.03.17 20:46 Fri
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イタリア代表での活躍により国内議論加熱…フラッテージはインテルで途中出場要員脱却なるか

ダビデ・フラッテージはインテルで途中出場要員脱却、定位置確保なるか。イタリア代表での活躍により注目が集まっている。 24歳フラッテージは22-23シーズンまで所属したサッスオーロで脚光を浴び、昨夏複数クラブの争奪戦を経て、インテル入り。 間違いなくセリエA有数のセントラルハーフだが、インテルではシモーネ・インザーギ監督があまりターンオーバーしないこと、35歳MFヘンリク・ムヒタリアンの鉄人ぶりが際立つこともあり、1年以上途中出場要員が続く。 そんなフラッテージ、ユーロ2024終了でリスタートしたイタリア代表にて、今月のフランス戦、イスラエル戦に2試合とも先発出場し、2戦連発。スパレッティ体制では同監督の初陣だけが未出場で、15試合連続起用と信頼も厚い。 そんな状況だけに、インテルでの定位置確保に期待が高まり、アントニオ・カッサーノ氏は「フラッテージはバレッラより良い」とも。その逆に「今後は新加入ジエリンスキの方が重宝される」などなど、国内の議論が加熱する。 イタリア『カルチョメルカート』の社説は、「フラッテージは昨季よりプレータイムが増えるだろう。必ずしも35歳ムヒタリアンの控えというわけではない」というもの。 ただし、代理人が今夏インテル本社を訪れ、クライアントの出場機会に関して念を押したそうで、状況が好転しないなら選手共々移籍を希望か。代理人自らインテル訪問を認めている。 昨夏の移籍先がインテル以外ならほぼ全ての試合に先発できていた…かもしれないフラッテージ。今後が注目されている。 <span class="paragraph-title">【動画】鋭いボールハントで得点をお膳立てしたフラッテージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Moise Kean in the right place at the right time <a href="https://twitter.com/hashtag/NationsLeague?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#NationsLeague</a> <a href="https://t.co/YZnnunQTWY">pic.twitter.com/YZnnunQTWY</a></p>&mdash; UEFA EURO 2024 (@EURO2024) <a href="https://twitter.com/EURO2024/status/1833867266988834856?ref_src=twsrc%5Etfw">September 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.13 13:35 Fri
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鼻の手術受けたバレッラがトレーニング復帰、大一番控えるインテルには大きな後押し

インテルのイタリア代表MFニコロ・バレッラが、予定よりも早くトレーニングに復帰したようだ。 インテルの中心選手として、活躍を続けているバレッラ。今シーズンもセリエA開幕からの3試合すべてに先発しており、第3節のアタランタ戦では今季初ゴールも記録した。 一方、バレッラは9月のインターナショナルマッチウィークでイタリア代表に招集されず。インテルは選手が副鼻腔の手術を受けたと報告しており、10日のトレーニング復帰を予定していた。 そんな中で、イタリア『Sport Mediaset』によるとバレッラは1日早いトレーニング復帰を果たした模様。術後の経過については問題ないとされている。 インテルはインターナショナルマッチウィーク明けのセリエAでモンツァと対戦した後、チャンピオンズリーグ(CL)でマンチェスター・シティと戦い、セリエAではミランとの“ミラノ・ダービー”が開催される予定。大一番が控えているだけに、バレッラの復帰は大きな後押しとなりそうだ。 2024.09.10 12:30 Tue

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