昇格組コモ、バルサ退団のセルジ・ロベルトを獲得

2024.08.24 06:00 Sat
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コモは23日、バルセロナを退団した元スペイン代表DFセルジ・ロベルト(32)を獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの2年間となっている。

セルジ・ロベルトは13歳から過ごしたバルセロナとの契約が6月に満了し、再契約の可能性もありながら退団が決定。昨シーズンは公式戦24試合に出場し、3ゴール3アシストをマークしていた。

セスク・ファブレガス監督の下、22年ぶりのセリエAに挑んでいる昇格組のコモ加入を受けてセルジ・ロベルトは以下のように述べた。
「僕のキャリアにおいて新たな挑戦だと感じている。コモのプロジェクトを信じているし、その一員となれて嬉しい。セスク監督がコモの指揮官に就任する際、電話で僕に5年以内にセリエAに昇格するという目標を話していた。そのコモに自分が加入してクラブの成長に携われるのはとても嬉しいことだよ」

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イラクが五輪サッカー20年ぶり勝利…20歳アリ・ジャシム&アイメン・フセインがけん引「彼らは国民の希望と誇り」

U-23イラク代表が五輪20年ぶりの勝利。ベスト4入りした2004年アテネ大会以来の勝利で、その奮闘が国民を勇気づけているという。 24日、パリ五輪男子サッカー・グループB第1節のU-23イラク代表vsU-23ウクライナ代表が行われ、イラクが2-1で勝利した。 先制を許したイラクだが、アジア杯2023でのインパクトが記憶に新しいオーバーエイジ枠FWアイメン・フセインのPK弾で同点に。最後は大会後にイタリア移籍の20歳FWアリ・ジャシム・エライビが逆転弾を叩き込んだ。 その後、第2節でアルゼンチンに1-3と敗れ、B組最下位となっているイラク。 それでも、B組は1位アルゼンチン、2位モロッコ、3位ウクライナ、4位イラクの全4チームが1勝1敗・勝ち点3で並ぶ状況。第3節で勝利したチームはベスト8=準々決勝へ進出だ。 イラク国外を拠点とするNGO『IRAQI NEWS』は、故国の代表チームによる奮闘を称え、ベスト8進出へ期待を寄せる。 「イラクがオリンピックの男子サッカーで20年ぶりに勝利。フランス・リヨンでイラク国民の粘り強さと決意の強さが証明され、歴史的な勝利となった」 「この勝利の重要性は、単なる大会の勝ち点にとどまらない。イラクサッカー界の復興を象徴し、サッカーというスポーツに深い情熱を授ける国民にとって、選手たちの存在が希望と誇りになっている。まさに“光”である」 U-23イラク代表は、日本時間31日0:00キックオフのB組第3節でモロッコと対戦。現時点で最下位の4位だが、勝てばベスト8進出だ。 ◆B組順位表(第2節終了時点) 1位 アルゼンチン | 勝ち点3 | +1 2位 モロッコ | 勝ち点3 | ±0 3位 ウクライナ | 勝ち点3 | ±0 4位 イラク | 勝ち点3 | -1 ◆第3節(最終節) ▽日本時間7月31日(水)0:00KO モロッコ vs イラク ウクライナ vs アルゼンチン 2024.07.30 18:00 Tue
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セスク監督率いるコモがアルトゥールも狙う? ヴィオラで復活もユーベで構想外

ユベントスの元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)を巡り、新シーズンをセリエAで迎えるコモが獲得を検討しているようだ。イタリア『スカイ』が報じた。 この夏はセリエAでのシーズンを睨み、それ仕様のチームを作ろうとここまで元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(41)、元スペイン代表DFアルベルト・モレノ(32)といった実力者を獲得済みのコモ。さらに、元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)の獲得も濃厚視され、戦力強化を着々と進める。 セスク・ファブレガス監督の後押しをすべく、積極的に動くコモだが、さらなる補強としてアルトゥールを獲得するアイデアも。とはいえ、プレミアリーグからエバートンとレスター・シティが関心を寄せるとされ、アルトゥールの高額な年俸からもして簡単な取引にならず、交渉先となるユベントスの歩み寄りがなければ実現性が低いのが現状のようだ。 昨季のアルトゥールはフィオレンティーナにレンタル移籍し、公式戦48試合で2得点4アシストをマーク。リバプールにレンタル移籍し、わずか1試合にしか絡めなかった一昨季と比べても復活の1年だったが、ユベントスでは依然として構想外であり、ドイツでのトレーニングキャンプメンバーにも入っていない。 なお、フィオレンティーナは2000万ユーロ(約34億円)の買取オプションを有してのレンタルだったが、選手の高額なサラリーも考慮して、行使を見送ったといわれる。 2024.07.22 16:40 Mon
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ファン・ヒチャンの人種差別被害主張に韓国サッカー協会も動く! FIFAに申し立て

ウォルバーハンプトンFWファン・ヒチャンの人種差別被害を受け、韓国サッカー協会(KFA)が申し立てに動いたようだ。イギリス『BBC』が報じた。 イングランド挑戦3年目の昨季、プレミアリーグで初の二桁クリアとなる12得点(3アシスト)を決め、充実の1年を過ごしたファン・ヒチャン。今やウォルバーハンプトンで押しも押されぬ中心選手となり、このプレシーズンを迎えたが、先日にスペインでセリエAのコモを相手にして行われたテストマッチで向こうの選手から人種差別的な発言を受けたとされる。 コモ側はファン・ヒチャンの認識違いによるものとして「事が大げさになったのを失望している」と弁明したが、ウォルバーハンプトンはプレミアリーグの支持も受け、人種差別として欧州サッカー連盟(UEFA)に異議申し立てを表明。ファン・ヒチャン本人も自身のインスタグラムで「人種差別はスポーツ界でも人生のあらゆる面でも許されない」と思いを綴った。 だが、UEFAは管轄外の試合を理由に調査の権限あらずを主張。そのなか、代表選手の1人であるファン・ヒチャンに関した一件ということで、KFAも動き、国際サッカー連盟(FIFA)に意見書を出したという。 そのKFAは「7月18日付けでFIFAに送った公式書簡を通じ、ファン・ヒチャンが先日のトレーニングマッチで相手チームの選手から受けた人種差別的な行為に深刻な懸念を表明するとともに、フットボール場で人種差別が起こさせないよう求めている。人種差別を根絶するため、FIFAに加害者への制裁をさらに強化するよう要請した」とのコメントを発表したそうだ。 2024.07.20 09:45 Sat
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開幕黒星の昇格組コモ、バルサ退団のセルジ・ロベルトやレアルの若手ニコ・パスらを獲得へ

コモが経験豊富なベテランと才能ある若手に目をつけている。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 セスク・ファブレガス監督の下、2024-25シーズンは22年ぶりのセリエAに挑んでいる昇格組のコモ。19日の開幕節ではユベントス相手に0-3の敗戦を喫した。 すでに元フランス代表DFラファエル・ヴァランらを迎え入れたコモだが、現実的な目標となる残留に向け、さらなる補強に着手。バルセロナを退団した元スペイン代表DFセルジ・ロベルト(32)と交渉中で、2年契約を目指しているという。 また、レアル・マドリーのU-23アルゼンチン代表MFニコ・パス(19)の獲得も推進。こちらは決着へ向かい、買い戻しオプション付きの完全移籍で話が進んでいるようだ。 セルジ・ロベルトは13歳から過ごしたバルセロナとの契約が6月に満了し、再契約の可能性もありながら退団が決定。昨シーズンは公式戦24試合に出場し、3ゴール3アシストをマークした。 ニコ・パスは2016年7月にテネリフェからマドリーへ移り、下部組織で順調にステップアップ。昨シーズンはファーストチームデビューを飾り、ラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)などで計8試合1得点を記録した。 さらに、レンタル先のラス・パルマスで経験を積んだマンチェスター・シティのアルゼンチン人MFマキシモ・ペローネ(21)にも注目。3選手の加入がありえる状況だが、セスク監督の選択肢はどこまで増えるのだろうか。 2024.08.21 16:23 Wed
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コモがヴァランと契約解除へ? 今季加入の超絶ビッグネームもデビュー戦で負傷、登録外が明らかに

コモの新戦力、元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)が契約解除へ? 複数のイタリアメディアが伝えている。 レアル・マドリーでラ・リーガ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)優勝、フランス代表ではロシアW杯優勝などなど、そのキャリアで数多のタイトルを獲得してきたヴァラン。 今季マンチェスター・ユナイテッドからフリートランスファーでコモ入りし、自身初のセリエA挑戦に。しかし、デビュー戦の立ち上がりで負傷してしまい、以降は出場がない。 ケガがちな体質がいきなり出てしまったなか、コモのセリエA登録メンバーから外れていることが明らかに。「ヴァランのコモでの挑戦は、すでに終了した」との見方が強まっている。 筋肉系の負傷で、当初の離脱見込みは1カ月半。ただ、セリエA登録外はそれ以上に長引くことを示唆するものなのか。クラブも移籍市場終盤に新たなセンターバックを獲得と、“一手”を打った格好なのは間違いない。 コモと2年契約を結ぶも、契約解除の可能性が指摘されているヴァランだ。 2024.08.31 22:17 Sat

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