オリンピックでベスト8敗退の開催国フランス女子代表…ルナール監督の退任を発表
2024.08.07 08:00 Wed
フランスサッカー連盟(FFF)は6日、同国女子代表を率いるエルヴェ・ルナール監督(55)の退任を発表した。
かつてはザンビア代表やコートジボワール代表でアフリカ・ネーションズカップを制し、さらにはモロッコ代表、アジアのサウジアラビア代表、ソショーやリールといったクラブの男子チームを率いた経験のあるルナール監督は、2023年3月31日にフランス女子代表の新指揮官に就任。以降は27試合を指揮し、18勝3分け6敗の戦績を残した。
就任5カ月で臨んだオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でチームをベスト8まで導くと、母国開催となったパリ・オリンピック(五輪)でも前回王者のカナダ女子代表、コロンビア女子代表、ニュージーランド女子代表と同居したグループAを首位通過。
その後、ラウンド16ではブラジル代表に屈して、ロンドン・オリンピック以来のベスト4進出とはならなかった。
今年3月にフランス『フット・メルカート』のインタビューを受けたルナール監督は、「私はFFF(フランスサッカー連盟)に契約を継続しないと伝えた。契約は8月31日に終了し、私は男子フットボールに戻る」と明言していた。
かつてはザンビア代表やコートジボワール代表でアフリカ・ネーションズカップを制し、さらにはモロッコ代表、アジアのサウジアラビア代表、ソショーやリールといったクラブの男子チームを率いた経験のあるルナール監督は、2023年3月31日にフランス女子代表の新指揮官に就任。以降は27試合を指揮し、18勝3分け6敗の戦績を残した。
就任5カ月で臨んだオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でチームをベスト8まで導くと、母国開催となったパリ・オリンピック(五輪)でも前回王者のカナダ女子代表、コロンビア女子代表、ニュージーランド女子代表と同居したグループAを首位通過。
今年3月にフランス『フット・メルカート』のインタビューを受けたルナール監督は、「私はFFF(フランスサッカー連盟)に契約を継続しないと伝えた。契約は8月31日に終了し、私は男子フットボールに戻る」と明言していた。
なお、同監督にはすでにナイジェリア代表とエジプト代表がオファーを提示。その他にもアフリカを中心とする複数男子代表チームや、世界各国のクラブチームが熱視線を送っているようだ。
エルヴェ・ルナールの関連記事
フランス女子代表の関連記事
オリンピックの関連記事
|
|
エルヴェ・ルナールの人気記事ランキング
1
エジプト代表がルイ・ヴィトーリア監督を解任…CAN2023は未勝利でベスト16敗退
エジプトサッカー協会(EFA)は4日、ルイ・ヴィトーリア監督(53)の解任を発表した。 ヴィトーリア監督は、2022年7月にカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したカルロス・ケイロス前監督の後任として新指揮官に就任。 ここまで通算18試合を指揮し、12勝4分け2敗の戦績を残していた。しかし、グループステージ3試合連続ドローに、PK戦でDRコンゴ代表に敗れ未勝利でのベスト16敗退となったアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023の低迷を受け、このタイミングでの更迭が決定した。 現役時代はポルトガルの下部リーグのクラブをメインに渡り歩いたヴィトーリア氏は、2002年に指導者に転身し、ここ数年ではベンフィカやアル・ナスル、スパルタク・モスクワの監督を歴任。ベンフィカでは2015-16、2016-17シーズンにリーグ連覇に導いていた。 なお、EFAは今回のヴィトーリア監督の解任発表に際して、外国人監督の招へいに動いていることを明かしている。先日にはフランス女子代表を率いるエルヴェ・ルナール監督が有力とも報じられていたが、後任人事はいかに…。 2024.02.05 22:44 Mon2
ベルギー代表新監督に37歳のテデスコ氏が就任…かつてはシャルケやRBライプツィヒを指揮
ベルギーサッカー協会(KBVB)は8日、ベルギー代表の新監督にドメニコ・テデスコ氏(37)が就任することを発表した。 契約期間は2024年のユーロ終了後までとなる。 イタリア出身のテデスコ氏はドイツ下部リーグのASVアイヒヴァルトで選手としてプレー。だが、早々に選手キャリアに終止符を打つと、若くして指導者に転身。シュツットガルト、ホッフェンハイムのU-17チームでの指揮を経て、ブンデスリーガ2部のエルツゲビルゲ・アウエでファーストチームを初めて指揮。ここでの手腕が評価されて2017年には名門シャルケへのステップアップを果たした。 就任初年度はブンデスリーガ2位フィニッシュに導く手腕を発揮したが、就任2年目は開幕から思うような戦いを見せられず、2019年3月に成績不振を理由に解任の憂き目を味わった。 その後、2019年10月にスパルタク・モスクワの監督に就任。ロシア・プレミアリーグでチームを2位に導いたが、コロナ禍における家庭の事情で契約を更新せずに退任。2021年12月からはRBライプツィヒを率い、クラブ史上初のDFBポカール制覇をもたらしたが、2022年9月に成績不振と首脳陣との確執によって解任されていた。 ベルギー代表は2016年から指揮官を務めていたロベルト・マルティネス前監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)後に退任。以降はアシスタントコーチを務めたティエリ・アンリ氏や、クロード・ピュエル氏、アンドレア・ピルロ氏、エルヴェ・ルナール氏らが候補として挙がっていたが、いずれも合意に至らなかった。 テデスコ監督はKBVBを通じて「私にとってベルギーの新たな監督になることは非常に光栄だ。この仕事を本当に楽しみにしているし、とてもやる気に満ち溢れている。最初の話からとても良い気分だった」とコメントしている。 タレントが豊富にいた世代もベテランの域に達しており、チームとして再建が必要になるベルギー代表を託される青年監督。3月からユーロ2024の予選がスタートし、3月24日のアウェイでのスウェーデン代表戦が初陣となる。 2023.02.08 18:25 Wed3
