「クローンか?」「双子ってこと?」現場を離れたクロップ氏がウクライナに? シャフタールにいる瓜二つの人物が話題に「本物だと思ってた」

2024.08.02 22:40 Fri
クロップ氏に激似の人物が見つかり話題に
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クロップ氏に激似の人物が見つかり話題に
こんなに瓜二つなことがあるのだろうか。シャフタール・ドネツクのジャージに身を包んだユルゲン・クロップ氏が発見されたとして話題だ。2023-24シーズン限りでリバプールの監督を退任したクロップ氏。リバプールではプレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)を制するなど、黄金期を築き上げた中、突然の退任は驚きを与えた。

その後、ドイツ代表監督やイングランド代表監督、はたまたアメリカ代表監督など多くの噂が飛び交い、その手腕を欲しているチームがたくさんあることが証明された中、監督業からの引退の可能性も示唆したと報じられることに。しかし、本人はまだまだサッカー界で働きたいという意欲を口にしていた。
そんなクロップ氏がシャフタールのエンブレムが付いたジャージを身につけていると話題に。まさかの現場復帰かと思われたが、実は全くの別人だった。

その人物はイゴール・グルスコビッチ氏。シャフタールでフィジオセラピストを務めている人物だが、あまりにもそっくりだと話題だ。
少し薄まった印象もあるが、それでもここまで似ているのは驚き。シャフタールも公式SNSで、「この人物はユルゲン・クロップではありません」としながらも、完全に似ていることをいじっている。

ファンは「素晴らしい」、「クローンか?」、「AIだろう」、「本物だと思ってた」、「双子ってこと?」、「20年後のクロップだ」とコメント。大きな盛り上がりを見せている。

まだ監督や現場に復帰する可能性はないとしたクロップ氏だが、サッカー界からのファンからも求められていることは間違いない。いつ、どこで再び現場に戻るのか注目だ。

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インテル、シャフタールの若き守護神トルビンと個人合意か

インテルがシャフタール・ドネツクに所属するウクライナ代表GKアナトリー・トルビン(21)と個人合意したようだ。2028年6月までの5年契約を結ぶと、イタリア『トゥットメルカート』が報じている。 インテルでは元カメルーン代表GKアンドレ・オナナのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が間近に迫っていると報じられている。また、昨季第2GKを務めていたサミル・ハンダノビッチが契約満了により退団したことを受けてトルビンをリストアップしたとのこと。 2001年生まれのトルビンは199cmのサイズを誇るストッパーで、2021年3月にウクライナ代表でデビュー済み。キャリアとしてはまだ駆け出しだが、代表では今年3月から正GKとしての出場が続き、シャフタールのトップチームでもすでに96試合の出場数をマークしている。 シャフタールは移籍金1000万(約15億6000万円)から1500万ユーロ(約23億4000万円)を求めているようだが、トルビンとは年俸180万ユーロ(約2億8000万円)で合意したようだ。 インテルとしてはオナナの後釜にはトッテナム退団希望を出している元フランス代表GKウーゴ・ロリス(36)を新守護神に迎え入れたいようだが、第2GKとして将来性豊かなトルビンを確保することはできるだろうか。 2023.07.08 22:40 Sat
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ベンフィカがウクライナ代表GKトルビンを獲得! インテル行き噂も

ベンフィカは10日、シャフタール・ドネツクからウクライナ代表GKアナトリー・トルビン(22)の獲得を発表した。2028年までの加入になる。 2001年生まれのトルビンは199cmのサイズを誇るストッパーで、2021年3月にウクライナ代表でデビュー済み。キャリアとしてはまだ駆け出しだが、代表では今年3月から正GKとしての出場が続き、シャフタールのトップチームでもすでに96試合の出場数をマークしている。 そんなトルビンを巡ってはサミル・ハンダノビッチに続いて、アンドレ・オナナも失ったインテルと紐づく報道が盛んだったが、ベンフィカ移籍で決着となった。 なお、移籍金額は欧州の移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アドオン100万ユーロを含む1100万ユーロ(約17億4000万円)だという。 2023.08.11 08:25 Fri

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