新生インテル、指揮官リクエストのリカルド・ロドリゲス獲得案を却下

2024.07.30 15:10 Tue
トリノ退団でフリーのスイス代表DFリカルド・ロドリゲス(31)
Getty Images
トリノ退団でフリーのスイス代表DFリカルド・ロドリゲス(31)
インテルシモーネ・インザーギ監督の獲得リクエストを却下したそうだ。

昨季セリエA王者にして、ライバルクラブも羨む充実のスカッドを誇るインテル。イタリア『カルチョメルカート』によると、現在の獲得目標は「左利きディフェンダー」だという。

一時は獲得間違いなしと見込んだヴェローナのコロンビア代表DFフアン・カバル(23)をユベントスに横取りされ、インザーギ監督は代替案として、トリノ退団でフリーのスイス代表DFリカルド・ロドリゲス(31)をプレゼン。
同選手は元ミランにして、8月で32歳とベテランの域に差し掛かるが、先のユーロ2024で健在ぶりを発揮し、もちろん昨季のトリノでも活躍。カバルと同じく、左サイドバック(ウイングバック)とセンターバックの両方をこなす。

しかし、このアイデアは全会一致で却下。
オークツリー新体制で、“慧眼”ジュゼッペ・マロッタ氏が新社長となったインテル。R・ロドリゲスは選手として若くない一方、獲得コストが人件費だけという利点があるものの、中長期的な視点に欠けると判断したようだ。

『カルチョメルカート』は、オークツリー・インテルについて「新たなビセックを望んでいる」と論評する。

R・ロドリゲスのような、言葉を選ばなければ“無難な”補強ではなく、昨季獲得で期待値以上の成長曲線を描いたヤン・アウレル・ビセック(23)のような、ある種の“賭け”こそ、オークツリーが求めているものとのことだ。

ちなみに、インテルはナントの元U-18フランス代表DFナタン・ゼゼ(19)に興味を持ち、ナントへ照会依頼。しかし、こちらの左利きディフェンダーは売却不可と突っぱねられ、当面の間、獲得を断念するとみられている。

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元インテルMFグアリンがアルコール依存症を告白 「常に問題となっていた…」

元コロンビア代表MFフレディ・グアリン(36)がアルコール依存症を告白した。イタリア『ジャンルカ・ディ・マツィオ』が伝えている。 コロンビア代表として通算57キャップのグアリンは、これまでボカ・ジュニアーズやポルト、インテル、上海申花、ヴァスコ・ダ・ガマとヨーロッパやアジア、南米の名門クラブでプレー。2020年12月から母国コロンビアのミジョナリオスで短期間プレーしたが、現在は無所属の状況が続いている。 そのグアリンは先日に自身の公式SNSを通じて近況を報告。その際に長年に渡ってアルコール依存症の問題を抱えていたことを明かした。 なお、同選手は昨年4月に酒に酔った際に父親や他の家族に暴行を加え、家族から警察に通報される事件も話題になっていた。 「少し前に、僕は自分の問題を公表した。それを実行して、いくつかの状況を取り除く必要があったんだ。今、とても幸せで落ち着いていて、内なる平和がある」 「僕はアルコールの問題を抱えていたことを認める。それはプライベートにおいて常に問題となっていたんだ。過剰なアルコール摂取は非常に深刻な問題であり、僕はそれを家族や個人的な状況と組み合わせるようになり、最悪の結果をもたらしてしまった」 「平和で健康的な生活を送るために、自分の人生に何を求めるかを決めなければならないときが来たんだ」 「アルコールの問題で多くの時間とチャンスを失ったけど、治療に集中しているよ。これは神と人生が僕に与えてくれる教えであり、素晴らしい機会だと捉えている」 「アルコールには多くの問題があり、頭がぼやけてしまう。解決策はいつも酔って、家族や仕事の問題を忘れることだった。だから、僕はそれを脇に置くことにした」 現在、定期的な治療の甲斐もあって徐々に状態が改善しつつある36歳MFは、今後のキャリア再開についても意欲を示している。 「今、再びプレーする機会があると考えて嬉しいよ。友人や家族は、まだ自分のキャリアを終えるには値しないと言ってくれているんだ」 2022.10.21 00:09 Fri

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