コパ・アメリカで早期敗退もブラジルはドリヴァウ体制継続…CBF会長が続投明言
2024.07.08 22:00 Mon
W杯予選へ立て直し図るドリヴァウ監督
コパ・アメリカ2024で厳しいベスト8敗退となったブラジル代表だが、今大会後もドリヴァウ・ジュニオール体制を継続することになった。
今年1月にセレソンの新指揮官となったドリヴァウ監督。新体制の初陣となった3月のイングランド代表との国際親善試合を1-0で勝利し、幸先の良いスタートを切った。
その後、スペイン代表、メキシコ代表、アメリカ代表との3つのフレンドリーマッチを1勝2分けで終えて臨んだコパ・アメリカではグループステージを1勝2分けの2位で突破。だが、ウルグアイ代表との準々決勝では10人相手に0-0で90分の戦いを終えた結果、PK戦に2-4で敗れて無念のベスト8敗退となった。
この期待外れの結果に加え、就任以降の振るわないパフォーマンスを受け、一部では更迭の可能性も伝えられていた。
しかし、ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は、『ESPNブラジル』でドリヴァウ監督が少なくとも2026年北中米ワールドカップまでチームを率いることになると明言した。
「これはワールドカップのサイクルであり、彼と彼のコーチ陣は修正すべき点を理解している。ドリヴァウは何が悪かったかを認識している。これが勝者のチームを作る方法だ」
さらに、同会長は「我々は(コパ・アメリカで)優勝したかったが、これは新しいグループとの仕事の始まりであることも理解している。今は若いプレーヤーが多くチームに入ってきており、その部分も考慮していた」と、新指揮官に戦術を浸透させる時間を与えたいとしている。
なお、2026年W杯の南米予選では出場枠増加の影響でストレートイン圏内の6位に位置するブラジルだが、ここまで2勝1分け3敗と大苦戦。9月4日にエクアドル代表とのホームゲームで予選再開となるなか、ドリヴァウ監督はチームをしっかりと立て直せるか。
今年1月にセレソンの新指揮官となったドリヴァウ監督。新体制の初陣となった3月のイングランド代表との国際親善試合を1-0で勝利し、幸先の良いスタートを切った。
その後、スペイン代表、メキシコ代表、アメリカ代表との3つのフレンドリーマッチを1勝2分けで終えて臨んだコパ・アメリカではグループステージを1勝2分けの2位で突破。だが、ウルグアイ代表との準々決勝では10人相手に0-0で90分の戦いを終えた結果、PK戦に2-4で敗れて無念のベスト8敗退となった。
しかし、ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は、『ESPNブラジル』でドリヴァウ監督が少なくとも2026年北中米ワールドカップまでチームを率いることになると明言した。
「2カ月後にはワールドカップ予選があり、計画は継続することだ」
「これはワールドカップのサイクルであり、彼と彼のコーチ陣は修正すべき点を理解している。ドリヴァウは何が悪かったかを認識している。これが勝者のチームを作る方法だ」
さらに、同会長は「我々は(コパ・アメリカで)優勝したかったが、これは新しいグループとの仕事の始まりであることも理解している。今は若いプレーヤーが多くチームに入ってきており、その部分も考慮していた」と、新指揮官に戦術を浸透させる時間を与えたいとしている。
なお、2026年W杯の南米予選では出場枠増加の影響でストレートイン圏内の6位に位置するブラジルだが、ここまで2勝1分け3敗と大苦戦。9月4日にエクアドル代表とのホームゲームで予選再開となるなか、ドリヴァウ監督はチームをしっかりと立て直せるか。
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