エジプト代表レファートが31歳で逝去…今年3月の試合中に心臓発作

2024.07.07 13:30 Sun
31歳の若さで逝去したレファート
Getty Images
31歳の若さで逝去したレファート
エジプト代表FWアーメド・レファートが31歳の若さで逝去した。

同選手が所属していたエジプト・プレミアリーグのモダン・スポーツが6日に訃報を伝えた。

レファートは今年3月に行われたエジプト・プレミアリーグのアル・イテハド・アレクサンドリア戦の試合中に心臓発作を起こして緊急搬送。すぐさま集中治療室に入院した。
ペースメーカーを装着していたレファートは1カ月後に退院し、治療を続けていた。

クラブは所属選手の訃報に際して以下の声明を発表している。
「モダン・フューチャーFCは、ファーストチームおよびエジプト代表のプレーヤーであるアーメド・レファートが健康状態の深刻な悪化により死亡したことをお伝えします」

「2024年3月11日に発生した健康危機の後、苦難の旅の末、病院に搬送され、亡くなりました」

レファートは生まれ故郷のカイロにあるENPPIでプロキャリアをスタート。以降はザマレクやアル・イテハド・アレクサンドリア、アル・マスリという国内クラブ、UAEのアル・ワフダ・アブダビでもプレーした。

両利きの左ウイングはエジプト代表でも通算7試合に出場し、2ゴールの数字を残していた。

エジプト代表でキャプテンを務めるリバプールFWモハメド・サラーは、レファートの訃報を受け、「神が彼の家族と彼の愛する人たちをこれからも祝福してくださいますように」と、自身のX(旧ツイッター)で哀悼の意を表した。

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