ユナイテッドが獲得狙うブランスウェイト、売却望まぬエバートンは139億円以上を要求か
2024.06.18 18:20 Tue
エバートンはFジャラッド・ブランスウェイトに高額な移籍金を設定
エバートンはビッグクラブが獲得狙うイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)について、売却を望んでいないようだ。
2020年にエバートンへ加入したブランスウェイト。195cmの高さとスピードを兼ね備えた左利きのセンターバックとして多くのビッグクラブが関心を示しており、特にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているとも報じられている。
そんな中で、イギリス『スカイ・スポーツ』によるとユナイテッドは3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。しかし、これはエバートンによってすぐさま拒否されたとのことだ。
エバートンはプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)に抵触する恐れもあり、主力の売却は避けられないとの報道も。それでも、将来性豊かなブランスウェイトは死守したい構えであり、最低でも7000万ポンド(139億7000万円)を要求する予定のようだ。
ユナイテッドはブランスウェイト獲得を熱望するも、あまりに高額なら別のターゲットへ向かう計画も模索。現状ではエバートンが値下げに応じる可能性は低く、新シーズンも残留する可能性のほうが高いと見られるが、果たして。
2020年にエバートンへ加入したブランスウェイト。195cmの高さとスピードを兼ね備えた左利きのセンターバックとして多くのビッグクラブが関心を示しており、特にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているとも報じられている。
そんな中で、イギリス『スカイ・スポーツ』によるとユナイテッドは3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。しかし、これはエバートンによってすぐさま拒否されたとのことだ。
ユナイテッドはブランスウェイト獲得を熱望するも、あまりに高額なら別のターゲットへ向かう計画も模索。現状ではエバートンが値下げに応じる可能性は低く、新シーズンも残留する可能性のほうが高いと見られるが、果たして。
ジャラッド・ブランスウェイトの関連記事
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
ジャラッド・ブランスウェイトの人気記事ランキング
1
エバートンが22歳ガーナーを獲得時の1500万ポンド超えで売却か
エバートンがU-21イングランド代表MFジェームズ・ガーナー(22)を売却する可能性もあるようだ。 マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育まれ、複数のレンタル移籍を経て、2022-23シーズンにエバートンへ完全移籍で加入したガーナー。セントラルハーフを本職としつつ、チーム状況に応じてサイドもこなす万能戦士だ。 昨季は背中のケガを乗り越えてシーズン終盤に定位置を確保し、今季はここまで公式戦32試合でプレー。出場26試合連続フルタイムプレーというタフネスぶりも光り、苦しくも力強くプレミアリーグに生き残ろうともがくエバートンを支えている。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、エバートンはユナイテッドからのガーナー獲得に1500万ポンド(現レートで約28億6000万円)を費やしたそうだが、今季終了後にそれ以上の価格で売却する公算が立っているという。 コラムニストの元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏も、最大3000万ポンド(約57億3000万円)で売れるとの見立てを示しつつ、そのパフォーマンスを称える。 「他クラブがガーナーに注目していないはずがないよね。本当に良いプレーをしている。将来を予測するのは難しいが、仮にもエバートンが2部リーグに降格なら、まず間違いなく上からお声がかかるだろう。彼らにはFFPの問題もあるしね」 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触で勝ち点「10」を剥奪されるなど、経営難が深刻なエバートン。ガーナー、MFアマドゥ・オナナ(22)、MFアブドゥライエ・ドゥクレ(31)、DFジャラッド・ブランスウェイト(21)が市場に出されているとみられている。 2024.02.26 20:35 Mon2
ラッシュフォードやヘンダーソンがユーロ候補から落選! イングランド代表が候補33名を発表 【ユーロ2024】
イングランドサッカー協会(FA)は21日、ユーロ2024に臨むイングランド代表候補メンバー33名を発表した。 ガレス・サウスゲイト監督は、ユーロ本大会前のトレーニングキャンプとボスニア・ヘルツェゴビナ代表との試合に向けて33名のメンバーを選出。本大会のメンバーは6月8日に改めて発表される。 今回のメンバーには、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードやアヤックスのMFジョーダン・ヘンダーソンは選外に。これでユーロ本大会の出場の可能性は無くなったとみて良いだろう。 ラッシュフォードは今シーズンのプレミアリーグで33試合に出場も7ゴール2アシスト。調子が上がらずにシーズンを終えていた。一方のヘンダーソンは、リバプールを退団してサウジ・プロ・リーグのアル・イテファクへ移籍するも大失敗。1月には大低迷のアヤックスに移籍してプレーを続けたが、招集外となった。 一方で、リバプールのDFジャレル・クアンサー(21)、MFカーティス・ジョーンズ(23)、クリスタル・パレスのMFアダム・ウォートン(20)は今回が初招集となる。 その他、ケガの状態が心配なFWハリー・ケイン(バイエルン)やFWブカヨ・サカ(アーセナル)も招集。プレミアMVPのFWフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)、最優秀若手のFWコール・パーマー(チェルシー)らは選出された。 イングランドは29日に集合し、その後にチャンピオンズリーグ(CL)決勝を戦う選手やオーストラリア遠征中のニューカッスル、トッテナムの選手たちが遅れて合流する。 なお、本大会ではグループCに入っており、デンマーク代表、セルビア代表、スロベニア代表と同居している。今回発表されたイングランド代表メンバーは以下の通り。 ◆イングランド代表候補メンバー33名 GK ディーン・ヘンダーソン(クリスタル・パレス) ジョーダン・ピックフォード(エバートン) アーロン・ラムズデール(アーセナル) ジェームズ・トラッフォード(バーンリー) DF ジャラッド・ブランスウェイト(エバートン) ルイス・ダンク(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) ジョー・ゴメス(リバプール) マーク・グエイ(クリスタル・パレス) エズリ・コンサ(アストン・ビラ) ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド) ジャレル・クアンサー(リバプール) ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド) ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ) キーラン・トリッピアー(ニューカッスル) カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ) MF トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/スペイン) コナー・ギャラガー(チェルシー) カーティス・ジョーンズ(リバプール) コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド) デクラン・ライス(アーセナル) アダム・ウォートン(クリスタル・パレス) FW ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム) エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス) フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) アンソニー・ゴードン(ニューカッスル) ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ) ハリー・ケイン(バイエルン/ドイツ) ジェームズ・マディソン(トッテナム) コール・パーマー(チェルシー) ブカヨ・サカ(アーセナル) イヴァン・トニー(ブレントフォード) オリー・ワトキンス(アストン・ビラ) 2024.05.21 22:30 Tue3
「無謀な支出に終止符」移籍市場におけるラトクリフ・ユナイテッドの大綱とは
移籍市場におけるマンチェスター・ユナイテッドの基本方針とは。イギリス『90min』がレポートする。 ケガ人も多く、1年を通じた低調なシーズンでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したユナイテッド。それでもなんとかヨーロッパリーグ(EL)への参戦をかろうじて手に入れた。 エリク・テン・ハグ監督の去就とともに、とりわけセンターバックとセントラルハーフが必要そうな今夏の補強も気になるところだが、その基本方針とは。 ユナイテッドのリクルート班トップとして、初めての移籍市場を控える「INEOS」ジム・ラトクリフ氏は、大前提として無謀な支出を繰り返した時代に終止符を打つとのこと。 地元マンチェスター出身、幼少期から半世紀以上ユナイテッドを見つめてきた71歳は、可能であればアカデミーから積極的に人材を登用したいようで、今夏補強にこれまでのような予算を組んでいないとされる。 昨夏注ぎ込んだ移籍金は総額1億7500万ポンド(約348.9億円)。しかし今夏は現状で3500万ポンド(約69.7億円)しか予算を組んでおらず、額はともかく、これを増やすには「まずは既存戦力の売り」だという。 今やどのプレミアリーグクラブにも当てはまることだが、やはり「持続可能性に関する規則(PSR)」には最大級の警戒が必要。 獲得候補とされるエバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)、クリスタル・パレスのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)らは、間違いなく3500万ポンド前後では買えず。今後の展開やいかに。 2024.05.30 20:35 Thu4
補強資金捻出へ…エバートンが人気銘柄ブランスウェイトを市場へ投下? 再燃するユナイテッドらとの紐付け
エバートンがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(22)を巡り、今夏ほど強硬姿勢ではなくなっているという。 今夏のエバートンが必死でプロテクトしたセンターバック、ブランスウェイト。昨季を通じて評価を高め、シーズン後にイングランド代表入りを果たした22歳の若武者である。 ただ、ケガで出遅れた今季はプレミアリーグの出場がここまで3試合のみ。9月末の復帰戦で先発フル出場も、そこから2試合ベンチ外で、直近2試合は計6分間のみ出場。「離脱中に序列を落としたのでは?」との見方も存在する。 イギリス『ミラー』や『デイリー・メール』によると、クラブは今後、今夏ほど必死でブランスウェイトをプロテクトしないといい、補強資金捻出へ売却に動く可能性もあるとのこと。 その一方では、マンチェスター・ユナイテッドがブランスウェイトへの関心を継続か。 最近はユナイテッドを含む複数のクラブが、ブランスウェイト売却の可能性を察知しているとされ、エバートンのショーン・ダイチ監督は「十分な額の提示があれば、その選手は移籍する」という旨を今季繰り返し発言している。 言ってもまだまだ憶測の域を出ぬ、ブランスウェイトの移籍話だが、今後の動向やいかに。 2024.11.08 19:40 Friエバートンの人気記事ランキング
1
謎に包まれたキャリア中断から2年…シグルドソンが853日ぶりに公式戦復帰へ
元アイスランド代表MFギルフィ・シグルドソン(33)が853日ぶりに公式戦復帰する。イギリス『サン』が伝えている。 小国アイスランドの大躍進を支えたシグルドソン。ユーロ2016のイングランド代表撃破とベスト8進出、さらにロシア・ワールドカップ(W杯)出場の立役者となった司令塔は、クラブキャリアでは2017-18シーズンからエバートンに所属していた。 しかし、選手キャリアは2021年7月にストップ。当時、「プレミアリーグでプレーする31歳に未成年者への性的暴行嫌疑がかけられている」との情報が流れ、時を同じくしてエバートンが個人名を避けつつ、自クラブの選手が当局の捜査対象になっていると公表した。 これがシグルドソンであると断定できる材料は一切なく、逮捕・起訴されたという情報もなし。ただ、それ以来、2年以上にわたって表舞台から姿を消し、2021-22シーズン終了後にはエバートン退団が発表された。 今夏まで行方不明状態が続いていたわけだが、先月31日、デンマーク・スーペルリーガのリンビーBKがシグルドソンとの1年契約締結を発表。加入に際し、「シグルドソンはここ数年サッカーをしていない。コンディション回復をゆっくり待つ方針だ」と声明を発表している。 エバートン時代に最後にプレーしたのは2021年5月のマンチェスター・シティ戦。リンビーでは現在までに出場がないものの、23日に行われるスーペルリーガ第9節のヴェイレBK戦でデビューする見通しだという。 シグルドソンの同胞であり、リンビーを率いるフレイヤー・アレクサンダーソン監督は地元メディアの取材に対し、「23日の試合で間違いなく出場する。とてもコンディションが良い」と初のメンバー入り・起用を明言。エバートン時代以来、853日ぶりの公式戦復帰が確実となっている。 2023.09.19 16:13 Tue2
リシャルリソンが真っ先にリバプールを煽る「ライバルはこういうもの」「自分のチームの状況を見るべき」と賛否集まる
エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンが最後まで宿敵を煽った。 22日、プレアミリーグの最終節が一斉に開催。マンチェスター・シティとリバプールによる熾烈な優勝争いはシティの2連覇という結末を迎えたが、これをほくそ笑んだのが他でもないリシャルリソンだ。 ブラジル代表FWはアーセナルとの最終節を欠場したものの、試合直後に自身のツイッターを更新。元フランス代表FWティエリ・アンリ氏がニヤリと笑みを浮かべる動画を投稿した。 これは、エバートンにとっての永遠のライバルであるリバプールが優勝を逃したことを揶揄するもので、その意図を理解しているファンからは大きな反響が生まれ、14万を超える「いいね」など反応が殺到した。 「ライバルはこういうもの」、「最高のリアクション」、「こうじゃなきゃね」といったコメントがある一方、「ダサすぎる」、「どこまで最低なやつなんだ」、「恥ずかしいツイートだな」、「自分のチームの状況を見るべき」とリバプールファンからの怒りの声も寄せられている。 リシャルリソンはその後、今シーズンを振り返る内容の投稿もしているが、それより先にこの煽り投稿をしているのだから、よほど嬉しかったと見てとれる。 また、リバプールが優勝できなかったことを喜んだのはリシャルリソンだけでなく、アーセナル戦のスタンドに赴いたエバートンのファンたちは、チームが5-1と大量ビハインドの展開ながら、シティの優勝を知ると歓喜していた。 今シーズンは苦しみながらも何とか残留を決めたエバートン。リシャルリソンの去就は不透明だが、来シーズンもバチバチのやり合いが見られそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】これは腹立つ…!リシャルリソンが投稿したアンリのニヤケ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"><a href="https://t.co/qsTyioLRJR">pic.twitter.com/qsTyioLRJR</a></p>— Richarlison Andrade (@richarlison97) <a href="https://twitter.com/richarlison97/status/1528425342008020993?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.23 20:45 Mon3
エバートンがセネガル代表FWイリマン・エンディアイエをマルセイユから獲得! 今夏3人目の契約に
エバートンは3日、マルセイユからセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)を完全移籍で獲得したと発表した。 契約期間は2029年6月末までの5年。移籍金は非公開となっているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、1850万ユーロ(約32億2000万円)+アドオン150万ユーロ(約2億6000万円)と伝えている。 フランス出身で2019年にシェフィールド・ユナイテッドの下部組織へ加わったエンディアイエ。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で14ゴール11アシストの好成績を残すと、2023年夏にユース時代を過ごしたマルセイユへ完全移籍した。 前線の複数ポジションをこなせるアタッカーは、マルセイユでも主力として活躍し、リーグ・アンで30試合3ゴール5アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも14試合に出場し、1ゴールを記録した。 トフィーズ入りが決まったエンディアイエは、クラブメディア『エバートンTV』で「エバートンの選手になれてとても嬉しい」と第一声。移籍の経緯についても語った。 「入団を希望した主な理由は、クラブの偉大さやその歴史、そしてチームを前に進むのを助けるために自分が役割を果たせることだ。とても興奮しているし、待ち切れないよ」 「(ディレクターの)ケビン(・テルウェル)や監督が僕に話してくれて、必要とされていると感じた。セネガル代表のチームメイト、イドリサ(・ゲイエ)も一役買っていて、クラブを高く評価していたし、良いことをたくさん話してくれたんだ」 「とても興奮している。昨シーズンのチームの流れを引き継いでいきたい。チームに貢献できる準備はできているし、このクラブを上位に導くために全力を尽くしたい」 また、ショーン・ダイチ監督も加入を歓迎。攻撃面にプラスをもたらすと語った。 「イリマンは我々の攻撃オプションに多様性をもたらし、昨シーズンチームとして進歩したチャンスメイクの部分をさらに発展させ、前線を強化してくれるだろう」 「彼はまだ若いが、ヨーロッパや国際レベルでの経験があるし、我々のチームにとって本当にプラスになると感じている」 なお、エンディアイエはアストン・ビラから完全移籍のU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(21)、リーズ・ユナイテッドからレンタル期間延長のイングランド人FWジャック・ハリソン(27)に続く、今夏3人目の新契約選手となる。 2024.07.03 22:00 Wed4
エバートンのクラブ買収が完了…ローマ保有の『フリードキン・グループ』が新オーナーに
エバートンは19日、『フリードキン・グループ』の傘下企業である『ラウンドハウス・キャピタル・ホールディングス・リミテッド』へのクラブ売却を発表した。 エバートンの現オーナーであるファルハド・モシリ氏はクラブの売却を進めており、アメリカの投資会社『777パートナーズ』に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限までに取引が行われず。クラブ売却は成立せず。その後、ローマのオーナーであるフリードキン・ファミリーが入札に参加し、独占での交渉権を獲得。しかし、クラブの新スタジアム建設への投資計画への協力は継続も、『777パートナーズ』がクラブに提供した2億ポンド(約396億円)の融資に対する懸念から、最終的に買収交渉から撤退。 しかし、その後の粘り強い交渉の末、今年9月に『フリードキン・グループ』による株式94%の取得が合意に至っていた。 そして、今回プレミアリーグ、女子プロリーグ・リミテッド、イングランドサッカー協会、金融行為監視機構から必要な規制承認を得たことで、クラブ売却が正式に完了した。 『ラウンドハウス』出身でエバートンの新会長となるマーク・ワッツ氏は今回の発表に際して以下のコメントを残している。 「本日は、フリードキン・グループにとって、この象徴的なフットボールクラブの管理者となるという記念すべき日であり、誇らしい日です。私たちは、ピッチ内外でエバートンを刺激的な新時代へと導くことに全力を尽くします。クラブに即時の財政的安定をもたらすことは重要な優先事項であり、これを達成できたことを嬉しく思います。エバートンをプレミアリーグの順位表で正当な地位に戻すには時間がかかりますが、本日はその第一歩です」 一方、クラブを売却した前オーナーのモシリ氏は以下の声明を発表している。 「フリードキン・グループとの取引は、クラブと将来の成功にとって最良の結果であると心から信じています。この段階に至るまでには、多大なチームワークがありました。取締役会の同僚であるジョン・スペルマンとコリン・チョン、そしてケイティ、ジェームズ、リチャード、そしてもちろんケビンとショーンを含む上級管理職チーム全員に、クラブへの多大な貢献に個人的に感謝したいと思います」 「困難な地政学的背景にもかかわらず、新しいスポーツ部門の設立、財政の安定化、象徴的な新スタジアムの建設など、過去数年間で多くの成果が達成されました。私は今、クラブの見通しに自信を持って新しいオーナーに引き継ぎ、素晴らしいファンがピッチ上で当然の成功を目にすることになると信じています」 なお、フリードキン・グループの会長兼CEOであるダン・フリードキン氏が取締役会長に就任する予定で、同氏は、クラブの経営を担当するエグゼクティブ・チェアマンとしてマーク・ワッツ氏を任命。フリードキン・グループのの最高財務責任者であるアナ・ダンケル氏とクラブの暫定CEOであるコリン・チョン氏も取締役会のメンバーとなる。 また、新オーナーグループは新たなクラブ運営計画として、持続可能で成功する未来を築くことに重点を置いており、主な優先事項を以下のように示している。 ・思慮深く戦略的な投資を通じて男子ファーストチームの選手層を強化 ・エバートンのアカデミーを通じて地元出身のスーパースター育成 ・女子チームのために独自のピッチ内および商業戦略の育成 ・クラブの伝統を尊重し、エバートンをコミュニティの中心に据える ・リバプール市に利益をもたらす長期的な商業パートナーシップやイベントを通じて、新スタジアムの可能性を最大限に引き出す ・世界のサッカー界におけるユニークで歴史ある名前としてのエバートンの評判を高める 『フリードキン・グループ』は、イタリアのASローマと、フランスのASカンヌを保有し、アメリカにおける『トヨタ自動車』のメジャーディーラーの1つ、『Gulf States Toyota Distributors』を経営するコンソーシアム。ダン・フリードキン氏の純資産は57億ポンド(約1兆1286億円)と言われている。 2024.12.19 20:10 Thu5