アーセナルで苦しむスミス・ロウに移籍の可能性、フルアムが今夏の獲得を模索か

2024.06.04 16:10 Tue
今夏アーセナル退団の可能性があるエミール・スミス・ロウ
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今夏アーセナル退団の可能性があるエミール・スミス・ロウ
アーセナルのイングランド代表MFエミール・スミス・ロウ(23)に対して、フルアムが関心を示しているようだ。

アーセナルのアカデミー出身であり、2021-22シーズンにはプレミアリーグで二桁ゴールの活躍を見せたこともあるスミス・ロウ。しかし、鼠径部の負傷もあって現在は大きく序列を落とし、今シーズンは公式戦19試合に出場するもプレミアリーグでの先発はわずか3試合と、ほとんど存在感を発揮できず1年を終えた。
イギリス『イブニング・スタンダード』によると、苦しむスミス・ロウについてアーセナルは今夏の売却にも応じる方針の模様。現在はフルアムが獲得に具体的な関心を示しているという。

フルアムのマルコ・シウバ監督は攻撃力強化を望んでおり、スミス・ロウを高く評価。クラブ上層部に対して、自分を支持するための動きを見せてほしいと働きかけているようだ。

選手側も出場機会を望んでおり、今夏の移籍を希望する可能性はあるとのこと。ファンからの人気は依然として高いが、背番号「10」を背負うスミス・ロウはどのような決断を下すだろうか。

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スパーズら関心のアンドレアス・ペレイラが移籍も? 「代理人と話し合って決める」

フルアムのブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラ(28)が将来を巡り、代理人との協議予定を明らかにした。 マンチェスター・ユナイテッドでは燻り続け、母国強豪のフラメンゴにローン移籍をした時期もあったが、2022年夏からフルアムに完全移籍のA・ペレイラ。その1年目からマルコ・シウバ監督のもと、攻撃的MFとして輝く。 2年目の今季も公式戦44試合の出場数とともに、ゴール関与も3得点9アシストをマーク。フルアムとの契約はあと2年残るが、最近ではトッテナム、ニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ビラの関心が取り沙汰される。 フルアムでの活躍ぶりから、今年3月に2018年9月以来の返り咲きを果たした代表でも来るコパ・アメリカ2024のメンバーに含まれ、右肩上がりのキャリアを過ごすが、ブラジル『UOL』でひと段落後に代理人と検討するようだ。 「今は代表チームに完全に集中しているし、自分の将来を話すのは難しい。タイトルを手にしてから、神のご加護があれば、クラブでの将来を考えていくつもり。代理人と話し合って将来を決める」 ウィリアンを失う可能性があるフルアムからすれば、A・ペレイラも移籍となれば痛手。その一方で、クラブにはエミール・スミス・ロウの獲得に熱心との報道もあるが、年齢的にも脂の乗るA・ペレイラの去就やいかに。 2024.06.06 14:00 Thu

初のフル出場でスミス・ロウを任された橋岡大樹「もっとタイトに…」、大歓声受けた冨安健洋に「やってきたことが表れている」と言及

ルートン・タウンの日本代表DF橋岡大樹が、アーセナル戦を振り返った。 3日に行われたプレミアリーグ第31節のアーセナル戦で3バックの一角として先発出場した橋岡。自身初となるフル出場を果たした中、試合ではオウンゴールを与えてしまうなど苦しい結果に。終盤は日本代表DF冨安健洋も出場し日本人対決が実現したが、チームは2-0で敗戦となった。 試合後、プレミアリーグを中継する『SPOTV NOW』が冨安と橋岡にインタビューを実施。橋岡は自身の移籍後初となるフル出場を振り返った。 「結果は負けてしまったのでものすごく悔しいですけど、初めて90分を通してやってみて、手応えともっとやらなければいけないことがあったので、もっとやらないといけないことを見つめ直してやり続けて、出場機会をこれからも増やしていきたいと思います」 チーム事情もあり本職ではないセンターバックでプレーする橋岡。アーセナル戦では2ゴールに絡んだエミール・スミス・ロウのマークを任されていたという。 「スミス・ロウ選手に僕がタイトについていくことを言われていました」 「色々なところに動くので、難しい守備の仕方でしたけど、もっともっとタイトにしてスミス・ロウ選手に何もやらせないということができれば完璧でした」 「ちょっと難しかった部分もあったので、また戦術も話し合ってやっていきたいと思います」 オウンゴールにも関与してしまうなど難しさはあった中、世代別の代表や日本代表でも共に戦う冨安との対戦についても言及。サポーターから認められていると印象を語った。 「冨安選手が入ってきた時に凄い歓声でサポーターに迎えられていたので、今までやってきたことが表れているなと思いました」 「僕ももっともっとチームでサポーターからも認められるように頑張らないといけないと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】移籍後初となるフル出場を果たした橋岡大樹のプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LXdoQKN11Ak";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.04 12:40 Thu

「最後は本当に疲れた」今季最長の85分プレー、MOTMのスミス・ロウが振り返る「2ゴールに貢献できて本当に嬉しい」

アーセナルのMFエミール・スミス・ロウが久々の出場でマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)に選出。喜びを語った。 3日、プレミアリーグ第31節でアーセナルはホームにルートン・タウンを迎えた。マンチェスター・シティとのビッグマッチから中3日での試合。ミケル・アルテタ監督はターンオーバーを選択し、スミス・ロウやトーマス・パルティ、リース・ネルソンら出番の少ない選手が先発出場した。 試合はアーセナルペースで進むと、久々に出場したスミス・ロウが躍動。25分には敵陣でプレスをかけてボールを奪うと、この流れから最後はマルティン・ウーデゴールが先制ゴールを奪う。 さらに44分には、左サイドから崩すと、スペースに走り込んだスミス・ロウがボックス内の深い位置から折り返し。これが橋岡大樹に当たってオウンゴールとなり、アーセナルは追加点を奪い、2-0で勝利を収めた。 実にリーグ戦4試合ぶりの出場、先発は1月30日のノッティンガム・フォレスト戦以来となったスミス・ロウはMOTMに選出。厳しいシーズンだったものの、起用したアルテタ監督に応えたいと思っていたという。 「大きなインスピレーションを僕に与えてくれるし、他の選手たちにもきっとインスピレーションを与えると思う。僕にとっては本当に厳しいシーズンだったし、他の選手たちの何人かは期待していたほどプレーできていない」 「今夜僕たちが入り、パフォーマンスを披露して、僕たちがこのチームの一員になれるということを監督に示すことが重要だ」 「彼は今朝、僕たちに(先発するだろう)と言ったが、それはチームのメンタリティを示しているだけだと思う。シーズンを通して、選手たちはチームに入ってパフォーマンスを披露する準備ができている」 「それは、僕たちがいかに結束しているかを示していると思う。家族のようなものだ。選手たちが参加して、パフォーマンスを続けられることを本当に嬉しく思う。つまり、選手層の厚さが本当に優れているということだ」 85分までプレーしたスミス・ロウ。今シーズン一番長くプレーしたこととなったが、2ゴールに関与できたことが嬉しいを喜びつつ、ここから巻き返したいと意気込んだ。 「長い時間出られたので、今夜ゴールを決められなかったのは少し残念だけど、2ゴールに貢献できて本当に嬉しい。クリーンシートを達成することは僕たちにとってとても重要だったと思う。とても嬉しいよ」 「正直に言って、最後は本当に疲れた。もちろん、あまりプレーしていないところが出てしまったと思う。今夜の自分のパフォーマンスと出場時間には本当に満足しているし、次にどうなるかを見てみようと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】スミス・ロウの見事なプレスが先制ゴールを呼び込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ANYexN0sw0w";var video_start = 89;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.04 12:02 Thu

「本当に良い影響があった」暫定首位浮上のアーセナル、アルテタ監督はターンオーバーで出場した選手たちを称える「我々が信頼すべき理由を与えた」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ルートン・タウン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 3日、プレミアリーグ第31節でアーセナルはホームにルートンを迎えた。 日本代表DF冨安健洋はベンチスタート。ルートンの日本代表DF橋岡大樹は先発出場を果たした。 マンチェスター・シティとのビッグマッチをゴールレスドローで終えていたアーセナル。中3日での試合にはターンオーバーを敢行。トーマス・パルティ、エミール・スミス・ロウ、リース・ネルソンらが久々に先発出場を果たした。 試合は24分にマルティン・ウーデゴールがカイ・ハヴァーツとのワンツーから先制点を奪うと、その後も猛攻。44分には左サイドをスミス・ロウが抉ると折り返しが橋岡に当たって入り、オウンゴールで追加点を奪う。 後半には冨安も出場するなど選手をしっかりと休める策も取れ、2-0で勝利。暫定的に首位に浮上した。 試合後のインタビューに応じたアルテタ監督は、ターンオーバーで出場した選手たちを称賛。嬉しい悩みを生ませてくれたと喜びつつ、選手が持つクオリティを改めて感じることができたとした。 「プレーするのに十分値する選手たちに5つの変更を加えた。なぜなら、彼らは私に対し、そうすべき正しい理由を毎日与えてくれるからだ」 「彼らは起用しなければならないし、チームに本当に良い影響を与えたと思う」 「エミール(スミス・ロウ)は確かに影響を与えたが、リース(・ネルソン)も同様だ。アレックス(オレクサンドル・ジンチェンコ)は本当に良い瞬間がいくつかあり、トーマス(・パルティ)は8月以来のスタートを切ることができた。それは信じられないことだ」 「レオ(レアンドロ・トロサール)がチームに加わり、影響を与える。彼らは肉体的にも精神的にも良くなり、自信を持って準備ができている。それは本当に重要なことだ」 「そうしたことがチームの半分だけなのかという疑問は常にあるし、最終的には自分たちの行動とそれが正しいか間違っているかは結果によって判断されることになる。我々はそんなことをすべきではない」 「我々が勝っても、引き分けても、負けても、彼らは十分に当然のことを示しており、そうすべきだということだ。今日、彼らは我々が信頼しなければいけない理由を与えてくれた」 「本当に力強いスタートを切り、前半に大きな勢いといくつかのビッグチャンスを生み出し、素晴らしいゴールを2つ決めた。後半は、より優位に立ってそうしたトランジションを回避するために、もう少し冷静さとシンプルさを欠いたプレーがあったが、全体として変更を加え、試合に勝ち、クリーンシートを達成し、再び前進することができた」 <span class="paragraph-title">【動画】スミス・ロウの仕掛けが橋岡大樹のオウンゴールを誘発</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ANYexN0sw0w";var video_start = 240;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.04 08:15 Thu

「上手すぎやろ」冨安健洋が2人を次々交わして華麗にフィニッシュ!久々の練習で好プレー「トミはストライカーとしてプレーすべきだ!」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋が練習で素晴らしい動きを見せた。 アジアカップからクラブに戻ってからも欠場が続いている冨安だが、11日のトレーニングから部分的に合流。12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのポルト戦では、出番こそなかったもののベンチ入りを果たしていた。 久々のチーム練習では、チームメイトたちからも手荒く歓迎されていた冨安だが、早速トレーニングでキレのある動きを見せている。 ミニゲームにも参加すると、ゴール前でボールを受けてからトーマス・パルティとエミール・スミス・ロウを連続で交わし、冷静な右足シュート。ゴールネットを揺らすと、周囲からも冨安に歓声が送られていた。 さらに、右サイドからのクロスで味方のゴールをアシストする場面もあった冨安。ファンからは「冨安上手すぎやろコンディションは良さそうだな」、「トミ!」、「おかえり」、「トミはストライカーとしてプレーすべきだ!」と注目が集まっていた。 代表ウィーク明けには、プレミアリーグの優勝を争うマンチェスター・シティとの直接対決も控えているアーセナル。いよいよ冨安のプレーも見られるか。 <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋がFWさながらの華麗なフィニッシュ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GWdlNMH_v5Q";var video_start = 204;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.13 18:10 Wed

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アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

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来季のプレミアリーグはユナイテッドvsフルアムで幕開け! 王者シティはチェルシー戦に

プレミアリーグは18日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。 マンチェスター・シティの前人未到となる4連覇で閉幕した今季。引き続きストップ・ザ・シティが合言葉となってくる来季は8月16日(金)に開幕し、同日唯一の試合となるマンチェスター・ユナイテッドvsフルアムがオープニングマッチに決定した。 そのほかの開幕戦では王者シティがいきなりのビッグマッチで、チェルシーとのアウェイゲームに。冨安健洋が所属し、打倒シティのアーセナルはウォルバーハンプトンをホームに迎え撃ってのスタートになる。 また、アーセナル以外の日本人選手所属クラブでは遠藤航のリバプールが昇格組イプスウィッチ・タウン、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがエバートンと対戦。鎌田大地の加入が噂されるクリスタル・パレスはブレントフォードが相手となる。 ちなみに、最終節は翌年5月25日。昇格組からは上述のイプスウィッチ、レスター・シティ、サウサンプトンだ。 ◆開幕カード一覧 ▽8/16(金) マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム ▽8/17(土) イプスウィッチ・タウン vs リバプール アーセナル vs ウォルバーハンプトン エバートン vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ニューカッスル・ユナイテッド vs サウサンプトン ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス ウェストハム vs アストン・ビラ ▽8/18(日) ブレントフォード vs クリスタル・パレス チェルシー vs マンチェスター・シティ ▽8/19(月) レスター・シティ vs トッテナム 2024.06.18 17:45 Tue

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器用貧乏はダメ?復活を目指すスミス・ロウにアーセナルOBが助言「1つのポジションにこだわらなければ」

アーセナルOBのケビン・キャンベル氏が、今季目立つことができていないイングランド代表MFエミール・スミス・ロウについて言及した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 昨季は主力の1人としてリーグ戦33試合に出場し、10ゴールを決める活躍を見せたスミス・ロウ。今季はシーズン序盤に鼠径部の手術を行ったことで離脱が続き、復帰したのは1月。しかし、それ以降も固まってしまった序列を覆すことができず、先発出場の機会も得ることができていない。 最近では、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスや、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドがアーセナルの新戦力候補に挙がっている。新たな中盤の選手の加入がスミス・ロウの退団に繋がる可能性もあると一部では考えられているようだが、キャンベル氏はそれを否定。来季は1つのポジションで戦うべきだという見解を示している。 「エミール・スミス・ロウは残留すると思う」 「スミス・ロウは1つのポジションにこだわらなければならないと思う。彼はいくつかのポジションをこなせるが、例えば『8番が良い』と言う必要があるし、それが彼のポジションになるべきだ」 「彼はここでも、あそこでも、どこでもプレーすることができる。でもスペシャリストを迎えてしまえば、彼らがそこでプレーすることになる」 「噂では(グラニト・)ジャカの役割を彼に教えているようだが、それが本当かはわからない。そんなシーズンだった」 スイス代表MFグラニト・ジャカはシーズン終了後のレバークーゼン移籍が近づいているようで、個人条件の部分ではほぼ合意したと報じられている。 2023.05.18 16:05 Thu
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U-21イングランド代表が39年ぶり欧州制覇に王手! パーマーやスミス・ロウ、ゴードンら擁するタレント軍団

U-21イングランド代表が欧州制覇に王手をかけた。 5日、U-21イングランド代表はU-21ユーロ2023準決勝でU-21イスラエル代表と対戦。[4-4-2]の2トップの一角で先発したMFモルガン・ギブス=ホワイトは17分にPKを外すも、0-0で迎えた42分、MFコール・パーマーからのクロスに頭で合わせ、先制点を叩き込む。 すると、後半はパーマーが躍動する。63分に自ら追加点を決めと、終了間際の90分には勝利を決定づけるFWキャメロン・アーチャーの3点目をアシスト。パーマーの1ゴール2アシストで3-0と勝利したイングランドがU-21スペイン代表との決戦戦に駒を進めた。 イギリス『サン』は、7大会・14年ぶりとなる決勝戦進出を掴んだこの一戦への称賛を惜しまない。 ギブス=ホワイトのPK失敗からの先制点については「かつてのイングランドならチーム全体がPK失敗に動揺し、ここで敗退していた」と主張。ユーロ2021決勝戦でPK失敗という悔しさをバネに成長したアーセナルのMFブカヨ・サカ、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードの存在もあってか、代表選手のメンタリティが向上しているとの見解を示している。 また、リー・カーズリー監督率いるチームのポゼッションサッカーを「見ていて楽しい」と称え、ギブス=ホワイトと2トップを組んだFWアンソニー・ゴードン、さらにサイドハーフで先発したパーマー、MFエミール・スミス・ロウらが織りなすアタッキングを「本当に素晴らしかった」と論じた。 イングランドがU-21ユーロを最後に制したのは1984年の第4回大会。決勝戦がホーム&アウェイで争われたこの時の対戦相手もスペインだった。若き才能が躍動するイングランドは39年ぶりのメジャータイトルを獲得できるだろうか。 ちなみに、U-22日本代表は先月に行われたヨーロッパ遠征の際に同チームと親善試合を戦い、MF山本理仁とMF松村優太のゴールによって2-0の勝利を収めていた。 2023.07.06 21:37 Thu
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アーセナルがPSVのシャビ・シモンズ獲得へ、アルテタ監督の求める人材に合致

アーセナルが今夏の補強ターゲットの1人としているとされるのがPSVのオランダ代表MFシャビ・シモンズ(20)だが、予てから求められていた人材だという。 シャビ・シモンズはバルセロナのカンテラ出身。その後、パリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍すると、2022年1月にファーストチームに昇格。その才能は高く評価されていた一方で、スター軍団での出番は限られ、2022年7月に母国のPSVへと完全移籍した。 母国で初めてプレーすることとなったシャビ・シモンズは、エールディビジで34試合に出場し19ゴール8アシストを記録していた。 オランダでその才能を輝かせたシャビ・シモンズだが、アーセナルのミケル・アルテタ監督にとっては、長年求めていた才能の1つでもある。 アルテタ監督は就任当初チームの課題の1つに中盤の選手のゴールを挙げていた。2020-21シーズンの中盤でプレーしたのは、モハメド・エルネニー、トーマス・パルティ、ダニ・セバージョス、グラニト・ジャカだったが、4人でたったの4ゴール。また、前線のウィリアン、エミール・スミス・ロウ、マルティン・ウーデゴールの合計も7ゴールに終わっていた。 アルテタ監督の信条としては、ストライカーだけがゴールを決めていては上にはいけないというもの。センターバックもセットプレーからゴールを奪えるのが強いチームという考えがある。 その中で迎えた2021-22シーズンは、スミス・ロウが11ゴール、ウーデゴールが7ゴールと躍進。1人に得点を頼ることがない状況を作り出すと、今シーズンはウーデゴールが15ゴール、ジャカも9ゴールと得点力が向上。ウインガーではあるが、ブカヨ・サカが15ゴール、ガブリエウ・マルティネッリが15ゴールを記録するなど、得点力が上がり、得点者も分散した。 ただ、ジャカがこの夏に退団しレバークーゼンへと移籍することが濃厚とされている状況。イギリス『フットボール・ロンドン』によれば、代役を求めなければいけない中、注目されているのがシャビ・シモンズとのことだ。 前述の通り、今季のシャビ・シモンズはエールディビジで19ゴールを記録。公式戦では22ゴールを記録している。アルテタ監督が求める中盤でゴールの奪える選手に合致する。 その他にも、セルタのMFガブリ・ベイガ(21)にも注目。レアル・マドリーなどが注目する中、今季のラ・リーガで36試合に出場し11ゴールを記録しており、こちらも求める人材と合致する。 年齢を考えても獲得に動く可能性は十分ある選手たち。10番をつけるスミス・ロウの完全復活も待たれるが、チャンピオンズリーグ(CL)を戦う上でも、層を厚くしておきたいところだ。 2023.06.06 11:40 Tue
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アーセナルで苦しむスミス・ロウに移籍の可能性、フルアムが今夏の獲得を模索か

アーセナルのイングランド代表MFエミール・スミス・ロウ(23)に対して、フルアムが関心を示しているようだ。 アーセナルのアカデミー出身であり、2021-22シーズンにはプレミアリーグで二桁ゴールの活躍を見せたこともあるスミス・ロウ。しかし、鼠径部の負傷もあって現在は大きく序列を落とし、今シーズンは公式戦19試合に出場するもプレミアリーグでの先発はわずか3試合と、ほとんど存在感を発揮できず1年を終えた。 イギリス『イブニング・スタンダード』によると、苦しむスミス・ロウについてアーセナルは今夏の売却にも応じる方針の模様。現在はフルアムが獲得に具体的な関心を示しているという。 フルアムのマルコ・シウバ監督は攻撃力強化を望んでおり、スミス・ロウを高く評価。クラブ上層部に対して、自分を支持するための動きを見せてほしいと働きかけているようだ。 選手側も出場機会を望んでおり、今夏の移籍を希望する可能性はあるとのこと。ファンからの人気は依然として高いが、背番号「10」を背負うスミス・ロウはどのような決断を下すだろうか。 2024.06.04 16:10 Tue

アーセナルの記事ランキング

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アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat
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アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun
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「前半の方がやりやすかった」3バックに一定の手応えを語った冨安健洋、キャプテンマークは特別な感情話も「もう若くないな」

日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 3バックの一角で先発出場し、後半は右サイドバックに入った冨安。試合を振り返り、「勝てて良かったです」と6戦全勝で終われたことを喜んだ。 3バックについては「ビルドアップのところでもノッキングはなかったですし、個人的にもやりやすくやれました」と一定の手応えがあったとのこと。同サイドのMF堂安律については「守備のところでできるだけ律を前に出してやりたいという気持ちもありましたし、それはできたと思います」と語り、「律も勝手に行ってくれるので、後ろを調節して、ポジティブな内容だったと思います」と、コンビネーションでも上手くバランスを取ってやれたようだ。 後半はDF伊藤洋輝を入れて4バックの関係になったが、「選手を入れ替えて、特徴的に4枚に見えたと思いますけど、ビルドアップの時は4とか3は相手を見て変えました」と、相手の動きに合わせて、立ち位置を変えていたという。 また「前半上手くいっていたので、4だから、3だからとあまり変わらないようにと後ろでは喋っていっていました。立ち位置のところは相手を見ながら意識してやりました」と、ピッチ上でしっかりと判断し、上手く対応したと振り返った。 どちらのシステムもプレーした冨安は「個人的に言えば、前半の方がやりやすさがありました」と、[3-4-2-1]に手応えがあったとし、「後半は立ち位置のところでは有効的ではなかったかなと思います」と、少し後半は問題を抱えていたという。 具体的には[4-4-2]の相手に対し「埋めるべきスペースがあって、それを全員が共有できているわけではないです」と、コメント。「ただ、このチームが求められていることでもないので、選手との関係で調整していく感じですね」と振り返り、チームとして上手くポジションを取り切れなかったとした。 MF遠藤航が途中交代したことで、キャプテンマークを巻くこととなった冨安。「特にはないです笑」と、特別な感情はなかったとしたが「年齢的に上になって来ていますし、代表だけでなくアーセナルでも。もう若くないなと思っています」と、そういった役割を担う年齢になっていることを感じているという。 アジアカップでは苦戦した日本。最終予選ではその苦しんだ相手たちとの対戦が待っている。 「まずはしっかり無失点で2次予選を終えられたことはポジティブです」と語った冨安は、「最終予選はレベルが数段上がると思うので、また集まったときにしっかり勝てる準備をしたいですし、それぞれ自分のチームでの時間の方が長いので、出場時間を伸ばすだったり、体調を整えたりすることが大事ですね」と、良いコンディションで9月を迎えることが大事だとした。 現在の日本代表は、ディフェンスラインは海外組ばかり。今回のメンバーは、DF長友佑都(FC東京)以外は全員海外組。長友も長らくヨーロッパでプレーしたため、カタールでプレーするDF谷口彰悟以外は高いレベルを経験した選手ばかりだ。 冨安はディフェンスラインについて「間違いなく厚みはできていると思います」と、選手が揃っているとコメント。「今までの代表だと前の選手のタレントが見られがちでしたけど、今はチーム全体的にどのポジションにも良い選手たちがいることは間違いなく良いことです」と、守備の選手たちを含め、チーム全体の個々のクオリティが上がっているとした。 2024.06.12 06:45 Wed
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今季18試合32得点がバイエルンを魅了...アーセナルが16歳チド・オビの流出を阻止すべく必死

アーセナルはU-17デンマーク代表FWチド・オビ=マルティン(16)の流出を阻止すべく必死だ。 チド・オビは2007年生まれの188cmセンターフォワード。ナイジェリア出身の両親を持ち、世代別代表は故郷デンマークと在住地イングランドを行ったり来たりする。 22年夏にコペンハーゲンからアーセナルへ加入後、現在はU-18チームに身を置き、今季のU-18プレミアリーグで18試合32得点。一方、ここ最近バイエルンからの接触が伝えられる。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、これを受けてアーセナルはチド・オビとの新契約締結へ向けた作業を加速。プロ契約前の16歳とあって金銭的な誘惑はできず、とにかく説得、説得、説得だという。 同じくナイジェリア系のブカヨ・サカを挙げて、近いうちのトップチーム昇格も提示しているとされる一方、バイエルンも動きを止めず。16歳はどのような判断を下すだろうか。 2024.06.17 18:25 Mon
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ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

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