ビッグクラブから関心集中も、マッケンナ監督はイプスウィッチとの長期契約決断か

2024.05.28 16:20 Tue
キーラン・マッケンナ監督はイプスウィッチで引き続き指揮を執ることに
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キーラン・マッケンナ監督はイプスウィッチで引き続き指揮を執ることに
イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督(38)は、チームに残留する見通しとなったようだ。

かつてマンチェスター・ユナイテッドに5年ほど在籍し、U-18チームの指揮官やファーストチームのアシスタントコーチを務めていたマッケンナ監督。2021年12月、当時リーグ1(イングランド3部)に所属していたイプスウィッチの指揮官に就任した。
キャリア初のトップチーム監督となったマッケンナ監督は、そこから一気にチームを押し上げることに。2022-23シーズンに2位でチャンピオンシップ(イングランド2部)昇格を果たすと、今シーズンも安定した戦いでチャンピオンシップ2位にチームを導き、プレミアリーグ昇格を達成した。

瞬く間にイプスウィッチをトップリーグまで押し上げたマッケンナ監督には、ビッグクラブからの関心が集中。これまでチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが招へいを検討と報じられていた。

しかし、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者によると、マッケンナ監督はイプスウィッチで引き続き指揮を執る決断を下したとのこと。現在はクラブと長期契約について交渉中であり、近いうちに新契約が締結される模様だ。
チームを2年連続昇格へと導いた最大の立役者が残留となれば、来シーズンのプレミアリーグでもイプスウィッチの戦いには大いに期待できるだろう。

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来季プレミア挑戦のイプスウィッチ、チェルシーからレンタルの20歳FWハッチンソン確保目指す

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3部から2部へ昇格1年目でついに首位浮上…22年ぶりプレミア復帰も視野に入るイプスウィッチの指揮官「順位表は見なくていい」

イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督が充実ぶりを口にした。 今季リーグ1(イングランド3部)からチャンピオンシップ(同2部)に昇格1年目のイプスウィッチ。そんな彼らが第40節を終えて26勝9分け5敗…3日時点で暫定ながらも首位に立つ。 今季のチャンピオンシップをけん引して来たのは、1年でのプレミア復帰を目指すレスター・シティ。しかし、序盤戦から首位をキープして来た彼らも年明けから次第に勢いが衰え、ついに暫定ながらもその座を明け渡すことに。昇格にもかかわる財務問題が表面化した件が、選手たちの心理面に影響を与えていることも想像に難くない。 レスターはさておき、大躍進のイプスウィッチ。 マッケンナ監督は選手キャリアがトッテナムU-18で終わりながらも、若くして指導者に転身した37歳の青年指揮官。古巣スパーズやマンチェスター・ユナイテッドなどを経て、イプスウィッチが3部時代の2021年12月から現職…その“積み上げ”が今日の順位というわけだ。 1日には第40節が行われ、プレミア昇格争いのライバルであるサウサンプトンを90+7分の劇的決勝点で3-2と撃破...これによって暫定首位に。マッケンナ監督は試合後、クラブ公式サイトを通じ、選手らを称えた。 「いちフットボールクラブにとって、これほどパーフェクトな日はあるだろうか。順位表を見る必要はない。サウサンプトンは昨季までプレミアリーグにいただけでなく、優れたポゼッション戦術の素晴らしいチームだ」 「しかしだ。我々の選手たちも常に全力を注ぎ、勇気とスピリットと質(クオリティ)を披露している。試合中に脅威にさらされても、そこから学び、改善し、素晴らしい結果を生み出してきた」 この日、収容人数2万9673人の本拠地ポートマン・ロードに詰めかけたのは2万9393人。指揮官は絶え間ないサポートのファンへの感謝も口に。 「ファンも素晴らしかった。このクラブは全イギリス国民に向けて自分たちをアピールするに相応しい。今日を含め、今季ここまで心の底から楽しめるゲームがいくつかあったが、それら全てが良い思い出であり、我々の心に残り続けるものだ」 プレミアリーグ昇格に関する言及はなくとも、チーム状況と雰囲気の良さをうかがわせる言葉を紡いだマッケンナ監督。イプスウィッチとチャンピオンシップ…プレミアに劣らない白熱ぶりがそこにはある。 世界的アーティストのエド・シーランも出資するイプスウィッチは、2001-02シーズン以来となるプレミア昇格を目指す。 ◆チャンピオンシップ上位 1位 イプスウィッチ | 勝ち点87 | +33 | 40試合 2位 リーズ | 勝ち点86 | +44 | 40試合 ---自動昇格--- 3位 レスター | 勝ち点85 | +42 | 39試合 4位 サウサンプトン | 勝ち点74 | +25 | 38試合 5位 WBA | 勝ち点68 | +23 | 40試合 6位 ノリッジ | 勝ち点64 | +14 | 40試合 ---昇格プレーオフ進出--- 7位 コベントリー | 勝ち点60 | +17 | 39試合 8位 プレストン | 勝ち点59 | -3 | 39試合 2024.04.03 18:45 Wed
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デ・ゼルビ監督退任で新指揮官探すブライトン、イプスウィッチの若手指揮官に注目か

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは、退任したロベルト・デ・ゼルビ監督の後任候補をリストアップしたようだ。 ブライトンは2022年9月にデ・ゼルビ監督が就任すると、2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、今シーズンはそのELでラウンド16に進出していた。 しかし、プレミアリーグでは三笘薫ら多くの負傷者が生じたこともあって、昨シーズンほどの結果は残せず。先週末のプレミアリーグ最終節でマンチェスター・ユナイテッドに敗れて11位に転落し、ボトム10フィニッシュとなった。 そしてシーズン終了直後の18日、クラブはデ・ゼルビ監督の退任を発表。クラブは現在、新シーズンに向けて新指揮官探しを始めている。 そんな中で、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、有力候補としてイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督(38)の名前が浮上しているようだ。 マッケンナ監督は、 2021年12月にイプスウィッチの指揮官に就任。昨シーズンにリーグ1(イングランド3部)からチャンピオンシップ(2部)への昇格を決めると、続く今シーズンはクラブを22年ぶりのプレミアリーグ昇格へと導いた。 優れた手腕を発揮しているマッケンナ監督には、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも関心。交渉を開始したとも報じられるブライトンが、他クラブに先んじてどのような話し合いをするかが注目される。 2024.05.22 10:40 Wed

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やはりルカクはサウジ行きが妥当? 関心寄せるナポリは大金得たとて…

ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はやはりサウジアラビア行きが妥当な線か。 2020-21シーズンのセリエA得点王・ルカク。この時点でインテルの“顔”だったストライカーは、21年夏にクラブの財政状況から売却を迫られたこともあり、チェルシーへ。 21-22シーズンはチェルシーで期待外れに終わり、22-23シーズンはインテルにローン復帰で一定のインパクトも急な心変わりで実質的な喧嘩別れ、23-24シーズンはローマにやはり1年ローンで拾われてそこそこ活躍。 ここ数年の成績はともかく、保有元チェルシーはルカクを売却したいところだが、金銭的な事情により、なかなか完全移籍で買い取ってくれるところがない、というのが現状。無論ローマも買い取り不可能とされる。 そこへサウジ勢とナポリからの関心が。 ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)を売却した場合に限って、ルカク獲得の可能性がわずかに上昇。人気銘柄オシムヘンを売れば、そこそこの金額が懐に入ってくることは想像に難くない。 しかし、前述の通り、ルカク獲得の可能性は極小。 大金を得たとて、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がチェルシーの希望通り(4300万ユーロ/約72.1億円/リリース条項)に財布の紐を緩めることは、どうしたって考えにくい。 したがって、ルカクは資金力が突き抜け、札束の雨を降らせることに躊躇がないサウジアラビアのトップクラブ行きが、現実的なキャリアのネクストステップか。 ルカクの扱い方をよく知るアントニオ・コンテ新監督がどれだけ望もうとも、デ・ラウレンティス会長が4300万ユーロの支払いを許可することは流石になさそうだが、果たして。 2024.06.17 16:50 Mon
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2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri
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ブラジルの逸材SBペドロ・リマが急転直下のウルブス入り! 先日にチェルシー行き合意報道も…

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移籍金は最大80.4億円? アストン・ビラがチェルシーとオランダ代表DFマートセン獲得で合意か

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