チェルシーを電撃退団したポチェッティーノ監督、ユナイテッドがテン・ハグの後任として招へいに動き出す可能性

2024.05.22 12:15 Wed
チェルシーと契約解除で退団したポチェッティーノ監督
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チェルシーと契約解除で退団したポチェッティーノ監督
チェルシーの指揮官を電撃的に退任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督(52)だが、すでに2つのクラブから狙われているという。

今シーズンからチェルシーで指揮を執っていたポチェッティーノ監督。イングランド代表MFコール・パーマーの目覚ましい活躍などがあった一方で、チームとしては不安定さを露呈。プレミアリーグを6位でフィニッシュし、なんとか来シーズンのカンファレンス・リーグ(ECL)の出場権は獲得したが、満足いくシーズンではなかった。

すると21日、チェルシーとの双方合意の下で退任が決定。1年でチームを去ることになったが、今シーズン限りで多くの監督が退任することもあり、すでに後任候補に狙われているという。
イギリス『イブニング・スタンダード』によると、ポチェッティーノ監督を狙っているのは、マンチェスター・ユナイテッドバイエルンだという。

バイエルンはトーマス・トゥヘル監督の退任が決定しており、後任監督探しが難航中。一方のユナイテッドは、エリク・テン・ハグ監督の去就が不透明だが、新オーナーによる改革があるとみられ、FAカップ決勝の結果次第では解任される可能性もあるとされている。
ポチェッティーノ監督がチェルシーを去る理由は、自身の権限。チームの編成に対しての影響力を求めたポチェッティーノ監督だったが、オーナーとの意見が合わずにチームを去ることを決断した。

シーズン終盤にはチェルシーを回復させ、プレミアリーグのラスト15試合では9勝5分け1敗。5連勝でシーズンを終えただけに、その手腕に目をつけるのは当然と言えるだろう。

ユナイテッドの新オーナーとなるINEOSはポチェッティーノ監督の手腕を崇拝しており、シーズン終了後にすぐ交代に踏み切られる可能性も。果たしてどのような結果になるか、また1人市場に浮いた監督が出たことは、多くのクラブに影響を与えそうだ。

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伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」

▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri

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