PSGムキエレが振り返る今季1年…順当にフランス王者もやはり満足できずか「僕もチームもいつかは太陽が昇る」
2024.05.13 17:40 Mon
PSGの元フランス代表DFノルディ・ムキエレ
パリ・サンジェルマン(PSG)の元フランス代表DFノルディ・ムキエレ(26)。チームも個人レベルも満足いくシーズンではなかったようだ。フランス『フットメルカート』が伝える。
今季も順当にリーグ・アンを制した一方、チャンピオンズリーグ(CL)は4強敗退でまたも欧州制覇ならずのPSG。歴史が繰り返され、象徴たるキリアン・ムバッペの退団も決まった。
加入2年目のムキエレは最終ラインならどこでも対応可能な利便性を持ち、昨季は公式戦25試合に出場。後半戦の長期離脱を除けば、一定のプレータイムが保証された。
しかし、ルイス・エンリケ体制発足の今季は、そのケガで出遅れ、ここまで19試合出場止まり。先発も半分未満の9試合に過ぎず、クローザーとしての役割が大半を占める。
直近の“消化試合”トゥールーズ戦は2カ月ぶりに先発起用も1-3で敗戦…試合後に語った内容からは、チームの戦績も含め、やはり満足いくシーズンではなかったことがうかがえる。
「僕としては、プレータイムがたとえ10分でも熱心に練習することを怠っちゃいけない…プロフェッショナルの最低限だし、本職ではない守備位置でもチームのために全力を尽くす」
「今はとにかく『諦めたくない』…。 あまりプレーできない状況で、少しばかり心に穴が空いている感じかな。でも誰も助けてはくれない。最後は自ら頑張るしかない」
「僕もチームもいつかは太陽が昇るはず。PSGに何かポジティブなものをもたらそうと努めているし、これ(サッカー)はチームスポーツ。プレーできなくても幸せがないわけじゃない」
「僕が出ない時は、他の選手たちが頑張っているわけだしね。あまりプレーできなかった後悔はある…出ている選手のレベルに追いつけるよう努力しないと」
2カ月ぶりの先発起用でチームは敗れ、後半途中に交代。気丈にも前を向いたムキエレだが、ルイス・エンリケ監督は同選手を構想外にするとの見立てもあり、去就が揺らいでいる。
今季も順当にリーグ・アンを制した一方、チャンピオンズリーグ(CL)は4強敗退でまたも欧州制覇ならずのPSG。歴史が繰り返され、象徴たるキリアン・ムバッペの退団も決まった。
加入2年目のムキエレは最終ラインならどこでも対応可能な利便性を持ち、昨季は公式戦25試合に出場。後半戦の長期離脱を除けば、一定のプレータイムが保証された。
直近の“消化試合”トゥールーズ戦は2カ月ぶりに先発起用も1-3で敗戦…試合後に語った内容からは、チームの戦績も含め、やはり満足いくシーズンではなかったことがうかがえる。
「何を言われてもリーグ・アン制覇は特別なもの。僕たちPSGはこのリーグ・アンで苦しみを味わったし、『PSGならこの大会は簡単』なんて意見には同意できないよ」
「僕としては、プレータイムがたとえ10分でも熱心に練習することを怠っちゃいけない…プロフェッショナルの最低限だし、本職ではない守備位置でもチームのために全力を尽くす」
「今はとにかく『諦めたくない』…。 あまりプレーできない状況で、少しばかり心に穴が空いている感じかな。でも誰も助けてはくれない。最後は自ら頑張るしかない」
「僕もチームもいつかは太陽が昇るはず。PSGに何かポジティブなものをもたらそうと努めているし、これ(サッカー)はチームスポーツ。プレーできなくても幸せがないわけじゃない」
「僕が出ない時は、他の選手たちが頑張っているわけだしね。あまりプレーできなかった後悔はある…出ている選手のレベルに追いつけるよう努力しないと」
2カ月ぶりの先発起用でチームは敗れ、後半途中に交代。気丈にも前を向いたムキエレだが、ルイス・エンリケ監督は同選手を構想外にするとの見立てもあり、去就が揺らいでいる。
ノルディ・ムキエレの関連記事
パリ・サンジェルマンの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
ノルディ・ムキエレの人気記事ランキング
1
シュクリニアル難航のPSG、ライプツィヒから今夏2人目の補強考慮か?
パリ・サンジェルマン(PSG)が、RBライプツィヒのフランス人DFモハメド・シマカン(22)の獲得に興味を示しているようだ。 今夏の移籍市場でセンターバックの補強を目指すPSGは、インテルのスロバキ代表DFミラン・シュクリニアル(27)をトップターゲットに定めている。 しかし、インテルが後釜候補だったトリノのブラジル人DFグレイソン・ブレーメルの獲得に失敗した影響などもあり、交渉が完全に停滞。7000万ユーロ(約95億6000万円)を要求するインテルに対して、PSGが獲得に二の足を踏む中、一部ではシュクリニアルがインテルとの契約延長に気持ちが傾いているとの報道もある。 PSGは今後もシュクリニアルの交渉を継続する一方、プランBとしてDFノルディ・ムキエレに続き、ライプツィヒから2人目の引き抜きを画策しているようだ。 フランス『レキップ』によると、ライプツィヒは昨夏ストラスブールから加入し、加入1年目に公式戦41試合に出場した若手DFの売却額を4000万ユーロ(約54億6000万円)に設定しているという。 また、決して非売品とは考えておらず、PSGは前述の金額を支払うか、交渉に選手の譲渡を含めることで、獲得は十分に可能だと見られているようだ。 ギニア人の両親の下、マルセイユで生まれ育ったシマカンは2019年7月にストラスブールでトップチームデビュー。187cmの長身に加え、右サイドバックでもプレー可能なスピードを兼備するアスリート型のセンターバックで、一対一に無類の強さを見せる若き守備者。また、プレー判断や左足の精度には課題を残すものの、ビルドアップの局面でも貢献できるセンターバックだ。 2022.08.11 21:28 Thu2
「フットボールでは予想外のことがたくさんある」シャビ・アロンソ監督が古巣バイエルン相手の大逆転突破狙う
レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が、ホームでの大逆転突破へ意気込む。 レバークーゼンは5日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでバイエルンと対戦し、0-3の完敗。GKマチェイ・コヴァルの痛恨ミスにDFノルディ・ムキエレの後半序盤の退場による自滅もあってベスト8進出へ厳しい状況に立たされた。 さらに、先週末のリーグ戦ではブレーメンに0-2で敗れた上、MFフロリアン・ヴィルツが負傷離脱する最悪な結果となり、11日にバイ・アレーナで逆転を目指す2ndレグは相当に厳しい戦いを強いられるはずだ。 それでも、大一番に向けた前日会見に出席したシャビ・アロンソ監督は、「フットボールでは予想外のことがたくさんある」と、古巣相手の大逆転突破が十分に可能だと主張。ファン・サポーターを含めクラブに関わる全員が奇跡を信じ戦い抜くことが重要だと語った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。 「第一歩は信じることだ」 「我々とスタジアムに来るファン。彼らは最初の瞬間から、我々が勝てると信じなければならない」 「我々にとってこれは別次元の試合であり、我々が心、情熱、積極性、激しさ、そして冷静さを持ってプレーすれば、我々の歴史に長く残ることになるだろう」 また、ヴィルツ不在による戦力の低下を認めながらも、同選手のために戦う力や結束がそれ以上の力を生み出すことを期待する。 「試合はそれだけでも十分重要だが、フロ(ヴィルツ)のために戦うことも要因となる可能性がある。我々には団結力、結束力があり、それがさらなる後押しになる可能性がある」 さらに、スペイン人指揮官は先週末のボーフムの金星を引き合いに出し、今回の大一番で自分たちも同様のサプライズを提供したいと意気込んだ。 「バイエルンファンの100%が、もう突破を決めたと思っている。一方で、土曜日のバイエルン戦で0-2で負けたとき、ボーフムファンの多くが(逆転できると)本気で思っていたかどうかはわからない」 「だがしかし、フットボールでは予想外のことがたくさん起きる。明日我々のピッチで同じことが起きるかもしれない。ボールが転がり始めたら、何が起きてもおかしくない」 2025.03.11 18:41 Tueパリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
1
韓国代表に痛手、イ・ガンインが足首負傷で離脱…25日にはW杯出場権を争う2位ヨルダンと直接対決
2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場を目指す韓国代表だが、MFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)が離脱することとなった。 韓国はグループBを戦っており、中東勢との難しい戦いを強いられた中で7試合を終えて勝ち点15の首位に立っている。 2位のヨルダン代表、3位のイラク代表との勝ち点差は「3」となっており、最後まで行方がわからない状況。25日には2位のヨルダンとの直接対決を控えている。 20日に行われたオマーン代表戦では1-1のドローに終わった韓国だが、イ・ガンインが試合終了間際に負傷。左足首を負傷してしまった。 韓国『聯合ニュース』によれば、ホン・ミョンボ監督はイ・ガンインについて「検査の結果、負傷は懸念していたほど深刻ではないことが分かった」とコメント。2週間程度の離脱になるとのことだ。 なお、ペク・スンホ(バーミンガム・シティ)、チョン・スンヒョン(アル・ワスル)も負傷により欠くことに。簡単ではない状況の韓国は中盤の才能を欠くことになるが、どんな結末となるだろうか。 2025.03.23 23:40 Sun2
ラビオが古巣PSGから卑劣チャント「亡くなった父親を侮辱するなんて…」、マルセイユは訴訟へ
マルセイユのフランス代表MFアドリアン・ラビオが古巣パリ・サンジェルマン(PSG)のサポーターから侮辱を受け、自身のSNSでPSGを非難した。 ラビオは16日にパルク・デ・プランスで行われたリーグ・アン第26節PSG戦に先発。フル出場していたが、PSGサポーターが陣取るスタンドで自身と家族に対する侮辱を示す横断幕が掲げられていた。 パリ出身で2012年から2019年までPSGに在籍して活躍した中、ユベントスを経てライバルクラブのマルセイユに移籍したことに腹を立てた一部サポーターによる暴挙だったが、ラビオはSNSで次のようにコメントした。 「母親と亡くなった父親を侮辱するなんて…。いつかは全てを償わなければならない。天国に持っていくことはできない。ナセル(PSG会長)、世界中のお金、それ以上を持っていたとしても品格は買えない」 また、マルセイユも今回の件を受け「PSGとの試合で観客席に掲げられた横断幕や侮辱的、人種差別的チャントを可能な限り強い言葉で非難する。そしてラビオの家族を標的とした個人攻撃は卑劣で容認できない。ラビオの家族に対する全面的なサポートと最大限の連帯を提供したい。彼らがXに対して起こした訴訟に加わることを発表する」と声明を出し、PSGのウルトラスを痛烈に非難した。 2025.03.18 12:00 Tue3
2ndレグ主役はPK戦で圧巻連続セーブのドンナルンマ! PSGが難所アンフィールド攻略でリバプールを破ってベスト8進出【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグ、リバプールvsパリ・サンジェルマン(PSG)が11日にアンフィールドで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘は2戦合計1-1で終了。PK戦を1-4で制したPSGの準々決勝進出が決まった。なお、リバプールのMF遠藤航は延長戦の111分から途中出場した。 敵地で行われた1stレグでは攻守両面で圧倒されたなか、守護神アリソンの神がかったゴールキーピングと終盤投入のエリオットが決めた値千金のゴールによって1-0の先勝を収めたリバプール。先週末のリーグ戦でもサウサンプトンに3-1の逆転勝利を収め、良い状態でホーム開催の大一番を迎えた。なお、スロット監督は内容面で圧倒された1stレグと全く同じスタメンで臨んだ。 一方のPSGは1stレグで承服しがたい結果となったが、先週末のリーグ戦では大幅にメンバーを入れ替えながらもスタッド・レンヌに4-1で快勝。しっかりバウンスバックを果たして難所に乗り込んだ。前回対戦と同様のアプローチを示唆したルイス・エンリケ監督は、リバプール同様に1stレグと全く同じスタメンで逆転突破を目指した。 ともに1stレグと全く同じメンバーで臨んだなか、リバプールが勢いを持って試合に入った。キックオフからエンジン全開のホームチームは4分、ソボスライ、マク・アリスターの飛び出しから左のポケットに侵入。最後はボックス右でマイナスの折り返しに反応したサラーが左足シュートを枠に飛ばすが、ここはDFヌーノ・メンデスの見事なシュートブロックに阻まれる。続く6分にもボックス中央のサラーにシュートチャンスが訪れるが、今度は枠の左に外してしまった。 前回対戦から一転して敵地で守勢の入りとなったPSGだったが、この試合ではファーストチャンスをものの見事にゴールに結びつけ、相手守護神アリソンの牙城をついに破る。 12分、自陣左サイドのヌーノ・メンデスが最前線から中盤に落ちたデンベレへグラウンダーの縦パスを差し込むと、反転してドリブルで前進した背番号10が右のバルコラに預けてゴール前に走り込む。バルコラのグラウンダーの折り返しはDFコナテのブロックに遭うが、GKアリソンに先んじてこぼれに詰めたデンベレが無人のゴールへ右足シュートを流し込んだ。 2戦合計1-1のイーブンとなった試合は引き続きホームチームが押し込む展開となったが、PSGも鋭いカウンターでフィニッシュのシーンを作り出して応戦。ここから一進一退の攻防が繰り広げられていく。 右のサラーを起点に厚みのある攻撃を仕掛けるリバプールは、失点直後にコナテのミドルシュートでGKジャンルイジ・ドンナルンマにファインセーブを強いたが、以降はクロスやラストパスを相手守備陣に撥ね返される場面が目立つ。 これに対して縦に速い攻めを、より効果的にフィニッシュへ繋げていくPSG。32分にはショートカウンターからデンベレがボックス内に抜け出すが、ここはGKアリソンの勇敢な飛び出しに遭う。さらに、35分、41分とボックス付近でクワラツヘリア、デンベレが決定的なシュートを放ったが、いずれもDFが懸命に出した足によってコースがわずかに変わって枠を捉え切れなかった。 2戦合計イーブンで折り返した後半、互いに選手交代は行わずにハーフタイムの修正によって様子を見る形に。 睨み合いの状況が続くなか、53分にはリバプールがアレクサンダー=アーノルドの連続シュートなど波状攻撃を仕掛けてソボスライのシュートでゴールネットを揺らしたが、ここは起点となったルイス・ディアスのオフサイドを取られてゴールは認められず。 それでも、一連の攻撃でスタジアムのボルテージが一気に上がると、この直後にはボックス内でソボスライのシュート、マク・アリスターの右CKをゴール前のディアスが頭で合わせる決定的なシュートが続く。しかし、ここはDFのブロックとGKドンナルンマの長いリーチを活かしたビッグセーブに阻まれた。 守備陣の粘りの対応によって守勢を凌いだPSGは67分、バルコラを下げてドゥエを投入。ここまで飛ばしてきた相手の運動量低下もあって、ようやく押し返して相手陣内でのプレータイムを増やしていく。 一方、自分たちの時間帯でゴールを取り切れなかったホームチームにアクシデント発生。守備対応の際のスライディングで芝に引っかかる形でヒザを捻ったアレクサンダー=アーノルドがプレー続行不可能に。 これを受け、スロット監督はジョタとの交代でスタンバイさせていたヌニェスとともにクアンサーを73分にスクランブル投入。ただ、交代で入ったクアンサーは79分、ロバートソンのFKにタイミング良く抜け出してダイビングヘッド。左ポストを叩く決定的なシーンに顔を出した。 消耗戦色濃くなった後半終盤はPSGが盛り返して試合は膠着状態に陥る。互いに土壇場での一発を目指したものの、集中した相手の守備を崩し切るまでには至らない。180分の攻防で決着が付かず、準々決勝の行方は延長戦に委ねられることになった。 後半を終えたタイミングでリバプールはマク・アリスターに代えてカーティス・ジョーンズを、PSGはファビアン・ルイスに代えてザイール=エメリを投入。延長戦に入っても流れのなかで決定機まで持ち込めず、互いにセットプレーでチャンスを窺う状況が続く。 その後、リバプールはガクポ、1stレグ勝利の立役者であるエリオットを、PSGはイ・ガンインを投入し、最後の勝負に出た。延長後半の109分にはボックス左でヴィティーニャからパスを受けたデンベレにビッグチャンスも、枠の右隅を狙った右足シュートはGKアリソンのビッグセーブに阻まれた。 この直後にコナテが筋肉系のトラブルか、プレー続行不可能となると、スロット監督は遠藤をセンターバックにスクランブル投入。以降はアウェイチームが状況が続いたが、リバプールの粘りの守備を再びこじ開けることはできず。2戦合計1-1のまま延長戦でも決着は付かなかった激闘は、世界最高峰のGK2人が主役を担うPK戦に突入した。 このPK戦ではPSGの守護神が圧巻のパフォーマンスで主役に。1人目のサラーにこそ決められたものの、2人目のヌニェス、3人目のジョーンズのシュートを完璧な読みで連続セーブ。その守護神に応えた攻撃陣もヴィティーニャ、ゴンサロ・ラモス、デンベレ、ヴィティーニャの4人全員が成功し、難所アンフィールド攻略でベスト8進出を決めた。 リバプール 0-1(PK:1-4) パリ・サンジェルマン 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(前12) 2025.03.12 07:55 Wed4
古橋亨梧が途中出場のレンヌに4発快勝のPSGがリバプールとの2ndレグに弾み!【リーグ・アン】
パリ・サンジェルマン(PSG)は8日、リーグ・アン第25節でスタッド・レンヌとアウェイで対戦し4-1で勝利した。レンヌのFW古橋亨梧は81分からプレーしている。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのリバプール戦を惜敗した首位PSG(勝ち点63)は、その試合のスタメンからバルコラ、ジョアン・ネヴェス、パチョ以外の8人を変更。3トップにイ・ガンイン、ゴンサロ・ラモス、バルコラを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 古橋が5試合連続のベンチスタートとなった11位レンヌ(勝ち点29)に対し、PSGは16分にリュカ・エルナンデスのロングスルーパスで左サイドを突破したバルコラがボックス左から侵入しシュートを放ったが、これはGKサンバが左手で弾いた。 主導権を握ったPSGは27分、中盤で獲得したFKから素早いリスタートを見せると、ドゥエのスルーパスでDFの裏に抜け出したバルコラがボックス左からGKサンバの股下を抜くシュートでゴールネットを揺らした。 先制を許したレンヌは41分、左サイド深くまで持ち上がったブラスのバックパスを受けたジェームズが左クロスを供給すると、メイテがヘディングシュートで合わせたが、これはクロスバーを直撃した。 1点リードで前半を終えたPSGは、後半開始早々に追加点を奪う。50分、ドゥエのスルーパスで左サイドを抜け出したバルコラがボックス左から折り返すと、最後は中央のゴンサロ・ラモスがゴールに流し込んだ。 リードを広げられたレンヌは、53分にブラスの右CKをニアに走り込んだジャケがフリックすると、これをゴール正面のブラシエが頭で押し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、レンヌは81分にメイテを下げて古橋をピッチに送り出す。しかし、再びスコアを動かしたのはアウェイチームだった。 PSGは91分、クワラツヘリアのスルーパスでDFの背後に抜け出したハキミがボックス内まで切り込むと、飛び出したGKを引きつけてラストパス。これをデンベレが無人のゴールに流し込んだ。 さらにPSGは94分にも、ヴィティーニャのパスをボックス中央右で受けたデンベレが狙いすましたシュートをゴール右隅に流し込み、4点目を奪った。 結局、試合はそのまま4-1でタイムアップ。PSGが快勝でリバプールとの2ndレグへ弾みをつけている。 スタッド・レンヌ 1-4 PSG 【スタッド・レンヌ】 リリアン・ブラシエ(後7) 【PSG】 ブラッドリー・バルコラ(前28) ゴンサロ・ラモス(後5) ウスマーヌ・デンベレ(後46) ウスマーヌ・デンベレ(後48) 2025.03.09 08:40 Sun5