アーセナルがイタリア代表MFジョルジーニョと契約延長! 残留希望が叶う「チームに残れて本当に嬉しい」

2024.05.09 22:54 Thu
アーセナルに残ることが決まったジョルジーニョ
Getty Images
アーセナルに残ることが決まったジョルジーニョ
アーセナルは9日、イタリア代表MFジョルジーニョ(32)との契約延長を発表した。なお短期契約に合意したという。

ジョルジーニョは、エラス・ヴェローナ、サンボニファチェーゼ、ナポリ、チェルシーでプレー。ブラジルにルーツを持ちながらイタリア代表としてプレーした。

マウリツィオ・サッリ監督の下で花開き、ナポリとチェルシーでゲームメーカーとして躍動。それでも大型補強を敢行したクラブで余剰戦力となり、2023年1月にアーセナルに加入した。
アーセナルでは移籍直後には出番を得るも、完全にレギュラーポジションを掴んでいるわけではなく、今シーズンも控えがメインに。それでも重要な局面での仕事ぶりはチームの支えになっており、優勝争いに貢献している。

様々な移籍の憶測が出ている一方で、ミケル・アルテタ監督は高く評価し頼りにしていることを示してきていたが、クラブに留まることを決断してくれることとなった。
なお、アーセナルでは公式戦51試合に出場し1ゴール3アシストを記録している。

ジョルジーニョはクラブを通じてコメントしている。

「このファミリーの一員になれるのは光栄なことなので、ここに残れて本当に嬉しい。僕の家族は幸せだ。僕たちは本当によく落ち着いている。そしてこれからさらに多くのことが起こるだろう!」

また、アルテタ監督、そしてエドゥSD(スポーツ・ディレクター)からの信頼により、契約にサインすることは簡単だったという。

「正直に言うと、話すことはあまりなかった」

「ここでは本当に気分が良いからだよ。彼らが僕に感謝し、僕にもっと長く滞在してほしいと思っていることを知ることは、僕にとって大きなことだった。もっとやるべきことがあると感じているし、それが僕がここに留まる理由だ」

さらに、ライバルであるチェルシーから加入した自分を、アーセナルサポーターが歓迎してくれたことも大きかったと語った。

「それは多くのことを意味する。そして、それが契約に署名するもう一つの理由だ。なぜなら、彼らは僕に多くの愛情とサポートを与えてくれているから、僕は彼らにもっと与えることができる。そしてそうしたいと思っている。僕が望むのはそれを返してもらうことだけだ」

「僕は自分のできるすべてを周りの人たちに捧げるように努めている。それは時には抱擁であったり、時には言葉であったり、時には何かを示したりすることもある。僕はどんな状況でもできる限り助けようとしているだけだ。ここにいる誰もが僕を信頼できていると感じている。僕はいつでも彼らのためにそこにいる」

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「この痛みを糧に…」準決勝敗退のアーセナル、「十分ではなかった」と繰り返すウーデゴールは圧巻ボレーも阻まれる「素晴らしいセーブに敬意」

アーセナルのキャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグが行われ、アーセナルはアウェイでPSGと対戦。ホームでの1stレグで1-0と敗れており、突破のためには最低でも90分間での勝利が必要だった。 そのアーセナルは立ち上がりから勢いを持ってプレー。序盤から決定機を作ると、8分にはロングスローの流れからウーデゴールが強烈ボレー。しかし、GKジャンルイジ・ドンナルンマが立ちはだかる。 すると27分にはFKの流れからファビアン・ルイスの強烈ハーフボレーが決まりPSGが先制。さらに72分にはアクラフ・ハキミには追加点を奪われて万事休す。76分にブカヨ・サカがなんとか1点を返すも、3-1で敗れて敗退となった。 試合後イギリス『TNT Sports』にウーデゴールがコメント。良いプレーはしたものの、十分ではなかったと振り返った。 「僕たちは全力を尽くした。試合の入りはとても良く、積極的に攻め、勢いに乗って大きなチャンスをいくつか作った。しかし、最終的には十分ではなかった」 「ボックス内では良いプレーができたと思うけど、ボックス内で両試合を通しては十分なプレーではなかった。相手GKの素晴らしいセーブの数々に敬意を表する」 19年ぶりのCL決勝進出を逃したアーセナル。プレミアリーグでも3年連続優勝争いはしたもののタイトルは今シーズンもなし。発展途上ではありながらも、結果を残せていない中で反省も口にした。 「この経験から学ぶ必要がある。良いプレーはたくさんしたけど、それでも十分ではなかった。特に、試合の行方が決まるゴール前ではね。そこはさらに鋭さを磨かなければならない。この痛みを糧に、さらに強くなって戻ってきたいと思う」 アーセナルのシーズンはプレミアリーグの残り3試合。リバプール、ニューカッスルと苦手な2チームに加え、最下位のサウサンプトンとの試合が残っており、来シーズンのCL出場権確保なるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルが攻勢に出るもPSGの前に敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 11:55 Thu
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「彼は天才だ」 ハキミがルイス・エンリケ監督の手腕に心酔「素晴らしいチームを築いた」

パリ・サンジェルマン(PSG)のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが7日にホームで行われ、2-1で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのアーセナル戦後にコメントした。 敵地での1stレグを1-0で先勝していたPSG。守勢の序盤を守護神ジャンルイジ・ドンナルンマが1stレグに続く活躍で凌ぐと、27分にFKの流れからMFファビアン・ルイスがゴールを割って先制した。 その後は主導権を握ったPSGが後半にはPKを獲得。これはGKダビド・ラヤの好守に阻まれるも、72分にハキミが大きな追加点を奪取すると、アーセナルの反撃を1点に抑えて連勝とし、5季ぶり2度目の決勝進出とした。 2021年から在籍し、不動の右サイドバックとして活躍するハキミは昨季就任のルイス・エンリケ監督を「天才」と称し、決勝進出を喜んだ。 「信じられない気持ちだ。あの雰囲気を見ればわかるが…。僕らはこの瞬間のために懸命に練習してきた。多くの人が僕らの力を信じてくれなかったかもしれないが、それでも僕らは努力した。全てのファン、パリ市民、僕らの家族、僕らを支えてくれた全ての人。この瞬間を迎えるに相応しい存在だ。今日の試合を心から誇りに思う。そしてルイス・エンリケ監督は素晴らしい仕事をした。PSGの指揮官に就任してから素晴らしいチームを築いた。その裏には多くの努力があった。彼は天才だ」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナル相手に完勝!PSGは初優勝まであと1勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 11:30 Thu

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