ドブレーテでMOTM選出のヴィニシウス、「いつも物事をとても簡単にしてくれる」と先制点アシストの司令塔を称賛
2024.05.01 09:02 Wed
バイエルン戦でMOTM選出のヴィニシウス
レアル・マドリーのFWヴィニシウス・ジュニオールが、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた一戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
マドリーは、4月30日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグを2-2のドローで終えた。
守勢の前半序盤を凌いだアウェイチームは、前半半ばの24分にMFトニ・クロースの圧巻のラストパスに抜け出したヴィニシウスのゴールで先制に成功。以降は主導権を奪い返して危なげなく1点リードで試合を折り返した。
しかし、後半は立ち上がりに2点を奪われて逆転を許す。それでも、後半終盤に押し返すと、83分にFWロドリゴ・ゴエスが獲得したPKをヴィニシウスが決めて、敵地での初戦を2-2のドローで終えた。
エースとしてチームを敗戦から救う殊勲のドブレーテを達成し、欧州サッカー連盟(UEFA)が選出するマン・オブ・ザ・マッチに輝いたブラジル代表FWは、試合後に敵地での激闘を振り返った。
また、先制点の場面では自身の動き出しに合わせて完璧なラストパスを供給するなど、傑出したパフォーマンスを見せたドイツ代表MFに対しては「いつも物事をとても簡単にしてくれる」と、改めてその能力を称賛している。
「ああいったボールに集中し続けなければならない。クロースはいつも物事をとても簡単にしてくれて、僕のゴールをアシストしてくれた。同様にチームの守備の働きにも満足しているよ。もちろん改善しなければならないけど、このまま続ければホームで勝てるはずさ」
「僕らはよく一緒にトレーニングしている。クロースのことはよく知っているし、彼も僕のことをよく理解してくれている。とにかく今日は2ゴールを決めることができて嬉しいよ」
最後に「この大会では負けないことが大事」と今大会で未だ無敗を継続するエル・ブランコのエースは、8日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグに向けた意気込みを語った。
「この大会では負けないことが大事なんだ。まだ負けていないからこそ、僕らはここにいる。僕らは素晴らしいことを続けて、レアル・マドリーを決勝という本来あるべき場所に到達させなければならない。さあ、ホームで魔法の夜を過ごす時間だ」
マドリーは、4月30日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグを2-2のドローで終えた。
守勢の前半序盤を凌いだアウェイチームは、前半半ばの24分にMFトニ・クロースの圧巻のラストパスに抜け出したヴィニシウスのゴールで先制に成功。以降は主導権を奪い返して危なげなく1点リードで試合を折り返した。
エースとしてチームを敗戦から救う殊勲のドブレーテを達成し、欧州サッカー連盟(UEFA)が選出するマン・オブ・ザ・マッチに輝いたブラジル代表FWは、試合後に敵地での激闘を振り返った。
「僕らは常に勝ちたいと思っているけど、同時にこの大会がどのようなものであるかを理解している。そして、ボールを相手に渡すことはできない。両チームとも十分なクオリティを持っているけど、僕らはチャンスをものにするつもりだ。それは決して簡単なことではないし、次の試合まで落ち着いて休まなければならない。僕らもファンもベルナベウでの次の試合で全力を尽くすことを理解しているよ」
また、先制点の場面では自身の動き出しに合わせて完璧なラストパスを供給するなど、傑出したパフォーマンスを見せたドイツ代表MFに対しては「いつも物事をとても簡単にしてくれる」と、改めてその能力を称賛している。
「ああいったボールに集中し続けなければならない。クロースはいつも物事をとても簡単にしてくれて、僕のゴールをアシストしてくれた。同様にチームの守備の働きにも満足しているよ。もちろん改善しなければならないけど、このまま続ければホームで勝てるはずさ」
「僕らはよく一緒にトレーニングしている。クロースのことはよく知っているし、彼も僕のことをよく理解してくれている。とにかく今日は2ゴールを決めることができて嬉しいよ」
最後に「この大会では負けないことが大事」と今大会で未だ無敗を継続するエル・ブランコのエースは、8日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグに向けた意気込みを語った。
「この大会では負けないことが大事なんだ。まだ負けていないからこそ、僕らはここにいる。僕らは素晴らしいことを続けて、レアル・マドリーを決勝という本来あるべき場所に到達させなければならない。さあ、ホームで魔法の夜を過ごす時間だ」
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4
終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル②~モウリーニョ体制プレイバック~
2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ジョゼ・モウリーニョ体制/2010-13</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>モウリーニョ監督は、マドリーを指揮する前年、当時率いていたインテルでイタリア史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を達成。ポルトやチェルシーでの功績と合わせ、世界最高指揮官の1人として満を持して“新銀河系軍団”を率いることとなった。 前年には、ペレス会長がトップに返り咲き、マヌエル・ペジェグリーニ前監督の下でFWクリスティアーノ・ロナウドら大型補強を敢行していたマドリー。しかし、CLでは6シーズン連続のベスト16敗退、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイでの優勝にも届かず。モウリーニョ監督には、初年度に何らかのタイトルを獲得した上で、クラブを世界最高峰に復権させる仕事が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-2-3-1]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>モウリーニョ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFシャビ・アロンソら前年度に加入した選手を最大限生かせるよう、MFメスト・エジルやMFサミ・ケディラらを初年度に獲得。一方でFWラウールやMFグティら年齢を重ねていたスター選手たちを容赦なく切り捨てた。また、後に欠かせない選手となるMFルカ・モドリッチ、DFラファエル・ヴァランもモウリーニョ政権時に獲得している。 最前線のチョイスではFWベンゼマとFWイグアインに競争を強いていたが、その他はあまり変化させず。ベンゼマが落とし、エジルが前を向き、前線のC・ロナウドが電光石火のシュートを見舞う形は、“世界最高のカウンター”と評された。また、カバーリング範囲の広いDFペペと、インターセプトに優れるDFセルヒオ・ラモスの相性はすこぶる良く、指揮官の重視する守備戦術の根幹を担った。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~レヴァンドフスキの悪夢~</span> “スペシャル・ワン”という代名詞を引っ提げてやってきたモウリーニョ監督は、初年度からコパ・デル・レイ決勝で宿敵バルセロナを撃破し、3年ぶりの主要タイトルをもたらした。そして、2年目にはリーガ史上最多勝ち点100、得点121でリーガを制覇。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で史上最強とも呼ばれていたバルセロナと激しく火花を散らし、対等に渡り合った。 また、初年度からCLでも7シーズンぶりにベスト16を突破。3年連続でベスト4で終わってしまったものの、確実にクラブを前進させていた。しかし、指揮3年目にはロッカールーム内から不穏な空気が漏れ伝えられ、特にクラブのリビング・レジェンドでもあるGKカシージャスとの軋轢はモウリーニョ監督へのバッシングに繋がった。 そして、その2012-13シーズン、CL準決勝1stレグ・ドルトムント戦でFWロベルト・レヴァンドフスキに4得点を奪われて1-4と大敗。既にリーガではバルセロナの優勝が確実視されており、批判は加速することとなった。 結局、10度目の欧州制覇“デシマ”を達成できなかったモウリーニョ監督は、2013年5月に追われるようにして契約解除に同意している。<hr>▽ジョゼ・モウリーニョ 【在任期間】 3シーズン(2010-13) 【戦績】 [2010-11] 公式戦59試合44勝9分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点92) コパ・デル・レイ:優勝 [2011-12] 公式戦58試合45勝7分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:優勝(勝ち点100) コパ・デル・レイ:ベスト8 [2012-13] 公式戦61試合38勝12分け12敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点85) コパ・デル・レイ:準優勝 [合計] 公式戦178試合127勝28分け23敗 【主な獲得選手】 MFアンヘル・ディ・マリア、MFメスト・エジル、MFサミ・ケディラ、MFルカ・モドリッチ、MFカゼミロ、DFラファエル・ヴァラン 【主な放出選手】 FWラウール、MFラファエル・ファン・デル・ファールト、MFグティ、MFフェルナンド・ガゴ、MFエステバン・グラネロ、MFラサナ・ディアッラ 2019.03.10 18:00 Sun5