【プレミアリーグ第32節プレビュー】ユナイテッドvsリバプール! アーセナルは難敵ブライトン戦
2024.04.06 12:30 Sat
ミッドウィーク開催となった第31節は3強が揃って勝ち点3を積み上げて順位の変動はなし。トップ4争いではトッテナムが勝ち点1を積み重ねた一方、アストン・ビラ、マンチェスター・ユナイテッドが敗戦を喫している。
その敗戦から中2日でバウンスバックを図るホームゲームでは、先日のFAカップ準々決勝で奇しくも4-3のスコアで劇的勝利を挙げたリバプールを相手に3戦ぶりの勝利を目指す。ヴァランとエバンスの負傷でディフェンスラインに大きな不安を抱えており、ここ数試合で覚醒の気配を示すFWアントニーやガルナチョといったアタッカー陣の活躍に期待したいところだ。
対するリバプールは前節、アンフィールドで行われたシェフィールド・ユナイテッド戦に3-1で勝利。2連勝で首位を堅持した。前半に相手GKのミスを突いたFWヌニェスのゴールで先制したまでは良かったが、以降は追加点を奪い切れず。不運なオウンゴールから追いつかれた。それでも、MFマク・アリスターのジェラードを彷彿させる鮮烈なスーパーミドルで勝ち越すと、DFロバートソンとFWガクポの途中出場コンビでトドメの3点目を奪ってきっちり最下位相手に勝ち切った。
その首位チームを2ポイント差で追う2位のアーセナルは9位のブライトンとのアウェイゲームで連勝を狙う。前節のルートン・タウン戦では負傷のFWサカに加え、MFライスら一部主力を温存。MFトーマスやMFスミス・ロウ、FWネルソンら控え選手を起用すると、MFウーデゴールとオウンゴールによって2-0の勝利。スミス・ロウらバックアッパー陣の奮闘も光り、実りある勝利となった。
週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦を控えていることもあり、再びターンオーバーの可能性もあるが、前々節にリバプールを苦しめた難敵シーガルズに隙を見せれば勝ち点逸の可能性も十分にあるだけに気を引き締めて臨みたい。なお、直近2試合連続途中出場のDF冨安健洋に関してはバイエルン戦でのスタメン起用も期待されており、プレータイムを考慮に入れての起用となるかもしれない。
3位のマンチェスター・シティは週明けにCLのレアル・マドリー戦を控える中、14位のクリスタル・パレス相手に連勝を狙う。前節、アストン・ビラとの上位対決をMFフォーデンの今季2度目のハットトリックの活躍で4-1と快勝したシティズンズは、同試合でFWハーランドやMFデ・ブライネに完全休養を与えることに成功。今回の一戦ではDFウォーカーとDFアケを引き続き欠くものの守護神エデルソンに戦列復帰の可能性。よりプライオリティが高い週明けの一戦に向けて大幅にメンバーを入れ替えるのか、あるいはベストメンバーで早い時間帯に決着を付ける形を選択するのか。指揮官の用兵にも注目したい。
前節、そのシティに完敗した4位のアストン・ビラは、週明けのカンファレンスリーグ(ECL)でリールとの初戦を控える中で15位のブレントフォード相手にバウンスバックの白星を狙う。シティ戦では前半はまずまずのパフォーマンスを見せたが、後半は相手に圧倒される内容となった。リアリストのスペイン人指揮官は後半の比較的早いタイミングで主力を下げて今回の一戦に備える割り切った采配を見せたが、直近2試合でユナイテッドとブライトンと上位相手に勝ち点1ずつを拾っている難敵ビーズ相手にタフな戦いを強いられるはずだ。そういった中、トッテナム戦での愚行退場によって3試合のサスペンションから復帰するMFマッギンの禊の活躍に期待したいところだ。
5位のトッテナムは17位のノッティンガム・フォレスト戦で2戦ぶりの白星と共に4位浮上を目指す。前節のウェストハムとのダービーではFWブレナン・ジョンソンの開始早々のゴールで先制に成功したが、課題のセットプレーから失点。後半は押し込む展開が続いたが、MFマディソンとMFベンタンクールを下げたことでややリズムを失った結果、内容面では妥当と言える1-1のドローに終わった。パフォーマンス自体はそこまで悪くないが、好調時に比べてアタッキングサードでのアイデアや精度、決定力の部分で物足りなさがあり、直近のフルアム戦で6試合ぶりの白星を収めたフォレスト相手に細部へのこだわりを追求したい。なお、同試合は8日開催予定だったが、公共交通機関のストライキの影響で1日前倒しでの開催となりその日程変更の影響も懸念されるところだ。
ユナイテッド戦での会心の勝利によってトップハーフに返り咲いた10位のチェルシーは、最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に連勝を狙う。前述のユナイテッド戦ではMFカイセド、DFバディアシルの失点に直結するミスなど相変わらずパフォーマンスに大きな課題を残したが、パーマーのプレミアリーグ初のハットトリックの活躍で天敵を撃破。今後の巻き返しのきっかけになり得る大きな勝ち点3を挙げた。ただ、そういった試合の後に低調な戦いを見せる不安定さが現状の順位に繋がっているだけに、逆転残留へ後がないブレイズとのアウェイゲームではチームとしてしっかりと戦いたい。
その他では16位のエバートンと19位のバーンリーの残留争い直接対決や、DF橋岡大樹を擁する18位のルートンと12位のボーンマスの一戦。ヨーロッパ出場権獲得を目指す7位のウェストハム、8位のニューカッスルの戦いにも注目だ。
◆プレミアリーグ第32節
▽4/6(土)
《20:30》
クリスタル・パレス vs マンチェスター・シティ
《23:00》
アストン・ビラ vs ブレントフォード
エバートン vs バーンリー
フルアム vs ニューカッスル
ルートン・タウン vs ボーンマス
ウォルバーハンプトン vs ウェストハム
《25:30》
ブライトン vs アーセナル
▽4/7(日)
《23:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs リバプール
《25:30》
シェフィールド・ユナイテッド vs チェルシー
《26:00》
トッテナム vs ノッティンガム・フォレスト
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週明けにUEFAコンペティションの準々決勝1stレグを控える中、過密日程での開催となる今節は3強を含む強豪チームの戦いに注目が集まる。そして、最注目は6位のマンチェスター・ユナイテッドと首位のリバプールによる赤の名門対決だ。ユナイテッドは前節、直近のリーグ戦で12試合無敗の相性が良いチェルシーとアウェイで対戦。前半序盤に2失点を喫する厳しい入りとなった中、FWガルナチョとMFブルーノ・フェルナンデスの2ゴールで前半のうちに試合を振り出しに戻す。さらに、後半半ばには相手のミスを突いてガルナチョの2点目で逆転に成功。だが、逃げ切り濃厚と思われた後半最終盤にPKとショートコーナーからMFパーマーに2ゴールを叩き込まれてまさかの3-4の逆転負け。対ブルーズ13戦ぶりの敗戦によって2戦未勝利のチームはトップ4争いから実質的に脱落となった。対するリバプールは前節、アンフィールドで行われたシェフィールド・ユナイテッド戦に3-1で勝利。2連勝で首位を堅持した。前半に相手GKのミスを突いたFWヌニェスのゴールで先制したまでは良かったが、以降は追加点を奪い切れず。不運なオウンゴールから追いつかれた。それでも、MFマク・アリスターのジェラードを彷彿させる鮮烈なスーパーミドルで勝ち越すと、DFロバートソンとFWガクポの途中出場コンビでトドメの3点目を奪ってきっちり最下位相手に勝ち切った。
対戦相手同様に中2日での厳しい日程となるが、MFカーティス・ジョーンズの復帰に加えて軽傷を抱える中で完全休養を与えられたMF遠藤航らの戦列復帰が見込まれており、チームとしての総合力を示して敵地から勝ち点3を持ち帰りたい。
その首位チームを2ポイント差で追う2位のアーセナルは9位のブライトンとのアウェイゲームで連勝を狙う。前節のルートン・タウン戦では負傷のFWサカに加え、MFライスら一部主力を温存。MFトーマスやMFスミス・ロウ、FWネルソンら控え選手を起用すると、MFウーデゴールとオウンゴールによって2-0の勝利。スミス・ロウらバックアッパー陣の奮闘も光り、実りある勝利となった。
週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦を控えていることもあり、再びターンオーバーの可能性もあるが、前々節にリバプールを苦しめた難敵シーガルズに隙を見せれば勝ち点逸の可能性も十分にあるだけに気を引き締めて臨みたい。なお、直近2試合連続途中出場のDF冨安健洋に関してはバイエルン戦でのスタメン起用も期待されており、プレータイムを考慮に入れての起用となるかもしれない。
3位のマンチェスター・シティは週明けにCLのレアル・マドリー戦を控える中、14位のクリスタル・パレス相手に連勝を狙う。前節、アストン・ビラとの上位対決をMFフォーデンの今季2度目のハットトリックの活躍で4-1と快勝したシティズンズは、同試合でFWハーランドやMFデ・ブライネに完全休養を与えることに成功。今回の一戦ではDFウォーカーとDFアケを引き続き欠くものの守護神エデルソンに戦列復帰の可能性。よりプライオリティが高い週明けの一戦に向けて大幅にメンバーを入れ替えるのか、あるいはベストメンバーで早い時間帯に決着を付ける形を選択するのか。指揮官の用兵にも注目したい。
前節、そのシティに完敗した4位のアストン・ビラは、週明けのカンファレンスリーグ(ECL)でリールとの初戦を控える中で15位のブレントフォード相手にバウンスバックの白星を狙う。シティ戦では前半はまずまずのパフォーマンスを見せたが、後半は相手に圧倒される内容となった。リアリストのスペイン人指揮官は後半の比較的早いタイミングで主力を下げて今回の一戦に備える割り切った采配を見せたが、直近2試合でユナイテッドとブライトンと上位相手に勝ち点1ずつを拾っている難敵ビーズ相手にタフな戦いを強いられるはずだ。そういった中、トッテナム戦での愚行退場によって3試合のサスペンションから復帰するMFマッギンの禊の活躍に期待したいところだ。
5位のトッテナムは17位のノッティンガム・フォレスト戦で2戦ぶりの白星と共に4位浮上を目指す。前節のウェストハムとのダービーではFWブレナン・ジョンソンの開始早々のゴールで先制に成功したが、課題のセットプレーから失点。後半は押し込む展開が続いたが、MFマディソンとMFベンタンクールを下げたことでややリズムを失った結果、内容面では妥当と言える1-1のドローに終わった。パフォーマンス自体はそこまで悪くないが、好調時に比べてアタッキングサードでのアイデアや精度、決定力の部分で物足りなさがあり、直近のフルアム戦で6試合ぶりの白星を収めたフォレスト相手に細部へのこだわりを追求したい。なお、同試合は8日開催予定だったが、公共交通機関のストライキの影響で1日前倒しでの開催となりその日程変更の影響も懸念されるところだ。
ユナイテッド戦での会心の勝利によってトップハーフに返り咲いた10位のチェルシーは、最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に連勝を狙う。前述のユナイテッド戦ではMFカイセド、DFバディアシルの失点に直結するミスなど相変わらずパフォーマンスに大きな課題を残したが、パーマーのプレミアリーグ初のハットトリックの活躍で天敵を撃破。今後の巻き返しのきっかけになり得る大きな勝ち点3を挙げた。ただ、そういった試合の後に低調な戦いを見せる不安定さが現状の順位に繋がっているだけに、逆転残留へ後がないブレイズとのアウェイゲームではチームとしてしっかりと戦いたい。
その他では16位のエバートンと19位のバーンリーの残留争い直接対決や、DF橋岡大樹を擁する18位のルートンと12位のボーンマスの一戦。ヨーロッパ出場権獲得を目指す7位のウェストハム、8位のニューカッスルの戦いにも注目だ。
◆プレミアリーグ第32節
▽4/6(土)
《20:30》
クリスタル・パレス vs マンチェスター・シティ
《23:00》
アストン・ビラ vs ブレントフォード
エバートン vs バーンリー
フルアム vs ニューカッスル
ルートン・タウン vs ボーンマス
ウォルバーハンプトン vs ウェストハム
《25:30》
ブライトン vs アーセナル
▽4/7(日)
《23:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs リバプール
《25:30》
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トッテナム vs ノッティンガム・フォレスト
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