「美しい光景」「泣けてくる」精巣がんを乗り越えCAN優勝のアラーをドルトムントが盛大にお出迎え!「紙吹雪の量が尋常じゃない」

2024.02.16 11:30 Fri
Getty Images
ドルトムントがアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023で優勝したコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーを盛大に出迎えた。コートジボワール代表の一員としてCANに出場していたアラー。コートジボワールはグループステージでの苦戦で指揮官を解任。それでもギリギリのところで決勝トーナメントに進出すると、決勝まで勝ち進んだ。

ナイジェリア代表との決勝では、先制こそ許すものの後半に同点に追いつくと、アラーが決勝ゴールをマーク。2-1で勝利を収め4大会ぶり3度目の優勝を果たした。
およそ1カ月にわたる戦いを終えてドルトムントへと戻ったアラーだが、クラブの歓迎ぶりが話題だ。

クラブハウスの出入口で、アラーを待ち構えるドルトムントの選手やスタッフたち。コートジボワールの国旗も掲げられていた中、アラーがドアを開けるタイミングで風船が割れるような音とともにコートジボワールカラーの大量の紙吹雪が舞い、アラーを出迎えた。
盛大な歓迎にはアラーも喜び。自分事のように喜ぶドルトムントの選手たちの姿には、ファンからも「美しい光景」、「愛に溢れてる」、「紙吹雪の量が尋常じゃない」、「最高のチームだ」、「アラーの身にあったことを考えると泣けてくる」と反響が寄せられた。

2023年1月に精巣がんから復活したアラー。闘病の苦労を間近で見てきた選手も多いだけに、アラーのタイトル獲得はチームメイトたちにとっても大きな喜びだったのかもしれない。

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ベンフィカのヴァイグルがドルトムント時代を回想「誰も僕のことは知らなかった」

ベンフィカの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが、ドルトムント時代を回想した。ドイツ『キッカー』が伝えている。 ヴァイグルは2015年夏に1860ミュンヘンからドルトムントへ加入。当初は無名の存在だったが、トーマス・トゥヘル監督(現チェルシー指揮官)の下で主軸に抜擢さ飛躍を遂げた。 トゥヘル監督がクラブから去った後も主力としてチームを支えたが、クラブでの序列は徐々に低下。こうした状況を受け、2020年12月に移籍金2000万ユーロ(現レートで約25億7000万円)でベンフィカに完全移籍を果たした。 ベンフィカでは出場機会に恵まれない時期もあったが、今シーズンは主力として公式戦30試合に出場。チャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナを上回り決勝トーナメント進出を果たすなど、充実の時間を過ごしている。 ドイツ『キッカー』のインタビューに応じたヴァイグルはドルトムント時代を振り返り、トゥヘル監督との関係に言及。同時に、加入当初でまだ無名だった時代のエピソードを明かした。 「彼は僕のキャリアの中で、とても重要な監督だった。ドルトムントに加入する前は、1860ミュンヘンから段階的にステップアップしようと思い、代理人と一緒にクラブを探していたんだ。フライブルクやマインツとも接触していたよ。そうしたら、そこにビッグなドルトムントが声をかけてきた」 「トーマス・トゥヘルと話をしたとき、彼はまず僕が選手としてどうあるべきかを説明してくれたよ。それがとても印象的だったね。そして、僕には試合に出られるチャンスがあると言ってくれた」 「ドルトムントに来てすぐ、ジャージを買おうと思ってファン・ストアに行ったんだ。そこで、『選手割引はありますか』と尋ねると、「どこでプレーしているの? ユース? リザーブリーグ?』って聞かれたよ。誰も僕のことは知らなかったね」 また、ヴァイグルは2015-16シーズンのブンデスリーガで「218」のボールタッチを記録し、元スペイン代表MFのシャビ・アロンソ氏が持っていたブンデスリーガ最多ボールタッチ数を更新したことに言及。現在も破られていない記録について、誇りに思っていると語った。 「あの時は試合中そのことにまったく気づかなかった。今でもよく聞かれるし、もちろん誇りに思っているよ。シャビ・アロンソは僕にとってのお手本だからね。そしてもし、誰かが僕に追いつくことがあるなら、その人物はそれに値するということだ」 2022.01.25 18:46 Tue
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ベリンガムの靴下が穴だらけ…決して削られたわけではなく…

ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの足に注目が集まっているようだ。 2日のブンデスリーガ第5節でホッフェンハイムを1-0で下したドルトムント。6日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でデンマークチャンピオンのコペンハーゲンをホームに迎え、マルコ・ロイスのゴールなどで3-0と快勝を収めた。 いずれの2試合を含めて今季フル出場を続けているのがベリンガムだ。コペンハーゲン戦では終盤に追加点も挙げている。 そのベリンガムだが、靴下に穴が空いているとの指摘が上がっている。 ホッフェンハイム戦後にドルトムントのツイッターが投稿したロイスとの抱擁シーンでは、確かにソックスのふくらはぎ部分に多数の穴が空いていることが確認できる。いったい何故なのか。 イギリス『スポーツバイブル』によると、これは決して削られたわけではなく、意図的に切り込みを入れているとのことだ。 サッカー用のソックスは締め付けが強い。そのため、切れ目や穴を空けることでそれを緩和し、筋肉の緊張をほぐして痛みを防ぐことができるという。ケガの防止にも役立つとしている。 同メディアは、これまでにもネイマール(パリ・サンジェルマン)やブカヨ・サカ(アーセナル)、ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)らも同様に靴下へ細工を施していると、紹介している。 疲労がたまるはずの終盤でもクオリティを保つベリンガム。小さな工夫の一つ一つがプレーの質につながっているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】穴の開いたベリンガムの靴下</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hug me brotha <a href="https://t.co/yYVtDMtYUB">pic.twitter.com/yYVtDMtYUB</a></p>&mdash; Borussia Dortmund (@BlackYellow) <a href="https://twitter.com/BlackYellow/status/1565781621890072579?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.07 20:45 Wed
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イケメンMFロイスに異変!?一気に渋くなった新ヘアスタイルに海外衝撃「一体何があった?」

ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイス(34)の最新の姿に注目が集まっている。 2012年夏から11シーズンに渡ってドルトムントに在籍しているロイスは、クラブ通算382試合で161得点120アシストを誇るレジェンドだ。 負傷離脱こそ多いが、ピッチに立てばしっかりと活躍。最後までリーグ優勝を争った昨シーズンも公式戦31試合に出場し、8得点8アシストを記録していた。 ドルトムントとの契約を2024年まで延長しながら、5年間務めた主将を自ら退任するという決断をしたロイスだが、新シーズンに向けてイメージチェンジを敢行。27日頃に元々短かった金髪をさらに短くし、坊主に近いような長さに切っていた。蓄えた髭もあいまって一気に渋くなった印象だ。 『ESPN』もその姿を伝えると、ファンからは「50歳に見える」、「渋いな」、「そういうフィルターかと思った」、「一体何があった?」と今までのイメージとやや異なるその姿に驚きの声が集まっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】ファンが衝撃を受けたロイスの最新の姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Marco Reus has a new look for next season <a href="https://t.co/8xdYFhXnOW">pic.twitter.com/8xdYFhXnOW</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1685334373296373760?ref_src=twsrc%5Etfw">July 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.07.31 12:25 Mon

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