ついにアジアカップ開幕! 開催国で前回王者のカタールがレバノン相手に3ゴールで快勝スタート【アジアカップ2023】

2024.01.13 09:50 Sat
開幕戦で2ゴールのアフィフ
Getty Images
開幕戦で2ゴールのアフィフ
12日、アジアカップ2023が開幕。開幕戦では、カタール代表vsレバノン代表が対戦し、3-0でカタールが白星スタートを切った。2023年夏に中国で開催される予定だったアジアカップ。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、中国が開催権を辞退。2022年にワールドカップを開催したカタールでの開催が決まり、時期も20224年1月にずれ込むこととなった。

その初戦では、開催国であり前回大会王者のカタールがレバノンを迎えることとなった。
試合は前半からカタールが押し込む展開に。ロングボールやカウンターからレバノンゴールに襲い掛かる。

20分には左サイドでのFKからのクロスをカタールのアルマフディ・アリ・ムフタリがヘッドで合わせるが、GKモスタファ・マタルがセーブし得点を許さない。
対するレバノンもカウンター狙いで反撃。21分にはカウンターで抜け出たハッサン・マートゥクがボックス内右からシュート。しかし、これはGKがセーブする。

それでもペースはカタールが握り、31分にはユスフ・アブドゥリサグがボックス右からクロスおわげると、アクラム・アフィフがボックス中央でヘッド。しかし、シュートはクロスバーに嫌われた。

こう着状態が続く中、先にスコアを動かしたのはカタール。45分、ボックス左からのクロスをアブドゥリサグがヘディングで競り勝つと、ボックス中央でアルモエズ・アリが受けて落とし、最後はアフィフが落ち着いてコースに蹴り込んだ。

押し込んでいたカタールが前半の最後に先制すると、56分にはボックス左でパスを受けたモハメド・ワードが左足で高精度クロス。これに走り込んだアルモエズ・アリがヘッドで合わせて追加点を奪う。

後半は早い時間でリードを広げたカタール。レバノンは途中投入のオマル・ブギエルが何度かゴールに迫るものの、フィニッシュの精度を欠いてしまいゴールならず。アディショナルタイム6分には相手のミスに漬け込んだアフィフがこぼれ球を拾って独走。そのまま決め切り、3-0でカタールが勝利した。

カタール代表 3-0 レバノン代表
【カタール】
アクラム・アフィフ(前45、後51)
アルモエズ・アリ(後11)

1 2

カタールの関連記事

パリ・オリンピックの出場権を逃したU-23カタール代表のイリディオ・ヴァレ監督が、U-23日本代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)が伝えた。 25日、AFC U23アジアカップ準々決勝でカタールは日本と対戦した。今大会の開催国であり、グループAを首位通過したカタール。A代表はアジアカップを連覇中であり 2024.04.26 12:52 Fri
U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、U-23カタール代表戦を振り返った。 25日、AFC U23アジアカップの準々決勝で日本はカタールと対戦した。 ここで負ければパリ・オリンピック行きの可能性がなくなる両国。開催国であるカタールとの一戦だったが、開始2分に山田楓喜のゴールで日本が幸先 2024.04.26 08:30 Fri
U-23日本代表のFW山田楓喜(東京ヴェルディ)が、U-23カタール代表戦を振り返った。 25日、AFC U23アジアカップの準々決勝で日本はカタールと対戦した。 ここで負ければパリ・オリンピック行きの可能性がなくなる両国。開催国であるカタールとの一戦だったが、開始2分に山田のゴールで日本が幸先良く先制する 2024.04.26 08:15 Fri
U-23日本代表のFW細谷真大(柏レイソル)が、U-23カタール代表戦を振り返った。 25日、AFC U23アジアカップの準々決勝で日本はカタールと対戦した。 ここで負ければパリ・オリンピック行きの可能性がなくなる両国。開催国であるカタールとの一戦だったが、開始2分に山田楓喜のゴールで日本が幸先良く先制する 2024.04.26 07:15 Fri
U-23日本代表の大岩剛監督が、U-23カタール代表戦を振り返った。 25日、AFC U23アジアカップの準々決勝で日本はカタールと対戦した。 ここで負ければパリ・オリンピック行きの可能性がなくなる両国。開催国であるカタールとの一戦だったが、開始2分に山田楓喜のゴールで日本が幸先良く先制する。 24分 2024.04.26 06:45 Fri

アジアカップの関連記事

シンガポール代表は21日、国際親善試合でネパール代表に0-1と敗戦した。 シンガポール代表は昨年2月より小倉勉監督が指揮。W杯アジア二次予選が進むなかでの新体制となったなか、同予選は結局敗退も、格上・中国代表と2-2で引き分けた試合が、華人社会のシンガポールとあって大きく称賛された。 そこからおよそ1年、強 2025.03.22 22:31 Sat
アジアカップ2031は中央アジアで開催か。 近年競争力が高まったアジアのサッカー。 中央アジアに目を向けると、ウズベキスタン代表、キルギス代表が2026年W杯最終予選に進出し、ウズベクは現在A組2位で本大会初出場へ視界良好。マンチェスター・シティへ移籍したDFアブドゥコディル・クサノフ(20)を筆頭に、若い 2025.02.26 15:32 Wed
AFC U20女子アジアカップのグループA最終節の2試合が各地で行われ、U-20オーストラリア女子代表と、U-20韓国女子代表がノックアウトステージ進出と、8月末からコロンビアで開催されるU-20女子ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。 引き分け以上でグループステージ突破が決まる2連勝中のオーストラリアは、 2024.03.09 22:30 Sat
アジアサッカー連盟(AFC)は7日、5月に開催される『AFC U17女子アジアカップインドネシア2024』の組み合わせ抽選会を実施した。 2022年大会は新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行のために中止となり、AFC U-16女子選手権から名称変更後、今回が初開催となる。 2019年大会以来、 2024.03.07 20:15 Thu
韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム)が内紛騒動に終止符を打った。 アジアカップ2023では、準決勝でヨルダン代表に敗れてベスト4に終わった韓国。大会後には、準決勝前日にチーム内で騒動が起こっていたことが報じられていた。 騒動はヨルダン戦前日の食事中に起きており、先に食事を終えたイ・ガンイン(パリ・サンジ 2024.02.21 12:05 Wed

記事をさがす

カタールの人気記事ランキング

1

セネガルが攻撃陣躍動で初勝利! 開催国カタールはW杯初ゴールを挙げるも連敗…《カタールW杯》

カタール・ワールドカップ(W杯)グループA第2節のカタール代表vsセネガル代表が25日に行われ、1-3でセネガルが勝利した。 5日前に行われた開幕戦でエクアドル代表に完敗したカタールは、その試合から先発を3人変更。GKアル・シーブ、アル・ラウィ、アブドゥラジズ・ハテムに代えてGKメシャール・バルシャム、ブアーラーム・フーヒ、アシム・マディボを先発で起用。守備的な[3-5-2]で試合に臨んだ。 一方、4日前に行われたグループリーグ初戦でオランダ代表に敗れたセネガルは、その試合の先発からクヤテとシセをヤコブスとディエディウに変更した以外は、同じ先発メンバーを起用した。 立ち上がりからボールを保持するセネガルが押し気味に試合を進めていくが、アフィフとアルモエズ・アリを前線に残して[5-3]の堅固な守備ブロックを敷くカタールを崩しきることができずに時間が経過。 そんな中、セネガルは24分にディアタとのパス交換でボックス中央右手前に持ち上がったグイエがミドルシュートでゴールに迫るが、これは枠の左。さらに30分には、GKメンディがパントキックで相手DFの裏へボールを供給すると、これに反応したI・サールがチャンスを迎えたが、シュートは飛び出したGKのブロックに阻まれた。 その後も優位に試合を進めるセネガルは41分、ディアタがバイタルエリア左から供給したクロスをボックス内のフーヒがクリアミス。このこぼれ球に一早く反応したディアがダイレクトシュートをゴール左隅へ流し込んだ。 0-1で迎えた後半、セネガルは開始早々にセットプレーから追加点を奪う。49分、ヤコブスの右CKをニアに走りこんだディエディウがダイビングヘッドでゴール中央に流し込んだ。 2点差を追うカタールは63分、アフィフのパスをボックス内で受けたアルモエズ・アリがワントラップから左足でゴール左隅を狙ったが、これは好反応を見せたGKメンディが右手一本で弾き出す。 さらにカタールは、67分にもアル・ハイドスの左クロスをゴール前に走りこんだイスマイール・モハンマドが右足で合わせたが、これもGKメンディのファインセーブに阻まれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、再びチャンスを迎えたのは開催国だった。78分、サイドチェンジで右サイドを抜け出したイスマイール・モハンマドのクロスをゴール前に走りこんだムンタリがゴール左へヘディングシュートを叩き込んだ。 1点を返されたセネガルはすぐに反撃に転じると84分に再び突き放す。スルーパスでボックス右に抜け出したエンディアイエの折り返しをディエンがゴール右に流し込んだ。 結局、試合はそのまま1-3でタイムアップ。今大会初勝利を飾ったセネガルは29日に最終節でエクアドルと、2連敗となった開催国のカタールはオランダと対戦する。 カタール 1-3セネガル 【カタール】 ムンタリ(後33) 【セネガル】 ディア(前41) ディエディウ(後3) ディエン(後39) 2022.11.26 00:10 Sat
2

「前代未聞すぎる」「エンターテナーだな」連覇達成のカタール、エースがゴール後にマジック披露もスローで種明かしされる「オチまでついてるんかい」

アジアカップ2023の決勝で、カタール代表のエースがまさかの手品が披露した。 10日、アジアカップ2023の決勝が行われ、ヨルダン代表vsあタール代表の一戦となった。 史上初の優勝を目指すヨルダンと、史上5カ国目の連覇を目指す開催国カタールの一戦。試合は前半にカタールがアクラム・アフィフのPKで先制する。 前半はカタールの1点リードで終わったが、後半にヨルダンが追いつく展開に。しかし、アフィフは再びPKを決めて勝ち越すと、アディショナルタイムにもPKを決めハットトリックを達成。1-3でカタールが勝利し、史上5カ国目の連覇を達成した。 そんな中話題のパフォーマンスは1点目のゴール直後。アフィフは自ら得たPKをしっかりと決めるとカメラに向かって接近。すね当てからカードを取り出すと、手を横に振った瞬間に入れ替わるという手品を見せた。 これには「PKもマジックもお見事」、「前代未聞すぎる」、「エンターテイナー」、「実際にマジックしたの初めてだろう」、「自信満々だったんだな」とコメント。また、スローでマジックの種明かしがされてしまったことにも「オチまでついてるんかい」、「全ての流れが素晴らしいわ」とコメントが寄せられた。 <span class="paragraph-title">【動画】史上初!? ゴールパフォーマンスでカメラに向かって手品を披露もスローで種明かしされる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1756340227277238435?ref_src=twsrc%5Etfw">February 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.11 10:57 Sun
3

日本は1つ下がるもアジアトップ、カタールが21ランク浮上! 2024年最初のFIFAランキング発表

国際サッカー連盟(FIFA)は15日、最新のFIFAランキングを発表。2024年最初のランキング発表となる。 1月はアジアカップとアフリカ・ネーションズカップ(CAN)が開催。その中で、アジアカップを制したカタールが21ランクアップの37位に浮上。CANを優勝したコートジボワールは10ランクアップし、39位に浮上した。 また、アジアカップでベスト8で敗退となった日本代表は1ランク下げて18位となったが、アジアトップはキープしている。その他、CANの準優勝となったナイジェリアは14ランク上げて28位。アジアカップ準優勝のヨルダンは17ランク上げて70位となった。 なお、試合を行なっていないトップ10の国は入れ替えなし。上位では、モロッコが12位に浮上し、アメリカが代わりに13位に転落した。 ◆全体上位 ()内=前回順位 1.アルゼンチン(1) 2.フランス(2) 3.イングランド(3) 4.ベルギー(4) 5.ブラジル(5) 6.オランダ(6) 7.ポルトガル(7) 8.スペイン(8) 9.イタリア(9) 10.クロアチア(10) 11.ウルグアイ(11) 12.モロッコ(13)↑ 13.アメリカ(12)↓ 14.コロンビア(14) 15.メキシコ(15) 16.ドイツ(16) 17.セネガル(20)↑ 18.日本(17)↓ 19.スイス(18)↓ 20.イラン(21)↑ 21.デンマーク(19)↓ 22.韓国(23)↑ 23.オーストリア(24)↑ 24.ウクライナ(22)↓ 25.オーストラリア(24) 26.スウェーデン(26) 27.ハンガリー(27) 28.ナイジェリア(42)↑ 29.ウェールズ(29) 30.ポーランド(31)↑ ◆アジア上位10カ国 18.日本(17) 20.イラン(21) 22.韓国(23) 23.オーストラリア(25) 37.カタール(58) 53.サウジアラビア(56) 59.イラク(63) 66.ウズベキスタン(68) 69.UAE(64) 70.ヨルダン(87) 2024.02.15 21:40 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly