川崎Fが元日本代表DF丸山祐市を獲得! J1通算235試合出場「自分を必要としてくれた恩をプレーで返せるように」
2024.01.04 17:13 Thu
丸山祐市(34)が川崎フロンターレへ完全移籍
川崎フロンターレは4日、名古屋グランパスから元日本代表DF丸山祐市(34)が完全移籍加入すると発表した。
川崎F入りにあたり、クラブ公式サイトで「川崎フロンターレに関わるすべての皆さん、初めまして丸山祐市です。自分を必要としてくれた川崎フロンターレに心から感謝しています。この恩をピッチで、プレーで返せるように、自分の持てる力すべてをこのクラブに注ぎます。よろしくお願いいたします」と意気込みを綴っている。
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日本代表として通算2キャップを持つ丸山。2012年、下部組織時代を過ごしたFC東京に大学サッカー経由で帰還を果たすと、武者修行を経て、最終ラインの中心選手へと成長を遂げる。2018シーズン途中には出場機会減に伴い、名古屋へ完全移籍。2020シーズンはJ1リーグ全34試合出場も達成し、これまでにJ1通算235試合6得点、J2通算41試合2得点を記録している34歳の経験豊富な元日本代表DFだ。PR
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川崎フロンターレの長谷部茂利監督が、アル・サッド(カタール)との戦いに向けて意気込みを語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 川崎Fは27日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝でカタールのアル・サッドと対戦する。 リーグステージでは5勝を記録し2位で通過した川崎Fは、ラウンド16で中国の上海申花を下してベスト8入りを果たした。 対するアル・サッドは西地区のリーグステージで4位となり、ラウンド16ではUAEのアル・ワスルを下してのベスト8進出となっている。 シーズン序盤は好調を維持していた川崎Fだが、直近のリーグ戦5試合は勝利なし。4分け1敗と勝ちきれない試合が続いている状況でACLEに臨むこととなった。 準々決勝の初戦ではアル・ヒラル(サウジアラビア)が韓国の光州FCに7-0と圧勝。ACLEのベスト8とは思えない戦いとなった中、その結果がその他の試合の基準にはならないと見解を示した。 「結果は結果です。東西のチームの対決について、一概に何かを言うことはできません」 「チームごとに状況は異なりますが、もしそういった認識があるのであれば、そうした考え方を覆したいと思っています」 アル・サッドはかつてカタール代表を指揮し、アジアカップも制したスペイン人のフェリックス・サンチェス監督が指揮。簡単な相手ではないものの、しっかりと勝ち上がりタイトルを獲得したいとした。 「アル・サッドは経験豊富な監督と、選手を擁する非常に強いチームです。我々は攻撃的なサッカーを保ち、それを示さなければなりません。そして、簡単に失点することはできません」 「我々の目標はもちろん3試合に勝ち、タイトルを獲得することですが、今最も重要なことは最初の試合に集中し、そこで勝利を収めることです」 <span class="paragraph-title">【動画】アジアを青覇へ!川崎フロンターレのACLEゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pQ32njVUoUo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.27 09:30 Sun4
東地区最後の希望となった川崎Fが120分の激闘の末にアル・サッドを撃破し4強入り!準決勝ではC・ロナウド擁するアル・ナスルと激突【ACLE2024-25】
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝の川崎フロンターレvsアル・サッドが27日にサウジアラビアで行われ、120分の激闘を3-2で勝利した川崎Fがベスト4進出を決めた。 ラウンド16で中国の上海申花を2戦合計4-1で下してベスト8進出を決めた川崎F。直近のリーグ戦5試合で4分け1敗と勝ちきれない試合が続いているなか、長谷部監督はゴールレスに終わった東京ヴェルディ戦の先発から山田新をエリソンに変更した以外は同じ先発を起用。最前線にエリソン、2列目に家長昭博、脇坂泰斗、マルシーニョと並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 18日にカタール・スターズリーグ連覇を達成したアル・サッドに対し、川崎Fは開始早々にスコアを動かす。4分、山本のインターセプトからショートカウンターを繰り出すと、右サイドのスペースを抜け出した家長がボックス右からクロスを供給。最後はエリソンがショートバウンドのやや難しいボールをうまく右足で合わせてゴールネットを揺らした。 幸先よく先制した川崎Fだったが、アル・サッドは9分に反撃。アクラム・アフィフのパスでボックス左まで駆け上がったパウロ・オタビオが左足一閃。ニアサイドを狙った強烈なダイレクトシュートはGK山口瑠伊の手を弾いてネットに突き刺さった。 その後はボールを保持するアル・サッドのペースが続くも、川崎Fは集中した守りで一進一退の攻防に持ち込むと、川崎Fは20分にチャンス。敵陣高い位置でのボール奪取から山本の縦パスを受けたエリソンが右足を振り抜いたが、相手DFにディフレクト下ボールはわずかにゴール右に逸れた。 さらに川崎Fは22分、パス&ゴーで敵陣に駆け上がったマルシーニョが山本のロブパスからボックス左に侵入すると、飛びだしたGKに寄せられる寸前で見事なチップキックシュートを放つと、これが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。 勝ち越しに成功した川崎Fは、38分にもセットプレーからチャンス。脇坂の左CKからファーサイドでDFの前に入ったマルシーニョが決定機を迎えたが、頭で合わせたボールはゴール右に外れた。 ハーフタイムにかけては再びアル・サッドにボールを握られるも、決定機らしい決定機を作られることなく川崎Fが1点のリードで前半を終えた。 ムヒカを下げてギリェルメを後半から投入したアル・サッドに対し、選手交代なしで臨んだ川崎Fは前線からのプレスで相手のビルドアップを牽制する。 拮抗した展開が続く中、川崎Fは56分にエリソンを下げて山田を、65分にマルシーニョを下げて伊藤達哉を投入。しかし、再びスコアを動かしたのはアル・サッドだった。 71分、中盤で三浦からボールを奪ったジオヴァニが右サイドを持ち上がると、ボックス右からの折り返しをアフィフ、アル・ハイドスとスルーし、最後はボックス中央左のクラウジーニョがダイレクトシュートをゴールに突き刺した。 再び追いつかれた川崎Fだが、直後の73分にチャンス。佐々木のロングパスに反応した山田が相手DFと入れ替わり、ボックス右から侵入。GKとの一対一を迎えたが、シュートはGKバルシャムのセーブに防がれた。 やや劣勢の時間が続く川崎Fは、82分に家長と山本を下げて瀬川祐輔と橘田健人を投入し、3回の交代回数を使い切る。しかし、疲れが見え始めた両チームとも次の1点が遠く、試合は2-2で90分が終了。 迎えた延長戦もアル・サッドがボールを保持する展開が続いたが、川崎Fは相手のミスから勝ち越しに成功する。98分、自陣深くでボールを受けたギリェルメのミスパスを瀬川がカットすると、ボックス右でパスを受けた山田の折り返しを脇坂がダイレクトでゴールに流し込んだ。 3度勝ち越しに成功した川崎Fは、直後に得点の場面で足を攣った脇坂を下げて大関友翔を投入。すると104分、オタビオのバックパスがズレると、これをカットした山田が決定機を迎えたが、飛びだしたGKをかわして放ったシュートはDFスハイルのブロックに阻まれた。 1点リードで延長前半を終えた川崎Fは、後半から佐々木を下げてファンウェルメスケルケン際を投入。すると114分、ロングボールのこぼれ球を拾った大関のパスからボックス内に侵入した山田がシュートを放ったが、これは相手DFがブロック。 117分にも橘田のミドルシュートでゴールを脅かした川崎Fは、上手く時間を使いながら試合をクローズ。脇坂の決勝点を守り抜いた川崎Fがクラブ史上初のベスト4進出を決めた。 なお、30日に行われる準決勝では、クリスティアーノ・ロナウドらを擁し準々決勝で横浜F・マリノスを下したアル・ナスルと激突する。 川崎フロンターレ 3-2 アル・サッド 【川崎F】 エリソン(前4) マルシーニョ(前22) 脇坂泰斗(延前8) 【アル・サッド】 パウロ・オタビオ(前9) クラウジーニョ(後26) 2025.04.28 04:30 Mon5