ユナイテッドが早くも昨季に並ぶ9敗目…「残念なのは明らか」 指揮官が離脱者続くチーム状況を嘆く

2023.12.31 09:25 Sun
2023年を白星で終われず。
Getty Images
2023年を白星で終われず。
マンチェスター・ユナイテッドが白星で締めくくれなかった。
PR
30日のプレミアリーグ第20節でノッティンガム・フォレストのホームに乗り込み、連勝を狙ったが、0-1の78分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで追いつきながら、その4分後に勝ち越され、1-2で競り負けた。
前節のアストン・ビラ戦では0-2からひっくり返す力強さを披露したが、その勢いは続かず。リーグ後半戦に入ったばかりだが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、早くも昨季の敗戦数と並ぶ9敗目を喫したエリク・テン・ハグ監督も肩を落とした。

「結果が非常に残念なのは明らかだ。もっと投資すべきだった。ハーフタイム前は創造性が少なく、十分にやれなかった。後半は良くなったがね」

この試合では前節にプレミア初ゴールを決め、起爆剤となりそうなラスムス・ホイルンドを体調不良で欠き、やりくりを強いられ続ける指揮官は「選手もこの結果に満足していないが、改善しないと」とその点も嘆いた。
「同じチームと連続してプレーしたことがない。再び変えざるをえず、毎回、チームを入れ替えなければならない。これではチームのルーティンを維持できないし、一貫性がないのも無理はない」

「最終ラインの顔ぶれに至ってはこれで9つ目だ。ファンにはそんなの関係なく、聞きたくもないはずで、我々が勝つところを見たいものだ。我々はそのために力を尽くさないといけない」

また、「ケガ人が一番の問題だ。ほかにもいくつかの問題があるが、主にケガ人が我々の進歩の足かせになっている」とし、「1月には多くの選手が戻ってくるし、さすれば、我々のレベルもより高くなるはずだ」と語った。


PR
関連ニュース

リバプールやユナイテッドから関心…23歳グエイはステップアップに現時点で消極的

クリスタル・パレスのイングランド代表DFマーク・グエイ(23)。今夏ステップアップor残留は現状で50-50か。 チェルシーアカデミーが輩出した、若くて実力も伴ったイングランド産のセンターバック、グエイ。リーダーシップも兼ね備えた自国タレントに対し、リバプールやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルが関心を寄せる。 中でも「リバプールが2024年夏の獲得に本腰?」との見立てが多いなか、イギリス『フットボール・インサイダー』がC・パレスとグエイ本人の意向をレポート。 どうやらC・パレスはオファー次第で売却もアリと考え出したようだが、グエイ自身がやや消極的。現在ヒザの負傷で離脱する一方、シーズン後にはユーロ2024が控えており、万全の状態でイングランド代表に招集されるべく、移籍のことなど考える余裕がない様子だという。 C・パレスもユーロ2024との兼ね合いを重視。大会を通じてグエイの価値が上昇する可能性もあるため、少なくとも大会閉幕の7月中旬までは売らずに残しておくプランか。 グエイは2021年夏に移籍金総額2000万ポンド(約38億9000万円)でチェルシーからパレス入り。以来、一度も契約延長がなされておらず、現行は2026年6月までとなっている。 2024.05.02 16:35 Thu

アラウホに関してバルセロナ贔屓紙が社説「矢面に立たされる彼を見るのが悲しい」「絶対に売ってはならぬ」

バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)に関し、スペイン『ムンド・デポルティボ』が「絶対に売ってはならぬ」と社説を立てた。 バルセロナの最終ラインで主力を担う一方、バイエルンやマンチェスター・ユナイテッドからの引き抜き噂が絶えないアラウホ。ここ最近は敗戦や失点に直結するプレーがそれに拍車をかけ、SNS上では日本人からもアラウホへの心無い言葉が投げかけられている。 カタルーニャ州のバルサ寄りメディア『ムンド・デポルティボ』は、そんなアラウホの獲得に向け、バイエルンが8000万ユーロ(約133億2000万円)の正式オファーを贔屓クラブに提示済みだと紹介。ただ、歴史を引き合いに、「売却ダメ絶対」とバルサへ呼びかける。 “今世紀初頭のバルサは勝てなかった…物事がうまくいかない時代は、いつだってラ・マシアが繁栄する余地がある。若き日のカルレス・プジョルが頭角を現し、あっち側へ行ったルイス・フィーゴを徹底マークで抑え込んだ。あの日、クレの心はプジョルで満たされた” “そんなプジョルを求め、ミランからアドリアーノ・ガッリアーニという男がやって来た” “イタリア人は序列、高額な給与、良い住宅、税制優遇…何もかもプジョルに与えるつもりだった。しかし、プジョルはミランではなくバルサを選び、バルサもプジョルを選んだ。これは、クラブ124年史で最も偉大なキャプテンが誕生した物語のキーポイントだ” “さて、現バルサはアラウホへのオファーを保留中。バイエルンの提示はおそらく8000万ユーロに達するもので、ユナイテッドの比ではない額だ” “ロナルド・アラウホ、彼に近いセンターバックは世界を見渡してもそう多くない。スピード、空中戦、勝ち気なメンタリティ、猛烈なハングリー精神…期待感に満ちた男だ。PSG戦の退場とバレンシア戦のPK献上はその勢い故なわけだが、この2つが利用される形で矢面に立たされる彼を見るのが悲しい” “バルサがオファーを受け取っている現状だから尚更だ。アラウホを売って、ファイティングポーズもカラーも彼より劣る新しい選手を連れてきたらいい? 大きな間違いだ。安物は結局大きな代償をもたらす。バルサはこれまでの経験から学んでいるはずだ” 2024.05.02 16:00 Thu

ユナイテッドの若き左SBアルバロ・フェルナンデスが修行先ベンフィカに完全移籍へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-21スペイン代表DFアルバロ・フェルナンデス(21)がベンフィカに完全移籍するようだ。 レアル・マドリー育成出身の左サイドバックは2020年夏にユナイテッドのアカデミーに移り、昨季はプレストン・ノースエンドFCにローン移籍。今季を迎えるにあたり、アメリカツアーに帯同したが、シーズン開幕後はタイレル・マラシアに続き、ルーク・ショーも負傷離脱したにもかかわらず、出番なく、昨年9月からグラナダにローン移籍した。 そのグラナダでは公式戦14試合に出場したが、先発機会が少なく、今年1月からベンフィカにローン先を変更。ポルトガルでも完全にレギュラーの座を掴むまでに至っていないが、ここまで公式戦13試合でプレーしている。 イギリス『The Athletic』によると、このローン移籍は600万ユーロ(約10億円)+アドオン300万ユーロ(約5億円)の買取りオプションも付いてのもので、ベンフィカは完全移籍でとどめるべく、この夏に行使する模様だ。 アルバロ・フェルナンデスは2021-22シーズンのユナイテッド内でU-23年間最優秀選手に。将来が楽しみな若きタレントの1人だったが、トップチームではデビューを果たすことなく、去る運びとなるようだ。 2024.05.02 13:25 Thu

ユナイテッドでさらなる組織改革…暫定CEOとCFOが退団へ

マンチェスター・ユナイテッドが4月30日にさらなる経営陣の交代を発表した。 ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーとなってから組織改革が続くユナイテッド。現場レベルでもスカッド刷新などの報道があるなか、暫定最高経営責任者(CEO)のパトリック・スチュワート氏と最高財務責任者(CFO)のクリフ・バティ氏が双方の合意により、今季限りでクラブを去る旨を明らかにした。 スチュワート氏は昨年11月に退団したリチャード・アーノルド氏に代わり、暫定的なCEOに。CEO職は来る夏までジャン・クロード・ブラン氏に引き継がれ、シティ・フットボール・グループ(CFG)から入閣内定のオマル・ベラダ氏にバトンが託される。 また、2016年から財務を司ったバティ氏の後任はロジャー・ベル氏に。ラトクリフ氏は「パトリックとクリフの両氏に対しては我々がクラブを知り、歓迎されるようにサポートしてくれたのを個人的に感謝している。新たな経営チームの編成に向け、前進するという両氏の決断を尊重する」と綴った。 なお、ユナイテッドではジェイソン・ウィルコックス氏が新たなテクニカルディレクター(TD)に。新スポーツディレクター(SD)として、ニューカッスル・ユナイテッドからダン・アシュワース氏の招へいに向けた動きも報じられる。 2024.05.01 15:55 Wed

刷新話のユナイテッドで大黒柱も安泰ではない? ブルーノ「先はあまり考えていないけど…」

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(29)が将来に言及した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 2020年1月にスポルティングCPから加入して以降、中心であり続け、今季もここまで公式戦45試合で15得点11アシストのブルーノ。今やキャプテンとしての役割も託され、1人で何役もこなす。 まさに大黒柱だが、チームの内部では共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで組織改革が続き、現場レベルでも戦力整理が噂に。絶対軸のブルーノもオファー次第でといわれる。 そうしたなか、ブルーノはポルトガル『DAZN』で揺れ始めた将来を問われたようで、「今はほかを考えたりなんてしていない」とし、状況次第でユーロ2024が終わってから検討しうると述べた。 「その件は明らかに僕の一存というわけじゃないよね? 選手としてはいつだってここにいたいという思いが必要だけど、同時に残ってほしいと思われないといけない。今のところ、どっちもあると感じる」 「先はあまり考えていないけど、今季は明らかに個人的にも、全体的にも僕が期待したレベルに達していないからだ。FAカップを制してシーズンを締めくくる可能性がまだあって、その後にすごく大事なユーロを控えている」 「だから、正直に言わせてもらうなら、プレミアリーグで続けられないのを考えるとすれば、ユーロが終わってから。FAカップ決勝とユーロに向けた集中力を奪うものなんてないからだ。今はそれ以上に大事なものは何もない」 2024.05.01 12:55 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly