古林将太がプロ14年間の生活に幕、現役引退を発表! 今季限りで福島を退団…湘南、群馬、名古屋、仙台でもプレー「幸せすぎて最高、一生の宝物です」

2023.12.30 14:30 Sat
現役を引退し湘南のフロント入りする古林将太
©︎J.LEAGUE
現役を引退し湘南のフロント入りする古林将太
福島ユナイテッドFCは30日、FW古林将太(32)の現役引退を発表した。

古林は湘南ベルマーレの下部組織育ちで、2010年に湘南でトップチームに昇格。ザスパ草津への期限付き移籍を経験した中、2016年には名古屋グランパスへ完全移籍。2017年途中からベガルタ仙台へ期限付き移籍すると、2018年からは完全移籍へと切り替わった。

2019年に湘南へと復帰。2022年までプレーすると、今季から福島に完全移籍し、J3で28試合2得点、天皇杯で1試合に出場していたが契約満了となっていた。
J1通算で197試合6得点、J2通算76試合4得点、J3通算28試合2得点。リーグカップで40試合3得点、天皇杯で19試合に出場していた。

5つのJリーグクラブで過ごした古林はクラブを通じてコメントしている。
「14年間、本当にありがとうございました。本日をもってサッカー選手を引退いたします」

「思い返せば、いろいろなことがありました。辛いこと、もちろんいっぱいありましたが、私のサッカー人生は楽しいことの連続で、新しい発見が毎日を充実させてくれました。心から楽しませていただきました」

「湘南ベルマーレ、ザスパ草津群馬、名古屋グランパス、ベガルタ仙台、福島ユナイテッド FC、いろいろなチームにお世話になりました。その都度、サポーターや地域のみなさまに温かく接していただき、すべてのホームタウンが大好きになりました」

「どんなときも応援してくださったファン、サポーターのみなさま、何よりもいつもそばで支えてくれた妻、子どもたち、親族には、感謝しかありません。みなさまがいたので14 年間走り続けることができました。幸せすぎて最高、一生の宝物です。本当に本当にありがとうございました」

なお、古林は古巣・湘南のフロント入りすることが決定。湘南を通じてもコメントしている。

「14年間本当にありがとうございました。今日を持ってサッカー選手を引退します」

「今思い返すと、、、本当にいろいろなことがあった14年間でした。辛いことももちろんいっぱいありましたが、僕のサッカー選手人生は本当に楽しいことばかりで、1日1日に新しい発見があり毎日が本当に充実していたし、本当にたのしかったです!!」

「湘南ベルマーレ、ザスパクサツ群馬、名古屋グランパス、ベガルタ仙台、福島ユナイテッドFCといろいろなチームにいって、サポーターやまちの人たち皆さんに温かく接してもらい、サッカーはもちろんのこと、その各地が勝手に第二の故郷のように大好きになりました」

「どんなときも僕を応援していただいたファン・サポーター、そして何より僕をいつもそばで支えてくれた妻、子ども達、家族、親戚、感謝してもしきれないくらい感謝しかありません。本当に本当にありがとうございました。みんながいたから14年間走り続けることができました」

「僕のサッカー選手人生は幸せすぎました。本当に最高でした。一生の宝物」

「そして、2024年からはベルマーレの一員として、再びベルマーレで働くことができることを本当に光栄に思います!」

「ベルマーレのさらなる発展に繋がるように、全力で一生懸命やりたいと思います!よろしくお願いいたします!!」

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熾烈なプレーオフ争いのJ3もラスト1試合/六川亨の日本サッカーの歩み

Jリーグも今年はJ1が2試合、J3が1試合を残すのみとなった。週末の24日にはJ2昇格プレーオフ争いをしている松本を取材に沼津まで足を延ばそうと思っている。日程が重なっていることもあり、これまでJ3は取材したことがなかった。しかし今シーズンは自宅から大宮が近いということもあって、何度かNACK5スタジアムに足を運びJ3の試合を見る機会があった。 今シーズン、寺田周平監督が就任した福島は、かつての川崎Fを彷彿させるショートパスによる攻撃的なサッカーで楽しませてくれた。チームを牽引するのは高速ドリブルの森晃太だが、川崎FからレンタルのSB松長根悠仁と攻撃的MF大関友翔は1シーズンで川崎Fに戻ってもおかしくない将来性豊かな逸材だった。 J1復帰はダントツの強さを誇った大宮が早々と決めたが、レンタル加入したFW杉本健勇は、その攻撃力はもちろんのこと、前線からの献身的な守備でチームの昇格に貢献した。彼の存在なくして大宮のJ2昇格とJ3優勝は語れない。 そんなJ3リーグで「天国から地獄」に落ちたのが沼津だった。第31節まではプレーオフ圏内の4位にいたものの、下位の八戸と讃岐に連敗して6位に後退。その後は第33節の金沢に1-0、続く長野に1-1と持ち直して勝点51の4位に再浮上した。ところが第35節で9位の北九州にアウェーで1-1と引き分けると、第36節の宮崎にホームで1-2と敗れて勝点(52)を伸ばせずプレーオフ圏外の7位まで後退してしまった。 同じ第36節、福島は金沢を2-1で下して勝点53の6位に浮上。北九州も讃岐を2-1で退けて勝点52、得失点差で8位に食い込んできた。そして迎えた第37節、6位と8位の直接対決となった福島対沼津戦はホームの福島が2-1で競り勝ち勝点56の6位をキープ。敗れた沼津は8位と変わらず、長野と1-1で引き分けた北九州が順位を1つ上げて7位に浮上した。 残るは第38節の1試合だが、24日の沼津対松本戦は、実はかねてから取材を計画していた。それというのも、この試合が昇格プレーオフ進出を賭けた直接対決になると予想していたからだ。ところが松本は第34節からの4連勝で11位から4位に大きくジャンプアップ。昇格プレーオフ進出を1試合残して決めた。松本と同じ勝点57のFC大阪もプレーオフ進出を決めており、残り1つの枠を勝点56の福島と同53の北九州が争っているが、得失点差で福島の優位は動かない。 ただし松本、FC大阪、福島は最終戦の結果次第で3チームの順位が入れ替わる可能性があるため、3位の富山との対戦を避けつつ、プレーオフ準決勝をホームで開催するためにも激しい戦いが予想される。 最終戦の相手はFC大阪が9位の八戸、福島がJFL降格の決まった岩手、そして北九州はブービーでJFL2位の高知との入替戦に臨むYS横浜。これはこれで面白い試合展開になるかもしれない。 いずれにせよ福島は昨シーズン15位、北九州にいたっては最下位ながらJFLで優勝したHonda FCはアマチュアチームのため昇格資格がなく降格を免れたチーム。こうしたチームがいきなりJ2昇格の権利を獲得しようかという活躍を見せるのもJリーグの不思議な魅力かもしれない。 文・六川亨 2024.11.19 08:00 Tue
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そりゃ日本代表も大切なんですけど日本国内でもアツアツのゲームがここに?!の巻/倉井史也のJリーグ

ということでね、今週はやっぱりJ3をちゃんと取り上げるべきだと思うんです。残り2試合はJ1と同じ。そのうち1節が今週行われるんですよね。 自動昇格は大宮と今治で決まったんですけど、熾烈なのがプレーオフ圏内争い。富山が勝点58、松本とFC大阪が54、福島53、沼津と北九州が52、八戸51、相模原50、岐阜49って、一応8チームを調べなきゃいけない。(第36節終了時点) それぞれのチームの対戦相手って、こうなってます。括弧の中は今の勝点。 富山(58)/H 八戸(51)・A 大宮(84) 松本(54)/H 琉球(47)・A 沼津(52) FC大阪(54)/H 相模原(50)・A 八戸(51) 福島(53)/H 沼津(52)・A 岩手(22) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 沼津(52)/A 福島(53)・H 松本(54) 北九州(52)/H 長野(36)・A YS横浜(32) 八戸(51)/A 富山(58)・H FC大阪(54) 相模原(50)/A FC大阪(54)・H 鳥取(47) 岐阜(49)/H 大宮(84)・A 琉球(47) とまぁ、潰し合いに続く潰し合い。ここまでのそれぞれのチームのホームとアウェイの勝率は、こんな感じ。 富山(58)/H 55.6%・A 22.2% 松本(54)/H 38.9%・A 38.9% FC大阪(54)/H 38.9%・A 38.9% 福島(53)/H 44.4%・A 44.4% 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 沼津(52)/H 61.1%・A 22.2% 北九州(52)/H 38.9%・A 38.9% 八戸(51)/H 44.4%・A 27.8% 相模原(50)/H 44.4%・A 27.8% 岐阜(49)/H 44.4%・A 33.3% いや、これホームで安心していいのは富山と沼津だけ。富山は次に勝てば3位確定だし、沼津は最後ホームゲームが計算できるってのが有利でしょ。 さて、じゃあ後半戦だけを考えるとこんな表になるんです。 順 :チーム/点/ 差 1位:大宮/38 / 17 2位:今治/37 /22 3位:富山/29/ 10 4位:鳥取/ 29/ -1 5位:八戸 /28 /6 6位:松本 /27 /9 7位:宮崎 /27 /5 8位:北九州 / 26 /-1 9位:讃岐 /25/ 3 10位: 福島 /24/2 11位:岐阜/23/4 12位: FC大阪/ 23 /2 13位:沼津/ 21/ -2 14位:相模原/21/ -5 15位:琉球 /20/ -7 16位:金沢 /17 /-6 17位:奈良 /16/ -7 18位:長野 /12 /-11 19位:YS横浜 / 12 /-18 20位:岩手/ 9 /-22 おお、こうやってみると鳥取、八戸あたりがググッときてもおかしくないじゃないですか。ってことで、今週末はJ3もめっちゃ見所ありますよ。ところで、冒頭の「ということで」って何にかけたんだっけ? えっと……。 2024.11.16 11:50 Sat

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