「世界を意識せざるを得なくなった」“全会一致”でシーズン移行を決断したJリーグ、課題解決をしながら目指す世界スタンダードに野々村芳和チェアマン「ここからが大事」

2023.12.19 22:07 Tue
シーズン移行を決断したJリーグの野々村芳和チェアマン
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シーズン移行を決断したJリーグの野々村芳和チェアマン

Jリーグの野々村芳和チェアマンが、2026-27シーズンから実施されることが決まったシーズン移行についてコメントした。

Jリーグは19日、理事会を開催。今年2月から準備をスタートし、本格的に議論を重ねてきた中、2026-27シーズンからのシーズン移行が決定。残された課題はあるものの、継続検討を進めていくこととなった。

野々村チェアマンは「10カ月以上、本当にたくさんの方たちと話をしてきました」と語り、「今までおそらくなかったような、実行委員だけでなく、各クラブのスタッフも含めると500人ぐらいの人たちを交えて、これからの日本サッカー、Jリーグをどういう方向に持っていこうかと話しました」と多くの人の意見を聞き、議論をしたと語った。
今回のシーズン移行は、「世界と戦う舞台」にJリーグがなれるかどうかが議論の焦点に。野々村チェアマンは「世界市場でどうなっていくか。世界と戦う舞台にJリーグを変えていこうということを10カ月かけて話してきました。その中で、シーズンを変えることが必要なんじゃないかということで、今回のシーズン移行の話になったということです」と、その結果が「シーズン移行」になったとした。

大きなポイントの1つは夏場のパフォーマンス低下。Jリーグはシーズン半ばの8月に大きくパフォーマンスが低下する「谷型」のグラフを描き、ヨーロッパは「山型」のグラフを描いている。
「僕もどうしたら良いかを何十周も考えた中で、日本では夏場のパフォーマンス低下が明らかに出てきて、本当に変えなければいけないと思いました。30年近く前は自分もプレーヤーとしていた中で、本気で世界を目指していた選手がどれだけいたかというと、多くはなかったです」

「ただ、最近の日本代表のW杯の結果、海外での活躍を見ると、本気で海外を目指していて、子供たちも目指している。日本の指導者も世界に出ていくこととなる中で、クラブを担っている我々が本気で世界を目指すことにどれだけコミットできていたか。この10カ月で自問自答してきた中で、多くの実行委員の方も背景は違い、色々な考えがある中で、話をする中で足並みが揃ってきた感じがしています」

「背景、クラブのサイズ、地域性など色々な意見はあって当然。ただ、意見をありながらも、ある時期から日本のサッカー、Jリーグをどうするかということは一枚岩でやれていた感じがしています。夏場ということを考えた時に、僕たちJリーグは公益社団法人であることも含めて、Jリーグの理念に立ち返る必要があると思いました」

日本の気候環境が及ぼすパフォーマンス低下に関しては問題視するクラブは多いとし、課題は他にありながらも、Jリーグと日本サッカーの発展のためには避けては通れない道。「谷型のカーブの中で選手をプレーさせることは絶対できないと感じた」と野々村チェアマンは力強く語る。そして、降雪地域だけでなく、暑熱対策も重要になるとした。

「サッカーというスポーツの特性上、夏プレーするのはこのままで良かったのか。夏のサッカーのあり方も考えなければいけないという時期もあると思う」

「一方で、僕は札幌で長く生活をしていたので、夏だけじゃなく、冬のスポーツ環境はこの10年進歩したかというとしていない。多くのスポーツをしたい少年に対して、冬場の3、4カ月広いところでサッカーができないという環境を、しっかり変えなければいけないと強く思っています」

「サッカーのシーズンを変えるということよりも大きなもの、責任が僕らにもある。気候変動が大変な中で、サッカーがどういうスタンスを見せて、もっと良い環境、国民の心身の発達に寄与出来るように改革していこうと。大きな筋で、今回のシーズンを移していくということは大きな意味のあることではないかなと思って、こういう結論に至りました」

サッカーのシーズンを変えたいと言うことではなく、今の環境において何が最適なのか。それはサッカーに限らず、スポーツという広い意味で考えても同義となる。

「この1年間で本当に多くのサッカーの関係者、スポーツの関係者と話をしていく中で、人の意識もだいぶ高みを目指すようになったと思います。これが決まったから終わりだとは全く思っていなくて、ここからが大事です」

「10年後、20年後、30年後に日本のスポーツ環境が整い、サッカーもレベルアップしてより大きな夢を描けるようになったと感じられるように、協力してやっていきたいと思います」

あくまでも「シーズン移行」は目的ではなく手段の1つ。その先にあるもの、将来を見据えたスポーツを取り巻く環境を考えて、先陣を切るというところもあるだろう。

今回の決議に関しては「全会一致で決まりました」とコメント。事前の投票では、アルビレックス新潟が断固として反対の姿勢を崩さなかったが、最終的には賛成となったようだ。

ただ、もちろん課題は残っている。「(シーズン移行を)決めたら全てがスムーズにいくことではないですし、Jクラブの皆さんでは多くのクラブが賛成をしていますが、いずれ解決しなければいけない課題はあると思った上での賛成。理事会でもそうだが、走りながら1つ1つ乗り越えていくという声が大半でした」とコメント。「もともと100、0を目指すということではないです」と、是否を問うだけではないとした。

「みんなで目指す方向性を議論した上で、多少課題が不安だと思う人もいれば、不安をみんなで乗り越えようという、マインドの違い、準備の違いだと思う。走りながらクラブ、理事を含めて解決していこうということです」

「やる」と決めて動き出し、しっかりと問題点を解決していくスタンスを選んだことになったJリーグ。現段階では移行期について「基本的に2024、2025シーズンは今まで通りにやっていく。残りの0.5はどうするかを決めていこうということ」とコメント。「クラブの収入をどう獲得していくかということと同時に、リーグの収益をどう確保するか。競争力のある、見ている人もヒリヒリするような特別な0.5シーズンの大会が必要だということをクラブとも確認している。年明けすぐに決めるのか、内容によって来シーズンに向けて考えるか」とし、2026年の夏までの半年間をどう動かすのかを考えることはするとした。

今回の「シーズン移行」で大きく話題となったのは降雪地域の対応。環境整備などを含めて、多くの課題は残ったままだ。

「降雪地域を含めた財源に関して、Jリーグとして100億円ぐらいは準備できている」と語る野々村チェアマン。ただ「Jリーグが全てやるのではなく、世界市場での挑戦に必要な文脈で考えると、リーグだけでなく、サッカーファミリー全体に関わること。JFAも含めて環境を整備しましょうという話はできています」とコメント。「かつ、サッカー界だけの問題ではないと思うので、例えば企業、自治体も含めて、どんなスキームでどんなスポーツ施設を作るのかは仲間を増やしながらやっていきたいです」と、多くのものを巻き込んだ上で環境を整えていく形で動くとしている。

また「100億円が無くなったら終わりではなく、将来的にシーズンを通したスポーツ環境を整えることでの意思確認はできている。観戦環境も含めて、温かいスタジアムは必要だよねということも含めてです。暑熱対策も含めた、暑い時の環境整備もできていくと思っています」と語り、選手たちだけでなく、観戦者の暑さや寒さへの対策に関してもしっかりと考えて動いていくとした。

反対していた新潟については「大きな変革をしようと思うときに、100、0は絶対にないと思う。地域だったりクラブの置かれている背景が色々あって当然」とコメント。「そういう意見があったからこそ、より議論を深められたというのもあると思う」と、反対し問題提起があるからこそ、議論も進み、問題を解決しようという動きになっていくとした。

野々村チェアマンは「基本的には諸手を挙げて賛成ということにはならなかったとしても、日本のサッカーを良くしていきたいという思い、熱量というものはすごく大事な部分だったと思うので、そういう意見があったからこそ、前に進んだり、新しく考え方が生まれたりというものは間違いなくあったと思います」と語り、「(実際に)クラブの方にも聞いて欲しいですが、基本的にはみんなそういう決断に至ったのであれば、良いサッカー界を作っていくということには賛同しているので、ここから一緒にやっていけると思います」と、目的は同じであり、しっかりと歩んでいけるとした。

また、新潟をはじめとした降雪地域のサポーターからは不安の声も聞こえているが「説明というか、しっかりとした事実の説明が届いているかというのは疑問を持ちながらやっています」とコメント。「4、5月ぐらいの時点で東京から発信しても地域のメディアには伝わっていないことも実感しています。僕らが動いて、地元の色々な地域に行ってメディアの皆さんに説明することはやってきましたが、継続してやっていきたいということ。クラブが目の前の仲間であるサポーターにどういうふうに事実を伝えることは大事かなと思います」と、しっかりと情報、目的、狙いは伝わっていないと感じているといい、そのための努力は続けていくとした。

また「冬にサッカーをたくさんするということではないことですら伝わってなかったりすることもあるので、ゼロからまだまだ伝えて行かなければいけない作業はあります」とコメント。「6月、7月は良い時期かもしれないですが、世界的に見ればW杯があったりする。パフォーマンスを高めなければいけないシーズンの真ん中が谷になっているというものは変えなければいけない」とし、頭ごなしに否定する意見が多い中で、サポーターに対してもリーグ、クラブがしっかり伝えていく必要があるとした。

これまでも何度も話が浮上しては立ち消えになってきた「シーズン移行」問題。今回、ここまで議論を重ね、移行するところまで持ってこれた要因について野々村チェアマンがコメント。しっかりと、全員が考えた結果だろうとした。

「フットボールファーストということを考えたときに、あのパフォーマンスが下がってしまうのは絶対に良くないというのを持つ人が多かったのと、目標は国内のコンペティションでどう戦っていくか。(Jリーグは)30年前にできたばっかりなので仕方ないし、国内でどう戦うかを徹底してきたが、世界を意識せざるを得なくなったのかなと思います」

「加えて、気候変動という問題も実際にしっかりと向き合わなければいけない課題なんだなという思いが強くなったんだと思います」

「過去10年間、去年から10年前まで、最初の5年で試合が中止になった数は14試合しかなかった。その後の5年は大雨などの試合中止は58試合に増えている。気候変動が多くある中で、最も雨で流れているのが7月、8月、9月。今のシーズンで8月、9月に試合が流れると、リーグは12月の第一週で終わるのでそれより後にはいけない」

「この先どういう気候変動があるか読めない中で、(シーズンを移行すれば)8月、9月に中止になる試合がこれまで通りあっても、後ろに逃すことができる」

「夏場のパフォーマンスはこれまで以上に暑くなるかもしれない。世界と戦う上では日本はそこに手をつけなければいけないと感じるようになったんだと思います」

世界のスタンダードに合わせ、アジアのスタンダードにもなりつつあるシーズンに合わせることとなったJリーグ。残り2年半で、どこまで課題を解決していけるのか、この先の動きにも注目が集まる。

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「中盤からは独走態勢」 J3優勝の大宮を野々村芳和チェアマンが喝采、レッドブル下の来季にも「新たな旋風を期待」

大宮アルディージャの明治安田J3リーグ優勝にJリーグチェアマンの野々村芳和氏がコメントを寄せた。 1年でのJ2復帰を期してJ3を戦った大宮は春先から首位をひた走り続け、第32節で自動昇格圏内の2位以内が確定。そして、今週末の第33節は2位FC今治との直接対決を引き分けに持ち込み、5試合を残して優勝を決めた。 今季J3最多の61ゴールもさることながら、守りも最少の22失点と攻守に圧倒的な戦い。野々村チェアマンはJリーグを通じて祝福し、レッドブルグループ下での来季にも期待した。 「大宮アルディージャの皆さま、2024明治安田J3リーグ優勝、そしてJ2昇格おめでとうございます。ファン・サポーターの皆さま、クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます」 「昨シーズンの雪辱を晴らし、1年でJ2の舞台へ返り咲きました。今シーズンは開幕から上位に位置し、第8節で首位に立つと、第13節まで無敗と勝点を積み上げ、中盤からは独走態勢に。今節の結果をもって23勝8分2敗と他チームの追随を許さぬ圧倒的な強さで、残り5節を残してJ3リーグ優勝を勝ち取りました」 「経験豊富な選手達の安定したプレーが若手選手を引っ張り、『戦う集団』へとチームを上手くまとめ上げる長澤徹監督のマネジメント手腕も光りました」 「本日もホームスタジアムであるNACK5スタジアム大宮には、大勢のファン・サポーターの皆さまが詰めかけ、素晴らしい雰囲気でチームを後押ししてくれました。クラブが苦しい時にも、声援を送り続けたファン・サポーターの皆さまにとって、本日の歓喜は忘れがたいものとなるでしょう」 「来シーズンからは再びJ2の舞台で戦うこととなりますが、勢いこのままに新たな旋風を巻き起こしてくれることを期待しています」 <span class="paragraph-title">【動画】大宮選手が歓喜のシャーレアップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://twitter.com/Ardija_Official?ref_src=twsrc%5Etfw">@Ardija_Official</a> <a href="https://t.co/oSTaK9R9U1">pic.twitter.com/oSTaK9R9U1</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1847537864126713999?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.19 18:12 Sat
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最多入場者数更新のFUJIFILM SUPER CUPの後継イベントは「本当にゼロベース」、野々村芳和チェアマンが言及「何が多くの人を楽しませることができるか」

Jリーグの野々村芳和チェアマンが、ひとまず幕を閉じたFUJIFILM SUPER CUPの今後について語った。 1994年から32年にわたって開催されてきたFUJIFILM SUPER CUP。8日には32回大会が行われ、サンフレッチェ広島がヴィッセル神戸を2-0で下した。 しかし、秋春制へのシーズン移行により現行フォーマットでの開催はこれが最後。野々村チェアマンは試合後、過去最多の5万3343人の入場者数を記録したことに言及した。 「スーパーカップ史上最高とのことなので、引き続き今シーズンもたくさんの人に見てもらいたいなというのがある。ただ、日本列島の気候の問題で着くのが遅くなってしまったり、来れなくなった人もいたと思うので、その人たちは少しかわいそうだったなと思います」 「だけど、そういう人たちもまた次のリーグ戦から、いろいろなところで見てもらうチャンスがあると思うので、という気持ちです」 また、広島に軍配が上がった試合内容にも触れ、一定の満足感を示している。 「神戸はACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)も中2日で控えているシーズンの頭で、難しさはあったと思います。だけど、選手それぞれもそうだし、グループとしても、今シーズン入っていくうえである程度のものは見せることができたと思う」 「両チームにとって当然勝ち負けがあるような、タイトルが懸かったゲームではありますけど、今シーズン楽しみだなと思えるようなもの、選手というのはある程度見ることができたかなと思います」 さらに、スーパーカップの今後についても語ったチェアマン。協賛企業とともにベストな答えを模索し続けているという。 「いつ、どこでなら一番効果的なものが行えるかみたいなものは、やはり気候の問題もあったり、メディアでの露出の問題もある。いろいろなタイミングがあると思うので。なんでも全部テーブルに上げている。それはもう去年からずっと考えている」 「32年間お世話になった富士フイルムビジネスイノベーションさんとも一緒になって、日本のサッカーのためになるような、ゲームなのか、イベントなのかということをいろいろ考えていますね」 「(ヨーロッパに倣ってのシーズン中開催は)全然排除しない。排除しないし、それがスーパーカップみたいなものが良いのか、または別のようなものが良いのかとか、本当にゼロベースで」 「他の国がこういうことをやっているからというよりは、日本として、Jリーグとして何が多くの人を楽しませることができるかという観点で、考えている途中です」 2025シーズン開幕にあたり、春秋制のラストシーズンであることにも言及。興行面でも、サッカーの内容面でも、継続的な向上のために手を尽くしていく所存だ。 「特別、今年が最後だからという思いはないですが、少しずつでもJリーグは成長してきている。お客さんの数とか、全体の売り上げとかも含めて10%ぐらい成長してきているので、この数年と同じような成長を見せられればなと」 「(成長というのは)経済的なところですけど、選手たちのレベルも。今の春秋制のなかでもクオリティを少しでも上げられるにはどうしたら良いのかということ。選手、審判とかが一緒になって良いものを作っていけるような、その後にもしっかり繋がるようなものが残せれば良いのかなと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】トルガイ&荒木隼人で2発! 神戸vs広島 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">サンフレッチェ広島が快勝で<br>5度目のスーパーカップ優勝<br><br> ハイライト動画<br> FUJIFILM SUPER CUP 2025<br> ヴィッセル神戸 vs サンフレッチェ広島<br> 0-2<a href="https://twitter.com/hashtag/FUJIFILMSUPERCUP2025?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FUJIFILMSUPERCUP2025</a> <a href="https://t.co/NVszGtkF0b">pic.twitter.com/NVszGtkF0b</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1888121607165812904?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.08 23:28 Sat
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世界トップ水準を目指して! Jリーグ、現行方式のラストシーズンで目指すもの…野々村芳和チェアマン「プレー強度とアクチュアルプレーイングタイム」

10日、Jリーグが2025Jリーグ開幕イベントを開催。冒頭、野々村芳和チェアマンが、今シーズンのJリーグが目指すサッカーについて語った。 2025シーズンは、現在のスケジュールで行われる最後のシーズンに。2026シーズンは特別大会を行い、後半から2026-27シーズンとしてヨーロッパなどにシーズンを合わせることとなる。 世界基準を目指しているJリーグ。まずはシーズンを世界に合わせていく中で、プレーの水準も合わせていきたいとのこと。野々村チェアマンは、コンタクトの強さと深さ、アクチュアルプレーイングタイムに焦点を合わせていきたいと語った。 「まもなく2025シーズンの明治安田Jリーグが開幕します。昨シーズンは過去最高の1250万人という人をスタジアムにお迎えすることができましたし、クラブとリーグの売上の総和も過去最高になる予定です。メディアの皆さんには全国各地でJリーグを盛り上げていただきました。改めて感謝します。どうもありがとうございました」 「Jリーグは30年以上やってきていますが、次の30年で世界のトップ水準のリーグになっていこうということで、数年かけてシーズン移行を決定したことや、選手の契約制度の改定などもやってきて、リーグの基盤の見直しをこの数年でやってきました」 「今後Jリーグでプレーする選手たちはそうですが、将来プロを目指す選手たちにとっても、海外の選手たちにとってもJリーグがプレーする価値がある、あそこに行くと成長できるという思いを持っていただけることなど、色々なことを変えていかなければいけない。サッカーの水準だけではなく、周りの水準も上げていかなければいけないし、エンターテインメント性、面白さも追求しなければいけないと思っております」 「今日は、ピッチ上に少しフォーカスしてお話ししたいと思っています。世界のトップでプレーしてきた、体感してきた選手や日本代表も森保監督もそうですが、どういったところを変えなければいけないかということを話したり、聞いたりしてきました。今回はJFAも含めて、2025シーズンからここを変えていこうという2つの観点に着目していきたいと思います」 「1つ目はプレーの強度。2つ目はアクチュアルプレーイングタイムです。1試合でボールが動いている、プレーされている時間を意識していきたいと。1つ目のコンタクトプレー、強度というのは、強さ、深さ。世界のトップレベルでやってきた選手から何度も言われてきた部分です」 「アクチュアルプレーイングタイムは、直近のシーズンでは世界のトップ3のリーグと比較すると、プレミアリーグでは60分近い58分。Jリーグはどのくらいかというと52分ぐらいでした(ドイツは57分、スペインは55分)。ここは現行のシーズン性でいくと5月から9月まではなかなかパフォーマンスが上がりにくい環境ということもありますが、見ているお客様にとってももう少し長くプレーしているところをしっかり見せていこうよと。Jリーグのクオリティという部分でも大事な部分なんじゃないかなと思っています」 「具体的にどうするのかというと、強度やアクチュアルプレーイングタイムということをより良くしていくためには、審判のジャッジも凄く大事になって来ると思います。審判だけが意識すれば良いかというとそうではなく、選手にもそういった意識を持って一緒にサッカーを作り上げていくことで、この課題を解決していこうと考えました」 「開幕前に各チームを回って、選手や現場の皆さん、審判を含めて、色々な話をする中で、映像も含めてみんなでこういった方向にしていこうということを今シーズンも話してきました。決してサッカーのルールが変わるわけではないですが、ルールの解釈には幅があります。リーグとか国によってはその標準の差がかなりありますが、その標準を世界に近づけていくということをやりたいと思っています」 昨シーズンのプレーの中から、今シーズンは続行させたいような強度の高いプレーや、今シーズンの水準でジャッジされたシーンをまとめた映像を放映。選手や審判たちにも共有しているという。 「当然、危険なプレーは今まで通り、ルールが変わるわけではないので、標準を上げていくために次の笛がなるまで続けていく。この間のFUJIFILM SUPER CUPでも同じようなシーンが随所に見られたかなと思っています」 「こうやって試合環境、ピッチのレベルが上げていく作業の中で、今シーズンはヨーロッパだけでなく、中南米、中東、アジアなど最大7カ国の審判を招いて、40試合ぐらいを世界の色々なサッカーを経験している審判に笛を吹いてもらおうと思っています。Jリーグのサッカーをもう一段上げていくためにも、メディアの皆さん、ファン・サポーターの皆さんにも、審判がプレーを続けさせる勇気を後押しするようなリスペクト、空気感。選手たちがタフなプレーを続けた時に拍手が起こるようなスタジアムの雰囲気を皆さんで作っていただけたらと思っています」 「今シーズンは現行のスケジュールでの最後の大会となります。AFCのチャンピオンズリーグ、クラブ・ワールドカップなどでアジア、世界の舞台でJリーグのクラブが挑戦するということもあります。30年後という話をしましたが、振り返った時に起点となった、素晴らしいシーズンだったと思っていただけるように、是非皆さんで一緒に今シーズンも盛り上げてもらえればと思います。2025シーズン、よろしくお願いいたします」 2025.02.10 21:40 Mon

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