Jリーグ、提携するインドネシアリーグでの事故に際して週末の全試合で黙祷を実施
2022.10.07 15:45 Fri
Jリーグは7日、今週末の全試合にて黙祷を行うことを発表した。
10月1日、インドネシア東ジャワ州マランのカンジュルハン・スタジアムで開催された、インドネシアサッカーリーグ・リーガ1 アレマFCvsペルセバヤ・スラバヤにおいて、試合終了後にスタジアムで多くの方が亡くなられる事故が発生した。
試合後に負けたアレマのサポーターがスタンドからピッチに乱入。これを制御しようと警察が催涙ガスを使用。これにより、逃げようと多くの人が殺到し、踏みつけられた圧死などで131名が死亡したとされている。
Jリーグは2014年からインドネシアのプロサッカーリーグとのパートナーシップ協定を締結。野々村芳和チェアマンも「非常に心を痛めています」とコメントしていた。
なお、Jリーグは10月8日(土)、9日(日)、10日(月)の3日間で行われる全ての試合で黙祷を実施することを決定した。
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試合後に負けたアレマのサポーターがスタンドからピッチに乱入。これを制御しようと警察が催涙ガスを使用。これにより、逃げようと多くの人が殺到し、踏みつけられた圧死などで131名が死亡したとされている。
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