バルセロナ、公式戦連敗ストップもバレンシア相手のドローで手痛い勝ち点逸に…【ラ・リーガ】

2023.12.17 07:02 Sun
Getty Images
ラ・リーガ第17節、バレンシアvsバルセロナが16日にメスタージャで行われ、1-1のドローに終わった。

バルセロナは前節、ジローナとのホーム開催の上位対決に2-4で惨敗し、勝ち点差を縮めるばかりか、4位に転落した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では引き分け以上で地力で首位通過を決められる状況ながら、最下位アントワープ相手に2-3の敗戦。今季初の公式戦連敗を喫した。

最適解を見いだせない用兵、状況を悪化させる采配などチャビ監督に対する風当たりが強まるなか、11位のバレンシアとのアウェイゲームでバウンスバックの白星を目指した。直近1分け3敗の4戦未勝利と調子を落としているバラハ率いるチーム撃破を狙ったブラウグラナは、ジローナ戦から先発1人を変更。クリステンセンに代えてバルデを左サイドバックに置き、カンセロと右サイドバックに配置した。
今季開幕前に現役引退を発表したバレンシアOBのダビド・シルバがキックインセレモニーに参加し、良い雰囲気のなかで幕を開けた名門対決。開始直後には左サイドでのクイックスローから速い攻めを見せたバレンシアにいきなり決定機が訪れるが、ボックス中央でヤレムチュクが放った反転シュートはGKペーニャの見事なワンハンドセーブに阻まれた。

いきなりのピンチを何とか凌いだバルセロナは、直後の5分にレヴァンドフスキのお膳立てからバルデが決定機に絡むと、10分にもペドリの絶妙なラストパスに反応したレヴァンドフスキが決定機に絡んでいく。
その後はボールを握って押し込むバルセロナ、カウンターで引っくり返すバレンシアという構図の下で一進一退の攻防が続く。その流れでバレンシアはヤレムチュクが幾度かうまく相手の背後を取ったが、ファーストタッチのミスなど先制点に結び付けられない。

前半半ば以降はバルセロナが優勢に試合を進めると、28分にはギュンドアンの正確なクロスに反応したレヴァンドフスキが見事なジャンピングボレーでGKママルダシュヴィリにビッグセーブを強いる。さらに、フェリックスのマイナスの折り返しからのペドリの左足ダイレクトシュート、カンセロのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキのチップキックと続けて際どいシーンを作り出す。だが、前半のうちにゴールをこじ開けるまでには至らなかった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半もアウェイチームが押し込む入りに。すると、55分には鮮やかなコンビネーションから待望の先制点を奪った。

右サイドでボールを持ったハフィーニャが内側のフレンキー・デ・ヨングに預けてボックス内に走り込むと、絶妙な浮き球のリターンパスが繋がる。ここでハフィーニャはシュートではなく冷静に逆サイドでドフリーのフェリックスへの折り返しを選択すると、ポルトガル代表FWが難なく無人のゴールへ流し込んだ。

良い時間に先制したバルセロナは、よりバランス重視の戦い方にシフトしつつ前に出てきたホームチームを引っくり返す形で追加点を狙う。67分にはボックス右に抜け出したハフィーニャに決定機も角度のないところで放ったシュートはGKママルダシュヴィリの好守に遭う。

一方、失点後にヤレムチュクを下げてカノスを投入し、より機動力のある形の戦い方にシフトしたバレンシア。ここから徐々に相手陣内でのプレーを増やすと、ゴラッソで同点に追いつく。

70分、右サイドのフラン・ペレスの背後への抜け出しを起点に中央で人数をかけた攻めを見せると、ディエゴ・ロペスが繋いだボールをペナルティアーク付近で受けたギジャモンが冷静に相手DFを右に交わして右足のコントロールシュートを放つと、これがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。

逃げ切り失敗の形となったバルセロナは、失点直後にフェリックスを下げて古巣対戦のフェラン・トーレスを投入。ホームサポーターから強烈なブーイングを浴びたフェランは、投入直後にデ・ヨングの浮き球パスに抜け出したボレーシュートを狙うが、これはGKママルダシュヴィリのビッグセーブに阻まれた。

これ以上の取りこぼしは許されないチャビのチームは、80分を過ぎてギュンドアンを下げてヤマルを投入。ここから攻勢を強めると、82分にはフェランのスルーパスに抜け出したハフィーニャにビッグチャンスもボックス内で続けて放った決定的なシュートはGKのファインセーブとDFの決死のゴールカバーに阻まれる。

試合終盤にかけてはホームで引き分けやむなしの守るバレンシアに対して、バルセロナが猛攻を仕掛けていく。だが、6分が加えられたアディショナルタイムの攻撃も相手の粘り強い守備をこじ開けることはできず。

この結果、公式戦連敗をストップしたバルセロナだが、勝ち点1を持ち帰るにとどまり、リーグ連覇に向けては厳しい取りこぼしとなった。

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