悲願のJリーグ参入へ…JFL高知の22歳アタッカー樋口叶が来季へ並々ならぬ決意「本気で結果を残しにいくので期待してください」
2023.12.08 18:15 Fri
樋口叶(22)がJFL高知で3年目のシーズンへ
日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCは8日、MF樋口叶(22)との来シーズン契約更新(継続)を発表した。樋口は熊本県出身。地元のロアッソ熊本でジュニアユースから育ち、ユース昇格を経て2020年にトップ昇格を果たすも、同年はJ3リーグで15試合0得点、2021年は8試合0得点にとどまった。
昨シーズンは高知へ期限付き移籍し、自身初のJFLで25試合3得点。シーズン後に熊本との契約が満了を迎え、今季から高知への完全移籍となり、20試合3得点3アシストをマーク。ガンバ大阪に横浜FCとJ1勢を相次いで撃破した天皇杯でも4試合中3試合に出場した。
高知県勢初のJリーグ参入、四国4県で唯一の“Jなし県"という現状からの脱却を目指し、今季は「Jリーグ入会継続審議」というところまで来た高知ユナイテッド。背番号7を背負う攻撃の中心選手・樋口は、南国土佐で3年目となる来季を迎えるにあたり、並々ならぬ決意をクラブ公式サイトで綴っている。
「いつも温かい応援、サポートありがとうございます。来シーズンも高知ユナイテッドSCで戦えること嬉しく思います」
「まあでも今年の結果じゃ、そんな事言っても伝わんないと思うし、何言ってんだろうって思われるだけなので、この気持ちが伝わるように来シーズン本気で結果残しにいくので期待してください」
「もう楽しいだけでサッカー続けれるような年齢じゃないので、結果出せないと終わりってくらい自分を追い込んで頑張りたいと思います」
昨シーズンは高知へ期限付き移籍し、自身初のJFLで25試合3得点。シーズン後に熊本との契約が満了を迎え、今季から高知への完全移籍となり、20試合3得点3アシストをマーク。ガンバ大阪に横浜FCとJ1勢を相次いで撃破した天皇杯でも4試合中3試合に出場した。
「いつも温かい応援、サポートありがとうございます。来シーズンも高知ユナイテッドSCで戦えること嬉しく思います」
「あまり何も考えてないように見えると思いますが、僕は本気でこのチームでJ3昇格したいって思うし、『毎試合俺が点取って勝たせる』っていう気持ちでサッカーやってます」
「まあでも今年の結果じゃ、そんな事言っても伝わんないと思うし、何言ってんだろうって思われるだけなので、この気持ちが伝わるように来シーズン本気で結果残しにいくので期待してください」
「もう楽しいだけでサッカー続けれるような年齢じゃないので、結果出せないと終わりってくらい自分を追い込んで頑張りたいと思います」
樋口叶の関連記事
ロアッソ熊本の関連記事
JFLの関連記事
|
|
樋口叶の人気記事ランキング
1
「高知県にJリーグを」目指すは来季のJ3参入!「残り4試合戦い抜きます」【JFL高知の歩み】
2019年の地域CLで2位となり、翌2020年からJFLに舞台を移した高知ユナイテッドSC。クラブ名変更にライバルクラブとの統合を経て、ようやく辿り着いた全国リーグだが、目線は早くもその先へ。“Jなし県”脱却、来シーズンのJ3リーグ参入を目指し、今季も最後まで全力で戦う。【第3回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452484" target="_blank">前編</a> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452485" target="_blank">中編</a>】 <span class="paragraph-subtitle">〜高知県から本気でJリーグ!~</span> 2023年のJFLもいよいよ佳境。財務問題に端を発したFC神楽しまねの除名が開幕直前に決まり、従来の16チーム編成ではなく15チームとなったため、毎節1チームが試合なしとなっているが、あれよあれよという間に全チームが最低24試合(全28試合)を消化するところまで来た。 JFL4年目を迎えた高知ユナイテッドSCも24試合まで消化し、9勝6分け9敗の6位と健闘。過去3年は14位、13位、11位であり、この6位を最後までキープすれば初の1桁順位フィニッシュとなるが、かねてより「高知県から本気でJリーグ!」と掲げてきた高知の目標はあくまで「来季のJ3参入」だ。 しかし、クリアソン新宿とヴィアティン三重のJリーグ入会が条件付き(JFLで2位以内の確保が必須)で承認されている一方、高知は「継続審議」とされており、現状では今季のJFLで2位以内を確保しても、J3への自動昇格、もしくは入替戦行きを掴めるか不透明だ。 そんななか、10月29日には第26節で首位Honda FCと対戦。1-1のドロー決着となったこの一戦は本拠地・高知県立春野総合運動公園陸上競技場に「2156人」が来場し、今季のJFLホームゲームにおける最多の観客動員となった。 首位であり、JFLの“盟主”でもあるHonda相手に勝ち点「1」を掴み、観客動員でも大きな成果…しかし、残り4試合で2位ソニー仙台FCとの勝ち点差が「7」となり、J3参入の大前提である2位以内確保が難しくなった格好だ。 それでも高知の吉本岳史監督は試合後、「J3昇格の可能性がまだあるなか、(Hondaに)負けなかったことは選手たちが勝利に向かって走り続けてくれたから。1-1となってからもビッグチャンスがありましたし、勝ち点1を“もぎ取った”とは思いません。“積み上げ”ました」と選手を称える。 残り4試合に向けても「J3への切符を掴みたいと思っていますが、簡単ではない、そして現実的に難しいことも理解しています。だからこそ、この4試合をひたむきに決勝戦のように戦いたい」と前を向く。 選手からも続々とポジティブな言葉が。昨年までJ3のヴァンラーレ八戸に所属していたDF小林大智は「一戦必勝で目の前の試合に勝てば、その先に何かが見えてくる。そう信じたい。良い準備をします」とコメント。ゲームキャプテンを務めた24歳は真っ直ぐな目で答えてくれた。 また、22歳MF樋口叶はJ3参入の可能性を残す新宿や三重だけでなく「対戦する全チームがライバル」とし、「今日のような雰囲気は励みになりました」と今季最多の観客動員に触れる。高知は残り4試合中2試合がホームゲームだ。 地元・高知県出身のMF佐々木敦河も「今年でJ3に上がって、全国の方たちに『高知県にもJクラブがあるんだな』って知ってもらいたい。残りの4試合、頑張って戦い抜きます」と意欲を見せる。 「自分が高校生の時、高知県のクラブがこのレベル(JFL)で戦うチャンスはありませんでした。今この舞台にいることは素晴らしいことですし、ここからまた『高知県にJリーグを』という想いも強いです」 Jリーグを目指して歩みを進める高知ユナイテッドSC。佐々木が意気込んだように今季の残り4試合、最後まで「来季のJ3参入」を目指して戦い抜く。迷うなかれ、志高く一歩前へ。土佐藩が生んだ幕末の志士・坂本龍馬はこんな言葉を私たちの生きる後世に残したという。 「何の志も無きところに、ぐずぐずして日を送るは、実に大馬鹿者なり」 (完) 2023.11.03 21:00 Friロアッソ熊本の人気記事ランキング
1
J2熊本が朝鮮大DF李泰河の入団内定を発表 昨年は杭州アジア大会を経験「全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」
ロアッソ熊本が9日、朝鮮大学校からDF李泰河(リ・テハ/21)の入団内定を発表した。 李は大阪府出身で、セレッソ大阪U-15から履正社高校、朝鮮大を経て、2025シーズンから熊本入りする運びに。センターバックやボランチをこなす184cmDFで、昨年は杭州アジア大会にU-23北朝鮮代表の一員として参戦している。 クラブ公式サイトを通じ、加入の喜びを綴っている。 「来シーズンよりロアッソ熊本に加入することになりました朝鮮大学校の李泰河です」 「幼い頃からの夢であったプロサッカー選手というキャリアをロアッソ熊本で始められることを大変嬉しく思います」 「これまでお世話になった方々や、これからお世話になる方々に自分のプレーを観て楽しんでもらえるように自信を持ってプレーしたいと思います」 「1日でも早く試合に出てロアッソ熊本の勝利に貢献できるよう全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」 <span class="paragraph-title">【動画】李泰河がロアッソサポーターへ自己紹介</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%A0%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#朝鮮大学校</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%8E%E6%B3%B0%E6%B2%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#李泰河</a> 選手<br> 2025新加入内定<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%BD%E7%86%8A%E6%9C%AC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ロアッソ熊本</a> では2025シーズンの新加入選手として、朝鮮大学校の李 泰河(リ テハ)選手の加入が内定いたしました。<br>プロフィールなどは<a href="https://t.co/lqvKF4etaY">https://t.co/lqvKF4etaY</a> <a href="https://t.co/h9OOcq5j7z">pic.twitter.com/h9OOcq5j7z</a></p>— ロアッソ熊本(official) (@roassoofficial) <a href="https://twitter.com/roassoofficial/status/1865992326344302950?ref_src=twsrc%5Etfw">December 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.09 15:00 Mon2
差別的行動と物議醸した町田FWミッチェル・デューク「反応はすべきではなかった」と謝罪も「僕を突き飛ばし、罵ったり…」と主張
FC町田ゼルビアのオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが、物議を醸している自身の行動について言及した。 ことの発端は、4月29日行われた明治安田生命J2リーグ第12節のロアッソ熊本戦の試合後に起こった。 町田のホームである町田GIONスタジアムで行われた一戦は、2-1で町田が勝利。しかし、微妙な判定が続いたこともあり、試合後に問題が発生する。 町田の2点目、決勝ゴールにつながったFWエリキのPKに関して、ボックス外でのファウルだったと藤本主税コーチが試合後に主審へアピール。このことをキッカケに、両チームの選手やスタッフが入り乱れる騒動が起こる。 その中で、抗議する藤本コーチへ町田の選手が詰め寄ると、それを大木武監督が止めに入ることに。その際、デュークに詰め寄ると、デュークは右手で何やらジェスチャーを送っていた。 このシーンが大きな話題となり、SNS上で映像が拡散。デュークのジェスチャーは大木監督の背の低さを揶揄しており、侮辱に当たると話題に。また、周囲にいる町田の選手も笑って茶化しているように見え、民度を疑う声が相次いでいた。 こうした声にデュークは反応していたが、自身の投稿を削除。ただ、改めてツイッターで投稿し、非を認めながらも、相手への反応だったと言及。 「ここにいる人たちは、これが人種差別的なジェスチャーだと思い込んでいるようですが、そんなことはない」 「僕は日本が大好きだ。文化も、人々も!これは、熊本のスタッフが僕を突き飛ばし、罵ったり、無礼な名前で呼ばれたことへの仕返しだった」 「このような反応はすべきではなかったと同意する。でも、誰かに体を触られ、その場で反応しないわけにはいかなかった!」 「僕は彼の振る舞いを笑ったが、ただ立ち去るべきだった。これが人種差別主義者であると実際に感じた人には、申し訳ないと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ミッチェル・デュークが自身のジェスチャーを謝罪</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wow people on here assuming this being a racist gesture… no such thing! I love japan, the culture and the people! was in reply to that Kumamoto staff pushing me, swearing at me and calling disrespectful names,so I gave him that hand because he acted like a baby having a tantrum</p>— Mitchell Duke (@mitchduke8) <a href="https://twitter.com/mitchduke8/status/1652268689314701313?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 11:27 Mon3
横山知伸氏が38歳で逝去…昨夏に脳腫瘍再発、大宮が発表
大宮アルディージャは11日、U18フィジカルコーチ兼U18コーチの横山知伸氏が逝去したと発表した。38歳だった。 横山氏は現役時代に早稲田大学から川崎フロンターレ入りし、プロキャリアをスタートさせ、セレッソ大阪や、大宮、北海道コンサドーレ札幌、 ロアッソ熊本、FC岐阜でプレー。大宮では2014年から3シーズンにわたって所属した。 2018年12月に脳腫瘍と診断され、摘出手術を受けたが、リハビリの末に2019年9月からFC岐阜で復帰。その岐阜を最後のクラブとして2020年2月に現役を退き、札幌アカデミーのフィジカルコーチとして指導者の道を歩み出した。 昨年から大宮のフィジカルコーチに就き、同年5月からU18フィジカルコーチ兼U18コーチに。クラブによると、4日に逝去し、葬儀は家族葬にて執り行ったという。後日、「お別れの会」を予定し、日時や場所等の詳細は改めて発表される。 大宮の代表取締役社長を務める佐野秀彦氏は次のようにコメントを発表している。 「大宮アルディージャは、とても大切なかけがえのない仲間を亡くしました。突然の訃報に接し、信じられない気持ちでおり、悲しみにたえません」 「今夏、脳腫瘍の再発の診断されてから、必ずピッチに戻るという強い意志のもと、懸命に治療、リハビリに励んでまいりましたが、残念ながら帰らぬ人となり、無念でなりません」 「トップチームの選手としてともに戦った2014-2016シーズンは、強固なディフェンス力と確かな技術、そして空中戦の強さを武器に、チームを多くの勝利に導く活躍をしてくれました。2015シーズンの『J2優勝 J1昇格』、2016シーズンの「J1最高順位」は彼の活躍なくては成し得なかったことでありました。ピッチを離れても持ち前の明るいキャラクターと細やかな気遣い、類稀なるコミュニケーション力でチームを、そしてクラブを明るく照らし続けてくれました」 「2018年末に脳腫瘍を発症した際には、『必ず選手としてピッチに戻る』という強い意志を持って治療に向き合い、プロサッカー選手としてJリーグの舞台に戻ってきた姿は、我々をはじめ多くの方々に勇気と感動を届けてくれました。2019年2月9日、NACK5スタジアム大宮で大宮アルディージャサポーターがいち早く闘病中の横山選手へ送ってくれた励ましのチャント、そしてコールが彼の挑戦を後押ししてくれたと思っております」 「2023シーズン、トップチームのフィジカルコーチとして7シーズンぶりにクラブへ戻ってきてからも、自身を成長させてくれたサッカー界へ恩返しすべく、これまでの経験をもとに選手の成長、チームの成長のために全てを大宮アルディージャへ費やしてくれました」 「未来に向かい、ともに成長を続けていく仲間との早すぎる別れは、残念でなりません。クラブスタッフ一同、横山コーチの常に高みを目指し挑戦し続ける勇姿を心に刻み、意思を引き継ぎ精進してまいります」 「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」 2024.01.11 15:15 Thu4
熊本退団の東山達稀&東郷翼が本田圭佑が立ち上げたEDO ALL UNITEDに加入
ロアッソ熊本は11日、2024シーズン限りで契約が終了したMF東山達稀(25)、MF東郷翼(24)の2選手が関東サッカーリーグ2部のEDO ALL UNITEDに完全移籍したことを発表した。 静岡学園高校から静岡産業大学に進学した東山は2022年から熊本でプロの世界に。2024シーズンは明治安田J2リーグ13試合で得点なしだった。 東郷は鹿島アントラーズの下部組織出身で、2023年に日本体育大学から熊本入り。公式戦で出番が中々得られぬまま、昨年7月にFC徳島へ期限付き移籍となると、リーグ戦5試合に出場していた。 本田圭佑が発起人となって誕生したEDO ALL UNITEDへの加入が決定した2選手は新天地を通じて以下のコメントを残している。 ◆東山達稀 「EDO ALL UNITEDに関わる全ての皆様、ロアッソ熊本から加入することになりました、東山達稀です! 覚悟も持ってこのチームに来ました。シーズンを通して自分の持ってる力を100%出して闘います。リーグ優勝そして昇格必ずしましょう! 応援よろしくお願いします!」 ◆東郷翼 「EDO ALL UNITEDに関わるすべての皆様、初めまして! ロアッソ熊本から加入することになりました、東郷翼です。このクラブでプレーできること大変嬉しく、ワクワクしています。自分自身の力を最大限に発揮し、チームの勝利に貢献します! 最後はみんなで笑って終われる最高のシーズンにしましょう! 応援よろしくお願いします!」 2025.01.11 16:00 Sat5
