大分が片野坂知宏氏を再招へい! 前回就任時はクラブをJ3からJ1へ導く「新たな『カタノサッカー』を展開して行きたい」
2023.11.30 12:30 Thu
大分トリニータへの再就任が発表された片野坂知宏氏(写真はガンバ大阪時代)
大分トリニータは30日、片野坂知宏氏(52)が2024シーズンより指揮官に就任すると発表した。
2016年、当時明治安田生命J3リーグに所属していた大分の指揮官に就任し、監督キャリアをスタートさせた片野坂氏。就任初年度からいきなりJ3優勝でJ2リーグ昇格を成し遂げると、そこからわずか2年でJ1リーグへの昇格も果たした。
J1でも2019シーズンは9位、2020シーズンは11位で終えるなど、予算の限られたチームで手腕を発揮。しかし、2021シーズンは主力流出の影響もあり序盤から低迷すると、最後まで立て直しは図れずJ2降格が決定し、同シーズンをもっての退任が決定した。
その後、片野坂氏は2022シーズンにガンバ大阪の指揮官に就任。しかし、戦術の浸透に手間取りJ1リーグ24試合で5勝7分け12敗の17位と不振に陥ったことを受け、シーズン途中で解任の憂き目に。以降はフリーの状態が続いていた。
再び大分で采配を振るうことになった片野坂氏は、クラブを通じてコメントしている。
「私は前回の就任時にチームをJ2へ降格させました。その悔しい気持ちともう一度J1へ復帰させたい思いがありました。そのチャンスを今回いただき、ありがたい思いと共に重責を担う事に大変身の引き締まる思いを感じております」
「私に任された使命は1日でも早くJ1へ昇格する事、トリニータの選手をタフに逞しく成長させる事、そしてレゾナックドーム大分にお越しいただける方々を増やす事だと思います。その為に自分のこれまでの経験と新たにインプットした事を活かし、躍動感を感じられる新たな「カタノサッカー」を展開して行きたいと思っております」
「大分トリニータは皆さんのご支援ご声援で活動できております。その感謝の思いを力に変え、喜んで頂ける試合が多くできるように頑張ります。来シーズンから宜しくお願い致します。また引き続き大分トリニータへのご支援ご声援どうぞ宜しくお願い致します」
2016年、当時明治安田生命J3リーグに所属していた大分の指揮官に就任し、監督キャリアをスタートさせた片野坂氏。就任初年度からいきなりJ3優勝でJ2リーグ昇格を成し遂げると、そこからわずか2年でJ1リーグへの昇格も果たした。
J1でも2019シーズンは9位、2020シーズンは11位で終えるなど、予算の限られたチームで手腕を発揮。しかし、2021シーズンは主力流出の影響もあり序盤から低迷すると、最後まで立て直しは図れずJ2降格が決定し、同シーズンをもっての退任が決定した。
再び大分で采配を振るうことになった片野坂氏は、クラブを通じてコメントしている。
「大分トリニータに関わる全ての皆様、こんにちは片野坂です。来シーズンより再び大分トリニータ監督に就任する事になりました。大分トリニータのファン、サポーターの皆様、スポンサー協賛企業の皆様及び行政の皆様、そして大分トリニータ小澤社長をはじめ西山GM、そしてクラブ関係者の方々に、もう一度指揮を取らせていただくチャンスを与えていただいた事に感謝致します」
「私は前回の就任時にチームをJ2へ降格させました。その悔しい気持ちともう一度J1へ復帰させたい思いがありました。そのチャンスを今回いただき、ありがたい思いと共に重責を担う事に大変身の引き締まる思いを感じております」
「私に任された使命は1日でも早くJ1へ昇格する事、トリニータの選手をタフに逞しく成長させる事、そしてレゾナックドーム大分にお越しいただける方々を増やす事だと思います。その為に自分のこれまでの経験と新たにインプットした事を活かし、躍動感を感じられる新たな「カタノサッカー」を展開して行きたいと思っております」
「大分トリニータは皆さんのご支援ご声援で活動できております。その感謝の思いを力に変え、喜んで頂ける試合が多くできるように頑張ります。来シーズンから宜しくお願い致します。また引き続き大分トリニータへのご支援ご声援どうぞ宜しくお願い致します」
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28日、明治安田J2リーグ第33節の4試合が各地で行われた。
◇甲府 1-2 山形
モンテディオ山形がヴァンフォーレ甲府を下して4連勝。1-1で迎えた76分、最古参の34歳DF山田拓巳が右足シュートを決めて勝ち越し、アウェイで1-2と競り勝った。山形は暫定ながらもJ1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上だ。
2024.09.28 21:07 Sat
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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue2
「勝利の女神ありがとう」元AKB48の小嶋陽菜さん、指原莉乃さんが天皇杯決勝を観戦! 浦和の勝利に小嶋さん「鳥肌立ちました」
19日、第101回天皇杯決勝が国立競技場で行われた。 通算8度目の天皇杯制覇を目指す浦和レッズと、初の決勝進出で初優勝を目指す大分トリニータの一戦。来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権も懸かっていた試合は、劇的な展開となった。 浦和は今シーズン限りで現役を引退するMF阿部勇樹、退団が決まっているDF槙野智章、MF宇賀神友弥のラストマッチに。大分はチームを長年指揮した片野坂知宏監督のラストマッチとなった。 試合は開始6分に江坂任のゴールで浦和が先制。時間が過ぎていきこのまま浦和が勝利するかと思われた90分、大分はペレイラがヘッドでゴールを決め、土壇場に追いつく。 奇跡的な同点劇に試合はそのまま終わるかと思われが、アディショナルタイム3分にさらなるドラマが。右CKの流れから柴戸のシュートを、ゴール前の槙野が頭でコースを変えると、GKの逆を突き勝ち越し。浦和が2-1で勝利を収めた。 大分の驚異的な粘りがある中で、劇的な浦和の勝利となった一戦。この試合には、スタンドにAKB48のOGである小嶋陽菜さんと指原莉乃さんが観戦に訪れていた。 小嶋さんは浦和、指原さんは大分のファンとしても知られており、両者が激突した決勝戦を2人揃ってスタジアム観戦。小嶋さんは勝利後にガッツポーズした姿を。隣には負けて悲しむ指原さんの姿が写った写真を投稿した。 「浦和レッズ天皇杯優勝おめでとうございます」 「久しぶりのスタジアム観戦でしたがめちゃめちゃいい試合で大分トリニータサポのさっしーと大盛り上がり」 「槙野選手の決勝点には鳥肌立ちました。お疲れ様でした」 指原さんも試合前に2ショットを投稿しており、互いのチームを後押ししていた。 ファンからは「めっちゃいい試合だっ」、「勝利の女神ありがとう」、「おめでとうございます」と小嶋さんが応援する浦和の勝利を喜ぶ声とともに、「さっしー残念でした」、「こじはる、さっしーのケアよろしくー」と敗れた大分を応援していた指原さんのケアに注目が。また「最高の2ショットありがとうございます」と2人の観戦した姿を見られたことが良かったという声も集まっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】浦和を応援する“こじはる”と大分を応援する“さっしー”の2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">浦和レッズ天皇杯優勝おめでとうございます久しぶりのスタジアム観戦でしたがめちゃめちゃいい試合で大分トリニータサポのさっしーと大盛り上がり槙野選手の決勝点には鳥肌立ちました。お疲れ様でした<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%9D%AF%E6%B1%BA%E5%8B%9D?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#天皇杯決勝</a> <a href="https://t.co/yYWJiJynVX">pic.twitter.com/yYWJiJynVX</a></p>— 小嶋 陽菜 (@kojiharunyan) <a href="https://twitter.com/kojiharunyan/status/1472468854169550848?ref_src=twsrc%5Etfw">December 19, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.12.19 18:10 Sun3
鹿島ポポヴィッチ監督が海外紙でJリーグのあれこれ語る「大分時代…」「日本人選手が進化」「優勝争いの予測など不可能」
鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が、スペイン『Relevo』のインタビューであれこれ語った。 今季からJ1鹿島を率いるポポヴィッチ監督。 ここまでは、リーグ戦第24節を消化して13勝5分け6敗の3位、YBCルヴァンカップは3回戦敗退、天皇杯は8月開催のラウンド16へ進出…という成績となっている。 Jリーグ5クラブ目の指揮として鹿島を率いるポポヴィッチ監督は、来日当初のサンフレッチェ広島時代(2006〜07年)、Jでの初監督となった大分トリニータ時代(09年)を振り返る。 「私は06年以降、何度か期間を空けながらも日本にいるんだ。最初はミハイロ・ペトロヴィッチのアシスタントコーチとして広島で1年半。ミシャは広島、浦和、札幌で700試合以上指揮を執っているんだよ。彼も私も、オーストリアのシュトゥルム・グラーツでプレーしたという共通点がある」 「その後、UEFAプロコーチ・ライセンスを取得するために欧州へ戻り、09年途中に大分へ監督として向かった。私の就任後だけなら、J1の順位は5位あたりだったんだが…来た時点で14連敗の最下位だったチームを救うことはできなかった。大分が非常に困難な時代だ」 大分での約半年(06年7月〜12月)が、Jリーグでの監督キャリア継続に繋がったとも話す。 「結局、大分はJ2へ降格した。だが、当時大分には日本代表にも呼ばれるような選手が5人いてね。うち4人はまだ若く、私はそこでの仕事が今振り返っても好きだった。『日本人フットボーラーと共に仕事をする』ことのイメージを築けたのは大分時代だ」 「この国の精神性に適応することは不可欠だろう。『ボールは丸い、サッカーはサッカー』と言われるが、ボールに触れるヒトをどう扱うかは別問題だ。監督は心を開かねばならない」 また、2024年現在のJリーグ、日本サッカーについても諸々言及する。 「日本のフットボーラーは進化したね。今やヨーロッパの中枢に日本人選手がたくさんいて、国内に残る選手もヨーロッパでのプレーを目標にしている。今いるチームと個人の目標…バランスをとってもらわねばならないが、正しい方向に進んだとは感じているよ」 「彼らにはそもそもの才能があるからね。それも信じられないほどに。技術的には、世界で最も基礎が伴った国のひとつだろう。自発性に欠けるが、物事がうまくいくと、積極性だって増していく。私は選手たちに『最大の間違いは努力しないこと』と毎日言い聞かせているよ」 「ヨーロッパとJリーグを比較? スポンサーシップの点においてラ・リーガなどと比較することはできないが、それでも強力なリーグだ」 「予算はだいたい3000万〜1億ユーロ(約50億〜167億円)か。国家としてのバックアップが充実していて、もし明日から五輪のような主要大会を開催しろと言われても、釘一本打たずして、それを実現できる国だと思うね」 今季のJ1リーグの優勝争いについては、明言を避けつつ、「なんでも起こりうる」とした。 「地球上のどこを見渡しても起こり得ないことが、日本では起きてしまう。詰まるところ、Jリーグに絶対的な優位性を持つチームはないということだ。誰もが誰にでも勝つことができるのだ。だから、勝者を予測するなど不可能だ」 2024.07.26 17:20 Fri4
大分の育成組織出身MF弓場将輝が清水に完全移籍!「J1でプレーをしたいと言う気持ちが強くあり、今回このような決断をしました」
清水エスパルスは26日、大分トリニータからMF弓場将輝(22)が完全移籍で加入すると発表した。 弓場は大分の育成組織出身であり、2021年にトップチーム正式昇格。翌シーズンからはチームの主力へと定着し、昨季は明治安田J2リーグで37試合に出場した。 今シーズンも引き続きチームの主力として安定した出場機会を確保。明治安田J2リーグ32試合1得点、YBCルヴァンカップ1試合出場、天皇杯2試合出場の成績を残した。 来シーズン、自身初のJ1挑戦となることが決まった弓場は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆清水エスパルス 「大分トリニータから加入する事になりました、弓場将輝です。清水エスパルスのエンブレムを付けてプレーできることをすごく嬉しく思いますし、ワクワクしています。タイトルを取るために1 試合1 試合、全身全霊で闘います!よろしくお願いします」 ◆大分トリニータ 「まず、今年1年、多大なるご支援、ご声援をありがとうございました。当初目標にしていたJ1昇格に程遠い結果になり、責任を感じています。すみませんでした。そしてこの度、清水エスパルスに移籍する事になりました」 「僕自身、J1でプレーをしたいと言う気持ちが強くあり、今回このような決断をしました。その決断を承諾して頂いたクラブ関係者の皆様、本当にありがとうございます。僕は大分の地で育ち、街並や人の温かさに恵まれて、大分でここまで成長出来ました」 「本当に大分が大好きです!トップチーム4年間、アカデミーも含めて10年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。行ってきます」 2024.12.26 15:20 Thu5
