インテル指揮官、4連勝かかるミラノダービーに気合十分 「街やファンのために最善を尽くす」
2023.09.16 16:21 Sat
インテルのシモーネ・インザーギ監督がミラン戦への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
今季のセリエAでは開幕から3試合5ゴールのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを筆頭に得点を重ね、3連勝のインテル。16日に行われる第4節では昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でも相まみえた宿敵ミランと早くも対戦する。
試合の前日会見に臨んだS・インザーギ監督は、インテルと同様に開幕3連勝のミランとの対戦について自らの考えを明かした。
「ミランはインテルと同様、ここまで良い印象を残している。まだリーグ戦の4試合目だが、可能な限りベストな形で臨みたい重要なチャレンジだ」
代表ウィークの影響で準備が万全ではないことをほのめかしたものの、ミラノダービーの重みを理解し、ファンのために全力を尽くすとも誓っている。
「(アレクシス・)サンチェスを見ることができたのは今日だけだった。(フアン・)クアドラードに関しては彼が落ち着き払っているのを見た。明日はこの試合のためだけの選択をして、日曜日からはチャンピオンズリーグのことを考えるつもりだ」
「(最初の3試合で)インテルは先発メンバー11人のうち2人を変更し、ミランは3人か4人を変えた。この2チームはどちらも新しく生まれ変わり、非常に良いスタートを切っていて、それぞれ独自のアイデンティティを持っている。明日が決定的な試合というわけではないが、この街やファンにとって何を意味するかはわかっているから、最善を尽くす」
また、イタリア代表では結果を残してきたものの、インテルではまだ先発出場の機会が得られていない新戦力のMFダビデ・フラッテージについても言及。フラッテージのおかげで多くの選択肢が生まれていることを強調した。
「ダビデは我々が本当に望んでいた選手で、彼はとてもうまくチームにフィットしている。チームメイトとも非常にうまくやっている。その場合、私は選択をしなければならないが、そのことを嬉しく思っている」
「昨シーズン言ったことだが、私には選択を迫られた瞬間があった。その後、選手たちが復帰してからは私に選択の余地が生まれ、インテルは大きく改善した」
今季のセリエAでは開幕から3試合5ゴールのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを筆頭に得点を重ね、3連勝のインテル。16日に行われる第4節では昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でも相まみえた宿敵ミランと早くも対戦する。
試合の前日会見に臨んだS・インザーギ監督は、インテルと同様に開幕3連勝のミランとの対戦について自らの考えを明かした。
代表ウィークの影響で準備が万全ではないことをほのめかしたものの、ミラノダービーの重みを理解し、ファンのために全力を尽くすとも誓っている。
「試合の重要性はわかっている。この試合は我々にとって、クラブにとって、そしてファンにとって重要なものであり、選手たちは十分な準備をしている。他の試合と同じような準備ができたわけではないが、これは我々だけの問題ではない」
「(アレクシス・)サンチェスを見ることができたのは今日だけだった。(フアン・)クアドラードに関しては彼が落ち着き払っているのを見た。明日はこの試合のためだけの選択をして、日曜日からはチャンピオンズリーグのことを考えるつもりだ」
「(最初の3試合で)インテルは先発メンバー11人のうち2人を変更し、ミランは3人か4人を変えた。この2チームはどちらも新しく生まれ変わり、非常に良いスタートを切っていて、それぞれ独自のアイデンティティを持っている。明日が決定的な試合というわけではないが、この街やファンにとって何を意味するかはわかっているから、最善を尽くす」
また、イタリア代表では結果を残してきたものの、インテルではまだ先発出場の機会が得られていない新戦力のMFダビデ・フラッテージについても言及。フラッテージのおかげで多くの選択肢が生まれていることを強調した。
「ダビデは我々が本当に望んでいた選手で、彼はとてもうまくチームにフィットしている。チームメイトとも非常にうまくやっている。その場合、私は選択をしなければならないが、そのことを嬉しく思っている」
「昨シーズン言ったことだが、私には選択を迫られた瞬間があった。その後、選手たちが復帰してからは私に選択の余地が生まれ、インテルは大きく改善した」
シモーネ・インザーギの関連記事
インテルの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
シモーネ・インザーギの人気記事ランキング
1
充実のスカッド誇るインテル、タレミ&ジエリンスキも確保して…次はどこを補強?
インテルの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が考察する。 2020-21シーズン以来3季ぶりのスクデットに限りなく近づいたインテル。チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16でショッキングな敗退を喫するも、シモーネ・インザーギ監督の評判が下がるものではない。強固なチームがそこにある。 気が早いかもしれないが、来季に向けてはポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を実質確保済み。ジュゼッペ・マロッタCEOが“伝家の宝刀”フリー獲得で釣り上げたとされる。 現時点でかなりの充実度を誇るスカッドに対し、(おそらく)最前線と中盤を拡充。では、ここからさらに競争力と刺激を加えるべきポジションとは、どこになるだろうか。 『カルチョメルカート』は「グズムンドソン・スタイル」というワードを創造し、攻撃に彩りをもたらすクラックの獲得を提唱する。 由来はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)。彼はジェノアで主に2トップの一角を任され、シャドーストライカー気味に自由に動き回るドリブラー。今季はセリエA28試合で11得点3アシストを記録する。 また、下部組織で育てた若手タレントを登用するのも面白いと指摘。インテルからモンツァへ貸し出し中のアルゼンチン代表MFヴァレンティン・カルボーニ(19)は、185cmのスラリとした攻撃的MFで、友好関係にあるモンツァでは途中出場メインながらも定期的にプレーする。先月28日にA代表デビューも飾った新進気鋭の若手だ。 昨夏ボローニャへ完全移籍で売却したU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)は、今季がキャリア初のセリエAながらも20試合出場で5得点2アシスト。チームが中盤戦からグングン順位を上げるとともに先発起用も増え、直近7試合で3得点2アシスト…いま最も評価を高める1人だ。 こちらは“2025年夏”に1200万ユーロ(約19億7000万円)の買い戻しオプションが発生する契約となっているが、今夏での復帰はあるだろうか。 このように、グズムンドソン、カルボーニ、ファビアンと並べた『カルチョメルカート』。しかし同時に、インテルはグズムンドソンに確かな関心を寄せつつも、カルボーニは来季も再レンタルさせる方針であると紹介している。 AZの日本代表DF菅原由勢(23)への継続的なリストアップも報じられるインテル。今夏はどう動くだろうか。 2024.04.06 19:10 Sat2
インテル副会長がチーム強化へ大綱「まずチームの骨格を維持。インザーギに新たな選手を与える」
インテルのハビエル・サネッティ副会長が、チーム強化への基本方針を語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 充実のスカッドで3年ぶりにセリエAを制したインテル。チャンピオンズリーグ(CL)は接戦を落としてラウンド16敗退だが、他の欧州5大リーグ勢に劣らぬ競争力を有する。 イタリア『Radio SerieA』に出演したサネッティ副会長は、抜群の求心力で選手を束ねるシモーネ・インザーギ監督を称えつつ、チームの骨格維持、強化に向けた大綱を語る。 “今夏の移籍市場、またリニューアルについて教えてください” 「まずこのチームを維持すること。選手たち全員にインテルで継続する意志があり、これは新たに重要な何かが形成される可能性を秘めた、非常に強力な基盤と言える」 「ラウタロ・マルティネスとニコロ・バレッラ、2人の契約は間違いなく更新される。インザーギ体制下での我々は、まだサイクルの半分にも達していないと考えているよ」 「私たち(上層部)は現場のために何をすべきかちゃんと理解している。インザーギに機能的かつ新たな選手を与えるべく、物事を進めている最中だ」 「重要な選手が去るなら、重要な選手を新たに加える必要がある。来季の目標はスクデット防衛にCLでのさらなる上位進出。クラブW杯もあるし、より大きなチームを作るつもりだ」 具体的な獲得候補こそ明言せずも、補強の意志を明確にしたサネッティ副会長。 インテルはすでにナポリからポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)、ポルトからイラン代表FWメフディ・タレミ(31)のフリー獲得が確定事項扱いされるが、今夏もジュゼッペ・マロッタCEOの編成手腕に期待したい。 「個人的には、副会長としてビッグイヤーを掲げたいね。これは私の第二の人生で最大の夢なんだ。忙しくも幸せな夏にしたい」 2024.05.02 20:45 Thu3
ホアキン・コレアに自軍ファンがブーイング…移籍拒まれるインテルは補強進まず
元アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)がインテルファンからブーイングを喰らう。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ラツィオ時代の活躍から一転、恩師シモーネ・インザーギを追いかけたインテルでキャリアが暗転し、アルゼンチン代表から完全フェードアウトすることになったJ・コレア。 昨季はマルセイユへレンタル放出され、「得点関与ゼロ」でミラノへ帰還。ジュゼッペ・マロッタ氏ら極めて優秀なインテルの補強班が獲得を後悔している存在こそJ・コレアと言われ、今夏中の売却が進められている。 しかし、選手本人は少なくとも残り1年となっている契約を全うする意向か。サウジアラビアから届いた複数の打診を、クラブ間交渉へ進む前に拒否したことが判明している。 そんなこんなで、今日現在もインテルの一員。 7日、インテルはミラノ近郊のモンツァでアル・イテハドとのプレシーズンマッチを戦い、先発出場のJ・コレアは何度か迎えたチャンスでシュートを枠へ飛ばせず。0-2敗戦の責任はJ・コレア…というわけではないが、インテリスタからはJ・コレアにブーイングが飛ばされた。 インテルはJ・コレアの売却計画が進まず、ジエリンスキやタレミらに続く新戦力の獲得へ本腰を入れられぬ状況。年俸も350万ユーロ(約5.6億円)と決して安くないJ・コレアだ。 2024.08.08 15:25 Thu4
「兄との対戦は特別なもの」インザーギ兄弟対決を心待ちにする弟シモーネ
ラツィオのシモーネ・インザーギ監督は、兄のフィリッポ・インザーギ監督との対戦を心待ちにしているようだ。クラブ公式サイトが伝えた。 15日に行われるセリエA第12節において、ラツィオは昇格組のベネヴェントと対戦する。前節エラス・ヴェローナに敗れ、リーグ9位に沈んでいるラツィオにとっては、これ以上上位グループに離されないためにも、勝利が必要な一戦だ。 また、この試合はインザーギ兄弟の対戦としても注目されている。兄弟初対戦となった2018-19シーズンには、S・インザーギ監督のラツィオが、F・インザーギ監督が当時率いていたボローニャに勝利しており、今回はそれ以来の対戦となる。 2019年1月にボローニャを解任されたF・インザーギ監督は、昨シーズン夏にセリエBのベネヴェントに就任すると、7試合を残してセリエAに昇格。クラブは変わったが、弟へのリベンジを狙っている。 試合前の公式会見で、兄弟対決について触れられたS・インザーギ監督は、兄との対戦を楽しみにしていると語った。 「兄が率いるベネヴェントとの対戦はエキサイティングなものになるだろう。彼との対戦は特別なものだが、お互い試合に集中するはずだ」 「95分の戦いを終えた後、最後にはお互い抱き合う。それは2人の子供たちにとっても、両親にとっても大きな幸福となるはずだ」 また、S・インザーギ監督は、14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)の組み合わせ抽選会の結果、ラウンド16で現王者バイエルンとの対戦が決定したことにも言及。チームが成長する素晴らしい機会だと、対戦に向け意気込みを見せている。 「我々は現役王者と対戦することになる。ヨーロッパのベスト16に入れば、簡単な試合はないだろう。良い刺激になるだろうし、チームが成長するための機会となるはずだ。我々は可能な限り最高のコンディションで試合に臨めるよう、努力しなければならない」 2020.12.15 18:09 Tue5
平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ
インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sunインテルの人気記事ランキング
1
長友佑都が目指すべき存在、衰え見せなかった“鉄人”ハビエル・サネッティ
長年トップレベルで変わりないパフォーマンスを披露し続けることが困難なサッカー界。しかし、中には次々と出てくる若き才能に負けず、そのポジションを守り続ける男もいる。 Jリーグでは、先日53歳でJ1出場を果たした三浦知良(横浜FC)という偉大なレジェンドがいる一方で、出場機会を求めてJ1の舞台からJ2へと40歳で移った遠藤保仁(ジュビロ磐田)もいる。 日本代表に目を向ければ、2010年の南アフリカ・ワールドカップから2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会と3大会連続でレギュラーとしてプレーし、今なお日本代表に呼ばれているDF長友佑都(マルセイユ)が居る。後輩たちの突き上げにも負けない意欲を見せており、34歳にして新たなリーグに挑戦する。 その長友が尊敬してやまない男も、また長年ポジションを守り続けてきた。元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ネッラズーリの永遠の背番号「4」 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1995年に母国アルゼンチンのバンフィエルドからインテルに加入したサネッティは、2014年に現役を引退するまでの約20年間を「ネラッズーリ(青と黒)」に捧げ、クラブ歴代最多の公式戦出場858試合の記録を保持している。 1999年からはキャプテンを務めると、強烈なキャプテンシーでチームをまとめ上げ、インテルでは5回のセリエA制覇、4度のコッパ・イタリア優勝を経験。2009-10シーズンにはチャンピンズリーグ優勝も成し遂げ3冠を達成するなど、多くの功績を残してきた。 その功績はサポーターからも認められ、本拠地サン・シーロでのラストゲームでは、背番号「4」の下に「EVER」の文字をあしらった「サネッティは4ever(フォーエバー、永遠)」という意味の特製のユニフォームが用意。背番号「4」はインテルの永久欠番に指定された。 <div id="cws_ad">◆入団、三冠、引退試合…サネッティとインテルが歩んだ道<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJZMjJvcWNhTSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201031_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆長友とサイドバックコンビを形成 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティは、2014年に現役を引退するまでの3年間、長友ともチームメイトとしてプレーしている。右サイドのサネッティ、左サイドの長友と、インテルの両サイドバックをこの2人が担う時期もあった。 長友がセリエA初ゴールを決めた際には、サネッティとともに披露した「お辞儀」パフォーマンスがイタリアでも大きな話題となり、その後のインテル内で流行するほど。サネッティには長友の誠実さが伝わり、良い関係を築いていた。 長友自身もサネッティについて最も尊敬している選手だと明かしており、「サネッティのように30代後半まで活躍できる選手になりたい」と語っている。 実際、サネッティは現役最後のシーズンとなった2013-14シーズンも39歳ながら、公式戦48試合に出場するフル稼働。さらにそのほとんどすべてが先発での出場であり、衰えをみせることなくスパイクを脱いでいた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆重宝されるスキルとユーティリティ性 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティがキャリアを長く続けられた理由の一つに、そのユーティリティ性が挙げられる。左右のサイドバックはもちろん、センターバックやボランチに加えサイドのアタッカーも務めることができた。上下動を繰り返す豊富な運動量に加え、馬力と闘志に溢れるディフェンス、アタッカー顔負けのドリブルで攻守問わずに活躍ができる選手だった。 その一流の能力に加え、チームをまとめる強烈なキャプテンシー、長年のキャリアにおいて大きなケガをしていないタフさ、さらにはプロキャリアを通して退場はわずか1回というフェアプレー精神までも併せ持っており、監督としては是が非でもチームに置いておきたい存在だったと言える。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ベテランとして生きる道 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティ然り、経験豊富なベテランというだけでは重宝はされない。当然ながら戦力として結果を残せることが、現役選手として生き残る道だ。 ケガなくプレーすることはもちろん、フィジカルレベルを保つこと、そしてチームに経験と安定感をもたらせることは何よりも必要なこと。ミランに復帰してから再びその才能を遺憾なく発揮しているFWズラタン・イブラヒモビッチも良い例だろう。 常に結果を残し続けてきた男は、そのキャラクターもさることながら、ピッチ上でのパフォーマンスで観るものをガッカリさせたことはない。 きっと、我々がガッカリすることなく、イブラヒモビッチはピッチから去っていくはずだ。そして、結果を残すだけでなく、チームメイトへ与える影響が大きいからこそ、ベテランでありながらも重宝される。 長友の後継者探しは日本代表にとっては解決しなければいけない問題であることは間違いない。一方で、長友が尊敬してやまないサネッティになることも、日本がワンランク上に上がるためには必要だろう。ベテランとはそういった存在にならなければならないのだ。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>長友佑都も尊敬してやまないアルゼンチンの英雄サネッティが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />サネッティとともにアルゼンチン代表として1998年のフランスW杯で日本代表と戦った、FWガブリエル・バティストゥータとMFファン・セバスティアン・ベロンも同時に登場している。『サカつくRTW』で“鉄人”の姿を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.11.02 13:30 Mon2
長友の元同僚グアリン、自殺未遂と現在の生活を明かす「飛び降りれば解放される」
かつてインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリン氏(38)は現在、リハビリ施設で生活しているのだという。 かつてポルトやインテル、またボカ・ジュニアーズや上海申花などに在籍したグアリン氏。インテル時代は同い年の日本代表DF長友佑都と共にプレーし、コロンビア代表としては、2014年W杯の日本戦にフル出場した経験を持つ。 氏は母国クラブに在籍していた2021年4月、泥酔状態で家族に暴行を加えたとして逮捕。7月にクラブを退団して以降は引退状態となり、翌年にはアルコール依存症を公表した。 ブラジル時代の2020年初頭に待ち受けていた妻との別居により、人生の歯車が狂ってしまった…と打ち明けているなか、このたびコロンビア『Radio Caracol』では、同時期に自殺を図ったことも明らかにしている。 「ファヴェーラ(スラム街)へ行き、避妊具なしにあらゆる女性と関係を持った。丸10日間、酒に酔っている状態だったと言える。リスクを自ら探し、アドレナリン、武器を見つけようと本気だったんだ。自分自身を図るものさしは持ち合わせていなかった」 そんななか、世界はコロナパンデミックへ。 「そして、リオデジャネイロで住んでいたアパートの17階だけが居場所となり、そこ以外の全てから切り離された人生になってしまった。飛び降りれば解放される…とね」 「けっきょく、飛び降りた。幸い、バルコニーには透明な転落防止スクリーンが付いていたことを、その時初めて知ったんだ」 2024年現在、グアリンはコロンビアのリハビリテーションクリニックで生活中。アルコール依存症治療の一環として、馬の世話などをしているという。また、アスリート向けのメンタルヘルスキャンペーンの米国大使に就任することも決定しているそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】懐かしきグアリン砲</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">Fredy Guarín! <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OTD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OTD</a> in 2012, Guarín joined <a href="https://twitter.com/Inter?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/FlashbackFriday?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FlashbackFriday</a> <a href="https://t.co/O2tgVla9yq">pic.twitter.com/O2tgVla9yq</a></p>— UEFA Europa League (@EuropaLeague) <a href="https://twitter.com/EuropaLeague/status/1223211112038129667?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 13:35 Tue3
インテルがルイス・エンヒキと5年契約で個人間合意か、残すはマルセイユとの交渉に
インテルがマルセイユのブラジル人FWルイス・エンヒキ(23)の獲得に迫っているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。 母国ブラジルのトレッス・パッソスでキャリアをスタートしたルイス・エンヒキ。レンタル先のボタフォゴFRで台頭し、バイエルンやユベントスの関心も集めたなか、2020年にマルセイユへ完全移籍した。 その新天地では左右のウイング、右ウイングバックを主戦場に準主力を担った一方、ボタフォゴへのレンタル移籍も経験。ローンバックした2023-24シーズン後半戦で定位置を掴むと、ロベルト・デ・ゼルビ新監督を迎えた今季は開幕から完全な主力を担い、ここまで公式戦30試合9ゴール7アシストを記録している。 そんなルイス・エンヒキには、今夏にウイングバックの強化に動いているインテルが注目。『フット・メルカート』によると、すでに選手個人とは2030年までの5年契約で合意に至ったとのこと。 また、クラブ間では2400万ユーロ+ボーナス400万ユーロの総額2800万ユーロ(約45億4000万円)のオファーを提示。しかし、3000万~3500万ユーロ(約48億6400万~56億7500万円)を要求するマルセイユ側との交渉はまだ続いているという。 なお、ルイス・エンヒキにはインテルのほかにも、バイエルンが関心を示していたが、選手がインテルへの移籍を希望したため破談に終わったと報じられていた。 2025.04.22 09:15 Tue4
マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」
マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>— América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon5