サンチョvsテン・ハグに幹部が介入… 解決を目指しFDマータフ氏が協議の中心に

2023.09.14 11:34 Thu
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドはエリク・テン・ハグ監督とイングランド代表MFジェイドン・サンチョの関係修復に動いているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
PR
サンチョが3日に行われたプレミアリーグ第4節アーセナル戦でメンバーから外れて以降、その関係に亀裂が生じているテン・ハグ監督とサンチョ。テン・ハグ監督がメンバー外の理由を「トレーニングでの彼のパフォーマンスによるもの」と語った一方、サンチョはSNS上で「不公平だ」と公に反論していた。
サンチョの来年1月の移籍も取り沙汰される中、ユナイテッドはこの状況を簡単に解決できるものではないものと理解しているとのこと。クラブのフットボール・ディレクター(FD)を務めるジョン・マータフ氏とCEO(最高経営責任者)のリチャード・アーノルド氏は、テン・ハグ監督とサンチョの間にある緊張を和らげるため、協議の中心に立っているという。

特にマータフ氏はこの問題を解決するためのプロセスに深く関わっているとのこと。アーノルド氏も定期的に協議の進捗を確認しているようだが、マータフ氏の担っている役割の方がかなり大きいとみられている。

なお、サンチョはテン・ハグ監督の主張を否定したSNSの投稿をすでに削除。これが事態収束への第一歩と見られているが、16日のブライトン戦でサンチョがメンバー入りするかどうかはまだ不透明となっている。

PR
関連ニュース

ユナイテッドでさらなる組織改革…暫定CEOとCFOが退団へ

マンチェスター・ユナイテッドが4月30日にさらなる経営陣の交代を発表した。 ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーとなってから組織改革が続くユナイテッド。現場レベルでもスカッド刷新などの報道があるなか、暫定最高経営責任者(CEO)のパトリック・スチュワート氏と最高財務責任者(CFO)のクリフ・バティ氏が双方の合意により、今季限りでクラブを去る旨を明らかにした。 スチュワート氏は昨年11月に退団したリチャード・アーノルド氏に代わり、暫定的なCEOに。CEO職は来る夏までジャン・クロード・ブラン氏に引き継がれ、シティ・フットボール・グループ(CFG)から入閣内定のオマル・ベラダ氏にバトンが託される。 また、2016年から財務を司ったバティ氏の後任はロジャー・ベル氏に。ラトクリフ氏は「パトリックとクリフの両氏に対しては我々がクラブを知り、歓迎されるようにサポートしてくれたのを個人的に感謝している。新たな経営チームの編成に向け、前進するという両氏の決断を尊重する」と綴った。 なお、ユナイテッドではジェイソン・ウィルコックス氏が新たなテクニカルディレクター(TD)に。新スポーツディレクター(SD)として、ニューカッスル・ユナイテッドからダン・アシュワース氏の招へいに向けた動きも報じられる。 2024.05.01 15:55 Wed

刷新話のユナイテッドで大黒柱も安泰ではない? ブルーノ「先はあまり考えていないけど…」

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(29)が将来に言及した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 2020年1月にスポルティングCPから加入して以降、中心であり続け、今季もここまで公式戦45試合で15得点11アシストのブルーノ。今やキャプテンとしての役割も託され、1人で何役もこなす。 まさに大黒柱だが、チームの内部では共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで組織改革が続き、現場レベルでも戦力整理が噂に。絶対軸のブルーノもオファー次第でといわれる。 そうしたなか、ブルーノはポルトガル『DAZN』で揺れ始めた将来を問われたようで、「今はほかを考えたりなんてしていない」とし、状況次第でユーロ2024が終わってから検討しうると述べた。 「その件は明らかに僕の一存というわけじゃないよね? 選手としてはいつだってここにいたいという思いが必要だけど、同時に残ってほしいと思われないといけない。今のところ、どっちもあると感じる」 「先はあまり考えていないけど、今季は明らかに個人的にも、全体的にも僕が期待したレベルに達していないからだ。FAカップを制してシーズンを締めくくる可能性がまだあって、その後にすごく大事なユーロを控えている」 「だから、正直に言わせてもらうなら、プレミアリーグで続けられないのを考えるとすれば、ユーロが終わってから。FAカップ決勝とユーロに向けた集中力を奪うものなんてないからだ。今はそれ以上に大事なものは何もない」 2024.05.01 12:55 Wed

新シーズンの復権目指すアヤックス、ユナイテッドで苦しむテン・ハグ監督の復帰に動く?

アヤックスはマンチェスター・ユナイテッドで苦しむエリク・テン・ハグ監督(54)の復帰を望んでいるようだ。 テン・ハグ監督は2017年よりアヤックスの指揮官に就任すると、3度のエールディビジ優勝、2度のKNVBカップ優勝を果たすなど手腕を発揮。2018-2019シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4を達成し、評価を大いに高めた。 こうした功績もあり、2022年夏にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任。初年度からプレミアリーグ3位、EFLカップ(カラバオカップ)優勝と上々の成績を収めた。 しかし、プレミアリーグ優勝も期待された今シーズンは序盤から苦戦。リーグ戦34試合を消化して4位と13ポイント差の6位に沈んでおり、FAカップこそ決勝進出を果たしたがCLではグループステージ最下位で敗退するなど、全体的には失意のシーズンとなっている。 テン・ハグ監督への批判も強まりつつあり、FAカップの結果次第で解任の可能性も否定できない状況に。そんな中で、イギリス『デイリー・メール』によるとアヤックスが同監督の復帰に向けて動き出しているようだ。 アヤックスは今シーズン、マウリス・ステイン前監督の下でシーズンに臨むも一時は最下位にまで転落するなど低迷。昨年10月にステイン前監督を解任し、クラブの下部組織で監督経験のあったヨン・ファント・シップ氏を暫定指揮官に据えた。 ファント・シップ監督就任後は持ち直し、現在はエールディビジで5位にまで浮上。しかし、指揮官は今シーズン限りでの退任を明言しており、クラブは後任探しを続けていた。 テン・ハグ監督復帰となれば名門復権にまたとない人材となるが、指揮官自身はユナイテッドでの仕事継続を希望している模様。復帰があるとすればテン・ハグ監督がユナイテッドを解任された場合に限るため、アヤックスは状況を注視していると報じられている。 2024.04.30 13:20 Tue

ユナイテッドが条件次第でラッシュフォード売却検討…一番は自軍での復活も

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(26)の意思を含め、条件次第で売却に動きうるようだ。 クラブきっての生え抜きスターとして、今や10番をつけ、柱となるラッシュフォード。昨季は自己ベストの公式戦30ゴールでエリク・テン・ハグ体制1年目を彩ったが、今季は振るわず。 その今季もわずかだが、昨季の半分以下となる8ゴールのみと一貫性を欠いたプレーに終始。ピッチ外では規律問題で騒がし、論客からは批判や新天地を求めた方が良いのではとの意見も飛ぶ。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドの希望は26歳FWをとどめ、ベストな姿に戻すことで、積極的ではないが、相当額のオファーがあり、選手本人も退団を望めば、売却を検討するという。 そんなラッシュフォードはパリ・サンジェルマンからの関心などが取り沙汰されるが、昨年7月に新契約を結んだばかりで、2028年夏まで。去就やいかに。 2024.04.30 12:40 Tue

来るユーロに問題なしか…途中出場で交代のマクトミネイが軽傷アピール

マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが状態を明らかにした。 当初こそ出番を待つ状況が続いたが、ケガ人続きのチーム事情も追い風となり、公式戦39試合の出場数を積み上げるマクトミネイ。得点感覚が冴え渡り、自己ベストの公式戦10ゴールをマークしている。 そんなマクトミネイは27日にホームで行われたプレミアリーグ第35節のバーンリー戦に後半途中から出場したが、最終盤にメイソン・マウントと交代。エリク・テン・ハグ監督が診断待ちを口にした。 そうしたなか、27歳MFは自身インスタグラムのストーリーで負傷時の状況とともに、思ったよりも軽傷と報告した。 「チェルシー戦と同じように、ぎこちなくヒザをつき、滑って転んでしまったんだ。伸ばしただけで大したことじゃないけど、実際よりもひどいものだと思って怒り、動揺してしまった。できるだけ早くピッチに戻って、チームを助けれれればと思う」 現時点ではどれぐらいで戻ってこれるか定かでないものの、来る夏のユーロ2024に向けても重傷説を一蹴した。 2024.04.30 09:45 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly