PK戦で決着! J2熊本はGK田代琉我の活躍で神戸を下し初の4強、川崎Fがチョン・ソンリョン躍動で新潟を下す【天皇杯】

2023.08.30 22:05 Wed
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30日、第103回天皇杯準々決勝のロアッソ熊本vsヴィッセル神戸がえがお健康スタジアムで行われ、1-1で120分を終了。PK戦の末、熊本が勝利を納めた。

今大会ではJ2勢で唯一ベスト8まで勝ち上がった熊本。ラウンド16ではFC東京を0-2で下してクラブ史上初のベスト8進出を果たした。
対する神戸はラウンド16で前回王者のヴァンフォーレ甲府を1-4で下してベスト8進出。2019年度以来の優勝を目指す。

熊本はいつもの[3-3-1-3]のシステム。トップ下にキャプテンのMF平川怜を配置。3トップは左から松岡瑠夢竹本雄飛島村拓弥と並んだ。

対する神戸は大迫勇也武藤嘉紀がベンチスタート。3トップは汰木康也佐々木大樹ジェアン・パトリッキと並んだ。アンカーには扇原貴宏が入っている。
開始1分、いきなりホームの熊本がシュート。左サイドを崩すと、最後は竹本雄飛がミドルシュート。これはGK前川黛也がセーブする。

このCKから熊本がゴールに迫るが、神戸が逆襲。カウンターを仕掛けると、山口蛍のダイレクトパスを受けた佐々木大樹がドリブルで運び、ボックス内へ。中央へクロスを入れるが、ブロックされる。

熊本はアグレッシブな姿勢を見せ、人数をかけて局面でボールを奪いにいく展開に。そこから攻撃を仕掛けて神戸ゴールに迫っていく。

神戸も熊本がボールを持てば強度高く奪いに行き、そこからゴールに前進。佐々木やジェアン・パトリッキを中心に攻め込んでいく。

熊本はボールダッシュからチャンスメイクまで行きながらも、守備に人数をかけすぎてフィニッシュワークに上手く行けない状況。時間が経過していく。

神戸は17分、初瀬亮がボックス手前から左足ミドルシュート。グラウンダーのシュートがゴール右に飛ぶが、GK田代琉我がセーブする。

28分には川﨑修平がカットインから右足で強烈なシュート。しかし、江崎巧朗がヘディングでブロックする。29分には川﨑がドリブルで持ち出しスルーパス。佐々木がボックス内で倒されたが、その前にオフサイドとなった。

徐々に神戸がゴールに迫っていく中、37分にビッグチャンス。ボックス内右でジェアン・パトリッキがキープするとオーバーラップした酒井高徳へパス。酒井の緩いクロスを川﨑がヘディングで合わせてネットを揺らすが、川﨑のポジションがオフサイドでゴールを認められない。

熊本は得意のパスサッカーがなかなかできず、ビルドアップが上手くいかない。また、前線に人数をかけられていないことで攻撃が手詰まりになり、ビッグチャンスを作れない時間が続く。

ゴールレスで迎えた中、神戸はハーフタイムに川﨑を下げて大迫を投入。ゴール前に厚みを持たせにいく。熊本も藤田を下げて大本祐槻を投入し、サイドの攻撃を活性化させていく。

それでも最初に決定機を迎えたのは熊本。53分、ボックス内右で大本がクロスも山口に当たると、こぼれ球を田辺圭佑がボックス内でシュート。しかし、わずかに枠の左に外れることに。55分には熊本の竹本がボックス内に侵入してシュート。枠を捉えたが、GK前川がセーブする。

神戸は57分に汰木を下げて武藤を投入。それでも熊本が攻めていき、左サイドを仕掛けた松岡、田辺、平川と繋ぎ、最後は田辺が倒されそうになりながらもボックス内でシュート。しかしGK前川が好セーブを見せる。

すると60分、熊本が攻め込み続けると、右サイドから大本がカットイン。浮き球のパスを送ると、走り込んだ平川がトラップから鋭くシュート。これが決まり、熊本が先制する。

先制を許した神戸は63分に扇原貴宏と佐々木を下げて、大﨑玲央、飯野七聖を投入。アンカーに大﨑、右サイドに飯野が入った。

対する熊本も69分に松岡と竹本を下げ、東山達稀粟飯原尚平を投入。73分には田辺を下げて、豊田歩を投入した。

神戸は大迫や武藤を投入しながらも後半は立ち上がり以降シュートまで行けず。熊本はキレのある動きで神戸を押し込み、敵陣でパスを回しながら時計の針を進めていくと、83分には平川がボックス内から右足シュート。しかし、これはわずかに左に外れていく。

熊本が押し込んでいた中、神戸はワンチャンスをものにする。87分、ロングボールを大迫が落としパスを繋ぐと、右サイドから酒井がクロス。ボックス中央で武藤が合わせようとするがブロック。ただ、浮き球となると、前に出たGK田代がキャッチに行くが。ジェアン・パトリッキがヘッド。これが決まり、神戸が同点に追いつく。

これで息を吹き返した神戸は、直後に猛攻を見せ、山口の折り返しと大迫がシュートにいくが、これはわずかに枠に飛ばない。90分には右サイドから崩すと、武藤が落としたボールを山口がボックス手前で左足ミドル。しかし、これは左に外れる。

失点後に押し込まれていた熊本は後半アディショナルタイムにビッグチャンス。左サイドからのクロスを上手くボックス内に入った道脇豊がヘッド。しかし、これは枠の左に外れる。

1-1の同点で延長戦に突入した試合。91分に左サイドを仕掛けると、ラインギリギリでジェアン・パトリッキがクロス。これに大迫が飛び込んでシュートも、わずかに枠を外れる。93分にも大迫がクロスをヘッドで合わせるが、これも枠を外れていく。

熊本は97分、途中出場の粟飯原が右サイドを仕掛けると、ボックス内右から左足シュート。しかし、これは大きく枠を外してしまう。

神戸は延長戦に入り押し込み続けると、クロスに飛び込んだジェアン・パトリッキがヘッドで合わせるが、これは枠を越えていく。

熊本は延長前半終了間際にアクシデント。交代枠を使い切った中で途中出場した酒井匠が守備対応時に芝に足を取られて負傷。プレー続行不可能となり担架で運び出され、熊本は数的不利の状態となってしまった。

延長後半も互いに攻め合うがフィニッシュまでいけず。このままPK戦突入かと思われた中、120分に無糖からのスルーパスに対して飛び出た井出遥也がボックス内から流し込みネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。神戸は勝ち越せない。

120分を終えて1-1のタイスコアとなり、PK戦に突入。ラストプレーで道脇も負傷してプレー続行不可能となり、PK戦は9人ずつで行われることになった。

神戸の先攻で行われたPK。1人目は互いに成功すると、神戸の2人目の武藤のシュートをGK田代が完璧にセーブ。しかし、熊本の2人目・東山のシュートを今度はGK前川がセーブする。

互いに3人目は成功。熊本はGK田代が豪快に決めて異様な雰囲気に。すると神戸の4人目の大﨑は大きく枠を外してミスとなる。

熊本は4人目の粟飯原が成功しリードすると、神戸5人目の井出も成功。熊本は5人目の平川が落ち着いて決め、熊本が勝利。J1の3クラブを下し、クラブ史上初の準決勝に駒を進めた。

もう1試合、デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟vs川崎フロンターレは、延長戦にもつれ込み、PK戦の末に1-2で川崎Fが勝利した。

中盤のプレッシャーをかけた新潟は、家長昭博のパスミスを誘発。30分にショートカウンターから谷口海斗がネットを揺らした。

ミスから先制を許した川崎Fだったが、マルシーニョが負傷し49分に交代。新潟は前半アディショナルタイムに先制点の谷口が負傷し、三戸舜介と交代する前半で負傷者を出すアクシデントに見舞われた。

川崎Fはハーフタイムに小林悠を投入して攻撃に厚みを持たせると、67分に同点弾を奪取。家長の右サイドからのクロスをファーで瀬古が合わせ、試合を振り出しに戻した。

同点のままで試合は展開。新潟が押し込む時間となり、シュート数でも川崎Fを上回っていくがゴールは遠く。川崎Fもなかなか良い形で攻撃が作れずに90分が終了した。

延長戦に入って前半は互いにチャンスなし。1-1のまま延長後半に入ると、108分に川崎Fがスコアを動かす。

右サイドからの小林のクロスをボックス内中央で山田がトラップ。素早く反転シュートをゴール左に決め、川崎Fが勝ち越しに成功した。

新潟はリードを許してからも攻め込む姿勢を忘れず。シュートを浴びせていくがゴールが遠い。このまま川崎Fが勝利かと思われたが、延長後半アディショナルタイム1分、右サイドからのロングクロスが送られると、ファーサイドで早川史哉がヘッド。飛び出ていたGKチョン・ソンリョンを越えてのヘッドが決まり、土壇場で同点に追いつき、PK戦での決着となった。

川崎Fの先攻で行われたPK戦。互いに2人目まで成功すると、新潟の3人目を務めたダニーロ・ゴメスのシュートをGKチョン・ソンリョンが完璧にセーブする。

川崎Fは決めれば勝利という5人目の山田のシュートをGK阿部航斗がワンハンドセーブ。サポーターの大声援をバックにセーブ。しかし、新潟の5人目の高宇洋のシュートをGKチョン・ソンリョンが再びセーブ。PK戦の末に3-4で川崎Fがベスト4進出を決めた。

ロアッソ熊本 1-1(4PK3) ヴィッセル神戸
【熊本】
平川怜(後15)
【神戸】
ジェアン・パトリッキ(後42)

アルビレックス新潟 2-2(3PK4) 川崎フロンターレ
【新潟】
谷口海斗(前30)
早川史哉(延後16)
【川崎F】
瀬古樹(後22)
山田新(延後3)
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3県で天皇杯出場チームが決定! 新潟県代表は9年ぶりにJAPANサッカーカレッジに【天皇杯】

日本サッカー協会(JFA)は5日、第104回天皇杯の都道府県予選の結果を発表。3県で代表が決定した。 すでにアマチュアシードとしてHonda FC、明治大学の2チームに加え、8県で代表が決まっていた今大会。新たに3チームの出場が決定した。 山梨県では第29回山梨県社会人サッカー選手権大会 決勝が行われ、韮崎アストロスvs山梨学院大学PEGASUSは、2-3で山梨学院大学PEGASUSが勝利。3年連続6回目の出場を決めた。なお、1回戦では神奈川県代表チームと対戦する。 新潟県では2024新潟日報杯・共同通信杯 第29回新潟県サッカー選手権大会 決勝が行われ、新潟医療福祉大学vsJAPANサッカーカレッジは、1-2でJAPANサッカーカレッジが勝利。2015年以来14回目の出場を決めた。なお、1回戦では和歌山県代表チームと対戦する。 徳島県では第29回徳島県サッカー選手権大会 決勝が行われ、N.J.vsFC徳島は0-4でFC徳島が勝利。9年連続9回目の出場を決めた。なお、1回戦では大分県代表チームと対戦する。 また、天皇杯1回戦の宮城県代表vs群馬県代表の試合会場が、みやぎ生協めぐみ野サッカー場・Aグラウンドからみやぎ生協めぐみ野サッカー場・Bグラウンドに変更となった。 残りの出場チームはJ3勢を含めて来週全て決定する。 ◆今後の都道府県選手権大会決勝戦(代表決定戦)予定 5月11日(土):埼玉、東京、愛知、岐阜、滋賀、長崎 5月12日(日):北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、神奈川、長野、富山、石川、福井、静岡、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 ◆出場決定チーム 【アマチュアシード】Honda FC(9年連続44回目) 【アマチュアシード】明治大学(5大会ぶり15回目) 【山形県】大山サッカークラブ(3年ぶり3回目) 【秋田県】猿田興業(3年ぶり3回目) 【千葉県】ブリオベッカ浦安(3年連続7回目) 【山梨県】山梨学院大学PEGASUS(3年連続6回目) 【新潟県】JAPANサッカーカレッジ(9年ぶり14回目) 【鳥取県】ガイナーレ鳥取(4年連続26回目) 【島根県】ベルガロッソいわみ(2年連続3回目) 【岡山県】三菱水島FC(2年連続16回目) 【広島県】福山シティFC(2年ぶり4回目) 【山口県】FCバレイン下関(2年連続4回目) 【徳島県】FC徳島(9年連続9回目) 2024.05.05 19:20 Sun

中国地方5県の代表が決定!鳥取、福山シティ、三菱水島FCなど【天皇杯】

日本サッカー協会(JFA)は21日、第104回天皇杯の都道府県予選の結果を発表。中国地方5県の代表が決定した。 すでにアマチュアシードとしてHonda FC、明治大学の出場が決定。また、山形県代表が大山サッカークラブに決定していた。 鳥取県の代表はJ3のガイナーレ鳥取に決定した。オールガイナーレYAJINスタジアムでYonago Genki SCを3-2で下し、4年連続26回目の出場権を獲得した。 山口県代表の座はFCバレイン下関が掴んだ。県予選決勝では周南公立大学を3-0で退け、2年連続4回目の出場を達成。5月26日の1回戦では、Axisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と対戦する。 島根県立サッカー場で行われた島根県予選の決勝は、ベルガロッソいわみが3-0でSC松江を下し、2年連続3回目の出場権を獲得。1回戦では高知県代表と対戦する。 岡山県代表は、環太平洋大学を2-0で下した三菱水島FCに決定。2年連続16回目の出場となり、1回戦では香川県代表と相まみえる。 エディオンピースウイング広島で行われた広島県の代表決定戦決勝では、福山シティFCが4-0で広島経済大学に快勝。2年ぶり4回目の出場権を手にし、1回戦では沖縄県代表と顔を合わせる。 なお、ここまではアマチュアシードとしてHonda FC、明治大学の出場が決定。また、山形県代表が大山サッカークラブ、秋田県代表が猿田興業、千葉県代表がブリオベッカ浦安に決定していた。 ◆今後の都道府県選手権大会決勝戦(代表決定戦)予定 5月5日(日):山梨、新潟、徳島 5月11日(土):埼玉、東京、愛知、岐阜、滋賀、長崎 5月12日(日):北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、神奈川、長野、富山、石川、福井、静岡、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 ◆出場決定チーム 【アマチュアシード】Honda FC(9年連続44回目) 【アマチュアシード】明治大学(5大会ぶり15回目) 【秋田県】猿田興業(3年ぶり3回目) 【山形県】大山サッカークラブ(3年ぶり3回目) 【千葉県】ブリオベッカ浦安(3年連続7回目) 【岡山県】三菱水島FC(2年連続16回目) 【広島県】福山シティFC(2年ぶり4回目) 【山口県】FCバレイン下関(2年連続4回目) 【鳥取県】ガイナーレ鳥取(4年連続26回目) 【島根県】ベルガロッソいわみ(2年連続3回目) 2024.04.21 20:50 Sun

JFL浦安が3大会連続で千葉県代表に! J3松本からレンタル中の志村滉が予選FINAL決勝点【天皇杯】

日本サッカー協会(JFA)は20日、第104回天皇杯の千葉県代表チームを発表した。 20日、天皇杯千葉県予選決勝を兼ねた第29回千葉県サッカー選手権大会決勝が行われ、ブリオベッカ浦安がVONDS市原FCに勝利。千葉県代表枠は浦安が確保した。 日本フットボールリーグ(JFL)の浦安と、関東サッカーリーグ1部のV市原。現在JFL最下位と苦しむ浦安だが、長年のライバルV市原に1-0と勝利し、これで3大会連続7回目の天皇杯本戦出場だ。 決勝点はJ3松本山雅FCから期限付き移籍中のDF志村滉(23)。76分、味方のPKが阻まれたところに詰めてネットを揺らした。 関東1部時代からV市原を苦手としてきた浦安。2018〜22年の関東1部では1勝3分け5敗と大きく負け越し、16年と18年の天皇杯予選決勝でもV市原に敗れていたが、リーグも離れたなか、公式戦で対V市原4年ぶりの勝利となった。 今年度の天皇杯は5月25日に開幕し、浦安は26日に行われる1回戦で青森県代表と対戦する。 ◆青森県予選について ▽決勝戦シード ヴァンラーレ八戸 ▽準決勝(4月21日) ラインメール青森vsブランデュー弘前 ▽決勝戦(5月12日) 八戸vs[青森vs弘前の勝者] <span class="paragraph-title">【写真】JFL浦安・都並敏史監督の...勝利の雄叫び?(笑)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">試合終了!<br>天皇杯本戦出場決定です!<br><br>本日も熱い応援ありがとうございました!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E6%B5%A6%E5%AE%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブリオベッカ浦安</a><a href="https://twitter.com/hashtag/briobecca?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#briobecca</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%9D%AF%E4%BA%88%E9%81%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#天皇杯予選</a> <a href="https://t.co/NZS1IXUeH3">pic.twitter.com/NZS1IXUeH3</a></p>&mdash; ブリオベッカ浦安【公式】 (@briobecca) <a href="https://twitter.com/briobecca/status/1781562336404537623?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 17:50 Sat
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